Deployment Guide

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冗長および非冗長構成
非冗長構成では、ホストからストレージアレイへのデータパスが 1 つしか提供されません。このタイプの構成は、重要ではないデータストレージにのみ推奨
されます。ケーブルや RAID コントローラモジュールの故障または取り外しによるパスの障害は、ストレージアレイ上のストレージに対するホストのアクセスが
失われる結果となります。
冗長性は、ホストとストレージアレイ間に複数の個別のデータパスを取り付けることによって確立され、このとき各パスはストレージアレイに取り付けられた
2 台の RAID コントローラモジュールのうち 1 台に接続されます。冗長構成では両方の RAID コントローラモジュールがストレージアレイ内のすべてのディス
クにアクセスできることから、パスの障害時におけるデータへのアクセス喪失からホストを保護します。
シングル RAID コントローラ構成
次の図は、それぞれが 1 台の RAID コントローラモジュールにしか接続されていない 2 台および 4 台のホストを示しています。ホストはストレージ容量を共
有できますが、冗長パスがないため、1 つのパスに障害が発生すると、そのパス上のサーバーはストレージアレイから切断されます。
2. 単一の RAID コントローラに接続された 1 台のホスト
ハードウェアの取り付け
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