Deployment Guide
Table Of Contents
ハードウェアの取り付け
本ガイドを使用する前に、次の手順を確認するようにしてください。
• 『Dell PowerVault MD3460/MD3860i/MD3860f Storage Arrays Getting Started Guide』(Dell PowerVault MD3460/MD3860i/
MD3860f ストレージアレイ - はじめに) — ストレージアレイに同梱の『Getting Started Guide』(はじめに)には、システムの初
期セットアップの設定に関する情報が記載されています。
• 『Dell PowerVault MD Series Storage Arrays Administrator's Guide』(Dell PowerVault MD シリーズストレージアレイ管理者ガイド)
— 管理者ガイドには、ストレージアレイを設定する前に理解する必要がある重要な概念についての情報が記載されています。
詳細については、dell.com/powervaultmanuals を参照してください。
• ラック取り付け手順 — お使いのシステムのラック取り付け方法が説明されています。この文書は、システムに同梱されていま
す。
トピック:
• ストレージ構成の計画
• ストレージアレイの接続
• ストレージアレイのケーブル接続
• 整合性構成と非整合性構成
• デュアル RAID コントローラ構成
• PowerVault MD3060e 拡張エンクロージャのケーブル接続
ストレージ構成の計画
ストレージアレイを設置する前に、次の点を検討してください。
• データストレージのニーズと管理上の必要条件を評価します。
• 可用性の要求を計算します。
• 完全バックアップを毎週、差分バックアップを毎日行うなど、バックアップの頻度とレベルを決めます。
• パスワード保護、およびエラーが発生した場合の電子メールアラート通知など、ストレージアレイのオプションを検討します。
• データ編成計画に従って、仮想ディスク、ディスクグループ、および DDP の構成を設計します。たとえば、1 つの仮想ディスク
を在庫管理に、2 つ目を財務および税務情報に、3 つ目を顧客情報に使います。
• 障害の発生した物理ディスクと自動的に置き換わるホットスペアのためのスペースを設けるかどうかを決めます。
ストレージアレイの接続
ストレージアレイは、2 個のホットスワップ対応 RAID コントローラモジュールを使用してホストに接続されています。RAID コント
ローラモジュールは、RAID コントローラモジュール 0 および RAID コントローラモジュール 1 として識別されます。RAID コントロー
ラモジュールのポートとそれらの機能は次のとおりです。
• 12 Gbps SAS ホストポート(4)— ストレージアレイへのホストサーバーの接続を可能にします。
メモ: ホストサーバーをストレージアレイの SAS 入力ポートコネクタに接続するときは、サーバーのホストバスアダプタ
(HBA)にある任意の出力ポートコネクタを使用することができます。
• 1 Gbps イーサネット管理(MGMT)ポート(1) — 管理ポートは、ストレージアレイの帯域外管理を可能にします。
• 予約済みイーサネットポート(1)— 予約済みのポートです。
• SAS 拡張ポート(2)— ストレージ容量を追加するために、オプションの PowerVault MD3060e 拡張エンクロージャへのストレ
ージアレイの接続を可能にします。1 度に使用できる SAS 出力拡張ポートは 1 個に限定されており、推奨される拡張ポートは、
ポート 0 です。
各 PowerVault MD3460 ストレージアレイは、最大 2 台の MD3060e Series 拡張エンクロージャを使用することにより、最大 120 台
(プレミアム機能のアクティブ化で有効にする場合は 180 台)の物理ディスクに拡張できます。
ストレージアレイのケーブル接続
ストレージアレイとホストサーバーは、次のようにケーブル接続できます。
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ハードウェアの取り付け 7