Owners Manual
設定:ディスクグループおよび 仮想ディスク 107
4
パスフレーズ
で、パスフレーズの文字列を入力します。
パスフレーズには次が必要です。
•
長さを
8
~
32
文字にする。
•
少なくともひとつの大文字を含む。
•
少なくともひとつの小文字を含む。
•
少なくともひとつの番号を含む。
•< > @ +
といった、非英数文字を少なくともひとつ含む。
入力するパスフレーズはマスクされます。
メモ:
パスフレーズが上記の条件を満たす場合にのみ、
キーの作成
がアクティ
ブになります。
5
パスフレーズの確認
で、
パスフレーズ
に入力した文字列と同じ文字列を再
入力します。
入力したパスフレーズ、およびそのパスフレーズに関連するセキュリティ
キー識別子の記録を作成します。後のセキュアな操作に、この情報が必要に
なります。
6
キーの作成
をクリックします。
7
セキュリティキーの作成完了
ダイアログからセキュリティキー識別子と
ファイル名の記録を作成し、
OK
をクリックします。
セキュリティキーを作成した後、セキュリティ対応の物理ディスクからセキュア
なディスクグループを作成できます。セキュアなディスクグループの作成により、
そのディスクグループ内の物理ディスクがセキュリティ有効になります。セキュ
リティ有効の物理ディスクは、電源が再投入されるときは常に
セキュリティロッ
ク
ステータスになります。これは、物理ディスクの初期化中に正しいキーを提供
する
RAID
コントローラモジュールによってのみアンロックできます。この方法
以外では、この物理ディスクはロックされたままとなり、データにはアクセスで
きません。
セキュリティロック
ステータスは、権限を持たない人物が物理ディス
クを物理的に取り外し、それを別のコンピュータやストレージアレイに取り付け
ることによって、セキュリティ有効物理ディスク上のデータにアクセスすること
を防ぎます。
セキュリティキーの変更
セキュリティキーを変更する時、システムによって新しいセキュリティキーが生
成されます。新しいキーは以前のキーと差し替えられます。このキーを表示した
り読み取ったりすることはできませんが、
セキュリティキーのコピーは、システ
ムの不具合、または別のストレージアレイへの移動に備えて、バックアップのた
めに他のストレージメディアへ保存する必要があります。他のメディアにあるス
トレージ用のセキュリティキーは、入力されるパスフレーズによって暗号化およ
び複合化されます。