Owners Manual
設定:ディスクグループおよび 仮想ディスク 111
このオプションを完了する前に、選択した物理ディスクが正しい物理ディスクで
あることを確認してください。現在物理ディスク上にあるデータはいずれも回復
できません。
Secure Erase
処理の完了後、物理ディスクは別のディスクグループ、または別の
ストレージアレイで使用することが可能になります。
Secure Erase
処理の詳細に
ついては、『
PowerVault Modular Disk Storage Manager
オンラインヘルプ』
のトピックを参照してください。
ホットスペア物理ディスクの設定
次は、ホストスペア物理ディスクを設定するためのガイドラインです。
•
ホットスペア物理ディスクには、最適ステータスの未割り当て物理ディスク
のみを使用できます。
•
割り当てを解除できるのは、最適、またはスタンドバイステータスのホット
スペア物理ディスクのみです。使用中ステータスの物理ディスクの割り当て
は解除できません。ホットスペア物理ディスクは、障害が発生した物理ディ
スクの引継ぎ処理中に使用中ステータスになります。
•
ホットスペア物理ディスクに最適ステータスがない場合、物理ディスクの割
り当てを解除する前に、
MDSM
アプリケーションによって表示される
Recovery Guru
手順に従ってください。
•
ホットスペア物理ディスクは、保護の対象となる物理ディスクと同じメディ
アタイプおよびインタフェースタイプである必要があります。
•
ストレージアレイ内にセキュアなディスクグループとセキュリティ対応の
ディスクグループがある場合、ホットスペア物理ディスクは、ディスクグ
ループのセキュリティ機能に一致する必要があります。
•
ホットスペア物理ディスクは、保護の対象となる物理ディスクで使用されて
いる容量と同じ、またはそれより大きい容量を有する必要があります。
•
ディスクグループ用のエンクロージャロスプロテクションは利用可否は、
ディスクグループを構成する物理ディスクの位置によって異なります。エン
クロージャロスプロテクションに影響が出ないことを確実にするため、コ
ピーバック処理を開始するには障害が発生したディスクを交換する必要があ
ります。
114
ページの「エンクロージャロスプロテクション」
を参照してく
ださい。
注意:
ホットスペア物理ディスクが最適ステータスでない場合、物理ディスクの割り
当てを解除する前に
Recovery Guru
の手順に従って問題を修正してください。ホット
スペア物理ディスクが使用中(障害の発生したディスクの引継ぎ中)の場合は、割り
当てできません。