Owners Manual
116 設定:ディスクグループおよび 仮想ディスク
ホスト対仮想ディスクのマッピング
仮想ディスクを作成した後、仮想ディスクを、アレイに接続するホストにマップ
することが必要です。
次は、ホストから仮想ディスクへのマッピング設定のガイドラインです。
•
ストレージアレイ内の各仮想ディスクは
1
つのホストまたはホストグループ
にのみマップできます。
•
ホスト対仮想ディスクのマッピングは、ストレージアレイ内のモジュール間
で共有されます。
•
ホストグループまたはホストが仮想ディスクにアクセスするのに、一意の
LUN
を使用する必要があります。
•
各ホストには固有の
LUN
アドレス空間があります。
MDSM
は、ストレー
ジアレイの仮想ディスクにアクセスするために、異なるホスト、またはホス
トグループが同じ
LUN
を使用することを許可します。
•
使用可能な
LUN
数は、
OS
によって異なります。
•
マッピングは、
AMW
の
マッピング
タブで定義できます。
84
ページの
「マッピングタブの使い方」
を参照してください。
ホスト対仮想ディスクのマッピングの作成
次は、マッピングを定義するためのガイドラインです。
•
帯域外ストレージアレイには仮想ディスクへのアクセスマッピングは必要あ
りません。お使いのストレージアレイが帯域外接続を使用して管理されてお
り、仮想ディスクへのアクセスマッピングがデフォルトグループに割り当て
られていると、仮想ディスクへのアクセスマッピングはデフォルトグループ
から作成されるすべてのホストに割り当てられます。このアクションが発生
しないようにするため、デフォルトグループから仮想ディスクへのアクセス
マッピングを削除します。
•
ほとんどのホストには、ストレージパーティションごとに
256
の
LUN
が
マップされています。
LUN
の番号は
0
から
255
です。お使いのオペレー
ティングシステムによって
LUN
が
127
に制限されている場合に
127
以上
の
LUN
に仮想ディスクをマップしようとすると、ホストは仮想ディスクに
アクセスできません。
•
追加マッピングを定義する前に、ホストグループまたはホストの初期マッ
ピングをストレージパーティショニングウィザードを使って作成する必要
があります。
126
ページの「ストレージパーティショニング」
を参照して
ください。