Owners Manual
設定:ディスクグループおよび 仮想ディスク 119
7
Linux
ホストを設定する場合は、ホストで
rescan_dm_devs
ユーティリ
ティを実行し、必要に応じて仮想ディスクを再マウントします。このユー
ティリティは、
MDSM
インストール処理の一貫としてホストにインストー
ルされています。
8
ホストアプリケーションを再起動します。
仮想ディスクのコントローラ所有権の変更
MD
ストレージアレイに対するデータパスが単一であるホストの場合は、ホスト
が接続されているコントローラが仮想ディスクを所有する必要があります。この
ストレージアレイの設定は必ず、仮想ディスクを作成した後で、
I/O
処理を開始
する前に行う必要があります。
標準仮想ディスク、またはスナップショットリポジトリ仮想ディスクの
RAID
コ
ントローラモジュール所有権を変更できます。スナップショット仮想ディスクは、
関連するソース仮想ディスクの
RAID
コントローラモジュール所有者を継承しま
す。したがって、スナップショット仮想ディスクの
RAID
コントローラモジュー
ル所有権を直接に変更することはできません。仮想ディスクの
RAID
コントロー
ラモジュール所有権を変更すると、仮想ディスクの優先
RAID
コントローラモ
ジュール所有権も変更されます。
仮想ディスクのコピー中、同じ
RAID
コントローラモジュールがソース仮想ディ
スクとターゲット仮想ディスクの両方を所有する必要があります。時折、仮想
ディスクのコピー開始時に両方の仮想ディスクが同じ優先
RAID
コントローラモ
ジュールを所有していないことがあります。このため、ターゲット仮想ディスク
の所有権は、ソース仮想ディスクの優先
RAID
コントローラモジュールへ自動的
に転送されます。仮想ディスクのコピーが完了する、または停止されると、ター
ゲット仮想ディスクの所有権は、その優先
RAID
コントローラモジュールに戻さ
れます。ソース仮想ディスクの所有権が仮想ディスクのコピー中に変更された場
合、ターゲット仮想ディスクの所有権も変更されます。特定のオペレーティング
システム環境では、
I/O
パスを使用する前にマルチパスドライバを再設定する必
要がある場合があります。
接続されているコントローラへの仮想ディスクの所有権を変更するには、次の手
順を実行してください。
1
AMW
で、
論理
タブを選択し、仮想ディスクを選択します。
2
仮想ディスク
→
変更
→
所有権
/
優先パス
と選択します。
3
適切な
RAID
コントローラモジュールスロットを選択し、
はい
をクリック
して選択を確認します。
ホストから仮想ディスクへのマッピングの削除
1
AMW
で、
マッピング
タブを選択します。
2
定義済みのマッピング
ペインから仮想ディスクを選択します。