Owners Manual
132 設定:ディスクグループおよび 仮想ディスク
•
スナップショット仮想ディスクとスナップショットリポジトリ仮想ディスク
•
リモートレプリケーションペア
•
レプリケーションリポジトリ
ストレージアレイのメディアスキャン
メディアスキャンは、データがアクセス可能かどうか仮想ディスクを検証する
バックグラウンド操作です。スキャンにより、通常の読み書き動作が中断される
前にメディアエラーを検出し、エラーをイベントログに記録することができます。
メモ:
ソリッドステートディスク(
SSD
)で構成されている仮想ディスクではバック
グラウンドメディアスキャンは有効にできません。
メディアスキャンにより検出されるエラーは次のとおりです。
•
回復されなかったメディアエラー
—
最初の試みで、またはそれ以降の再試
行においても、データを読み込めませんでした。冗長保護のある仮想ディス
クの場合には、データは再構築され、物理ディスクに書き込まれ検証されま
す。そして、エラーはイベントログに報告されます。冗長性保護が設定され
てない仮想ディスク(
RAID
レベル
1
、
RAID
レベル
5
、および
RAID
レべ
ル
6
仮想ディスク)については、エラーは修正されませんが、イベントログ
に報告されます。
•
回復されたメディアエラー
—
最初の試みによって物理ディスクはデータを
読み込めませんでしたが、それ以降の再試行によって読み込むことができま
した。データは物理ディスクに書き込まれて検証され、エラーはイベントロ
グに記録されます。
•
冗長性不一致エラー
—
仮想ディスク上で検出された最初の
10
個の冗長性
不一致がイベントログに報告されます。
•
修正できなかったエラー
—
データを読み取ることができず、パリティまた
は冗長性情報によってデータを再生成することもできませんでした。たとえ
ば、冗長性情報を使用して、機能が低下した仮想ディスク上にデータを再構
築できませんでした。エラーはイベントログに記録されます。
詳細は『
PowerVault Modular Disk Storage Manager
オンラインヘルプ』ト
ピックを参照してください。
メディアスキャンの設定の変更
1
AMW
で、
論理
タブを選択し、仮想ディスクのいずれかを選択します。
2
仮想ディスク
→
変更
→
メディアスキャン設定
と選択します。
メディアスキャンの設定の変更
ウィンドウが表示されます。
3
メディアスキャンの一時停止
が選択されている場合は、選択を外します。