Owners Manual
166 設定:プレミアム機能 — 仮想ディスクコピー
仮想ディスクのコピー中のストレージアレイのパ
フォーマンス
ストレージ アレイのパフォーマンスは次の要因によって決定されます。
• I/O
処理
•
仮想ディスクの
RAID
レベル
•
仮想ディスク構成
—
仮想ディスクグループ内のドライブ数
•
仮想ディスクのタイプ
—
スナップショット仮想ディスクは、標準仮想ディ
スクよりもコピーに時間がかかる場合があります。
仮想ディスクのコピー中、
I/O
処理から、仮想ディスクのコピー操作へ、スト
レージアレイのリソースが振り分けられます。これは、ストレージアレイのパ
フォーマンス全体に影響します。新しい仮想ディスクのコピーを作成する際、コ
ピー優先度を定義して、
I/O
処理から仮想ディスクのコピー操作へ振り分けられ
るコントローラ処理時間を決定します。
コピー優先度の設定
コピーマネージャ
を使用して、選択したコピーペアの仮想ディスクコピーを完了
させる速度を選択できます。コピーペアのコピー優先度は、次の任意の時点で変
更できます。
•
仮想ディスクのコピーを開始する前
•
仮想ディスクのコピーが
実行中
ステータスである間
•
仮想ディスクコピーを再作成するとき
コピー優先度を設定するには、次の手順を実行します。
1
AMW
で、
仮想ディスク
→
コピーマネージャ
の順に選択します。
コピーマネージャ
ウィンドウが表示されます。
2
表で
1
つ、または複数のペアを選択します。
3
変更
→
コピー優先度
の順に選択します。
コピー優先度の変更
ウィンドウが表示されます。
4
コピー優先度
領域で、システムパフォーマンスのニーズに応じて適切なコ
ピー優先度を選択します。
メモ:
コピー優先度には、最低、低、中、高、および最高の 5 段階がありま
す。コピー優先度を最低に設定すると、
I/O 処理が優先され、仮想ディスクの
コピーに時間がかかることになります。