Owners Manual
204 設定:Linux の Device Mapper Multipath
DM
マルチパスデバイスの使い方
メモ:
マルチパスデバイスノード以外のノードを使用したり、変更すると、アレイと
の通信の損失、ファイルシステムの破損などのアレイまたはファイルシステムの問題
が発生する可能性があります。マルチパスデバイス以外のデバイスにはアクセスしな
いでください。
メモ:
マルチパスデバイスでパーティションを作成したら、ファイルシステムの作
成、未処理
IO
、およびファイルシステム
I/O
などすべての
I/O
処理は、マルチパスデ
バイスノードではなく、パーティションノードを使用して実行する必要があります。
必要条件
続行する前に、次の手順を実行する必要があります。手順
1
および手順
2
の手順
については、
dell.com/support/manuals
で『
MD3600f
および
MD3620f
ストレージアレイ導入ガイド』を参照してください。手順
3
の詳細については、
96
ページの「仮想ディスクの作成」
を参照してください。
1
MD3600f
シリーズリソースメディアからホストソフトウェアをインス
トールします
—
リソースメディアを挿入し、
Modular Disk Storage
Manager
(
MDSM
)のインストールを開始します。
メモ:
Red Hat 5.x
の場合は、
DVD
メディアを再マウントしてコンテンツを実
行可能にする必要があります。
2
インストールプログラムによるプロンプトが表示されたら、
再起動します
—
インストールが完了すると、再起動を求めるプロンプト
がインストールプログラムに表示されます。再起動を行う必要がありま
す。
3
MDSM
を使用して仮想ディスクを作成し、マップします
—
アレイを設定
した後、
MDSM
を実行して仮想ディスクを作成し、マップします。
MDSM
ソフトウェアを使用して、次の手順を実行します。
1
ホストサーバーを
MD3600f
シリーズストレージアレイにマップします。
2
仮想ディスクを作成します。
3
新しく作成したアレイをホストサーバーにマップします。
メモ:
MDCU
を使用して設定したすべてのアレイが、
PowerVault Modular
Disk Storage Manager
のエンタープライズ管理ウィンドウ(
EMW
)の
デバイ
スリストに自動的に追加されます。
Device Mapper の設定手順
DM
マルチパス設定を完了し、
Linux
ホストサーバーでストレージを使用できる
ようにするには、次の手順を実行します。
1
仮想ディスクをスキャンします。
205
ページの「新しく追加された仮想ディ
スクのスキャン」
を参照してください。