Dell PowerVault MD3600f および MD3620f ストレージアレイ 導入ガイド
メモ、注意、警告 メモ : コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意 : 手順に従わない場合は、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性がある ことを示しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示し ています。 ____________________ 本書の内容は予告なく変更されることがあります。 © 2011 すべての著作権は Dell Inc. にあります。 Dell Inc. の書面による許可のない複製は、いかなる形態においても厳重に禁じられています。 本書に使用されている商標:Dell™、DELL のロゴ、および PowerVault™ は Dell Inc.
目次 1 はじめに 5 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . システム要件 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5 ストレージアレイについて . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6 2 ハードウェアの取り付け 9 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ストレージ構成の計画 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9 ストレージアレイの接続 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10 ストレージアレイのケーブル接続 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10 10 冗長および非冗長構成 . . . . . . . . . . . . . . . .
インストール後のタスク . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ストレージアレイ検知の検証 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 初期セットアップタスク . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5 MD Storage ソフトウェアのアンインストール . Windows からの MD Storage ソフトウェアのアンインストール . Linux からの MD Storage ソフトウェアのアンインストール . A 付録 — 負荷バランス . . 22 22 25 . . . 25 . . . . . 26 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . Windows 負荷バランスポリシー 21 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . サブセット付きラウンドロビン . . . . . . . . . . . . . . . . . .
はじめに メモ : 本書において、Dell PowerVault MD3600f シリーズストレージアレイとは Dell PowerVault MD3600f および Dell PowerVault MD3620f の両方を指します。 本ガイドには、Dell PowerVault MD3600f および MD3620f ストレージアレ イの導入に関する情報を記載しています。導入プロセスには、次の手順が含まれ ます。 • • ハードウェアの取り付け • 初期システム設定 Modular Disk Storage Manager(MDSM)ソフトウェアのインストー ル その他、システム要件、ストレージアレイの構成、ユーティリティに関する情報 が記載されています。 メモ : 製品マニュアルの詳細については、support.dell.
• Microsoft Windows、Red Hat Enterprise Linux、または SUSE Linux Enterprise Server。 メモ : オペレーティングシステムのインストールは、ネイティブまたはハイ パーバイザーのゲスト構成が可能です。 メモ : サポートされるハイパーバイザーは、Microsoft Hyper-V、Citrix XenServer、および VMware です。サポートされるバージョンの詳細につい ては、support.dell.
データは、RAID テクノロジを使用してストレージアレイ内の物理ディスクに書 き込まれます。データがどんな方法で物理ディスクに書き込まれるかは、RAID のレベルによって決まります。RAID のレベルが異なれば、アクセスの容易さ、 冗長性、容量のレベルが異なります。ストレージアレイ上の各ディスクグループ と仮想ディスクについて、特定の RAID レベルを設定できます。 RAID の使用およびストレージステーション内でのデータ管理の詳細については、 support.dell.
はじめに
ハードウェアの取り付け 本ガイドを使用する前に、次の手順を確認するようにしてください。 • 『はじめに』— ストレージアレイに付属の『はじめに』には、システムの 初期セットアップを設定するための情報が記載されています。 • 『オーナーズマニュアル』計画の項 — 計画の項では、ストレージソリュー ションのセットアップ前に知っている必要のある重要なコンセプトについて 説明されています。support.dell.com/manuals で『オーナーズマニュ アル』を参照してください。 • 『Configuring Fibre Channel With the Dell PowerVault MD3600f Series Storage Array』 (Dell PowerVault MD3600f シリーズストレージ アレイでのファイバチャネルの設定)-この文書には、設定、ホストバスア ダプタ(HBA)の取り付け、およびゾーニングについての情報が記載され ています。support.dell.
ストレージアレイの接続 ストレージアレイは、2 台のホットスワップ対応 RAID コントローラモジュール でホストに接続されます。RAID コントローラモジュールは、RAID コントローラ モジュール 1 と RAID コントローラモジュール 2 として識別されます。 各 RAID コントローラモジュールには 4 個の FCIN(ホスト)ポートコネクタが あり、このコネクタでホストまたはノードに FC 接続します。各 RAID コント ローラモジュールには、イーサネット管理ポートと SAS 出力ポートコネクタも装 備されています。イーサネット管理ポートには、専用の管理ステーション(サー バーまたはスタンドアロンシステム)を取り付けることができます。SAS 出力 ポートでストレージアレイをオプションの拡張エンクロージャに接続して、スト レージ容量を拡張することができます。 詳細については、support.dell.
メモ : 直接および SAN 接続ホスト、リモートレプリケーション環境での配線、 ゾーニングの使用、そして HBA のインストールを含むすべてのケーブル設定の詳 細情報は、support.dell.
詳細については、support.dell.com/manuals の 『サポートマトリク ス』を参照してください。 a PowerVault MD シリーズのリソースメディアにあるソフトウェアと ドライバのパッケージをインストールします。 ソフトウェアのインストールの詳細については、15 ページの「MD ス トレージソフトウェアの インストール」を参照してください。 b PowerVault MDSM を使用して、ストレージアレイ RAID コントロー ラモジュールのファームウェアと NVSRAM を support.dell.
新しい PowerVault MD1200 シリーズ拡張エンクロージャで拡張する 次の手順を実行して、PowerVault MD3600f ストレージに新しい MD1200 シ リーズ拡張エンクロージャを接続します。 メモ : 拡張エンクロージャを追加する前に、ストレージアレイソフトウェアがイン ストールされ、更新されていることを確認します。詳細については、 support.dell.com/manuals の 『サポートマトリクス』を参照してください。 1 拡張エンクロージャを追加する前に、ストレージアレイソフトウェアがイン ストールされ、最新バージョンであることを確認します。詳細については、 support.dell.
c 5 14 • ステータス LED が橙色に点滅している場合は、エラーが発生して います。エラーは PowerVault MDSM を使用して確認できます。 • ステータス LED が青色に点灯している場合、ストレージアレイは 準備ができた状態です。 ストレージアレイがオンラインで準備ができた状態になったら、接続さ れているすべてのホストシステムの電源を入れます。 PowerVault MDSM を使用し、必要に応じて接続されているすべての拡張 エンクロージャファームウェアをアップデートします。 a エンタープライズ管理ウィンドウで、アップデートしたいエンクロー ジャを選択して、アレイ管理ウィンドウ(AMW)を起動します。 b 詳細設定 → メンテナンス → ダウンロード → EMM ファームウェア と クリックします。 c すべて選択 を選択し、接続された拡張エンクロージャすべてを同時に アップデートします。 ハードウェアの取り付け
MD ストレージソフトウェアの インストール Dell PowerVault MD シリーズのリソースメディアには、Linux および Microsoft Windows 両方のオペレーティングシステムのソフトウェアとドライ バが含まれています。 メディアのルートには、Linux と Windows の両方に適用されるソフトウェアの 変更、アップデート、修正プログラム、パッチ、およびその他の重要なデータが 収録されている readme.txt ファイルが入っています。readme.txt ファイル にはまた、マニュアルを参照するための必要条件が指定されているほか、メディ アに収録されているソフトウェアのバージョンに関する情報、ソフトウェアの実 行に必要なシステム要件が記載されています。 Dell PowerVault システム用としてサポートされているハードウェアとソフトウェ アの詳細については、support.dell.com/manuals で『サポートマトリックス』 を参照してください。 メモ : support.dell.
• サイレントインストール — スクリプトインストールを作成するユーザーに は、このオプションが有用です。 ホストバスアダプタおよびドライバのインス トール メモ : この手順を続行する前に「Dell MD3600f シリーズストレージアレイでの ファイバチャネルの設定」文書をお読みください。 1 ホストバスアダプタ(HBA)をインストールします。 2 ケーブルを接続します。 3 HBA ドライバ、およびオペレーティングシステムの HBA パッチ / ホット フィックスをインストールします。 4 推奨 HBA 設定が適用されていることを確認してください。 グラフィカルインストール(推奨) MD ストレージ管理アプリケーションは、ストレージアレイを設定、管理、およ び監視します。MD ストレージソフトウェアをインストールするには、次の手順 を実行します。 1 PowerVault MD シリーズリソースメディアを挿入します。 お使いのオペレーティングシステムによっては、インストーラが自動的に起 動する場合があります。インストーラーが自動的に起動しない場合は、イン ストールメディア(また
• 管理 — 管理ソフトウェアおよびハードウェアプロバイダをインストー ルします。 • カスタム — 特定のコンポーネントを選択することができます。 5 このホストサーバー用のデータストレージとして機能するようにセットアッ プしている、PowerVault MD ストレージアレイのモデルを選択します。 6 イベント監視サービスを、ホストサーバーの再起動時に自動で開始するか、 手動で開始するかを選択します。 メモ : このオプションは、Windows クライアントソフトウェアのインストー ルに限り適用可能です。 7 インストール先を確認して、インストール をクリックします。 8 インストールの完了後、プロンプトが表示されたらホストサーバーを再起動 します。 9 MD Storage Manager を起動してアレイを検出します。 メモ : PowerVault MD ストレージアレイの管理ポートが接続されているネッ トワークで Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)が使用されてい ない場合、ストレージアレイを検出するために管理ステーションで
サイレントインストール Windows システムでサイレントインストールを実行するには、次の手順に従い ます。 1 インストールメディアまたはイメージの /windows フォルダにある custom_silent.properties ファイルを、ホストサーバー上の書き込 み可能な場所にコピーします。 2 custom_silent.properties ファイルを修正して、使用する機能、モデ ル、およびインストールのオプションを反映します。次に、ファイルを保 存します。 3 custom_silent.properties ファイルが希望する特定のインストールを反 映するよう修正されたら、次のコマンドを実行してサイレントインストー ルを開始します。 mdss_install.exe –f ¥ custom_silent.
プレミアム機能の有効化(オプション) プレミアム機能をご注文いただいた場合、プレミアム機能カード の手順に従って 追加の機能をインストールします。 PowerVault MD ストレージソフトウェアの アップグレード 以前のバージョンの PowerVault MD Storage Manager アプリケーションか らアップグレードするには、以前のバージョンをアンインストール(25 ページの 「MD Storage ソフトウェアのアンインストール」を参照)してから、15 ページ の「MD ストレージソフトウェアの インストール」の手順に従って新バージョン をインストールしてください。 MD ストレージソフトウェアの インストール 19
MD ストレージソフトウェアの インストール
インストール後のタスク Dell PowerVault ストレージアレイを初めて使用する場合は、使用前に次に示す 順序で一連の初期設定タスクを完了してください。以下のタスクは、MD Storage Manager(MDSM)ソフトウェアを使用して実行します。 1 帯域外管理には、IP アドレス、サブネットワークマスク(サブネットマス ク)、およびゲートウェイを含め、各 RAID コントローラモジュールにつき ネットワーク構成を設定する必要があります。 2 メモ : DHCP サーバーを使用してネットワーク構成を設定できます。 MDSM を起動します。 • Microsoft Windows オペレーティングシステムでは、スタート → プ ログラム → Dell→ MD Storage Manager→ Modular Disk Storage Manager クライアント の順にクリックします。 • Linux オペレーティングシステムでは、PowerVault MD Storage Manager のデスクトップアイコンをクリックします。 • Linux では、コマンドプロンプトで次のコマンドを実行して
ストレージアレイ検知の検証 自動検知 オプションは、帯域内アレイと 帯域外アレイの両方を自動的に検知し、 ストレージアレイを管理ドメインに追加します。サマリページに表示されている帯 域外または帯域内の接続が正確でない場合は、以下の手順を実行します。詳細につ いては、オンラインヘルプ を参照してください。 1 ハードウェアと接続に問題がないかチェックします。インタフェースに関す る問題の具体的なトラブルシューティング手順については、 support.dell.
メモ : ストレージアレイを設定する前に、デバイス ペインのステータスアイコンを チェックして、ストレージアレイ内のエンクロージャが 最適 ステータスであること を確認します。ステータスアイコンの詳細については、 support.dell.com/manuals の 『オーナーズマニュアル』を参照してください。 表 4-1.
インストール後のタスク
MD Storage ソフトウェアのアン インストール Windows からの MD Storage ソフトウェアの アンインストール プログラムの変更または削除 機能を使って、Microsoft Windows オペレーティ ングシステム(Windows Server 2008 を除く)から Modular Disk Storage ソフトウェア(MDSS)をアンインストールします。 1 コントロールパネル からプログラムの変更または削除 をダブルクリックし ます。 2 プログラムの一覧から Dell MD32xxi Storage Software を選択します。 3 変更と削除 をクリックします。 アンインストール完了 ウィンドウが表示されます。 4 画面の指示に従います。 5 はい を選択してシステムを再起動し、完了 をクリックします。 Windows Server 2008 GUI バージョンから Modular Disk Storage ソフト ウェアをアンインストールするには、次の手順で行います。 1 コントロールパネル から プログラムと機能 をダブルクリックします
2 インストールディレクトリから次のコマンドを入力して を押し ます。 Uninstall Modular Disk Storage 3 アンインストール ウィンドウで 次へ をクリックし、画面の指示に従い ます。 4 はい を選択してシステムを再起動し、完了 をクリックします。 Linux からの MD Storage ソフトウェアのアン インストール 1 デフォルトでは、PowerVault MD Storage Manager は /opt/dell/mdstoragemanager ディレクトリにインストールされてい ます。インストール時に別のディレクトリを使用した場合は、アンインス トールの手順を開始する前にそのディレクトリに移動してください。 2 インストールディレクトリから、Dell MD Storage ソフトウェアのアン インストール ディレクトリを開きます。 3 Uninstall Dell MD Storage Software.
付録 — 負荷バランス Windows 負荷バランスポリシー マルチパスドライバは、特定の RAID コントローラモジュールを経由して仮想 ディスクへの I/O パスを選択します。マルチパスドライバは、新規の I/O を受信 すると、仮想ディスクを所有している現在の RAID コントローラモジュールへの パスを検索します。該当するパスが見つからない場合、マルチパスドライバは仮 想ディスクの所有権をセカンダリ RAID コントローラモジュールに移行します。 仮想ディスクを所有する RAID コントローラモジュールへのパスが複数存在する 場合は、負荷バランスポリシーを選択して、I/O の処理に使用するパスを決める ことができます。負荷バランスポリシーを設定するいくつかのオプションにより、 複数のホストインタフェースが設定されている場合の I/O パフォーマンスを最適 化することができます。 次の負荷バランスポリシーのいずれか 1 つを選択して、I/O パフォーマンスを最 適化できます。 • • サブセット付きラウンドロビン サブセット付き最小のキューの深さ サブセット付きラウンドロビン サブセット付きラウン
Windows Server 2008 における負荷バランスポリシーの変更 PowerVault MD3600 シリーズでの負荷バランスは、Windows Server 2008 またはそれ以降のオペレーティングシステムのバージョンでのみ使用できます。 次のいずれかを使用して、デフォルトのサブセット付きラウンドロビンから負荷 バランスポリシーを変更できます。 • • デバイスマネージャオプション ディスクの管理オプション Windows Server 2008 のデバイスマネージャオプションを使用した負荷バランスポ リシーの変更 1 ホストのデスクトップで マイコンピュータ を右クリックして、管理 を選択 し、コンピュータの管理 ウィンドウを開きます。 2 デバイスマネージャ をクリックして、ホストに接続されているデバイスの 一覧を表示します。 3 負荷バランスポリシーを設定するマルチパスディスクデバイスを右クリック して、プロパティを選択します。 4 MPIO タブから、このディスクデバイスに設定する負荷バランスポリシー を選択します。 Windows Server 2008 ディ
付録 - SFP モジュールおよび光 ファイバケーブルとの作業 ストレージコントローラにはそれぞれ、最高 4 つの FC ホストポートを装備するこ とができます。A Small Form Factor Pluggable(SFP)モジュールは、ホスト ポートをホストまたはスイッチに接続するために使用されます。SFP モジュールは ポートに挿入され、そのモジュールに光ファイバケーブルが挿入されます。光ファ イバケーブルのもう一端は、ホストまたはスイッチのいずれかにある FC HBA 光 インタフェースコネクタに接続されます。SFP モジュールはレーザー製品です。 警告:データ処理環境では、クラス 1 出力レベル以上で動作するレーザー モジュールを備えたシステムリンクで伝送を行う装置を装備することがで きます。光ファイバケーブルの末端や開いた状態のレセプタクルを直視し ないようにしてください。 SFP モジュールの使用ガイドライン ストレージアレイには SFP モジュールが必要です。SFP モジュールは電気信号 を、RAID コントローラ間における FC 伝送に必要な光信号に変換します。SFP モ ジュールの取
SFP モジュールの取り付けと取り外し SFP モジュールを取り付けるには、次の手順を実行します。 1 すべての FC 入力ポートに SFP モジュールが取り付けられている場合は、手 順 5 に進みます。 2 SFP モジュールを静電気防止梱包材から取り出します。 3 SFP モジュールと SFP ポートから保護キャップを取り外します。 メモ : 将来使用するために、保護キャップは保管しておきます。 4 所定の位置にカチッと収まるまで、SFP モジュールをホストポートに挿入し ます。 5 FC ケーブルを接続します。32 ページの「ファイバチャネルケーブルの取り 付けと取り外し」を参照してください。 図 B-1.
SFP モジュールを取り外すには、次の手順を実行します。 1 SFP モジュールから FC ケーブルを外します。32 ページの「ファイバチャ ネルケーブルの取り付けと取り外し」を参照してください。 メモ : ケーブルまたは SFP モジュールの損傷を避けるため、SFP モジュール を取り外す前に FC ケーブルを外します。 2 SFP モジュールのラッチをアンロックします。ワイヤタブがある SFP モ ジュールでは、ワイヤラッチを外側に向けて 90°引くことによって SFP モ ジュールのラッチをアンロックします。 SFP モジュールのラッチをアンロック位置にしたままで、SFP モジュールを 取り外します。ワイヤタブがある SFP モジュールでは、ワイヤラッチを掴 み、SFP モジュールをポートから引き出します。 4 SFP モジュールとホストポートに保護キャップを取り付けます。 5 SFP モジュールを静電気防止梱包材に収めます。 3 光ファイバケーブルの使用ガイドライン • 折りたたみ式ケーブル管理アームに沿ってケーブルを配線しないでくださ い。 • スライドレール上のデバイスのケーブルには
ファイバチャネルケーブルの取り付けと取り外し 警告:データ処理環境では、クラス 1 出力レベル以上で動作するレーザー モジュールを備えたシステムリンクで伝送を行う装置を装備することがで きます。光ファイバケーブルの末端や開いた状態のレセプタクルを直視し ないようにしてください。 FC ケーブルを取り付ける前に、31 ページの「光ファイバケーブルの使用ガイド ライン」を参照してください。 FC ケーブルを取り付けるには、次の手順を実行してください。 1 該当する場合、SFP モジュールから保護キャップを取り外し、将来使用する ために保管しておきます。 2 ケーブルの一端から、2 つの保護キャップを取り外し、将来使用するために 保管しておきます。 3 ストレージアレイに取り付けられている SFP モジュールにケーブルを挿入 します。ケーブルコネクタは正しく取り付けを行うことができるように設計 されています。コネクタを持ち、所定の位置にカチッと収まるまでケーブル を挿入します。 4 もう一方のケーブル末端から、2 つの保護キャップを取り外し、将来使用す るために保管しておきます。 5 この末端を
付録 - ハードウェアのケーブル 配線におけるベストプラクティス 静電気に敏感な部品の取り扱い 静電気はメモリモジュール、システム基板、およびその他の静電気に敏感な部品 を損傷する可能性があります。システムを損傷から守るには、次の予防策に従っ てください。 • • すべての部品を静電気防止梱包材に移して保管します。 部品を静電気防止パッケージから取り出す前に、それらの部品をアースされ た表面に置きます。 • アースされた表面には、静電気消散マットまたはアースされた作業台が含ま れます。 • 静電気に敏感な部品に触れる場合は常に、正しく静電気を除去してくださ い。ご自身を正しく接地するには、それを目的としたリストバンドまたは ブートストラップを着用します。 • 部品の両端を持ちます。はんだ接合部、端子、基板等に触れないでくだ さい。 • 導電性のフィールド交換用工具を使用します。 リモートレプリケーションのためのホスト配線 リモートレプリケーションプレミアム機能は、ストレージアレイ間でのオンライ ンによる実時間レプリケーションを、遠隔地に提供します。1 つのストレージア レイで災害または壊
性能を高める配線 データ転送の性能は、帯域幅を最大化すること、つまり、さらに多くの I/O をさ らに多くのチャネルで処理することで高められます。そのため、ホストチャネル の数および、I/O 処理に使用できるドライブ数を最大化する設定が、性能を最高 にします。処理の速度が速いことも性能を最高にします。 最高性能を提供するトポロジを設計する他、予定しているアプリケーションに 合った RAID レベルを選択するようにします。 シングルコントローラおよびデュアルコント ローラのトポロジ RAID コントローラモジュールが 1 つしか装備されていない RAID エンクロー ジャ用のトポロジを作成する際は、単一の環境サービスモニタ(ESM)のみが装 備された拡張エンクロージャを接続してください。シングルコントローラ RAID エンクロージャに、2 つの ESM を含む拡張エンクロージャを接続することはでき ません。 ケーブルのラベル付け 堅固なストレージアレイを作成する上で、配線は大変重要です。ケーブルにラベ ルを付けると、システム部品とドライブチャネルの識別ができます。ケーブルが 正しく識別されていると、システム