Owners Manual
設定:プレミアム機能 — スナップショット仮想ディスク 143
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容量の使用率
—
スナップショットリポジトリ仮想ディスクが、ユーザーが
指定したリポジトリフルパーセントレベルに達すると、イベントがメジャー
イベントログ(
MEL
)に記録されます。スナップショットリポジトリフル
パーセントレベルのデフォルト値は、ソース仮想ディスクの
50
パーセント
です。
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スナップショットリポジトリ仮想ディスクのフル容量の条件
—
スナップ
ショットリポジトリ仮想ディスクがフル容量になったときに、ソース仮想
ディスクへの書き込みを禁止するか、スナップショット仮想ディスクの使用
を禁止するか選択できます。
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ホスト対仮想ディスクのマッピング
—
ホストまたはホストグループにス
ナップショット仮想ディスクを今すぐマップするか、後でマップするか選択
できます。デフォルト設定は後でマップする、です。
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スケジュール
—
指定された時間、または定期的な実施間隔に応じてスナッ
プショット仮想ディスクを作成します。スケジュールが指定されていない場
合、スナップショット操作はただちに開始されます。このパラメータは、既
存のスナップショット仮想ディスクにスケジュールを適用するためにも使用
できます。
詳細パスを使用してスナップショットを作成するためのホストサーバーの
準備
メモ:
Microsoft Windows のクラスタ構成でスナップショット仮想ディスクのプ
レミアム機能を使用する前に、まずソース仮想ディスクを所有するクラスタノード
にスナップショット仮想ディスクをマップする必要があります。そうすることで、
クラスタノードがスナップショット仮想ディスクを正しく認識できます。
メモ:
スナップショットを有効にする手順が完了する前に、ソース仮想ディスクを
所有しないノードにスナップショット仮想ディスクをマップすると、
OS がスナッ
プショット仮想ディスクを正しく識別できない場合があります。それが原因でさら
に、ソース仮想ディスクのデータが失われたり、スナップショットにアクセスでき
なくなったりする場合があります。
メモ:
スナップショット仮想ディスクのセカンダリノードへのマッピングの詳細に
ついては、
dell.com/support/manuals の『Dell PowerVault MD3200 および
MD3220
ストレージアレイを使用した Microsoft Windows Server フェイルオー
バークラスタ』を参照してください。
スナップショットリポジトリ仮想ディスクの作成場所は、ディスクグループ内の
使用可能な空き容量に基づいて決定されます。スナップショットリポジトリ仮想
ディスクには、
8 MB
以上の空き容量が必要です。ソース仮想ディスクのディス
クグループに必要な空き容量がある場合には、優先作成パスとして、シンプルパ
スか詳細パスを選択できます。