Owners Manual
174 設定:プレミアム機能 — リモートレプリケーション
プレミアム機能アクティベーションカード上の手順に従ってリモートレプリケー
ション機能のインストールを終えたら、ウィザードベースのプロセスを使用して
この機能をアクティブにする必要があります。アクティベーションの一環として、
次の処置が行われます。
•
ユーザーが指定するディスクグループまたはストレージアレイ上の既存の容
量を使用して、
2
つのレプリケーションリポジトリ仮想ディスクが作成され
ます。
•
各
RAID
コントローラ上で最も番号の大きいファイバチャネルホストポート
(ポート
3
)を現在使用しているすべてのホストは、ログアウトされます。
•
各
RAID
コントローラ上で最も番号の大きいファイバチャネルホストポート
(ポート
3
)は、レプリケーションデータ送信用に予約されます。
•
リモートレプリケーションプレミアム機能がアクティブであるときは、各
RAID
コントローラ上で最も番号の大きいファイバチャネルホストポート
(ポート
3
)を直接ホストアクセスに使用することはできません。このポー
トに対して試みられたホスト通信はすべて拒否されます。
•
レプリケーションに予約されたファイバチャネルポート間の通信には、ファ
ブリック内でファイバチャネルスイッチのゾーニングが確立されている必要
があります。
177
ページの「必要なスイッチゾーニング設定」
を参照してく
ださい。
•
仮想ディスクのレプリケーションペアを確立するには、まず、レプリケー
ションに参加している各ストレージアレイでリモートレプリケーションプレ
ミアム機能をアクティブにする必要があります。
レプリケーションリポジトリ仮想ディスク
ストレージアレイでリモートレプリケーションプレミアム機能を使用するには、
2
つのレプリケーションリポジトリ仮想ディスクがストレージアレイ上のいずれか
のディスクグループに作成されていることが必要です。
RAID
コントローラモ
ジュールは、これらの仮想ディスクにレプリケーション情報を格納します。この
情報には、不完全なリモート書き込みに関する情報も含まれ、
RAID
コントロー
ラモジュールのリセットやストレージアレイの偶発的なシャットダウンからの回
復に使用できます。
レプリケーションリポジトリ仮想ディスクに関するその他の情報には、次があり
ます。
•
レプリケーションリポジトリ仮想ディスクをディスクグループ上の未設定の
空き容量から作成するか、ストレージアレイ上の未設定の空き容量から新し
いディスクグループとそのメンバーのレプリケーションリポジトリ仮想ディ
スクを作成するかを指定します。
メモ:
レプリケーションリポジトリ仮想ディスクを含むディスクグループを
削除するには、リモートレプリケーションプレミアム機能を無効にする必要
があります。