Owners Manual
設定:プレミアム機能 — リモートレプリケーション 175
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レプリケーションリポジトリ仮想ディスクのデフォルト名は、
Replication
Repository 1
および
Replication Repository 2
です。これらの名前
は変更できません。
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アクティブ化プロセスによって、同じ容量のレプリケーションリポジトリ仮
想ディスクが作成されます。デュアル
RAID
コントローラモジュールスト
レージアレイでは、各レプリケーションリポジトリ仮想ディスクのデフォル
ト容量はコントローラごとに
128 MB
になります(
RAID
グループで合計
256 MB
が必要です)。このデフォルト容量は変更できません。
レプリケーションリポジトリ仮想ディスクの
RAID
レベル
レプリケーションリポジトリ仮想ディスクをストレージアレイ上の未設定の空き容
量から作成した場合、
RAID 1/10
、
RAID 5
、または
RAID 6
からディスクグループ
の
RAID
レベルを選択できます。ただし、レプリケーションリポジトリ仮想ディス
クを既存のディスクグループから作成した場合、
RAID
レベルはユーザー設定可能
ではありません。
プライマリ仮想ディスクとセカンダリ仮想ディスクのペア
リモートレプリケーション機能をアクティブにして、
FC
ファブリックを設定し終
えると、個々の仮想ディスクレプリケーションペアが作成されます。最大
16
個
のレプリケーション仮想ディスクのペアを確立できます。各ペアは、プライマリ
(オンライン)仮想ディスクとセカンダリ(オフライン)仮想ディスクで構成さ
れ、どちらも同じ容量になります。操作中にプライマリとセカンダリの役割を交
換することが可能で、関係を壊さずにレプリケートされたデータセットをテスト
できます。関係を削除することで独立したコピーを作成でき、その場合は設定済
みのホストで両方の仮想ディスクをオンラインで利用できます。
仮想ディスクのペアを作成する前に、次のことを検証します。
1
リモートレプリケーションプレミアム機能がプライマリストレージアレイと
セカンダリストレージアレイにインストールされ、有効化およびアクティブ
化されている。
2
レプリケートする
2
つの仮想ディスクを含むストレージアレイが、ファイバ
チャネルファブリックインタフェースを介して接続されている。
3
セカンダリストレージアレイに、レプリケートされたペアのプライマリ仮想
ディスクと容量が同じ(または大きい)仮想ディスクが存在する。
4
両方の仮想ディスクが、ストレージ管理ソフトウェアで認識できる。
5
セカンダリ仮想ディスクへのすべての
I/O
が停止され、すべてのファイルシ
ステムがアンマウントされている。