Owners Manual
184 設定:プレミアム機能 — リモートレプリケーション
リモートレプリケーションの完了
注意:
レプリケートされた仮想ディスクのペアを作成すると、プライマリ仮想ディス
クとセカンダリ仮想ディスクの間で、セカンダリ仮想ディスク上のすべての既存デー
タを上書きし、ディスクに読み取り専用アクセスを設定するプロセスが開始されま
す。セカンダリ仮想ディスクに既存のデータが存在する場合は、ディスクへの(
1
)す
べての
I/O
を停止し、(
2
)データをバックアップして、(
3
)セカンダリ仮想ディスク
にマウントされたファイルシステムをすべてアンマウントしてから、レプリケートさ
れた仮想ディスクのペアを作成してください。
同期化設定を選択した後は、次の手順でリモートレプリケーションを完了します。
1
プレビュー(リモートレプリケーションの作成)
ウィザードに、
はい
と入力
して同期化を確認します。
完了
をクリックします。
正常に作成されました(リモートレプリケーションの作成)
という確認メッ
セージが表示されます。
2
別のレプリケーションペアを作成する場合は、
はい
をクリックして手順を
繰り返します。または、
いいえ
をクリックして終了します。
•
ローカルストレージアレイおよびリモートストレージアレイのアレイ管
理ウィンドウ(
AMW
)の
論理
ペインに、レプリケートされた仮想
ディスクのペアがディスクグループのメンバーとして表示されます。
•
ローカルストレージアレイの
プロパティ
ペインには、レプリケーショ
ンステータスが同期化中として表示され、同期化
-
進捗状況バーには完
了までの推定時間が表示されます。
リモートレプリケーションの仮想ディスクの詳細情報を表示するには、プロパ
ティペインの
185
ページの「リモートレプリケーションまたはレプリケーション
リポジトリ仮想ディスクに関する情報の表示」、またはストレージアレイプロファ
イルのリモートレプリケーションまたはレプリケーションリポジトリ仮想ディス
クについての情報表示のいずれかにに進んでください。エンタープライズ管理
ウィンドウのデバイスタブにあるステータスアイコンで、各仮想ディスクを表示
することもできます。各アイコンの説明については、
188
ページの「仮想ディス
クステータスアイコン」
を参照してください。
RAID
コントローラモジュール所有権
/
優先パス
リモートレプリケーションの操作時は、プライマリ仮想ディスクを所有する
RAID
コントローラモジュールが、リモートアレイのセカンダリボリュームを所
有する
RAID
コントローラに対応している必要があります。リモートレプリケー
ションを開始するときに、両方の仮想ディスクに同じ優先
RAID
コントローラモ
ジュールがないと、セカンダリ仮想ディスクの所有権は自動的にプライマリ仮想
ディスクの優先
RAID
コントローラモジュールに移行されます。