Owners Manual
190 設定:プレミアム機能 — リモートレプリケーション
仮想ディスクの再同期化
リモートレプリケーションには、
2
つの再同期化方法があります。
•
手動の再同期化
—193
ページの「仮想ディスクの手動再同期化」
を参照して
ください。
•
自動の再同期化
—193
ページの「仮想ディスクの自動再同期化」
を参照して
ください。
リモートレプリケーションにおける同期化と再同期化の詳細については、次の項
を参照してください。
• 190
ページの「通常どおりに同期化された仮想ディスク」
• 192
ページの「未同期の仮想ディスク」
• 183
ページの「同期化優先度および同期化方法の設定」
• 191
ページの「同期化優先度と同期化方法の変更」
• 190
ページの「仮想ディスクの再同期化」
特に仮想ディスクを再同期化した後など、リモートレプリケーションのプライマ
リ仮想ディスクとセカンダリ仮想ディスク間の通信を定期的にテストする必要が
ある場合があります。通信のテストについては、プライマリ仮想ディスクとセカ
ンダリ仮想ディスク間の通信のテストを参照してください。
通常どおりに同期化された仮想ディスク
通常どおりに同期化されたリモートレプリケーションでは、
RAID
コントローラ
モジュール所有者が、プライマリからセカンダリ仮想ディスクへのデータ転送を
管理します。通常のリモートレプリケーションでは、次のイベントが発生します。
1
プライマリ仮想ディスクは、ホストからの書き込み要求を受信します。
2
ストレージアレイ上の
RAID
コントローラモジュール所有者は、ストレージ
アレイのレプリケーションリポジトリ仮想ディスクへの書き込み操作に関す
る情報をログに記録します。
3
RAID
コントローラモジュール所有者は、プライマリ仮想ディスクにデータを
書き込みます。
4
RAID
コントローラモジュール所有者は、セカンダリストレージアレイのセ
カンダリ仮想ディスクに対するデータ転送操作を開始します。
プライマリ仮想ディスクとセカンダリ仮想ディスク間の通信は一時停止される場
合や、未同期の状態になる場合があります。プライマリ仮想ディスクとセカンダ
リ仮想ディスク間の通信が中断されると、次が発生します。
1
レプリケートされたペアのステータスが
非同期
に変わります。
2
ストレージアレイに対して
要注意
ステータスが表示されます。
3
データがプライマリ仮想ディスクに書き込まれます。
4
プライマリ仮想ディスクへの書き込み要求がログに記録されます。