Owners Manual
222 管理:ファームウェアのダウンロード
システムの自己監視分析および報告テクノロジ
(
SMART
)
システムの自己監視分析および報告テクノロジ(
SMART
)は、すべての物理ディ
スクコンポーネントの内部パフォーマンスをモニタして、物理ディスク障害の可能
性を示す障害を検出します。障害が発生する前に物理ディスクを交換するために、
SMART
は、この情報を使用して障害がすぐに発生するかどうかを報告します。
RAID
コントローラは、接続されているすべてのデバイスをモニタし、物理ディス
クで障害が予測された場合にユーザーに通知します。
メディアエラーと読み取り不能セクタ
冗長
RAID
レベル(
RAID 1
、
RAID 5
、または
RAID 10
)のディスクグループの
メンバーである物理ディスクのデータへのアクセス中に
RAID
コントローラがメ
ディアエラーを検出した場合、コントローラは、ディスクグループ内のピアディ
スクからデータを復元し、復元したデータを使用してエラーを修正しようとしま
す。ピアディスクへのアクセス中にコントローラでエラーが発生した場合、デー
タを復元できず、影響を受けたセクタは、コントローラによって維持される読み
取り不可セクタログに追加されます。これ以外で読み取り不可セクタログに追加
される状況は、次のとおりです。
•
非冗長
RAID
グループ(
RAID 0
、または劣化状態の
RAID 1
、
RAID 5
、も
しくは
RAID 10
)のメンバーである物理ディスクへのアクセス中にメディ
アエラーが発生した。
•
再構築中に、ソースディスクでエラーが発生した。
メモ:
読み取り不可セクタのデータには、アクセスできなくなります。