Owners Manual
250 管理:システムインタフェース
VSS
はサービスに付随し、それを使用してストレージアレイでのスナップショッ
トの作成に携わります。
VSS
によって開始されるスナップショットディスクは、
リクエスタと呼ばれるバックアップツールを介してトリガできます。
VSS
プロバ
イダ設定ツールは、次の設定オプションを提供します。
•
スナップショットリポジトリ仮想ディスクプロパティ
—
このセクションに
は
RAID
レベル用ドロップダウンリスト、およびスナップショットリポジト
リ用のソース仮想ディスク容量の割合を入力するためのフィールドが含まれ
ています。
•
スナップショットリポジトリ仮想ディスクの位置
—
このセクションには、
スナップショットリポジトリ仮想ディスクの位置に対する優先設定リストが
含まれています。この優先設定は、条件が許す限り履行されます。
ストレージプロビジョニング用の
Microsoft VSS
インストーラサービスは、
MD3600f
リソースメディアの
¥windows¥VDS_VSS
ディレクトリからご利
用いただけます。
メモ:
Windows セットアップ中に VSS を登録するときは、登録グラフィカルユー
ザインタフェース(
GUI)によって、お使いのアレイの名前を提供するプロンプト
が表示されます。これは、
GUI の設定がアレイ固有であり、ホスト固有ではないか
らです。
ストレージ管理
VSS
ハードウェアプロバイダのヒント
•
単一のスナップショットセットを使用して作成できるスナップショット仮想
ディスクの数は、
RAID
コントローラモジュールの
I/O
負荷によって異なり
ます。
I/O
負荷が少ない、または無い場合、スナップショットセット内の仮
想ディスクの数は
16
個に制限する必要があります。高
I/O
負荷の場合、制
限は
3
個です。
•
ストレージ管理ソフトウェアで作成されるスナップショット仮想ディスク
は、差分スナップショットです。プレックススナップショットはサポートさ
れていません。
• VSS
スナップショットのソース仮想ディスクとして使用する仮想ディスクの
名前は、
16
文字までする必要があります。
VSS
のハードウェアプロバイダ
は、ソース仮想ディスク名をスナップショットとリポジトリ仮想ディスクの
名前の接頭辞として使用します。ソース仮想ディスク名が
16
文字を超える
と、出来上がるスナップショットとリポジトリの名前が制限文字数をオー
バーします。
メモ:
ボリュームとは仮想ディスクの別名です。
VDS
と
VSS
の詳細については、
microsoft.com
を参照してください。