Owners Manual
274 トラブルシューティング:お使いのアレイ
RAID
コントローラモジュール内の
SFP
トランシーバの交換を行う前に、静電気
防止のための装備をし、交換用の
SFP
トランシーバを用意してください。また、
エンクロージャの初期セットアップ情報を参照して、
LED
の定義を確認してくだ
さい。
1
可能であれば、ストレージ管理ソフトウェアを使用して、新しいストレージ
アレイプロファイルの作成、保存、および印刷を行ってください。
2
Recovery Guru
の診断結果により障害の起きた
RAID
コントローラモジュー
ルの交換を行う場合は
手順
3
に進んでください。それ以外の場合は、
Recovery Guru
を実行して障害の起きたコンポーネントを特定してくださ
い。
3
新しい
SFP
トランシーバを開梱します。
メモ:
交換用の SFP トランシーバが、交換前のものと同じタイプであることを
確認します。
メモ:
新しい SFP を、RAID コントローラモジュール、RAID コントローラモ
ジュールエンクロージャ、または拡張エンクロージャの近くの乾燥した平らな
面に置きます。
メモ:
返品する必要がある場合に備えて、SFP トランシーバの梱包材はすべて
保管しておいてください。
4
故障した
SFP
トランシーバを特定するには、
RAID
コントローラモジュール
の前面の、
FCIN
(ホストチャンネル)速度
LED
を確認します。
SFP
トラン
シーバが故障した場合には、特定のポートの
FCIN
速度
LED
が両方とも消
灯します。
•
特定のポートの
FCIN
速度
LED
が両方とも消灯している場合、その
ポートのケーブルに問題がないのであれば、
SFP
トランシーバを交換す
る必要があります。手順
6
に進みます。
•
特定ポートの
FCIN
速度
LED
が少なくとも
1
つは点灯している場合は、
SFP
トランシーバは機能しています。
FCIN
速度
LED
は、
2 Gbps
、
4 Gbps
、または
8 Gbps
のチャネル速度を示します(
34
ページの「ホ
ストチャネル
LED
リンク
/
レートインジケータの表示」
を参照してくだ
さい)。
LED
で表示された速度が、所期の速度であることを確認してく
ださい。
警告:
データ処理環境では、クラス
1
出力レベル以上で動作するレーザーモジュール
を備えたシステムリンクで伝送を行う装置を装備することができます。光ファイバ
ケーブルの末端や開いた状態のレセプタクルを直視しないようにしてください。
注意:
パフォーマンスの劣化を防ぐため、光ファイバケーブルを曲げる、ひねる、折
り曲げる、挟む、踏むなどしないでください。光ファイバケーブルを曲げざるを得な
いときは、
5 cm
(
2
インチ)以上の曲半径をもたせてください。
5
故障した
SFP
トランシーバに光ファイバケーブルが取り付けられている場
合は、ケーブルを取り外します。
6
故障した
SFP
トランシーバをインタフェースポートから外します。