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設定: ストレージアレイについて 65
設定:
ストレージアレイについて
ストレージアレイの管理には次の
2
つの方法があります。
•
帯域外管理
•
帯域内管理
帯域外管理
帯域外管理では、データはコマンドおよびイベントから隔離されます。データはホ
スト対コントローラインタフェースでやり取りされ、コマンドとイベントは管理
ポートのイーサネットケーブルを使用します。
この管理手段では、お使いのオペレーティングシステムおよびホストアダプター
でサポートされる、最大数の仮想ディスクを設定できます。同時に最大
8
のスト
レージ管理ステーションで、帯域外管理ストレージアレイを監視することができ
ます。この限度は、帯域内管理手段を介してストレージアレイを管理しているシ
ステムには適用されません。
帯域外管理を使用する場合、各
RAID
コントローラモジュールのイーサネット管
理ポートで、ネットワーク構成を設定する必要があります。これにはインターネッ
トプロトコル(
IP
)アドレス、サブネットワークマスク(サブネットマスク)、お
よびゲートウェイが含まれます。
DHCP
(
Dynamic Host Configuration
Protocol
)サーバーを使用している場合には、自動ネットワーク構成を有効にす
ることができます。
DHCP
サーバーを使用していない場合には、手動でネット
ワーク構成を設定する必要があります。
メモ:
RAID
コントローラモジュールのネットワーク設定は、
DHCP
サーバーを使用
して割り当てることができます(デフォルト設定)。ただし、
DHCP
サーバーが
150
秒間以上利用できない場合、
RAID
コントローラモジュールは静的
IP
アドレスを
割り当てます。割り当てられるアドレスはコントローラ
0
が
192.168.128.101
、コ
ントローラ
1
が
192.168.128.102
です。
帯域内管理
帯域内管理では、コマンド、イベント、およびデータがホスト対コントローライ
ンタフェースでやり取りされます。帯域外管理とは異なり、コマンドとイベント
はデータと混在することになります。
メモ:
帯域内管理と帯域外管理のセットアップの詳細については、『展開ガイド』を
参照してください。
この管理手段を使用してストレージアレイを追加する場合、ホスト名またはこの
ホストの
IP
アドレスのみを指定します。ホスト名または
IP
アドレスを設定する
と、ホストエージェントソフトウェアがこのホストに接続されているストレージ
アレイを自動で検出します。