Owners Manual
66 設定: ストレージアレイについて
注意:
オペレーティングシステムによっては、ストレージ管理ステーションとしての
み使用可能なものがあります。お使いのオペレーティングシステムの詳細について
は、
dell.com/support/manuals
の『
MD PowerVault
サポートマトリクス
』
を参照して
ください。
詳細は『
PowerVault Modular Disk Storage Manager
オンラインヘルプ』ト
ピックを参照してください。
アクセス仮想ディスク
MD3600f
シリーズのストレージアレイの各
RAID
コントローラモジュールには、
アクセス仮想ディスクと呼ばれる専用仮想ディスクがあります。ホストエージェ
ントソフトウェアは、アクセス仮想ディスクを使用して、帯域内管理ストレージ
アレイ内のストレージ管理ステーションと
RAID
コントローラモジュール間で管
理要求とイベント情報をやり取りします。アクセス仮想ディスクは、データの保
管には使用できません。デフォルトの
LUN
は
31
です。
ストレージアレイ
ストレージアレイを最適な状態にセットアップする前に、ストレージアレイを
MDSM
に追加する必要があります。
ストレージアレイの追加
ストレージアレイを追加できるのは、
EMW
内のみです。次が可能です。
•
ストレージアレイの自動検出
•
ストレージアレイの手動追加
メモ:
自動オプションを使用して新しいストレージを追加する前に、ステーションの
IP
アドレス、サブネットマスク、およびデフォルトゲートウェイを含め、ホストス
テーションまたは管理ステーションのネットワーク設定が正しいことを確認します。
メモ:
Linux
の場合は、ブロードキャストパケットが
255.255.255.0
に送信される
ようにデフォルトゲートウェイを設定します。
Red Hat Enterprise Linux
でネット
ワークにゲートウェイが存在しない場合は、
NIC
の
IP
アドレスをデフォルトゲート
ウェイに設定してください。
メモ:
MDSM
は、
MD Storage Array
との通信に
TCP/UDP
ポート
2463
を使用しま
す。
ストレージアレイの自動検出
自動検出プロセスでは、ローカルサブネットワーク(サブネット)全体にブロー
ドキャストメッセージが送信され、そのメッセージに応答したストレージアレイ
が追加されます。自動検出プロセスは、帯域内ストレージアレイと帯域外スト
レージアレイの両方を検出できます。
メモ:
エンタープライズ管理ウィンドウの自動検出
オプションおよびホストの再ス
キャンオプションは、管理ストレージアレイの自動検出手段を提供します。