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設定:イベントモニタ 81
設定:イベントモニタ
イベントモニタは
Dell PowerVault Modular Disk Storage Manager
(
MDSM
)に搭載されています。有効になっている場合、イベントモニタはバッ
クグラウンドで連続して実行され、管理下にあるストレージアレイ上のアクティ
ビティを監視します。イベントモニタは重要な問題を検出すると、電子メール、
SNMP
(
Simple Network Management Protocol
)トラップメッセージ、ま
たはその両方を使用して、ホストまたはリモートシステムにこれを通知できます。
連続して、かつ適宜イベントの通知を行うためには、
1
日
24
時間実行する管理ス
テーション上でイベントモニタを有効にしておく必要があります。複数のシステ
ム上でイベントモニタを有効にしたり、イベントモニタと
MDSM
の組み合わせ
をアクティブにしたりすると、イベントが重複してしまう可能性がありますが、
これは、アレイ上に複数の障害が発生していることを示すものではありません。
イベントモニタを使用するには、次の手順を実行します。
•
モニタしたい管理デバイスの警告通知先を設定します。考えられる警告の通
知先には
Dell
管理コンソールがあります。
Dell
管理コンソールの詳細は、
dell.com
でご覧いただけます。
•
特定の管理デバイスにある警告設定を複製したい場合は、警告を受け取りた
い各ストレージ管理ステーションに、
emwdata.bin
をコピーします。
各管理デバイスに、警告が設定されたことを示すチェックマークが表示されます。
イベントモニタの有効化および無効化
イベントモニタはいつでも有効または無効にできます。
アラート通知を送信する必要がなくなったら、イベントモニタを無効にします。
また、複数のシステムでイベントモニタを実行している場合には、
1
つのシステ
ム以外のシステムでイベントモニタを無効にすれば、メッセージの重複を避ける
ことができます。
メモ:
24 時間稼動の管理ステーションでは、デフォルトでイベントモニタが始動
するように設定することをお勧めします。
Windows
イベントモニタを有効または無効にするには、次の手順を実行します。
1
スタート
→
管理ツール
→
サービス
の順にクリックします。
または
スタート
→
設定
→
コントロールパネル
→
管理ツール
→
コンピュータの管
理
の順にクリックします。