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設定:ディスクグループおよび 仮想ディスク 93
設定:ディスクグループおよび
仮想ディスク
設定:ディスクグループおよび仮想ディスク
ディスクグループはストレージアレイの未構成容量内に作成され、仮想ディスク
はディスクグループの空き容量内に作成されます。ディスクグループ内でサポー
トされる物理ディスクは
30
台までです。ストレージアレイに接続されているホ
ストが、仮想ディスク上のデータを読み込んだり、仮想ディスクにデータを書き
込んだりします。
メモ:
仮想ディスクを作成する前に、物理ディスクをディスクグループとして設定
し、ホストアクセスを設定する必要があります。その後、ディスクグループ内に仮想
ディスクを作成できます。
仮想ディスクの作成は、次のいずれかの方法で行います。
•
未設定の容量から新しいディスクグループを作成する。まず、ディスクグ
ループに対して
RAID
レベルと空き容量(使用可能な記憶領域)を定義し、
次に、新しいディスクグループに対する最初の仮想ディスクのパラメータを
定義します。
•
既存のディスクグループの空き容量に新しい仮想ディスクを作成する。新し
い仮想ディスクのパラメータを設定するだけで作成できます。
ディスクグループには、ディスクグループの作成時に設定される一定の空き容量
があります。その空き容量を使用して、ディスクグループを
1
つ、または複数の
仮想ディスクに再分割できます。
ディスクグループと仮想ディスクは次の方法で作成することが可能です。
•
自動設定
—
処理が早いですが、選択できる設定オプションが限られます。
•
手動設定
—
より多くの設定オプションを提供します。
仮想ディスクを作成する際には、その仮想ディスクの用途を考慮して、その用途
に合った容量を割り当てるようにしてください。たとえば、ディスクグループに
マルチメディアファイル(サイズが大きくなりがちなファイル)を格納する仮想
ディスクと、テキストファイル(サイズが小さくなりがちなファイル)を格納す
る仮想ディスクを作成する場合、マルチメディアファイルを格納する仮想ディス
クには、テキストファイルを格納する仮想ディスクより多くの容量を割り当てる
ようにします。