Deployment Guide
PowerVault MD シリーズのリソースメディアでは、次の 3 つのインストールオプションが提供されていま
す。
• グラフィカルインストール(推奨) — 多くのユーザーに推奨されるインストール手順です。インストー
ラには、インストールするコンポーネントを選択できるグラフィカルウィザード方式のインタフェースが
表示されます。
• コンソールインストール — サポートされている Linux プラットフォームへの、X-Window 環境のインス
トールを希望しない Linux ユーザーには、このオプションをお勧めします。
• サイレントインストール — スクリプトインストールを作成するユーザーには、このオプションが有用で
す。
ホストバスアダプタおよびドライバのインストール
この手順を続行する前に、『Configuring Fibre Channel With the Dell MD Series Storage Arrays』(Dell MD
シリーズストレージアレイでのファイバチャネルの設定)マニュアルをお読みください。
1. ホストバスアダプタ(HBA)のインストール
2. ケーブルを接続します。
3. HBA ドライバ、およびオペレーティングシステムの HBA パッチ / ホットフィックスをインストールし
ます。
4. 推奨 HBA 設定が適用されていることを確認してください。
グラフィカルインストール(推奨)
1. PowerVault MD シリーズリソースメディアを挿入します。
オペレーティングシステムによって異なりますが、インストーラは自動的に起動することがあります。
インストーラが自動的に起動しない場合は、インストールメディアのルートディレクトリ(またはダウ
ンロードしたインストーライメージ
)に移動し、md_launcher.exe ファイルを実行します。Linux ベー
スのシステムでは、リソースメディアのルートに移動し、autorun ファイルを実行します。
メモ: Red Hat Enterprise の Linux は、デフォルトではリソースメディアを –noexec のマウントオ
プションでマウントするため、実行可能ファイルを実行することができません。この設定を変更す
るには、インストールメディアのルートディレクトリで
Readme ファイルを参照します。
2. MD Storage ソフトウェアのインストール を選択します。
3. ライセンス契約を読み、それに合意します。
4. インストールセット ドロップダウンメニューから、次のインストールオプションのいずれかを選択しま
す。
• 完全(推奨)— MD Storage Manager(クライアント)ソフトウェア、ホストベースストレージエー
ジェント、マルチパスドライバ、およびハードウェアプロバイダをインストールします。
• ホストのみ — ホストベースのストレージエージェントおよびマルチパスドライバをインストールし
ます。
• 管理 — 管理ソフトウェアおよびハードウェアプロバイダをインストールします。
• カスタム — 特定のコンポーネントを選択することができます。
5. イベント監視サービスを、ホストサーバーの再起動時に自動で開始するか、手動で開始するかを選択し
ます。
メモ: このオプションは、Windows クライアントソフトウェアのインストールに限り適用可能で
す。
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