Dell™ PowerVault™ NX1950 システム 導入ガイド
メモおよび注意 メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明してい ます。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を 回避するための方法を説明しています。 ____________________ 本書の内容は予告なく変更されることがあります。 © 2006 ~ 2008 すべての著作権は Dell Inc. にあります。 Dell Inc. の書面による許可のない複製は、いかなる形態においても厳重に禁じられてい ます。 本書に使用されている商標:Dell、DELL ロゴ、PowerEdge、PowerVault、および OpenManage は Dell Inc.
目次 ソリューションの概要 . . . . . . . . . . . . . . . . . . Microsoft Windows Unified Data Storage Server 2003 の機能 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . PowerVault NX1950 管理コンソール . Microsoft iSCSI Software Target . . . . インデックス処理 10 14 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17 19 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20 デルのストレージ管理ツール . . . . . . . . . . . . . . . . Dell OpenManage Server Administrator . . . . . . . . . .
目次
本書には、お使いのシステムの導入ツールに関する情報、および Microsoft® Windows® Unified Data Storage Server 2003 x64 の概要が記 載されています。Dell PowerVault NX1950 ストレージソリューションの ケーブル接続、設定、ローカライズの詳細については、Dell PowerVault NX1950 システムの『Installation Guide』(設置ガイド)を参照してく ださい。 詳細については、デルのマニュアルサイト www.dell.
図 1-1 は、内蔵ソリューションと SAN Gateway ソリューションのコン ポーネントを示したものです。表 1-1 は、Windows Unified Data Storage Server 2003 用のサポートされているソフトウェアコンポーネン トを示したものです。 図 1-1 PowerVault NX1950 ストレージソリューション PowerVault NX1950 システム PowerVault MD3000 スト レージアレイ Windows Unified DataStorage Server 2003(Standard/ Enterprise) PowerVault NX1950 システム PowerVault NX1950 システム Dell|EMC ストレージアレイ Dell EqualLogic スト レージアレイ Windows Unified Data Storage Server 2003(Standard/ Enterprise) Windows Unified Data Storage Server 2003(Enterprise) 表 1-1
Microsoft Windows Unified Data Storage Server 2003 の機能 本項では、ストレージソリューションの一部として利用できる機能に関す る包括的な情報を提供します。 Windows Unified Data Storage Server 2003 は、以下の機能を使用でき るように設定されています。 • ネットワークファイルシステム(NFS)、Common Internet File System(CIFS)のための最適なパフォーマンス • ファイルレベルのサービスに加えてブロックストレージサービスを 提供する Microsoft iSCSI Software Target に対するサポート • ストレージサーバーの管理コンポーネントと機能の統合に加えて、 共有とストレージ管理のシナリオの大幅な向上 メモ:PowerVault NX1950 ストレージソリューションのネットワーク / ス トレージコンポーネントの互換性情報については、デルサポートサイト support.dell.
Windows Unified Data Storage Server 2003 の追加機能 Windows Unified Data Storage Server 2003 には、以下の特徴と機能が 備わっています。サポートされているソフトウェアコンポーネントについ ては、表 1-1 を参照してください。 • 管理インタフェースの拡張と統合による効率的で統合されたファイ ル管理。 • Special Administration Console(SAC)を用いた Initial Configuration Tasks(初期設定タスク)ユーザーインタフェースとコ マンドラインインタフェース(CLI)のサポートにより、ストレージ サーバーのセットアップが簡素化。 • Windows Unified Data Storage Server 2003 コンソールがファイル サーバー管理用の複数のスナップインを統合。 • ファイルサーバーの管理が、追加の管理タスクを実行するためのサ ポートを提供。 • Share and Storage Management(共有と記憶域の管理)は新しい スナップ
Windows Unified Data Storage Server 2003 コンソールは PowerVault NX1950 管理コンソール内で開き、管理者は、ボリュームの準備と管理、 フォルダの共有、iSCSI Software Target の管理など、大多数のストレー ジ管理タスクを実行することができます。Windows Unified Data Storage Server 2003 には、以下のスナップインが内蔵されています。 • • PowerVault NX1950 管理コンソール Microsoft iSCSI Software Target メモ: Microsoft iSCSI Software Target は Dell EqualLogic Gateway ソ リューションには使用できません。 • インデックスサービス • ローカルユーザーとローカルグループ • イベントビューア • パフォーマンスログと警告 メモ:Windows Unified Data Storage Server 2003 コンソールは、 PowerVault NX1950 ストレージシス
PowerVault NX1950 管理コンソール PowerVault NX1950 管理コンソールを使用すると、隣接するスナップイ ンを使って 表 1-2 にあるさまざまなタスクを実行できます。 表 1-2 タスクと使用するツール / スナップイン タスク 使用するツール / スナップイン ボリュームの準備と管理 共有と記憶域の管理 SMB/CIFS 共有フォルダと NFS エクス ポートの作成と管理 iSCSI ターゲットの作成と管理 Microsoft iSCSI Software Target メモ: このオプションは Dell EqualLogic Gateway ソリューショ ンでは利用できません。 ボリュームのデフラグ ディスクの管理 / ディスクデフラグ クォータ制限の設定 ファイルサーバーリソースマネージャ ストレージ利用レポートの作成 ファイルサーバーにデータを複製、 DFS 管理 ファイルサーバーからデータを複 製 SAN の管理 SAN ストレージマネージャ PowerVault NX1950 管理コンソールには、ファイル共有の管理とディス ク管理の両方を
共有と記憶域の管理 共有と記憶域の管理のスナップインを使用すると、共有フォルダとスト レージのセットアップと管理を容易に行うことができます。共有と記憶域 の管理には、次の機能があります。 • PowerVault NX1950 管理コンソールによる共有フォルダと記憶域の 管理 • Provision Storage(記憶領域の準備)ウィザードによるストレー ジの作成と設定、LUN(論理ユニット番号)の作成、およびボ リュームのフォーマット • 共有フォルダの作成と設定のための Provision a Shared Folder (共有フォルダの準備)ウィザードまたは Shared Folders(共有 フォルダ)ウィザード(サーバーメッセージブロック(SMB)また は NFS プロトコルを使用してアクセス可能) これらの機能を使うことで、共有フォルダ管理、SAN ストレージマネー ジャ、またはディスク管理のスナップインを使用せずに、共有フォルダと ボリュームの作成と管理に必要な管理タスクのほとんどを実行できます。 これには、データの量を制限するクォータの設定、管理者が定義した特定 のファイルタイ
共有と記憶域の管理には、特定の機能を管理し、上級の管理機能を提供す るために使用できる他のスナップインも組み込まれています。それらのス ナップインは以下のとおりです。 • 共有マネージャ • ファイルサーバーリソースマネージャ(クォータ管理、ファイルス クリーニング管理、およびストレージレポート管理を含む) • SAN ストレージマネージャ • EqualLogic 自動スナップショットマネージャ • ディスクデフラグ • ディスクの管理 以下の項では、スナップインについて説明します。 共有マネージャ 共有マネージャは、サーバーメッセージブロック(SMB)プロトコルを 使用してアクセス可能な共有フォルダの作成と設定に使用します。 ファイルサーバーリソースマネージャ ファイルサーバーリソースマネージャは、管理者がサーバーに格納された データの量と種類を理解、制御、管理するための一連のツールを提供し ます。管理者は、ストレージの使用に関する包括的なレポートの生成 など、高度なタスクを行うこともできます。 SAN ストレージマネージャ SAN ストレージマネージャを使用して、以下のタス
ディスクデフラグ ディスクデフラグは、ローカルボリュームの分析に加え、断片化された ファイルやフォルダを検出して統合するために使用します。 ディスクの管理 ディスクの管理は、ディスクとボリュームまたはその中のパーティション の管理に使用します。ディスクの管理を使用して、ディスクの初期化、 ボリュームの作成、ボリュームのフォーマットが可能です。 DFS 管理 Windows Unified Data Storage Server 2003 の分散ファイルシステム (DFS)ソリューションでは、ファイルへのアクセスが簡易化され、 フォールトトレラントになっているほか、ワイドエリアネットワーク (WAN)フレンドリーなレプリケーションが提供されています。DFS は次 の 2 つのテクノロジで構成されています。 • DFS 名前空間 ― DFS 名前空間を使用して、管理者は、複数のサー バーに置かれている共有フォルダをグループ化し、名前空間と呼ば れるフォルダの仮想ツリーとしてユーザーに示すことができます。 名前空間には、データ可用性の増加、負荷分散、データ移行の簡易 化などの利点があります。 • DFS
Microsoft の NFS サービス Microsoft Services for NFS は Windows Unified Data Storage Server 2003 のコンポーネントで、Windows OS と UNIX® OS の両方を実行して いるエンタープライズシステムにファイル共有のソリューションを提供し ます。Microsoft Services for NFS を使用すると、ユーザーが Windows Unified Data Storage Server 2003 ベースのストレージサーバーにファイ ルを格納し、アクセスすることのできるストレージサービスの設定が可能 です。また、NFS プロトコルを使用して、UNIX OS を実行しているシス テムとストレージサーバーの間でファイルの転送を行うこともできます。 Windows Unified Data Storage Server 2003 では、『Microsoft Services for NFS Configuration Guide』(Microsoft Services for NFS 設定ガイド) を使用して Mic
スナップショット スナップショットとは、iSCSI 仮想ディスクの読み取り専用のポイントイン タイムコピーです。iSCSI 仮想ディスクのスナップショットを作成すると、 バックアップとリカバリの操作が容易になります。スナップショットは、 前回のバックアップ以降に変更されたデータの暫定的なコピーとして使用 します。スナップショットには次のような利点があります。 • 自動的に作成されるようにスケジュール設定できる。 • 差分コピーなのでスペースをとらない。 • スナップショットの作成時にファイルを閉じたりプログラムを終了し たりする必要がないため、アプリケーションサーバーは中断なくクラ イアントへのサービスを続行できる。 • 通常、データの量に関係なく 1 分未満で作成できる。 • ユーザーが誤ってデータの削除や上書きをしてしまったり、悪質な プログラムによってデータが壊れたりした場合に、システムのファ イルやボリュームを迅速に復旧するのに有用。 • ローカルでのマウントもエクスポートも可能なため、バックアップ とリカバリの操作が容易になる。 ウィザード iSCSI ターゲット、仮想デ
ボリュームシャドウコピーサービスプロバイダ iSCSI 仮想ディスクとスナップショットの詳細管理をサポートするために、 ボリュームシャドウコピーサービス(VSS)プロバイダをインストールす ることができます。 Microsoft iSCSI Software Target VSS プロバイダ ― iSCSI スナップショッ トは、VSS 用に設計されたプロバイダと、VSS およびストレージアレイを 使用して作成されます。iSCSI イニシエータから、アプリケーションの違 いを越えてトランスポート可能な iSCSI 仮想ディスクのスナップショット を作成し、アプリケーションの違いを越えて一貫したスナップショットを 作成するには、Microsoft iSCSI Software Target VSS プロバイダが必要 です。 このプロバイダは、iSCSI イニシエータサーバーと、バックアップに使用 するサーバーにインストールできます。バックアップソフトウェアはトラ ンスポート可能なスナップショットをサポートしている必要があります。 iSCSI Software Target VSS プロバイダのインストールパッ
単一インスタンス記憶域 単一インスタンス記憶域(SIS)は、ボリュームに格納された冗長データ の量を減らすことで、使用可能なディスクスペースを回復します。ディス クスペースを回復するために、SIS は次の手順を実行します。 • 同一のファイルを確認する。 • SIS コモンストアにファイルのコピーを 1 つ格納する。 • ファイルを、SIS コモンストア内のファイルに対するポインタに置き 換える。 たとえば、ユーザー A とユーザー B が添付ファイル付きの同じ電子メー ルを受信します。どちらのユーザーも添付ファイルを各自のホームフォル ダに保存します。SIS は、ボリューム上の 2 つの同一のファイルを検出 し、コピーの 1 つを SIS コモンストアに移動してから、両方のファイルを SIS コモンストア内のファイルに対するポインタに置き換えます。 その後、ユーザー A がファイルに変更を加えます。SIS は、そのファイル へのアップデートが行われようとしていることを直ちに検知し、ユーザー のホームフォルダ内のポインタを削除し、ポインタを SIS コモンストア内 のファイルのコピーに置き換えます
単一インスタンス記憶域の管理 SIS をアクティブにするには、コマンドラインツール sisadmin.exe また はボリュームのプロパティを使用します。ボリュームのプロパティを使用 して SIS をアクティブにするには、次の手順に従います。 1 Disk Management(ディスクの管理)ビューで、Volume (ボリューム)を右クリックし、Properties(プロパティ)を選択し ます。 2 Advanced(詳細)タブを選択します。 3 Enable SIS on this volume(このボリュームの SIS を有効にする) チェックボックスをクリックします。 4 Apply(適用)をクリックします。 sisadmin.exe を使用して SIS を管理するためのコマンドラインオプショ ンを 表 1-3 に示します。 表 1-3 sisadmin.
Windows SharePoint Services Windows SharePoint® Services は、会社のファイアウォール内および ファイアウォールを越えて、人、情報、プロセス、およびシステムを接続 するための連携と通信サービスの総合ポートフォリオです。Windows SharePoint Services 2.0 Service Pack 2 は、Windows Unified Data Storage Server 2003 Standard Edition および Enterprise x64 Edition に 含まれています。 Windows SharePoint Services 2.0 には、次の機能が用意されています。 • ファイル保存と共同作業のための SharePoint サイト • SharePoint のサーバー管理 • Windows SharePoint Services 用のアプリケーション ファイル保存と共同作業のための SharePoint サイト Windows SharePoint Services 2.
SharePoint のサーバー管理 Windows SharePoint Services を実行している単一のサーバーまたはサー バーファーム全体を、ウェブブラウザのインタフェースである SharePoint のサーバー管理を使用して管理することができます。 SharePoint のサーバー管理を使用して次のタスクを実行できます。 • 仮想サーバーを拡張する。 • サイトを作成するか、または Self-Service Site Creation(セルフ サービスによるサイトの作成)をオンにして、ユーザーが各自のサ イトを作成できるようにする。 • セキュリティの設定を管理する。 • サーバーファーム内のサーバーのリストを管理する。 また、stsadm.
デルのストレージ管理ツール PowerVault NX1950 管理コンソールには、デルの管理ツール用のスナッ プインが提供されています。スナップインは、次のアプリケーション用に 提供されています。 • Dell OpenManage™ Server Administrator • Modular Disk Storage Manager(内蔵ソリューション用) • EMC Navisphere Agent(ゲートウェイソリューション用) • グループマネージャ(ゲートウェイソリューション用) Dell OpenManage Server Administrator Dell OpenManage Server Administrator スナップインは、インストール した場合にのみ表示されます。Dell OpenManage Server Administrator スナップインのインストールについては、34 ページの「OpenManage Server Administrator のインストール」を参照してください。Dell OpenManage を開いたウィンドウでは、PowerVault
EMC Navisphere Manager(ゲートウェイソリューション) EMC Navisphere Manager は、PowerVault NX1950 ソリューションにプ リインストールされています。Navisphere Manager を使用すると、 Dell|EMC ストレージアレイに使用できる設定オプションの間を容易に移動 できます。準備と設定タスクのほとんどは、共有と記憶域の管理スナップ インの PowerVault NX1950 管理コンソール内で実行できます。 Navisphere Manager は、障害状況下で、または高度な準備および設定タ スクを行う目的でのみ使用します。Navisphere Manager アプリケーショ ンで利用できる拡張機能の詳細については、Dell|EMC ストレージアレイ に付属のマニュアルを参照してください。 グループマネージャ(ゲートウェイソリューション) グループマネージャは、PowerVault NX1950 ソリューションにプリイン ストールされています。グループマネージャを使用すると、PS シリーズ のストレージアレイに使用できる設定オプショ
図 1-2 は、お使いの OS と Dell コンポーネントを復元する手順の流れを 示したものです。 図 1-2 OS と Dell コンポーネントの復元 1: 2: 3: 4: Dell Systems Build and Update Utility を使用した OS のインストール 本項では、Dell Systems Management Tools and Documentation メディ アに収録されている Dell Systems Build and Update Utility を使用し て Microsoft Windows Unified Data Storage Server 2003 x64 を再インス トールする方法を説明します。 Dell Systems Build and Update Utility を使用すると、OS ソフト ウェア、デル専用のデバイスドライバ、および『再インストール用』メ ディアには収録されていない追加のコンポーネントがインストールされ ます。 注意 : Dell Systems Build and Update Utility を使用して Win
メモ:OS の復元中に Windows Storage Server の壁紙が表示されます。 メモ:最新の BIOS、ファームウェア、およびドライバのアップデート版 については、デルサポートサイト support.dell.
6 日付、時刻、およびタイムゾーンを設定して 続行 をクリックし ます。 7 Microsoft Windows Server 2003 x64 Edition を選択します。 メモ: Product ID(プロダクト ID)(PID)は『再インストール用』メ ディアに含まれているため、PID を入力する必要はありません。Dell OpenManage 5.
d Continue(続行)をクリックします。 次のメッセージが表示されます。 All existing virtual disk(s) on this controller will be deleted and all data will be lost.
メモ: 設定情報の詳細を表示するには、右上隅の Advanced (詳細)タブをクリックします。 メモ: Windows Unified Data Storage Server 2003 では、Internet Information Services(IIS)は必須のコンポーネントです。これは Advanced(詳細)タブで選択されていませんが、このコンポーネ ントは、OS のインストール時にインストールされています。ここで ユーザーの応答は不要です。 Operating System Installation Summary(OS のインストール の概要)ウィンドウが表示されます。 13 設定情報が正しい場合は、Continue(続行)をクリックします。 Microsoft Windows Installation Wizard(Microsoft Windows インストールウィザード)ウィンドウが表示され、ファイルのコ ピーが開始されます。 設定情報が正しくない場合は、次の手順を実行します。 a 修正を必要とする画面が表示されるまで Back(戻る)をクリッ クします。 b 正しい情報を入力し
自動的にシステムが再起動し、Windows セットアップウィンドウが 表示されます。 インストールが完了し、システムが再起動します。 メモ: インストール中にシステムが数回再起動します。インストー ル処理が完了するまでに 45 分またはそれ以上かかることがあり ます。 16 ログオン ウィンドウに管理者パスワードを入力し、OK をクリックし ます。 OS のインストールが続行されます。 メモ: インストール処理には数分かかることがあります。 17 インストールが完了すると、システムは自動的に再起動します。 18 画面の指示に従って、Administrator としてログオンします。 Windows Storage Server のスクリプトが起動します。ユーザーの操 作は不要です。 19 スクリプトが実行されると、システムはロックされます。ロックを 解除し、ログオフしてから、Administrator としてログオンします。 メモ: システムのロックを解除するか、またはログオフしてログイ ンした時点で、Windows Storage Server 2003 のスプラッシュ画面が 表示されます。 20 Wi
Dell ストレージアレイコンポーネントの復元 本項では、Dell ストレージアレイコンポーネントの再インストールにつ いて説明します。内蔵ソリューション用の Dell ストレージアレイコン ポーネントのインストール順序(デル推奨)を 表 1-4 に示します。 表 1-4 PowerVault MD3000 ストレージアレイを備えた PowerVault NX1950 スト レージソリューション(内蔵ソリューション ) コンポーネント 最低必要なバー 場所 ジョンの情報 1 SAS 5/E アダプタドライバ v.1.24.04.00 support.dell.com 2 StorPort 修正プログラム KB940467 support.microsoft.com 3 PowerNow 用のカーネルフィッ KB924441 クス support.microsoft.com 4 2 TB GPT 修正プログラム KB919117 support.microsoft.com 5 SIS 修正プログラム KB932198 support.microsoft.
ゲートウェイソリューション用の Dell ストレージアレイコンポーネント のインストール順序(推奨)を 表 1-5 に示します。 表 1-5 Dell|EMC ストレージアレイを備えた PowerVault NX1950 ストレージソ リューション(ゲートウェイソリューション) コンポーネント 最低必要な バージョン の情報 場所 1 QLogic FC HBA ドライバ 9.1.4.15 support.qlogic.com 2 StorPort 修正プログラム KB943545 support.microsoft.com 3 PowerNow 用のカーネル フィックス KB924441 support.microsoft.com 4 2 TB GPT 修正プログラム KB919117 support.microsoft.com 5 SIS 修正プログラム KB932198 support.microsoft.com 6 夏時間修正プログラム KB928388 support.microsoft.com 7 PowerPath 5.1.
表 1-5 Dell|EMC ストレージアレイを備えた PowerVault NX1950 ストレージソ リューション(ゲートウェイソリューション)(続き) コンポーネント 最低必要な バージョン の情報 場所 13 Dell PowerVault NX1950 ファ 1.2.0.0 イアウォールスクリプトバッ チファイル ― Windows Unified Data Storage Server 2003, Standard Edition 用の Gateway Standard support.dell.com 14 Dell PowerVault NX1950 ファ 1.2.0.0 イアウォールスクリプトバッ チファイル ― Windows Unified Data Storage Server 2003, Enterprise Edition 用の Gateway Enterprise support.dell.com 15 Dell ストレージ初期化ウィ ザード support.dell.com 16 Microsoft iSCSI Target Secure 1.
EqualLogic ゲートウェイソリューション用の Dell ストレージアレイコン ポーネントのインストール順序(デル推奨)を 表 1-6 に示します。 表 1-6 Dell Equallogic ストレージアレイを備えた PowerVault NX1950 ストレージ ソリューション(ゲートウェイソリューション) コンポーネント 最低必要な 場所 バージョンの 情報 1 Storport 修正プログラム KB940467 support.microsoft.com 2 PowerNow 用のカーネル フィックス KB924441 support.microsoft.com 3 2 TB GPT 修正プログラム KB919117 support.microsoft.com 4 SIS 修正プログラム KB932198 support.microsoft.com 5 夏時間修正プログラム KB928388 support.microsoft.com 6 Microsoft イニシエータ v2.06 または これ以降 support.microsoft.
Windows Unified Data Storage Server 2003 x64, Standard Edition― Dell ストレージ初期化 ウィザードとファイアウォール例外ス クリプトは OS と一緒にインストールされます。OS をインストールする と、Dell ストレージ初期化 ウィザードがシステムにインストールされ、 システムを再起動するたびに自動的に実行されます。ストレージアレイの サポートに必要なソフトウェアがシステムにインストールされ、 PowerVault MD3000 ソリューションが正しくケーブル接続されるまで、 起動時にエラーメッセージが表示されます。 メモ:Dell Storage 初期化ウィザードは Dell EqualLogic ソリューションに は使用できません。 PowerVault NX1950 システムに接続されているストレージアレイをサ ポートするのに必要なソフトウェアを復元するには、表 1-4 を参照してく ださい。 Windows Unified Data Storage Server 2003 x64, Enterprise Edition―Dell ス
Dell OpenManage Server Administrator Dell OpenManage Server Administrator には、統合されたウェブブラウ ザベースのインタフェース(Server Administrator のホームページ)また は OS を通じて CLI を使用する総合的な 1 対 1 のシステム管理ソリュー ションが備わっています。 OpenManage Server Administrator を使用することで、総合的な 1 対 1 のシステム管理により、ネットワーク上の PowerVault NX1950 ストレー ジシステムをローカルまたはリモートで監視および管理し、ネットワーク 全体の管理に集中することができます。 詳細については、デルサポートサイト support.dell.
5 インストールの準備完了 ウィンドウで、インストール をクリックし ます。 6 インストールウィザードの完了 ウィンドウで、完了 をクリックし ます。 OpenManage Server Administrator へのアクセス デスクトップの Server Administrator アイコンをダブルクリックする ことで、ホストを通じてローカルで Server Administrator にアクセスで きます。PowerVault NX1950 管理コンソールにはまた、21 ページの「デ ルのストレージ管理ツール」に Dell OpenManage システム管理ソフト ウェアへのリンクがあります。 同じネットワーク上にあるクライアントシステムから Server Administrator に直接アクセスするには、バージョン 6.
信頼済みサイトのブラウザへの追加 Microsoft の高度なセキュリティ基準により、インターネットまたはイン トラネットのサイトにはじめてアクセスする場合、サイトを信頼済みサイ トゾーンに追加するように求めるメッセージが表示される場合があります。 信頼済みサイトを Internet Explorer に追加するには、次の手順を実行し ます。 1 ツール メニューで インターネットオプション をクリックします。 インターネットオプション ウィンドウが表示されます。 2 セキュリティ タブをクリックします。 セキュリティ タブのメニューが表示されます。 3 信頼済みサイト をクリックします。 信頼済みサイト オプションが表示されます。 4 サイト をクリックします。 信頼済みサイト ウィンドウが表示されます。 5 次の Web サイトをゾーンに追加する フィールドに https: secure protocol を使用してサイトのアドレスを入力し、追加 をクリックし ます。 Web サイト ボックスにサイトが表示されます。 6 手順 5 を繰り返して他のサイトを追加し、OK をクリックします。 インターネット
1 PowerVault NX1950 ストレージシステムの DVD ドライブに Windows Unified Data Storage Server 2003 R2 x64 メディアをセッ トし、 \cmpnents\mui\muisetup.exe に移動します。 メモ: 各言語に別々の R2 MUI パックをインストールする必要があ ります。すべての MUI コンポーネントがインストールされたことを 確認するために、MUI パックに関連する readme ファイルを参照して ください。 2 インストーラ ウィンドウで、インストールする言語を選択し、 メニューからデフォルトの MUI 言語を選びます。 3 OK をクリックしてインストールを実行します。 4 インストールが完了したらシステムを再起動します。 5 \cmpnents\mui\ まで移動し、必要な言語について R2 インストー ラを実行します。 メモ: このディレクトリ内の readme ファイルに、言語ファイルの 名前と関連情報の詳細が記載されています。 6 \cmpnents\mui\ まで移動し、iscsi_target_sb.
Internet Explorer を使用している場合は、次の手順を実行します。 a ブラウザのウィンドウを開きます。 b ツール → インターネットオプション の順に選択します。 c インターネットオプション ウィンドウで 言語 をクリックし ます。 d 言語の優先順位 ウィンドウの 全般 タブで、追加 をクリックし ます。 e 言語の追加 ウィンドウで言語を選択し、OK をクリックします。 f 言語 ボックスに正しい言語が表示されていることを確認します。 言語を削除するには、言語を選択して 削除 をクリックします。 g OK をクリックします。 h インターネットオプション ウィンドウを閉じます。 Firefox を使用している場合は、次の手順を実行します。 a ブラウザのウィンドウを開きます。 b ツール → オプション の順に選択します。 c オプション ウィンドウの 全般 タブで、言語 をクリックします。 d 言語と文字エンコード ウィンドウで適切な選択を行い、OK をク リックします。 e オプション ウィンドウを閉じます。 ログオフして再度ログ
索引 D Dell OpenManage Server Administrator Server Administrator のインス トール , 20 Server Administrator へのアク セス , 35 E EMC, 16 M OS の復元 ( 続き ) 追加のコンポーネントのインス トール , 23 S SharePoint Services, 19 サーバー管理 , 20 ファイル保存と共同作業 , 19 し 信頼済みサイト ブラウザへの追加 , 36 Microsoft, 36 O OS の機能 インデックス処理 , 16 単一インスタンス記憶域 , 17 単一インスタンス記憶 域の管理 , 18 OS の復元 Server Management メディア を使用したインス トール , 23 ストレージアレイソフトウェア の復元 , 36 す ストレージ管理ツール , 21 MD Storage Manager, 21 Server Administrator, 21 た 多言語ユーザーインタ フェース , 22 MUI 言語の適用 , 37 インストールと設定 ,
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