Owners Manual
162 用語集
ビデオドライバ
―
選択された色数と希望の解像度を、
グラフィックモードのアプリケーションプログラムや
オペレーティングシステムの画面に表示するためのプ
ログラム。取り付けたビデオアダプタに合わせて、対応
するビデオドライバが必要になることもあります。
ビデオメモリ
―
ほとんどの
VGA
ビデオアダプタと
SVGA
ビデオアダプタには、システムの
RAM
とは別に、
メモリチップが内蔵されています。プログラムが表示で
きる色数は、主として取り付けられたビデオメモリの容
量によって決まります(他の要因としては、ビデオドラ
イバとモニターの性能があります)。
フォーマット
―
ファイルを格納できるように、ハード
ドライブやディスケットを設定すること。無条件で
フォーマットを行うと、ディスクに格納された全データ
が消去されます。
フラッシュメモリ
―
コンピュータに取り付けたまま、
ディスケット内のユーティリティを使用して再プログ
ラミングできる
EEPROM
チップ。一般の
EEPROM
チッ
プは、特別なプログラミング用の装置を使用しなければ
書き換えはできません。
ブレード
―
プロセッサ、メモリ、ハードドライブを組み
込んだモジュール。このモジュールは、電源ユニットと
ファンを搭載したシャーシに取り付けます。
プロセッサ
―
演算機能と論理機能の解釈と実行を制御
するコンピュータ内部の主要な演算チップ。通常、特定
のプロセッサ用に書かれたソフトウェアを別のプロ
セッサ上で実行するには、ソフトウェアの改訂が必要で
す。「
CPU
」はプロセッサの同義語です。
プロテクトモード
―
コンピュータの動作モード。プロ
テクトモードでは、オペレーティングシステムを通じて
次のことが実現されます。
•
最大
4 GB
のメモリアドレススペース
(
80286
プロセッサでは
16 MB
まで)
•
マルチタスク
•
仮想メモリ(ハードドライブを使用して、
アドレッシング可能なメモリを増加させる技法)
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ビットの
Windows 2000
と
UNIX
オペレーティング
システムは、プロテクトモードで実行されます。
MS-DOS
はプロテクトモードでは実行できません。
ヘッドレスシステム
―
キーボード、マウス、モニターを
接続しなくても機能するコンピュータまたはデバイス。
通常、ヘッドレスシステムはインターネットブラウザを
使用してネットワーク経由で管理します。
ホストアダプタ
―
コンピュータのバスと周辺装置用の
コントローラとの間の通信を実現します(ハードドライ
ブコントローラサブシステムには、集積ホストアダプタ
回路が内蔵されています)。
SCSI
拡張バスをシステムに
追加するには、適切なホストアダプタの取り付けまたは
接続が必要です。
ホットプラグ
―
システムの電源を入れたままでコン
ポーネントを交換できる機能を示す語。
ミラーリング
―
データ冗長性の一種。一組の複数の物
理ドライブを使用してデータを格納し、さらに一組また
は複数組の追加のドライブに同じデータのコピーを格
納します。ミラーリング機能はソフトウェアによって
実現されます。「ガーディング」、「内蔵ミラーリング」、
「ストライピング」、「
RAID
」も参照してください。
メモリ
―
基本的なシステムデータを記憶するハードド
ライブ以外の装置。コンピュータには、複数の異なるタ
イプのメモリを搭載できます。たとえば、内蔵メモリ
(
ROM
と
RAM
)、増設メモリモジュール(
DIMM
)
などです。
メモリアドレス
―
コンピュータの
RAM
内部にある特
定の位置。通常、メモリアドレスは
16
進数で表します。
メモリモジュール
―
システム基板に接続されている、
DRAM
チップを搭載した小型回路基板。
ユーティリティ
―
メモリ、ディスクドライブ、プリンタ
などのシステム資源を管理するためのプログラム。
読み取り専用ファイル
―
読み取り専用ファイルとは、
編集や削除が禁止されているファイルのことをい
います。
ローカルバス
―
ローカルバス拡張機能を持つコン
ピュータでは、特定の周辺デバイス(ビデオアダプタ回
路など)を従来の拡張バスを使用する場合よりもかなり
高速に動作するように設定できます。「バス」も参照して
ください。