Dell™ PowerVault™ NX1950 システム 重要情報 モデル EMU01
メモおよび注意 メモ:コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明し ています。 注意:ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を 回避するための方法を説明しています。 ____________________ 本書の内容は予告なく変更されることがあります。 © 2006 ~ 2008 すべての著作権は Dell Inc. にあります。 Dell Inc. の書面による許可のない複製は、いかなる形態においても厳重に禁じら れています。 本書に使用されている商標: Dell、DELL ロゴ、OpenManage および PowerVault は Dell Inc. の商標です。Microsoft、Windows、および Windows Server は 米国その他の 国における Microsoft Corporation の商標または登録商標です。 本書では、必要に応じて上記以外の商標や会社名が使用されている場合がありますが、 それらの商標や会社名は、一切 Dell Inc. に帰属するものではありません。 モデル EMU01 2008 年 2 月 Rev.
目次 重要なシステム情報 . . . . . . . . . . . . . . . . . . インストールおよびセットアップに 関する問題 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5 9 導入に関する問題 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14 管理に関する問題 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31 アップグレードに関する問題 . . . . . . . . . . . .
目次
本書では、お使いの Dell™ PowerVault™ NX1950 ストレージソリューショ ンにインストールされている Microsoft® Windows® Unified Data Storage Server 2003 の重要な情報について説明します。 メモ:本書で内蔵ソリューションという場合は、PowerVault NX1950 スト レージシステムと PowerVault MD3000 ストレージアレイの構成を指します。 ゲートウェイソリューションという場合は、PowerVault NX1950 ストレージ システムと Dell|EMC ストレージアレイの構成を指します。詳細について は、システムに付属の『設置ガイド』を参照してください。 重要なシステム情報 システムで発生する可能性のある重大な問題とその解決方法を 表 1-1 に 説明します。 表 1-1 重要なシステム情報 問題 説明 回避 / 解決方法 ノードの フェイル オーバー 後にス ナップ ショット が失わ れる。 ボリュームのプ ロパティ とス スナップショットの正常な機能を保つに は、次の手順を実行します。 1 Win
表 1-1 重要なシステム情報 (続き) 問題 説明 デフォルト ロール バック操 のシステム 作が失敗 環境変数パ し、 選択し ス内の TEMP た iSCSI フォルダ スナップ (C:\WINDOWS ショット \TEMP) に iSCSI にシステ LUN (.vhd ファ ム状態が イル)の修正さ ロール れたブロック バックし を受け入れる ない。 のに十分な領 域がない場合 に、この問題が 発生します。 このイベント は、次の詳細と 共に WinTarget イ ベントとして アプリケー ションイベン トログ内に記 録されます。 The Microsoft iSCSI could not roll back to the snapshot taken.
表 1-1 重要なシステム情報 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 RAID フェイル オーバー 中にホス トでディ スクタイ ムアウト が発生 する。 RAID フェイル メモ:デルサポートサイト support.dell.com オーバー中に から iSCSI Failover Utility をダウンロードし、 ホストのディ NX1950 を接続しているホスト上で実行します。 スクがタイム このレジストリ修正により、ホスト上のディスク アウトします。 のタイムアウトが 160 秒に変更され、ストレージ サブシステム上での RAID フェイルオーバー中に ディスクタイムアウトが発生しなくなります。 iSCSI Failover Utility は iSCSI セッションを 確立する前に実行してください。このユー ティリティは、デルサポートサイト support.dell.
表 1-1 重要なシステム情報 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 クラスタ iSCSI ターゲッ iSCSI トラフィック用には別のネットワー クを使用することをお勧めします。iSCSI のフェイ トで: LUN への接続を再確立するには、 次の手順 ルオー リソースグ バーが発 ループに障害 を実行します。 生すると が発生すると、 1 Microsoft iSCSI Target Service を停止し、 iSCSI LUN PowerVault NX1950 管理コンソール を閉 クラスタノー じます。 への接続 ド上で 2 cluadmin.
インストールおよびセットアップに関する 問題 クラスタのセットアップまたはソフトウェアのインストール中に発生する 可能性のある問題とその解決方法を 表 1-2 に示します。 表 1-2 インストールおよびセットアップに関する問題 問題 説明 OS のインス システムに OS を インストールまた トール中に Windows は復元する際に、 Unified Data Windows Unified Data Storage Storage Server 2003 Server 2003 SP2 メ SP2 メディア ディアをセットす が要求される。 るように指示され ます。 回避 / 解決方法 Windows Unified Data Storage Server 2003 SP2 メディアをセット するように求める 1 回目の指示が 表示されたら、次の手順を実行し ます。 1 OK をクリックし、参照 をクリック します。 2 C:\Windows\amd64\amd64\ ディレクトリ に移動し、 convlog.
表 1-2 インストールおよびセットアップに関する問題 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 Dell ストレージ Dell ストレージ初期 これは設計どおりの正常な動作 初期化ウィザー 化ウィザード の工場 です。 ド をアップグ 出荷時のバージョ レードする際 に、 警告メッ セージが表示 されない。 10 重要情報 ンに同ウィザード の新しいバージョ ンを上書きインス トールする際に、 警 告メッセージが表 示されません。
表 1-2 インストールおよびセットアップに関する問題 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 内蔵ソリュー Dell ストレージ初期 アレイ名を設定する際には、次の ションの Dell 化 ウィザードで、 ガイドラインに従ってください。 ストレージ初 期化ウィザー ドで、 PowerVault MD3000 スト レージアレイ の名前が検証 されない。 Configure a Name for your PowerVault MD3000 array (PowerVault MD3000 アレイの 名前の設定)フィー ルドに入力したテ キストが検証され ません。アレイの フィールドでは、#、 @、 !、 $、 % などの特 殊文字はすべて受 け付けられますが、 サポートされてい ない文字は別の文 字に置き換えられ ます。テキストの長 さが 30 文字を超え ると、エラーメッ セージが表示され ることなく、 PowerVault MD3000 ストレー ジアレイの以前の アレイ名が使用さ れます。 • アレイ名にスペースを使用しない。 • アレイ名に #、@、!、$、% などの 特殊文字を使用
表 1-2 インストールおよびセットアップに関する問題 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 ファイア ウォールスク リプトが自動 的にインス トールされ ない。 ファイアウォール スクリプトは、Dell Systems Build and Update Utility メ ディアから自動的 にインストールさ れません。 正確なインストール手順について は、デルサポートサイト support.dell.
表 1-2 インストールおよびセットアップに関する問題 (続き) 問題 仮想ディスク サービス (VDS)/ ボ リュームシャ ドウコピー サービス (VSS) プロバ イダのインス トーラが、ユー ザーにシステ ムの再起動を 指示するメッ セージを表示 しない。 説明 回避 / 解決方法 PowerVault VDS/VSS プロバイダのインストー NX1950 ストレー ル後にシステムを再起動してくだ ジソリューション さい。 と PowerVault MD3000 ストレー ジアレイに VDS/VSS プロバイ ダをインストール した後、インストー ラはユーザーにシ ステムの再起動を 指示するメッセー ジを表示せず、 Storage Management コン ソールが予期せぬ 動作をします。 重要情報 13
導入に関する問題 PowerVault NX1950 ストレージソリューションの導入時に発生する可能 性のある問題とその解決方法を 表 1-3 に示します。 表 1-3 導入に関する問題と対処法 問題 説明 RAID 1 と RAID 10 がどちらも RAID1_0 として報 告され、mirrored (ミラー化されてい る) と表示される。 ゲートウェイソ リューションで、 PowerPath アプリ ケーションがエ ラーを記録する。 14 重要情報 回避 / 解決方法 RAID 5 またはミラー化され これは設計どおりの た LUN のどちらを作成する 正常な動作です。 かを選択できます。ミラー化 された LUN を作成する場合、 デフォルトはディスク 2 台の 構成です。これは実際には、パ リティなしのミラーリングに よるストライピングであり、 ミラー化された LUN ではあ りません。 ゲートウェイソリューション では、Windows Unified Data Storage Server 2003 Standard Edition から Enterprise Edition にアップ
表 1-3 導入に関する問題と対処法 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 PowerVault NX1950 クラスタ 上で単一インスタ ンス記憶域(SIS) を 有効にすると、クラ スタリソースが原 因でエラーが発生 する。 PowerVault NX1950 クラス この問題は タの共有物理ディスクリソー Microsoft が現在調 ス上の SIS を有効にし、 (いず 査中です。 れかの共有物理ディスクと共 クラスタ環境で SIS に)グループの移動を試みる が設定済みの場合 と、リソースがノード間を移 は、SIS を無効にする 動せず、最終的に失敗します。か、または次の手順 他の物理ディスクも同様に失 を実行してボリュー 敗する場合があります。 ムを「非 SIS 化」 す るという方法があり ます。 • SIS の無効化(推奨) a リソースの(移動 の)失敗から回復 するには、クラス タノードを 1 台ず つ再起動します。 こうすることで、 リソースが強制的 にノードに移動し ます。 b 物理ディスクを所 有しているノード でコマンドプロン プトを開き、コマ ンド sisadmin
表 1-3 導入に関する問題と対処法 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 • 共有物理ディスクの 「非 SIS」化 a 共有物理ディスク 上のデータのバッ クアップを取り ます。 b ボリュームを削除 し、再作成します。 c バックアップデー タを復元します。 操作中に Microsoft 操作の実行中に Microsoft 管 この問題を回避す 次のいずれ 管理コンソール がハ 理コンソール が反応しなくな るには、 ングする。 る (ハング)ことがあります。 かの手順を実行し ます。 • Microsoft 管理コン ソール を閉じて、 再起動します。 • システムからログオ フし、再度ログオン し、Microsoft 管 理コンソール をも う一度開きます。 • システムを再起動し ます。 Microsoft 管理 コンソールと PowerVault MD Storage Manager に表示されるス ロット番号が一致 しない。 16 重要情報 PowerVault NX1950 Microsoft 管理コンソール で は、 ストレージエンクロー ジャのスロット番号は 1 ~ 1
表 1-3 導入に関する問題と対処法 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 利用可能なディス クからクォーラム ディスクが自動的 に作成される。 PowerVault NX1950 管理コン これは設計どおりの ディスクまたはボ 正常な動作です。 ソール は、 リュームにデータが存在して も、 利用可能なディスクまた はボリュームからクォーラム ディスクを自動的に選択しま す。ただし、ディスクまたは ボリューム内の既存のデータ は消去されません。 クォーラムディスク をユーザーが選択す ることはできませ ん。クラスタを作成 する前に、ストレー ジアレイ上にスト レージスペースを割 り当てて、RAID 1 の ボリュームを利用可 能にしておくことを お勧めします。 内蔵ソリューショ Dell ストレージ初期化ウィザー ンで、 パスワードで ド は、 パスワードで保護され 保護された た PowerVault MD3000 アレ PowerVault イを設定することができませ MD3000 アレイが ん。設定が失敗したことを示 サポートされない。 すエラーメッセージも表示さ れません。 Po
表 1-3 導入に関する問題と対処法 (続き) 問題 説明 Microsoft の NFS Microsoft の NFS サービスのプ サービスがドメイ ロパティ ウィンドウの Active ン名を検証しない。 Directory ドメイン フィール ドにはどんな値を入力しても 受け入れられ、このフィール ドの値は、そのドメイン名が 存在するかどうかの検証が なされません。これは、ドメ イン内で NFS サービスにア クセスする際に問題となり ます。 回避 / 解決方法 この問題を回避する には、Identity Mapping (ID のマッ ピング)ウィザード を使用してドメイン 名を検証してくださ い。このウィザード は、Microsoft の NFS サービス コンソール から起動できます。 LUN のサイズを超 えるクォータ制限 を設定しても、エ ラーメッセージが 表示されない。 LUN のサイズを超える クォータ制限を設 クォータ制限を設定しても、 定する前に LUN ま PowerVault NX1950 管理コン たはボリュームのサ ソール には警告メッセージが イズを確認してく
表 1-3 導入に関する問題と対処法 (続き) 問題 説明 ネットワークファ Linux クライアントで共有を イルシステム(NFS)マウントしようとすると、次 を使用して共有ボ のエラーメッセージが表示さ リュームをマウン れます。 トしようとすると、 mount: Linux クライアン : トにエラーが表示 /: can't される。 read superblock (スー パーブロックを読み込めま せん。) 回避 / 解決方法 これを回避するに は、以下の手順を実 行します。 1 管理ツール → ロー カルセキュリティ ポリシー → ローカ ルポリシー / ユー ザー権利の割り当 て → 走査チェック のバイパス の順に クリックします。 2 ユーザーまたはグ ループの追加 をク リックし、匿名ログ オンを追加し、OK をクリックして適用 します。 3 Linux クライアント のコマンドプロン プトで次のコマンド を実行してから、 サーバーを再起動し ます。 gpudate/server 重要情報 19
表 1-3 導入に関する問題と対処法 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 認証されていない ユーザーが Dell|EMC アレイで ストレージを構成 できる。 Dell|EMC アレイで特権のあ るユーザーのリストが作成さ れる前に、管理者権限を持つ ユーザーならだれでも、SAN 用記憶域マネージャ と 記憶域 の準備 ウィザード内で正常に 操作を行うことができます。 権限のあるユーザーのリスト が作成されると、リストに 載っていない管理者ユーザー はすべて、ストレージアレイ にアクセスし、作成された LUN を管理することができ なくなります。 Dell ストレージ初期 化ウィザード を実行 し、アレイにログイ ンします。権限のあ るユーザーのリスト が作成済みのため、 権限のないユーザー はストレージアレイ にアクセスできませ ん。 アイドル状態時に アイドル状態時にタスクを実行 これは既知の問題 タスクを実行する の値は変更できません。入力 です。 デフォルトタイム した値は残らず、デフォルト が 10 分で、リセッ 値 (10 分)が使われます。 トできない。 20 重要情報
表 1-3 導入に関する問題と対処法 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 最初のボリューム で単一インスタン ス記憶域(SIS) を有 効に設定すると、以 降のボリュームの SIS が無効になる。 ボリュームのプロパティ ウィ ンドウの 詳細 タブを使用し て最初のボリュームの SIS を 有効にすると、SIS は以降のボ リュームで無効になり、エ ラーメッセージも表示されま せん。 この問題を回避する には、コマンドプロ ンプトから次のコマ ンドを実行して、SIS 機能を完全に有効に します。sisadmin /i <ボリューム> GUI を使って以降の ボリュームで SIS を 有効にすると、SIS サービスは停止しま す。その場合は、各 ボリュームで services.msc アプリ ケーションを使用し て SIS サービスを手 動で再開する必要が あります。 詳細については、 Microsoft サポート サイト support.mircosoft.
表 1-3 導入に関する問題と対処法 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 PowerVault MD3000 アレイを 使用してプライ ベート LUN を作成 する際の制約。 LUN の作成時に 記憶域の準備 → サーバーの割り当て で この サーバーのみ オプションを選 択したにもかかわらず、クラ スタ内のすべてのノードに LUN が割り当てられます。 プライベート LUN の作成は、Dell 8 MB 未満のボ リュームをフォー マットしようとす ると、記憶域の準備 ウィザードにエ ラーが発生する。 記憶域の準備 ウィザードを使 これは既知の問題 NFS サービスを開 始または停止する とエラーメッセー ジが表示される。 Microsoft のNFS サービスか ら ユーザー名のマッピング、 NFS 用のクライアント、 または NFS 用のサーバー サービスの 開始または停止を行おうとす ると、次のエラーメッセージ が表示されます。 Unspecified user 22 重要情報 PowerVault MD Storage Manager を 使用して手動で行う 以外にあ
表 1-3 導入に関する問題と対処法 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 記憶域の準備 ウィ ザードで、 PowerVault MD3000 ストレー ジアレイがファイ バーチャネルとし て表示される。 これは既知の問題 です。 は、Dell PowerVault MD3000 ストレージアレイ が、 ファイバーチャネル接続 ではなくてもファイバーチャ ネルとして表示されます。 記憶域の準備 ウィザードで これは既知の問題 です。この問題を解 決するには、デルテ クニカルサポート です。場合によっては、ユー にお問い合わせくだ ザーが何もしなくてもエラー さい。 メッセージが画面から消える ことがあります。 設 Dell ストレージ初期 この問題が発生するのは、 化ウィザード の初期 定が完了する前に Dell スト 化が終了した後で、 レージ初期化ウィザード にエ 終了したため Dell 初期設定タスク ラーが発生し、 ウィザードまたは PowerVault NX1950 管理コン ソール が起動し ない。 PowerVault NX1950 設定タスク ウィザード の Dell O
表 1-3 導入に関する問題と対処法 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 Dell ストレージ初期 Dell ストレージ初期化ウィザー 以下の手順を実行し 化ウィザード が応答 ド を使用してシステムを設 ます。 しなくなる場合が 定している時にデスクトップ 1 Windows タスクマ ある。 がロックされると、同ウィ ネージャ を使用し て、Dell ストレー ザードが応答しなくなる場合 ジ初期化ウィザー があります。 ド アプリケーション を終了します。 2 PowerVault NX1950 管理コン ソール から Dell ス トレージ初期化 ウィザード を再 起動します。スター ト → すべてのプロ グラム → 管理ツー ル → Windows Unified Data Storage Server の順にクリックし ます。 Microsoft エラー 報告に Dell スト レージ初期化ウィ ザード のアプリ ケーションエラー が表示される。 メモ:Dell ストレージ初期化 この問題を回避する には、Dell ストレージ 初期化ウィザード を Dell ストレージ初期化ウィ
表 1-3 導入に関する問題と対処法 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 Windows ファイア 以下のポートが開いている必 ファイアウォールス ウォールの有効化。 要があります。 クリプトをダウン ロードする手順と場 • UDP ポート = 80: http 所については、デル • UDP ポート = 111: Portmap サポートサイト UDP support.dell.
表 1-3 導入に関する問題と対処法 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 • TCP ポート = 25: Storage Processor • TCP ポート = 443: Java CLI/Secure • TCP ポート = 137: NetBIOS TCP • TCP ポート = 139: NetBIOS Session Service • TCP ポート = 445: SMB over TCP • TCP ポート = 3389: Remote Desktop 操作 ペインに 操作 PowerVault NX1950 管理コン これは設計どおりの メ 正常な動作です。 の一覧 の代わりに ソール の 操作 ペインには、 その他の操作 が表示 ニュー名が 操作の一覧 ではな される。 く その他の操作 として表示さ れます。その他の操作 をク リックすると、メニューが表 示されます。この問題は以下 のコンソールで見られます。 • Microsoft の NFS サービス • iSCSI Software Target • • • • 26 重要情報 インデックスサービス ローカルユー
表 1-3 導入に関する問題と対処法 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 Windows Unified Data Storage Server 2003, Standard Edition では、自動フェイル バックがデフォル トで有効になって いない。 PowerVault NX1950 ソ リューションソフトウェアで は、 リバランシングを有効に するように LUN_Rebalance レジストリキーを設定するこ とができません。そのため、 自動フェイルバックが行われ ません。 フェイルバックを手 動で有効にするに は、デルサポートサ イト support.dell.
表 1-3 導入に関する問題と対処法 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 I/O 実行中にボ リュームの拡張が できない。 拡張するボリュームで LUN の拡張も必要な場合、I/O 実 行中のボリュームの拡張は失 敗します。 I/O 実行中にボ リュームを拡張する には、次の手順を実 行します。 • SAN 用記憶域マ ネージャ コンソー ルを使用して LUN を拡張します。 または • Diskpart を使用し て LUN を拡張しま す。Diskpart 詳細に ついては、Microsoft のサポートサイト support.microsoft.com を参照し てください。 NIC のチーム化が Microsoft の仕様により、NIC iSCSI でサポートさ のチーム化はファイルプロト れていない。 コルでのみサポートされてお り、iSCSI ではサポートされて いません。 NIC のチーム化の詳 細については、 Microsoft Windows Server® 2003 テク ノロジセンターの ウェブサイト www.microsoft.
表 1-3 導入に関する問題と対処法 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 ゲートウェイソ リューションで、 ユーザー名にス ペースが含まれて いると VDS プロバ イダの初期化が失 敗する。 Dell ストレージ初期化ウィザー アレイ管理者のユー ド を使用して Dell|EMC アレ ザー名にスペース イを設定する際に、アレイ管 が含まれていない 理者のユーザー名とパスワー ことを確認してく ドを入力する必要がありま ださい。 す。管理者のユーザー名にス ペースが含まれていると、 Dell ストレージ初期化ウィザー 共 ド は正常に完了しますが、 有と記憶域の管理 ウィザード には VDS 初期化エラーが表 示されます。 ゲートウェイソ リューションで、 LUN をサーバーと クラスタのどちら にも割り当てるこ とができない。 SAN ストレージマネージャ 経由で LUN の作成を試みる と、LUN をサーバーまたはクラ スタに割り当てる 手順でエ ラーが発生します。 Navisphere を使用 し、 ログインして任 意のストレージアレ イを右クリックし、 プロパティ を選択し
表 1-3 導入に関する問題と対処法 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 ゲートウェイソ リューションで、 クォーラムディス クをクラスタに割 り当てることがで きない。 SAN ストレージマネージャ 経由で LUN の作成を試みる と、LUN をサーバーまたはクラ スタに割り当てる 手順でエ ラーが発生します。 Navisphere を使用 し、 ログインして任 意のストレージアレ イを右クリックし、 プロパティ を選択し ます。プロパティ ウィンドウで、スト レージアクセス タブ を選択し、アクセス管 理を有効にする チェックボックスに チェックを入れま す。Dell ストレージ 初期化ウィザード を 再実行します。 30 重要情報
管理に関する問題 PowerVault NX1950 ストレージソリューションで管理作業を行う際に発 生する可能性のある問題と回避 / 解決方法を 表 1-4 に示します。 表 1-4 管理に関する問題 問題 説明 回避 / 解決方法 Microsoft Async (非同期)機 5 つ以上の準備処理を同時に行わない 能によって複数の でください。 管理コン ソール がハ SAN ストレージマ ングする。 ネージャ の準備処 理が並行して実行 されると、 Microsoft 管理コ ンソール がハン グする場合があり ます。 LUN にア SAN ストレージマ クセスでき ネージャ を使用し ない。 て LUN が正常に 作成されたにもか かわらず、ディスク の管理 ウィザード から LUN にアク セスできません。 SAN ストレージマネージャ を使用して LUN が正常に作成されてから、初期化 に数分かかる場合があります。LUN に アクセスする前に、LUN の初期化が 100 パーセント完了していることを確 認してください。 表示される SAN ストレージマ LUN の容 ネージャ を使用
表 1-4 管理に関する問題 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 ゲートウェ イソリュー ションで、 LUN の容 量拡張が失 敗する場合 がある。 最大 LUN サイズ これは、Dell|EMC ストレージアレイ使 は、 以前に通知さ 用時の制限です。 れていた最大 LUN サイズに達してか ら拡張されます。 ただし、場合に よっては新しく通 知された容量への 拡張が失敗するこ とがあります。 異なるディスクタイプの組み合わせは LUN の拡 同じディスクグ 張が失敗し ループ内に異なる サポートされていません。 ディスクタイプ ます。 (FC、 SAS、SATAx) が含まれている場 合、LUN の拡張が 失敗します。 NT バック EMC VSS ハード アップが失 ウェアプロバイダ 敗する。 をインストール し、AX4-5 を使用 した場合、NT バ ックアップが失 敗することがあり ます。 32 重要情報 VSS ハードウェアプロバイダがインス トールされている場合、EMC AX4-5 ア レイを使用した NT バックアップはサ ポートされていません。この問題を回 避するには、
表 1-4 管理に関する問題 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 Symantec Backup Exec が例 外でパス する。 EMC VSS ハード ウェアプロバイダ がインストールさ れている場合、 AX4-5 ストレージ アレイ上で Symantec Backup Exec が失敗するこ とがあります。 VSS ハードウェアプロバイダがインス トールされている場合、 EMC AX4-5 ス トレージアレイを使用した Symantec バックアップはサポートされていませ ん。この問題を回避するには、VSS ハー ドウェアプロバイダをアンインストー ルします。 LUN の拡張が失敗 内蔵ソ リューショ します。 ンで LUN の拡張が失 敗する。 この問題を解決するには、拡張を試み ている LUN が初期化済みであること を確認します。LUN が初期化済みであ ることを確認するには、 スタート→ プロ グラム→ Dell MD Storage Manager の 順にクリックします。LUN の初期化が 実行中の場合は、初期化が完了するの を待ちます。 重要情報 33
表 1-4 管理に関する問題 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 LUN を 2 TB を超 えるサイズ に拡張でき ない 既存の LUN を 2 TB を超えるサ イズに拡張しよ うとしても、失敗 します。 この問題を回避するには、次の手順を 実行します。 1 変換する基本マスターブートレコード (MBR)ディスク上の全データを GUID パーティションテーブル(GPT)ディス クにバックアップまたは移動します。 ディスクにパーティションもボリューム もない場合は、手順 3 に進みます。デー タのバックアップは次の手順で行います。 a Share and Storage Provision (共有とストレージの準備)ウィザー ドを使用して、ボリュームの共有を停 止します。 b Clu-admin を起動します(オフラインに して削除します) 。 c クラスタグループへのボリュームの割り 当てを解除し、SMFS を使用してローカ ルサーバーに割り当てます。 2 ディスクの管理 ウィンドウを使用して ディスクを再スキャンし、extend(拡 張)ステータスをアップデートします。 3 コマンドプ
表 1-4 管理に関する問題 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 6 GPT ディスクフォーマットに変換した後 で、このボリュームにドライブ文字を割 り当てます。Diskpart を使用して新しい ボリュームを選択し、拡張します。ディ スクの管理 ウィンドウを使用して、新し いボリュームのサイズが正しいことを確 認します。このボリュームをリソースと してクラスタグループに追加します。共 有と記憶域の管理 インタフェースを更新 します。 LUN が SAN ストレージマ LUN/ ボリュームをクラスタグループ 次の手順を実行します。 フェイル ネージャ の Assign に含めるには、 オーバーし(割り当て)機能 1 LUN をクラスタに割り当てます。 は、LUN/ ボリュー 2 Dell PowerVault Modular Disk ない。 ムをホストに開示 Storage Manager で、LUN が ホスト するだけで、クラ グループ に割り当てられていることを確 認します。 スタグループや HA インスタンス 3 ディスクの管理 で、ディスクが基本ディ スクであることを確認し、ドライブ
表 1-4 管理に関する問題 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 6 次へ をクリックします。 7 すべてのクラスタノードが 実行可能な所 有者 ウィンドウ内にあることを確認し、 次へ をクリックします。 8 次の依存関係を選択します。 – クラスタ IP アドレス – クラスタ名 – 選択した物理ディスク 9 追加 をクリックし、次に 次へ をクリッ クします。 10 ウィザードの手順を完了し、完了 をク リックします。 11 リソース を右クリックし、オンライン を選択します。これでディスクがクラス タの一部になりました。 12 共有と記憶域の管理 ウィンドウで、 ボリューム タブ を更新します。 36 重要情報
表 1-4 管理に関する問題 (続き) 問題 説明 共有の準備 ウィザード 共有と記憶域の管理 これは既知の問題です。 で既存の共 有フォルダ 内に共有を 作成するこ とができ、 現在のファ イル設定が 消去される ことを示す 警告メッ セージも 表示され ない。 回避 / 解決方法 ウィザードでは、 既存の共有フォル ダ内に新しい共有 フォルダを作成す ることができ、そ れを作成すると既 存の共有フォルダ の ファイルスク リーン 設定が消去 されることを示す 警告メッセージも 表示されません。 共有と記憶域の管理 ウィザードの 共有 タブ内のすべての 共有の ファイルス クリーン 設定に チェックマークが 入っています が、 共有に適用される のは、最後の ファ イルスクリーン 設 定だけです。 重要情報 37
表 1-4 管理に関する問題 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 PowerVault Power詳細については、Microsoft サポートサ Vault NX1950 ストレー イト support.mircosoft.
表 1-4 管理に関する問題 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 ファイル サーバーリ ソースマ ネージャ を ファイルサーバーリ PowerVault NX1950 管理コンソール の 下に表示されるスナップインは無視し ソースマネージャ PowerVault NX1950 管 理コンソー ル 内にス NX1950 管理コン ソール の下にそ をアンインストー て構いません。 ルして再インス アンインス トールすると、コ トールして ンソールが 共有と 記憶域の管理 ウィ 再インス トールす ザードと PowerVault ると、 れぞれ表示され ます。 ナップイン が 2 つ表示 される。 クラスタ内 のフェイル オーバーボ リュームの LUN タイ プが シン プル とし て表示さ れる。 クラスタ内 のボリュー ムの LUN タイプが 不明 とし て表示さ れる。 共有と記憶域の管理 RAID のタイプを更新するには、 次の手 ウィザードでは、 順を実行します。 フェイルオーバー 1 ボリュームが シンプル として表示されて するすべてのボ いる 2 番目のノードで、ディス
表 1-4 管理に関する問題 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 Microsoft Cluster Services でシャド ウコピー の復元が 失敗する。 クラスタグループ の一部であるボ リュームのシャド ウコピーを復元し ている時に、エ ラーメッセージが 表示されます。 ボリュームをクラスタリソースから削 除し、シャドウコピーを復元します。 復元が成功したら、ボリュームをクラ スタグループに戻します。詳細につい ては、Microsoft サポートサイト support.microsoft.
表 1-4 管理に関する問題 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 ボリューム に割り当て られている 利用可能な ドライブ文 字が、SAN LUN の作成操作を 間隔を置かずに 2 回続けて実行する と、利用可能なド ライブ文字が SAN この問題を回避するには、ディスクの管 理 コンソールを使用してボリュームを SAN 用記憶域マ ネージャ コンソー この問題を回避するには、 共有と記憶域 のマネージャ コンソールを使用してボ リュームを削除します。 用記憶域マ ネージャ コ ンソールに よって削除 されない。 ディスクの 管理 コン ソール内の 削除済みの ドライブま たはボ リュームが 原因で、シ ステムが クラッシュ する。 手動で作成するか、または使用されて いるドライブ文字が SAN 用記憶域マ ネージャ コンソールから削除されるま 用記憶域マネージャ で数秒待ちます。 コンソールによっ て削除されませ ん。この問題は、 ボリューム作成 エラーに関する エラーメッセー ジによって示さ れます。 ルを使用してボ リュームを削除し ても、そのボ リュームは ディス クの
表 1-4 管理に関する問題 (続き) 問題 説明 Windows アプリケー ションログ に VDS エ ラーが報告 される。 LUN の作成または この問題を回避するには、 SMReg ツー 削除中に、 ルを使用してストレージアレイにパス Windows アプリ ワードを設定します。 ケーションログに 次のエラーメッ セージが報告され ます。 Storage Manager for SANs encountered the following error(s) while loading information from Virtual Disk Service (VDS) or VDS hardware provider(s). Some of the functionality may not be available on the hardware provider(s).
表 1-4 管理に関する問題 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 (SAN 用記憶域マ ネージャが仮想 ディスクサービス (VDS)または VDS ハードウェア プロバイダから情 報を読み込む際 に、次のエラーが 発生しました。 ハードウェアプロ バイダで一部の機 能が利用できない 場合があります。) LUN - 'www' IVdsDisk.Quer yExtents 'System.Runti me.InteropSer vices.
表 1-4 管理に関する問題 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 Backup Exec 10.x for Microsoft Windows Server を 使用して Windows Unified Data Storage Server 2003 x64 を実行して いるサー バーを保 護してい ると、 Backup Exec 10.x for Windows Server を使用して Windows Unified Data Storage Server 2003 x64 を保護している と、BERemote.exe が突然終了し ます。 Symantec は、Veritas のサポートサ イト support.veritas.com に記載され ている技術情報の記事 285187 でこの 問題を扱っています。 BERemote.
表 1-4 管理に関する問題 (続き) 問題 説明 サイズによ PowerVault るソート の NX1950 管理コン 操作が正 ソール では、 行の 常に行え ない。 回避 / 解決方法 これは既知の問題です。 ソートが数値で はなく文字の値 に基づいてソート されます。この問 題が発生するのは 以下のウィザード です。 • LUN の作成 ウィ ザード ― サブシ ステムとタイプ • 共有フォルダの準 備 ウィザード ― 共有フォルダの 位置 • 記憶域の準備 ウィザード ― LUN のタイプ たとえば、列の ソートを行うと 1, 2, 10, 20, 100, 200 の順ではなく、文 字列値に基づいて 1, 10, 100, 2, 20, 200, ...
表 1-4 管理に関する問題 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 Java RDP セッション を最小化し た後、復元 できない。 Java リモートデス クトッププロトコ ル (RDP) セッショ ンを最小化する と、 フルスクリー ンモードに復元す ることができませ ん。セッションの 復元は不可能に見 えます。 この問題を回避するには、ブラウザ をいったん閉じて開きなおし、リモ ートシステムとのセッションを確立 します。 分散ファイ ルシステム (DFS) レプ リケーショ ングループ の診断レ ポートでエ ラーが発生 する。 46 レプリケーション 詳細については、Microsoft サポートサ グループの診断レ イト support.microsoft.com で技術情 ポートの作成時 報の記事 912154 を参照してください。 に、 次のエラー メッセージが表示 されます。 The health report cannot be generated.
表 1-4 管理に関する問題 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 ゲートウェ SAN ストレージマ 設計どおりの正常な動作です。 イソリュー ネージャ の使用中 ションで、 には、ドライブライ ドライブラ トの点滅 オプシ イトの点滅 ョンは機能しま オプション せん。 を実行して も警告メッ セージが返 され、 機能 しない。 LUN が割 ポートの選択を試 これは既知の問題です。この問題を回 り当てられ みる時に、LUN が 避するには、Microsoft 管理コンソール ていると、 以前に作成済み、 を閉じて再開するか、またはシステム Microsoft またはアレイに割 を再起動します。 り当て済みの場 管理コン サーバー接続の ソール を使 合、 用してポー 管理 を使用して ト(WWN) ポートの割り当て の割り当て を解除することが を解除する できません。 ことができ この操作を試みる ない。 と、Microsoft 管理 コンソール がク ラッシュします。 システムイ ベントログ に、削除さ れた LUN の EMC Powerpath® デッ ドパスが表 示される。 ま M
表 1-4 管理に関する問題 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 ゲートウェ 総ストレージ容量 これは設計どおりの正常な動作です。 イソリュー の 19 パーセント ションで、 がオーバーヘッド LUN の作成 用に割り当てら この部分には ウィザード れ、 に表示され データを格納する る使用可能 ことができません これが使用可 な空き容量 が、 の値が正し 能な空き容量とし て表示されます。 くない。 48 重要情報
表 1-4 管理に関する問題 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 ボリューム上にボ シャドウコピーから作成されたスナッ リュームシャドウ プショットを削除するには、シャドウ コピーを作成する コピー全体を削除します。 ナップイ と、 そのボリュー ンを使用 ム上に存在する各 して、 Microsoft iSCSI 仮想ディス クについてスナッ 管理コン ソール 経由 プショットが作成 されます。 で iSCSI Microsoft iSCSI スナップ Software Target→ ショット を削除す スナップショット→ アクティブなスナッ ることが プショット の順に できない。 進むことで、 Microsoft iSCSI ス Microsoft 管理コン ソール からスナッ プショットを表 示、 復元、またはマ ウントできます。 この問題は、ボ リュームシャドウ コピーを持つボ リュームに複数の iSCSI 仮想ディス クを導入した場合 に発生します。こ のボリューム上の iSCSI スナップ ショットを削除し ても、スナップ ショットは削除さ れず、別の iSCSI 仮 想ディス
表 1-4 管理に関する問題 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 クラスタ からノー ドを削除し ようとす ると、CLI エラーが 発生する。 システムを再起動し、もう一度コマン CLI コマンド ドを実行してください。 cluster node <ノード名> /forcecleanup を実行すると、シ ステムに、コマン ドが失敗したこと を通知するエラー が表示されます。 ゲートウェ イソリュー ションで GPT(GUID パーティ ションテー ブル)ボ リュームの 拡張が失敗 する。 次の手順を 共有と記憶域の管理 この問題を回避するには、 ウィザード内で更 実行します。 新を行わずに GPT 1 拡張するボリューム上の共有を停止し ボリュームの拡張 ます。 を試みると、拡張 2 ディスクの管理 ウィザードからボリュー は失敗します。 ムパーティションを削除します。 3 共有と記憶域の管理 → ボリューム の順 に進み、更新 をクリックします。 4 ディスクの管理から GPT に変換します。 5 ディスクの管理から新しいボリュームを フォーマットし、ドライブ文字を割り当 てます。
表 1-4 管理に関する問題 (続き) 問題 説明 ゲートウェ イソリュー ションで、 Dell|EMC AX150 ス トレージア レイを最 大限に拡 張しよう とすると 失敗する。 パーティション分 • Navisphere Manager から LUN を拡張し ます。 割されていない • ディスクの管理 または Diskpart ユー AX150 ストレージ ティリティからボリュームを拡張します。 アレイ上に 2 TB の LUN またはボ リュームを作成す ると、最大限に拡 張することができ なくなります。こ の問題が発生する のは、共有と記憶 域の管理 ウィザ ードを使用した場 合です。 ゲートウェ イソリュー ションで、 LUN が 2 TB を超え る場合、 SAN 用記憶域マ ネージャ コンソー SAN 用記憶 域マネー ジャ コン 回避 / 解決方法 これは既知の問題です。 ルでは、2 TB を超 える LUN はすべ て 2 TB として報 告されます。 ソールに表 示される LUN のサ イズが正し くない。 重要情報 51
表 1-4 管理に関する問題 (続き) 問題 説明 ゲートウェ イソリュー ションで、 LUN 拡張 の最大サ イズが増 加する。 初期最大サイズと Navisphere Manager を使用して LUN して報告される値 サイズの上限を確認します。 は、 それを構成す る RAID グループ の要件に基づいて 拡張可能です。ス トレージアレイに 拡張の操作を行う と、LUN 拡張の最 大サイズとして報 告される値が増加 します。それは次 のいずれか、また は両方の理由によ ります。 • RAID グループの 最大サイズを評価 する際に、RAID グループのオー バーヘッドとして 5 ~ 7 パーセント が必要なため、 API がセーフバッ ファゾーンを割り 当てた。 • ディスクを追加 して新しい RAID グループが作成 された。 52 重要情報 回避 / 解決方法
表 1-4 管理に関する問題 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 ゲートウェ イソリュー ションで、 実際の LUN 拡張 サイズが 要求され たサイズ を下回っ ている。 LUN が正常に作成 Navisphere Manager を使用して LUN されると、報告さ サイズの上限を確認します。 れる LUN のサイ ズは 共有と記憶域 の管理 ウィザード で要求される LUN のサイズを下回っ ています。 API は最大 LUN サ イズを評価する際 にセーフバッファ ゾーンを割り当て ます。最大 LUN サ イズは RAID の種 類によっても左右 されます。オー バーヘッドは LUN サイズの約 5 ~ 7 パーセントです。 たとえば、100 GB の LUN では、オー バーヘッドに 2 TB が割り当てられ ます。 重要情報 53
アップグレードに関する問題 アップグレード中に発生する可能性のある問題とその解決方法を 表 1-5 に示します。 表 1-5 アップグレードに関する問題 問題 説明 回避 / 解決方法 アップグ レード中 にファイ アウォー ルを有効 に設定す ると、問 題が発生 する場合 がある。 Windows Unified Data アップグレードを開始する前に Storage Server 2003 ファイアウォールを無効にします。 Standard Edition から Windows Unified Data Storage Server 2003 Enterprise Edition への アップグレード中に Windows ファイア ウォールが有効に設定 されていると、 Microsoft iSCSI Software Target コン ソールにエラーが発生 します。 仮想デ ィスク のイン ポート。 54 OS を再導入する前に LUN の割り当て解除を 正しく行わないと、SCSI 予約のために既存の LUN が新しい OS で使 用できないおそれがあ ります。 重要情報 仮想ディスク
表 1-5 アップグレードに関する問題 (続き) 問題 説明 回避 / 解決方法 クラスタ に加える 前にノー ドに iSCSI 仮 想ディス クを割り 当てる と、iSCSI ノードをクラスタに加 える前に iSCSI 仮想 ディスクまたはター ゲットを作成すると、 以下の手順を実行します。 Software Target コンソ ールがク ラッシュ する。 iSCSI Software Target スナップインがクラッ シュします。 1 Microsoft iSCSI Target Service を 停止し、PowerVault NX1950 管理 コンソール を閉じます。 2 cluadmin.
重要情報