Users Guide
はじめに 11
•
デュアルポートの
NIC
を
2
枚使用し、
2
つのポートを
iSCSI
専用とす
ることをお勧めします。各
NIC
を別々のサブネット上で設定します。
NIC
が
3
枚以下の場合は、
iSCSI
トラフィック用にコーポレート
/
パ
ブリックネットワーク(
LAN
)リンクを使用しないことをお勧めし
ます。そうすればトラフィックの輻輳が回避でき、パフォーマンス
が改善します。
iSCSI
パス用の冗長
NIC
構成とベストプラクティスを
図
1-1
と
図
1-2
に示します。
•
チャレンジハンドシェイク認証プロトコル(
CHAP
)を使用すること
で、セキュリティで保護された
iSCSI
が可能になります。
CHAP
設定
の詳細については、
59
ページの「チャレンジハンドシェイク認証プ
ロトコルを使用して設定するセキュリティで保護された
iSCSI
接続」
を参照してください。
メモ: パブリックネットワーク上で iSCSI トラフィックが設定されて
いる場合に限り、CHAP の設定が必要です。
•
iSCSI
ストレージに高可用性を提供するには、クラスタソリューショ
ンの両方のノードでアクティブ
/
アクティブ
iSCSI
ターゲットを設定
します。
表1-2 PowerVault NX1950 クラスタソリューションをターゲットとして使用
する方法
NIC の数 イニシエータ 参考図
4
(オプション
1
)
NIC-1 -
パブリックネットワーク用の
NIC
NIC-2 -
クラスタのハートビート用のプ
ライベートネットワーク
NIC-3 - iSCSI
専用のトラフィック
(サブネット
A
)
NIC-4 - iSCSI
専用のトラフィック
(サブネット
B
)
図
1-4
4
(オプション
2
)
NIC-1
と
NIC-2 -
パブリックネットワー
ク用にチーム化
NIC-3 -
クラスタのハートビート用のプ
ライベートネットワーク
NIC-4 - iSCSI
専用のトラフィック
図
1-5