Users Guide
44 エンドツーエンドの詳細な iSCSI のセットアップ
仮想ディスクの作成手順を以下に説明します。この例では、
100 GB
の仮想ディスクと
200 GB
の仮想ディスクが
iSCSI
ターゲット上に作
成されます。
iSCSI
イニシエータは、
TCP/IP
ネットワーク経由でこれ
ら
2
つの仮想ディスクをボリュームとして識別します。
a
ターゲット名を右クリックして、
Create Virtual Disk Wizard
(仮想ディスクの作成ウィザード)を起動します。
b
Next
(次へ)をクリックします。
File
(ファイル)画面が表示
されます。
iSCSI
ターゲットで使用できる内蔵ディスクボリューム(接続さ
れているストレージアレイから利用可能な
RAID
ボリューム)上
に仮想ディスクを作成します。
メモ: File(ファイル)画面で、Browse(参照)オプションを使用し
て内蔵ディスクボリュームを選択し、拡張子 .vhd を持つ仮想ディス
クファイルの名前を入力します。
c
Next
(次へ)をクリックします。
Size
(サイズ)画面が表示さ
れます。
仮想ディスクのサイズは、ホストサーバー上のアプリケーション
の必要性によって左右されます。仮想ディスクのサイズを選択
し、
Next
(次へ)をクリックします。この例では、このボ
リューム上で使用可能な
501 GB
から
100 GB
のサイズを選択し
ます。
d
Description
(説明)画面が表示されます。
Description
(説明)フィールドの入力は任意です。ただし、管理上、入力し
ておくことをお勧めします。
Next
(次へ)をクリックします。
e
Access
(アクセス)画面が表示されます。
Add
(追加)をク
リックし、
iSCSI
ターゲット情報を入力します。
仮想ディスクを
iSCSI
ストレージボリュームとして使用するに
は、仮想ディスクをアプリケーションホスト用の
iSCSI
ターゲッ
トと関連付ける必要があります。
f
Next
(次へ)をクリックします。
Completing the Create
Virtual Disk Wizard
(仮想ディスクの作成の完了ウィザード)が
表示され、仮想ディスクが正常に作成されたことが示されます。