Users Guide

はじめに 9
アクティブ / パッシブとアクティブ / アクティブ iSCSI
3.0 iSCSI Target
で構成された
PowerVault NX1950
クラスタソリュー
ションでは、クラスタリソースを所有する
1
つのノードのみが
iSCSI
ター
ゲットを作成し、所有することができます。
iSCSI
ターゲットサービスは、
一度に
1
つのノードでのみ動作します(アクティブ
/
パッシブ設定)
3.1 iSCSI Target
で構成された
PowerVault NX1950
クラスタソリュー
ションでは、クラスタのすべてのノードで
iSCSI
高可用性(
HA
)インス
タンスを作成して、アクティブ
/
アクティブ
iSCSI
ターゲットのアクセス
を容易にすることができます。クラスタのすべてのノードで同時に
iSCSI
ターゲットサービスを使用することができます。
メモ:3.0 iSCSI Target ソフトウェアを使用すると、アクティブ / パッシブ
のクラスタソリューションを構成できます。3.1 iSCSI Target ソフトウェア
により、アクティブ / アクティブのクラスタ設定が可能になります。3.1
iSCSI Target ソフトウェアは、デルサポートサイト support.dell.com からダウ
ンロードします。
PowerVault NX1950 ストレージソリューショ
ンを iSCSI Software Target として設定する
前に
PowerVault NX1950
ストレージソリューションを
iSCSI
ターゲットとし
てセットアップする前に、本項を最後までお読みください。
PowerVault
NX1950
クラスタソリューションにおけるイーサネット設定、
iSCSI
ター
ゲットのセキュリティ設定、
iSCSI
ターゲット用の特定の設定などの機能
について検討する必要があります。
iSCSI SAN 設定のベストプラクティス
1-1
と表
1-2
には、
iSCSI
ネットワークのさまざまなモデルで(ター
ゲット上に)
NIC
を設定する際に必要な情報が記されています。
イニシエータ(ホスト)に冗長パスを設定することができます。
Microsoft
マルチパス
I/O
MPIO
)は、バージョン
2.06
以降のイニ
シエータでサポートされています。
PowerVault NX1950
ストレージソリューションまたは
PowerVault
NX1950
クラスタソリューションで
MPIO
接続を効率的にするには、
ターゲットおよびイニシエータ上に
2
枚の専用
iSCSI NIC
が必要
です。