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システム診断プログラムの実行 145
システム診断プログラムの実行
システムに問題が発生した場合、テクニカルサポートに電話される前に診断プロ
グラムを実行してください。診断プログラムを使うと、特別な装置を使用せずに
システムのハードウェアをテストでき、データが失われる心配もありません。ご
自身で問題を解決できない場合でも、サービスおよびサポート担当者が診断プロ
グラムのテスト結果を使って問題解決の手助けを行うことができます。
オンライン Diagnostics(診断)の使い方
システムの問題を分析するには、オンライン
Diagnostics
(診断)を最初に使用
します。オンライン
Diagnostics
(診断)は、診断プログラムまたはテストモ
ジュールの一式であり、ハードディスクドライブ、物理メモリ、通信ポート、プ
リンタポート、
NIC
、
CMOS
など、シャーシやストレージコンポーネントを対象
とする診断テストを実行します。オンライン
Diagnostics
(診断)を使用して問
題を識別できない場合は、内蔵されたシステム診断プログラムを使用します。
サポートされている
Microsoft
Windows
オペレーティングシステムおよび
Linux
オペレーティングシステムを実行しているシステムでオンライン
Diagnostics
(診断)を実行するために必要なファイルは、
support.jp.dell.com
から入手することができます。また、システムに付属の
CD
にも収録されています。
Diagnostics
(診断)の使い方については、
Dell
オンライン
Diagnostics
(診断)の『ユーザーズガイド』を参照してください。
内蔵されたシステム診断プログラムの機能
システム診断プログラムは、特定のデバイスグループや各デバイス用の一連のテ
ストメニューとオプションで構成されています。システム診断プログラムのメ
ニューとオプションを使って、以下のことが行えます。
•
テストを個別または全体的に実行
•
テストの順序を制御
•
テストの繰り返し
•
テスト結果の表示、印刷、または保存
•
エラーが検知された場合にテストを一時的に中断、またはユーザーが指定す
る最大エラー数に達したときにテストを終了
•
各テストとそのパラメータを簡潔に説明するヘルプメッセージを表示
•
テストが問題なく終了したかどうかを知らせるステータスメッセージを表示
•
テスト中に発生した問題を通知するエラーメッセージを表示