Dell PowerVault Network Attached Storage(NAS)システム 管理者ガイド
メモ、注意、警告 メモ:コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意:手順に従わない場合は、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性があ ることを示しています。 警告:物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 ____________________ 本書の内容は予告なく変更されることがあります。 © 2010 ~ 2011 すべての著作権は Dell Inc. にあります。 Dell Inc. の書面による許可のない複製は、いかなる形態においても厳重に禁じられています。 本書に使用されている商標: Dell™、 DELL ロゴ、PowerEdge™、 PowerVault™、および OpenManage™ は Dell Inc. の商標です。 Microsoft®、 Windows® 、 Windows Server® およ ® び Active Directory は米国および / またはその他の国々における Microsoft Corporation の商標 ® または登録商標です。 UNIX は、 Novell,Inc.
目次 1 2 3 概要 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7 本リリースの新機能 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7 オペレーティングシステムのエディション . . . . . . . . 7 サポートされているシステム . . . . . . . . . . . . . . . 8 システムに事前インストールされた設定 . . . . . . . . . 8 役割およびサービス . . . . . . . . . . . . . . . . . 8 NAS システムの初期設定 . . . . . . . . . . . . . . 9 キーボード、モニタ、およびマウスを使用した ストレージシステムの設定 . . . . . . . . . . . . . . . 9 NAS システムの設定 . . . . . . . . . . . . . . . . 11 . . . . . . . . . . . . . . . . . .
設定ツール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15 ストレージ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15 Windows Server バックアップ . 4 NAS システムの管理 . . . . . . . . . . 15 . . . . . . . . . . . . . . . . 17 . . . . . . . . 17 組み込み機能 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17 管理用リモートデスクトップ . . . . . . . . . . . . . . 18 リモートデスクトップ接続 . . . . . . . . . . . . . 19 Dell OpenManage Server Administrator . 5 NAS システムのアップデート 6 NAS オペレーティングシステムの 7 4 再インストール . . . . . . . . . . . . . . .
ボリュームにおける SIS の有効化または無効化 . . . . . 45 ボリュームでの SIS の有効化. . . . . . . . . . . . ボリュームでの SIS の無効化. . . . . . . . . . . . 45 45 共有フォルダのシャドーコピーの有効化 . . . . . . . . 46 共有フォルダのシャドウコピーの有効化 および設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 46 サーバーのバックアップの実行 . . . . . . . . . . . . . 46 Microsoft Windows サーバーバックアップ スナップインへのアクセス. . . . . . . . . . . . 46 バックアップするボリュームの選択 . . . . . . . . . . . 47 ストレージの場所の選択 . . . . . . . . . . . . . . . . .
目次
概要 Dell ネットワーク接続ストレージ(NAS)システムは、以下のユーザーインタ フェースを提供する Microsoft Windows Storage Server 2008 R2 オペレー ティングシステムを実行します。 • 初期システム設定 • 統合ストレージアプライアンス管理 • 簡略セットアップ • ストレージおよび共有フォルダの管理 Windows Storage Server 2008 R2 は、NAS のために最適なパフォーマンスを 提供するよう、特別に配慮されています。共有およびストレージ管理シナリオに おける拡張機能、また、ストレージアプライアンス管理コンポーネントおよび機 能の統合も提供します。 本リリースの新機能 Windows Storage Server 2008 R2 は、管理インタフェースを拡張および統合 することによって、効率的で統合されたファイル管理を提供します。これには次 の特徴と機能が含まれます。 • ファイルサーバーリソースマネージャ(FSRM)は、追加の管理タスクを実 行するためのサポートを提供します。 • Share and Storage Manag
サポートされているシステム • • • Dell PowerVault NX300 Dell PowerVault NX3000 Dell PowerVault NX3100 システムに事前インストールされた設定 役割およびサービス • ファイルサービス — 共有フォルダを管理し、ネットワークからお使いのシス テム上のファイルへのアクセスをユーザーに許可します。 • FSRM — ユーザーがレポートを生成、クォータを設定、およびファイルス クリーニングプロパティを定義することを可能にします。 • SIS — ストレージシステムの重複するファイルを統合することによってスト レージ領域を縮小します。 メモ:Windows Storage Server 2008 R2 Workgroup Edition x64 With SP1 では SIS は使用できません。 • • 印刷サービス Web サーバー(IIS)— WebRDP と呼ばれる機能を提供します 。 WebRDP は、Windows またはその他のオペレーティングシステムを実行 しているシステムが、ウェブブラウザを使ってシステムにアクセ
NAS システムの初期設定 キーボード、モニタ、およびマウスを使用した ストレージシステムの設定 1 イーサネットケーブルの一端を NAS システム背面の 10/100/1000 RJ-45 Network Interface Cable(NIC)コネクタに接続し、もう一方の端を機能 しているイーサネットポートに接続します。 2 電源ケーブルの一端を NAS システムに接続し、もう一方の端を電源に差し 込みます。 3 キーボード、モニタ、およびマウスを NAS システムに接続します。 4 電源ボタンを押して、NAS システムの電源を入れます。 5 NAS システムに管理人としてログインします。デフォルトのパスワードは Stor@ge! です。 6 Dell PowerVault NAS 初期設定ウィザード は、以下を実行できる手順 を示します。 a デフォルトのパスワードを変更するオプション。 b バックエンドストレージソフトウェアの選択および設定(該当する 場合)。 c 必要に応じて、デフォルトのシステム言語の選択と設定。 d 設定の確認。 e 必要に応じてシステムを再起動。 7
NAS システムの初期設定
NAS システムの設定 Server Manager コンソールは Microsoft Management Console(MMC)が 拡張されたもので、複数の設定および管理ツールが一箇所に収容されています。 お使いのストレージシステムの管理用単一ペインとして機能します。 Server Manager Server Manager メインウィンドウでは次の項目を表示できます。 • サーバーの識別情報の詳細スナップショット • 選択されたセキュリティ設定オプション • インストールされた役割および機能 Server Manager メインウィンドウの Resources and Support(リソースお よびサポート)エリアには、最新マニュアルおよびダウンロードへのリンクが含 まれており、Microsoft Windows Storage Server 2008 R2 の将来のバージョ ンの改善に役立つ、フィードバックプログラムへの参加が可能です。 Server Summary(サーバーサマリ)エリアでは、システム名、ネットワーク アドレスおよびシステムで実行されているオペレーティングシステムの製品
診断 • イベントビューア • NAS Appliance ソフトウェア • 信頼性とパフォーマンス • デバイスマネージャ 設定 • タスクスケジューラ • Windows ファイアウォールアドバンスセキュリティ • サービス • WMI コントロール • ローカルユーザーおよびグループ ストレージ • ディスクの管理 • Microsoft Windows Server バックアップ 役割 Roles Summary(役割のサマリ)セクションでは、コンピュータにインス トールされた役割を一覧表示します。各役割左側にあるアイコンは、役割の現在 の一般動作状態を表示します。 Roles Summary(役割のサマリ)セクションで役割の名前をクリックして、 その役割のホームページを開きます。 共有とストレージの管理 Share and Storage Management(共有とストレージの管理)は、ネットワー クで共有されているフォルダおよびボリュームの集中管理の場を提供します。 Server Message Block(SMB)共有を作成するには、25 ページの「サーバー メッセージブロック共有の作
ファイルサーバーリソースマネージャ FSRM は Windows Storage Server 2008 R2 用の一連のツールで、システムに 保存されたデータの量およびタイプを管理者が理解、制御、管理することを可能 にします。FSRM を使用することにより管理人は、フォルダおよびボリュームへ のクォータの設定、積極的なファイルのスクリーン、および総合的なストレージ レポートの生成を実行することができます。この高度なツールの一式は、既存の ストレージリソースを管理者が効果的に監視するために役立つだけではなく、将 来のポリシー変更の計画および施行にも役立ちます。39 ページの「クォータおよ びファイルスクリーンの作成」を参照してください。 ストレージレポート管理 FSRM MMC スナップインのストレージレポート管理ノードでは、次が可能にな ります。 • ディスク使用の傾向を確認するため、定期的なストレージレポートをスケ ジュール。 • すべてのユーザー、または選択されたグループのユーザーに対して、無許可 のファイルを保存しようとする行為を監視。 • ストレージレポートを即時に生成。 ディス
分散ファイルシステム管理 分散ファイルシステム(DFS)は、お使いのシステムではデフォルトで有効化さ れていません。DFS を有効化するには次の手順を実行します。 1 Server Manager を起動して、Roles Tree(役割ツリー)にある File Services(ファイルサービス)をクリックします。 2 Add Role Services(役割サービスの追加)リンクを探し、それをクリッ クします。 3 DFS を選択し、ウィザードを完了します。 名前空間 DFS 名前空間では、異なるサーバーに位置する共有フォルダを、ひとつ、または 複数の論理的に構築された名前空間にグループ化することを可能にします。それぞ れの名前空間は、ユーザーにはサブフォルダ一連を含む単一の共有フォルダに見え ます。しかし、名前空間の基礎構造は、異なるサーバーおよび複数の場所にある数 多くの共通フォルダで構成されることもあります。 名前空間の作成 Namespace(名前空間)ウィザード を使用して名前空間を作成します。 Start(スタート)→ ServerManager Roles(ServerManager
設定ツール 設定ツールは、管理者が特定の管理業務を最適化することに役立ちます。これら のツールの使用に関する詳細は、Server Manager の Snap-in(スナップイン) を右クリックし、Help(ヘルプ)をクリックします。 ストレージ Windows Server バックアップ Windows Server バックアップは Windows Server 2008 R2 の機能で、インス トールされているサーバーの基本的なバックアップおよびリカバリタスクを実行 するためのウィザードおよびツールの一連を提供します。この機能は再設計され、 新しいテクノロジが導入されています。Windows の以前バージョンにおける バックアップ機能(Ntbackup.
NAS システムの設定
NAS システムの管理 次の管理ツールはお使いのシステムにインストール済みです。 • Dell OpenManage Server Administrator • 管理用リモートデスクトップ Dell OpenManage Server Administrator Dell OpenManage Server Administrator は、2 つの方法で包括的な一対一の システム管理ソリューションを提供します。 • 統合的なウェブブラウザベースのグラフィカルユーザーインタフェース (GUI)— Server Administrator ホームページからの管理 • コマンドラインインタフェース(CLI)— オペレーティングシステムからの 管理 Server Administrator は、ネットワークの NAS システムをローカルおよびリ モートで管理することを可能にします。 Server Administrator は次の情報を提供します。 • 正常に動作しているシステムと問題があるシステム • アップデートが必要なシステム • リモート回復操作が必要なシステム 組み込み機能 Server Ad
計装サービス Instrumentation Service(計装サービス)は、業界標準システム管理エー ジェントを使用して収集された、障害およびパフォーマンスの詳細情報への素早 いアクセスを提供します。また、シャットダウン、スタートアップおよびセキュ リティを含む、監視対象のシステムのリモート管理も可能になります。 リモートアクセスサービス Remote Access Service(リモートアクセスサービス)は、リモートアクセスコン トローラが装備されているシステムへの完全なリモートシステム管理を提供しま す。リモートアクセスサービスに関する詳細は、support.dell.
• Microsoft Windows Server リモート管理アプレット 詳細に関しては、Windows Server 2008 R2 ヘルプでも利用可能な、管理用リ モートデスクトップを参照してください。 メモ:セキュアな接続には、サーバー用の証明書を取得し、HTTPS 接続を使用し て Windows Storage Server 2008 R2 に接続することをお勧めします。 リモートデスクトップ接続 管理者は、リモートデスクトップ接続を利用することによって、Windows ベー スのコンピュータから Windows Storage Server 2008 R2 を実行するコン ピュータを完全に管理することができます。管理者はアクセスを容易にするため、 管理用に使用しているコンピュータのデスクトップにリモートデスクトップ 接続 を作成し、保存することができます。 Windows Storage Server 2008 R2 にリモートデスクトップの接続を作成し保 存するには次の手順を実行します。 1 Start(スタート)→ Run(ファイル名を指定して実行)の順にクリックし ます。Ru
NAS システムの管理
NAS システムのアップデート お使いの NAS システムを最新ソフトウェアでアップデートするには、次の手順を 実行します。 1 Dell サポートサイト support.dell.
NAS システムのアップデート
NAS オペレーティングシステムの 再インストール 注意:NAS オペレーティングシステムを再インストールする前に、お使いのシス テムの内蔵ディスクドライブをバックアップすることをお勧めします。 1 『Dell PowerVault NAS Operating System Reinstall』DVD を挿入し、 システムをシャットダウンします。 2 NAS システムを再スタートし、DVD から起動します。 メモ:お使いの NAS システムは、デフォルトで DVD から起動します。過去 に起動順序を変更した場合は、変更しなおす必要がある場合があります。 オペレーティングシステムの再インストールが開始され、エラーが発生しな い場合はユーザーの操作なしで進行します。この処理は完了まで約 30 ~ 45 分かかります。発生したエラーは、お使いのデバイスの前面 LCD パネル に表示されます。この問題を解決するには、デルサポートサイト support.dell.
NAS オペレーティングシステムの再インストール
NAS システムの使い方 サーバーメッセージブロック共有の作成 サーバーメッセージブロック(SMB)プロトコルは Microsoft Windows ベース のファイルシステム用のアクセス制御で、個々のユーザーおよびグループに許可 を与えることによって実装されます。 Server Manager を使用して SMB 共有 を作成するには次の手順を実行します。 1 Start(スタート)→ Programs(プログラム)→ Administrative Tools(管理ツール)→ Share and Storage Management(共有と ストレージの管理)または、Server Manager → Roles(役割)→ File Services(ファイルサービス)→ Share and Storage Management (共有とストレージの管理)とクリックします。 2 右ペインで Provision Share(共有の準備)を選択します。 3 SMB 共有として有効にするボリュームを参照して選択し、ウィザードを実 行します。 4 SMB を共有プロトコルとして選択します。 フォルダ名が共有名と
NFS 共有 ネットワークファイルシステム(NFS)プロトコルは、アクセス制御(UNIX ベースのファイルシステム用)を提供し、ネットワーク名を使用して特定のクラ イアントシステムおよびグループに許可を与えることによって実装されます。 アイデンティティマッピング NFS 共有を作成する前に、管理者はアイデンティティマッピングを設定する必要 があります。アイデンティティマッピングソースには次のいずれかを利用するこ とが可能です。 Microsoft Active Directory ドメイン名サーバー (Microsoft Windows Server 2003 ドメインコントローラまたは Microsoft Windows Server 2008 R2 ドメインコントローラ) • User Name Mapping(UNM)サーバー • Active Directory Lightweight Directory Services(AD LDS) • 4 つの利用可能なオプションから適切なオプションを選択し、アクションを実行 して設定手順に進み、その後 NFS 共有を作成する手順に進みます。 オプ
オプション 2:Windows 2008 ドメインコントローラをアイデンティ ティマッピングのソースにする Windows 2008 Domain Controller(Windows 2008 ドメインコント ローラ)へ移動し、Server Manager → Roles(ロール)→ Add Role Services(ロールの追加サービス)を使って Identity Management for Unix(Unix 用 ID 管理)をインストールします。 メモ:このサービスをアクティブにするには、Windows 2008 ドメインコント ローラを再起動する必要があります。 設定手順 1 NFS client(NFS クライアント)へ移動し、ユーザー名、グループ名、 UID および GID の詳細を書き留めます。 2 ドメインコントローラ に移動します。 3 Active Directory Users and Computers(アクティブなディレクト リユーザーとコンピュータ)を開き、UNIX ユーザー名とグループを作成し ます。 4 前記手順で作成したグループにそのユーザーを追加します。 5 新
オプション 3:User Name Mapping(UNM)サーバーをアイデンティ ティマッピングのソースにする 1 NAS システムで、Start(スタート)→ Administrative Tools(管理 (NFS 用の ツール)→ Services for Network File System(NFS) サービス)とクリックします。 2 開いたウインドウで、Services for NFS(NFS 用サービス)を右ク リックし、Properties(プロパティ)を選択します。 3 User Name Mapping(ユーザー名のマッピング)をアイデンティ ティマッピングのソースとして選択し、ユーザー名のマッピングサーバー のホスト名を表示されたスペースに入力します。 4 UNM サーバーへ移動してパスワードをコピーし、前の手順で収集した ファイルをローカルディスクでグループ化します。 5 Add or Remove Programs(プログラムの追加と削除)→ Add Windows Components(Windows コンポーネントの追加)→ Select Other Network F
7 User Maps(ユーザーマップ)を選択し、Create Map(マップの作 8 9 10 成)を右クリックします。 List Windows Users(Windows ユーザーを一覧表示)および List UNIX Users(UNIX ユーザーの一覧表示)オプションをクリックしま す。ユーザーをマップ(一度に一人のユーザーを選択)し、リストに追加 します。一覧表示されている他のユーザーにも同じ手順を繰り返します。 Group Maps(グループマップ)→ Create Maps(マップの作成) と開きます。 Windows および Unix グループ を一覧表示し、マップしてからリストに 追加します。 11 .maphosts ファイルを開き(C:¥Windows¥msnfs および C:¥Windows¥amd64¥cmpnents¥r2 で .
7 ADS LDS ネームスペースオブジェクトへの適切なアクセスを認証。 8 マッピングソースの設定。 AD LDS サーバーロールのインストール 1 Start(スタート)→ Administrative Tools(管理ツール)→ Server Manager とクリックします。 2 コンソールツリーで、Roles(役割)ノードを右クリックし、Add Roles (役割の追加)をクリックして Add Roles(役割の追加)ウィザード を開 始します。 3 Add Roles(役割の追加)ウィザードで、Before You Begin(始める 前に)ウィンドウの情報を読んでから Next(次へ)をクリックします。 メモ:Skip this page by default(デフォルトでこのページを省略) チェックボックスが選択されていると、Before You Begin(始める前に) ウィンドウは表示されません。 4 Select Server Roles(サーバーロールの選択)ウィンドウで、Active Directory Lightweight Directory Services(AD LSD
3 Setup Options(セットアップオプション)ウィンドウで、固有のインス タンスを選択し、Next(次へ)をクリックします。 4 Instance Name(インスタンス名)ウィンドウで、インスタンスの名前 を入力し、Next(次へ)をクリックします。 メモ:例えば、nfsadldsinstance をインスタンス名として使用できます。 5 Ports(ポート)ウィンドウで、LDAP port number (LDAP ポート番 号)および SSL port number(SSL ポート番号)テキストボックスに入 力し、Next(次へ)をクリックします。 メモ:デフォルトの LDAP ポート番号は 389 で、デフォルトの SSL ポート 番号は 636 です。 6 Application Directory Partition(アプリケーションディレクトリ パーティション)ウィンドウで、Yes, create an application directory partition(はい、アプリケーションディレクトリパーティ ションを作成します)を選択します。 7 Partition name(
13 Importing LDIF Files(LDIF ファイルのインポート)ウィンドウで、イ ンポートする各 LDIF ファイル名のチェックボックスを選択し、Next(次 へ)をクリックします。 メモ:MS-InetOrgPerson.LDF および MS-User.LDF が必要です。 14 Ready to Install(インストールの準備ができました)ウィンドウの Selections(選択)で、リストされた選択を確認し、Next(次へ)をク リックします。 15 Finish(完了)をクリックしてウィザードを終了します。 アクティブな AD LDS インスタンスが存在するかどうかを確認するには、 Services.
ションを選択し、ドロップダウンメニューから Configuration(設 定)選択します。 b Computer(コンピュータ)で、Select or type a domain or server option(ドメインまたはサーバーオプションを選択または入 力)を選択し、テキストボックスに localhost:389 と入力します。 メモ:この例では、デフォルトの LDAP ポート番号 389 が使われています。 Active Directory Lightweight Directory Services Setup Wizard (AD LDS セットアップウィザード)で異なるポート番号を指定した場合は、 デフォルトのかわりにその値を使用してください。 3 OK をクリックします。ADSI Edit(ADSI 編集)がリフレッシュされ、新 規接続を表示します。 4 結果ツリーの Configuration(設定)ノードで、CN=Configuration、 CN=Sites、CN=Default-First-Site-Name、CN=Servers、 CN=server1$ nfsadld
4 File(ファイル)メニューで、Add/Remove Snap-in(スナップインの 追加 / 削除)をクリックします。 5 Add or Remove Snap-ins(スナップインの追加 / 削除 )ダイアログ ボックスで、Active Directory Schema(アクティブなディレクトリス キーマ)をクリックします。 6 Add(追加)をクリックし、OK をクリックします。 7 Active Directory Schema(アクティブなディレクトリスキーマ)ノー ドを右クリックし、それから Change Active Directory Domain Controller(アクティブディレクトリドメインコントローラの変更)をク リックして以前に作成された AD LDS インスタンスに接続します。 8 Change Directory Server(ディレクトリサーバーの変更)ダイアログ ボックスの Change to(次へ変更)で、This Domain Controller(こ のドメインコントローラ)または AD LDS instance(AD LDS インス 9 10 11 12
c d e Properties(プロパティ)ダイアログボックスで、Attributes(属 性)タブをクリックします。 Add(追加)をクリックして Select Schema Object(スキーマオ ブジェクトの選択)ダイアログボックスを開きます。 gidNumber をクリックして、OK をクリックします。 OK をクリックします。 13 MMC を閉じて、Save(保存)をクリックします。 f UNIX ベースのコンピュータから、Windows ベースのコンピュータにユーザーおよ びグループアカウントマップを追加 この処理には次の手順が含まれています。 • • 識別名、またはネーミングコンテキストへの接続を参照してください。この 手順に従ってデフォルトのネーミングコンテキストを設定し、UNIX から Windows オペレーティングシステムへのアカウントマッピングを保持する コンテナを作成します。 ユーザーアカウントマップの追加を参照してください。この手順に従って CN=Users コンテナにユーザークラスオブジェクトを作成し、 uidNumber、gidNumber、および sAM
6 OK をクリックします。ADSI Edit(ADSI 編集)がリフレッシュされ、新 規接続が表示されます。 7 結果ツリーの Default naming context(デフォルトのネーミングコン テキスト)ノードで、パーティション名を右クリックし、New(新規)を ポイントして Object(オブジェクト)をクリックします。 メモ:例えば、デフォルトのネーミングコンテキスト [localhost:389] では、 プロパティ CN=nfsadldsinstance,DC=server1 を選択します。 8 Create Object(オブジェクトの作成)ダイアログボックスで、コンテナ クラスを選択し、Next(次へ)をクリックします。 9 Value(値)テキストボックスで Users(ユーザー)を入力し、Next (次へ)をクリックします。 この値は、ユーザーアカウントマッピングを保持するために使用されるコン テナオブジェクトの名前を指定します。 10 Finish(完了)をクリックします。 ユーザーアカウントマップの追加 1 ADSI Edit(ADSI 編集)で Default nam
グループアカウントマップの追加 1 ADSI Edit(ADSI 編集)で Default naming context(デフォルトの ネーミングコンテキスト)ノードを展開してから、パーティション名を展開 します。 2 CN=Users を右クリックし、New(新規)をポイントしてから Object (オブジェクト)をクリックします。 3 Create Object(オブジェクトの作成)ダイアログボックスで、Group (グループ)クラスを選択し、Next(次へ)をクリックします。 4 グループオブジェクトの名前が、グループアカウントマッピングするグルー プアカウント名と一致することを確認してください。 5 新規グループオブジェクトの gidNumber および sAMAccountName 属 性を設定します。 メモ:gidNumber はマップされる UNIX グループの GID で、 sAMAccountName は NFS 用のサーバーを実行している Windows ベースの コンピュータのローカルグループ名に一致している必要があります。More Attributes(追加の属性)ボタンを
マッピングソースの設定 1 Start(スタート)をクリックし、Command Prompt(コマンドプロン プト)を右クリックしてから Run as administrator(管理者として実 行)をクリックして高度なコマンドプロンプトを開きます。 2 が AD LDS インスタンスが作成されたコンピュータの名前 で、 が AD LDS インスタンスの使用するポートである次のコマンド を実行します。 nfsadmin mapping config adlookup=yes addomain= : メモ:たとえば、次のコマンドを入力します。 nfsadmin mapping config adlookup=yes addomain= server1:389 3 NFS リソースにアクセスし、ユーザーおよびグループアカウントマッピング が期待通りに作動することを確認して、設定をテストします。 NFS アカウントマッピング問題のためのデバッグメモ 次のレジストリキーを設定することによって、NFS 用のサーバーがアカウント マッピング障害を
1 Start(スタート)→ Programs(プログラム)→ Administrative Tools(管理ツール)→ Share and Storage Management(共有 とストレージ管理 )をクリックするか、Server Manager→ Roles (役割)→ File Services(ファイルサービス)→ Share and Storage Management(共有とストレージ管理)とクリックします。 2 右ペインで Provision Share(共有の準備)を選択します。 3 NFS 共有として有効にするボリュームを参照して選択し、ウィザードに従い ます。 4 NFS を共有プロトコルとして選択します。 フォルダ名が共有名として表示され、その後に共有パスが続きます。次の画 面で NTFS/NFS 設定および許可を指定します。 メモ:共有を作成中、NTFS 設定を変更して特定の許可がある新規作成グ ループ詳細を追加します。 (これでそのグループに加えた新規ユーザーすべて が追加されます) 。 5 NFS 共有が作成される前、Review settings and Create
2 Apply Quota(クォータの適用)チェックボックスを選択し、Derive properties from this quota template(このクォータテンプレート からプロパティを得る)オプションを選択します。 3 Next(次へ)をクリックし、File Screen Policy(ファイルスクリーン ポリシー)画面に移動します。 4 Apply File Screen(ファイルスクリーンの適用)チェックボックスを選 択し、Derive properties from this file screen template(この ファイルスクリーンテンプレートからプロパティを得る)オプションを選択 します。 Review settings and Create Share(設定の確認および共有の作成) でクォータポリシーおよびファイルスクリーンポリシーの詳細が一覧表示さ れます。 5 変更するには、Previous(戻る)ボタンをクリックするか Create (作成)をクリックします。 選択したオプション(NFS/SMB 共有、クォータ、およびファイルスクリーン) が作成されます。 オ
新しく作成されたファイルスクリーンが中央ペインに表示されます。 9 既存のファイルスクリーンのいずれかを選択し、右クリックするか、最も右 のペインにあるオプションを使ってファイルスクリーンプロパティを変更し ます。 新規ボリュームの作成 メモ:この設定を行うための最小限のメンバーシップは、バックアップオペレータ または 管理者 です。 新しいボリュームを作成するには、次の手順を実行します。 1 お使いの NAS システムまたはリモートデスクトップから、Disk management(ディスク管理)を開き、Rescan Disks(ディスクの 再スキャン)オプションを選択します。 中央ペインにお使いの NAS システムに割り当てられたストレージの LUN が一覧表示されます。 メモ:ディスク管理で新しく作成された LUN のデフォルトのステータスは Unknown(不明)および Offline(オフライン)です。 2 ディスクを選択して右クリックし、Online(オンライン)オプションを選 択します。 ここでディスクは Unknown(不明)および Not Initialized(未初期 化)にな
ボリュームの管理 Disk Management(ディスクの管理)はディスクおよびボリュームの管理に使 用できます。 • Disk Management(ディスクの管理)を使用して、ディスクの初期化、 ボリュームの作成、および FAT、FAT32、または NTFS ファイルシステムで のボリュームのフォーマットを行うことができます。 • Disk Management(ディスクの管理)はシステムを再起動したりユー ザーの業務が中断されることなく、ほとんどのディスク関連タスクの実行を 可能にします。設定変更のほとんどは即時に有効になります。 ボリュームの拡張 同じディスク内で隣接する未割り当て領域に拡張することにより、既存のプライ マリパーティションおよび論理ドライブの領域を増すことができます。ベーシッ クボリュームを拡張するには、そのボリュームがローであるか、NTFS ファイル システムでフォーマットされている必要があります。 必要条件 ディスクに未割り当て領域がない場合、ボリュームを拡張する前に Dell OpenManage Server Administrator を使用して LUN を
例: C:¥Users¥administrator.NAS3K>diskpart Microsoft DiskPart version 6.0.6001 Copyright (C) 1999-2007 Microsoft Corporation. On computer: R01-4 DISKPART> list volume Volume # Letter Label File System Type Size Status Volume 0 D DVD-ROM 0B No Media Volume 1 E CD-ROM 0B No Media Volume 2 C Volume 3 F Volume 4 H PVOS NTFS 3TB NTFS Partition 68GB Healthy Removable 0B No Media Partition 2877GB Healthy DISKPART> select volume 4 Volume 4 is the selected volume.
追加の考慮事項 • パーティションを縮小する場合、移動不可ファイル(例として、ページファ イルまたはシャドウコピーストレージ領域)は自動的に移動されないので、 移動不可ファイルが存在する位置から先は、割り当て領域を縮小することは できません。 • 動的不良クラスタ再マッピングによって検出された不良クラスタが多すぎる 場合、パーティションは縮小できません。この状況が発生した場合、データ を移動させてディスクを交換することを考慮してください。 • データの転送にブロックレベルのコピーはしないでください。ブロックレベ ルのコピーは不良セクターテーブルもコピーするため、同じセクターが正常 であっても、新しいディスクでも不良とみなされます。 • ローパーティション(ファイルシステムのないもの)または NTFS ファイル システムを使用しているパーティション上の、プライマリパーティションお よび論理ドライブを縮小することができます。 ボリュームの削除 注意:ボリュームを削除する前に、そのボリュームからすべての共有、およびシャ ドーコピーを削除する必要があります。ボリュームにあるすべての共有を削除する 前
ボリュームにおける SIS の有効化または無効化 SIS は重複ファイルを管理するソリューションです。ボリュームに保存された冗長 データの量を減らすことにより、ディスク領域の回復に役立ちます。SIS は重複し ているファイルを特定し、SIS Common Store にそのファイルを一部のみ保存 し、他の重複ファイルを SIS Common Store 内に保存されたファイルへのリン ク(ポインタ)と置き換えます。 SIS は、お使いのストレージアプライアンスの各ボリュームで有効化または無 効化されます。SIS を使用しているボリュームで SIS を無効化すると、 Groveler サービスは停止されます。SIS は、Groveler サービスを一時停止し たり、Sisadmin.
共有フォルダのシャドーコピーの有効化 ボリューム上の共有フォルダのシャドーコピーをデフォルト値を使って有効化す ると、シャドーコピーを 7:00 A.M.
バックアップのバックアップを回復することができます。 バックアップするボリュームの選択 バックアップを作成するには、バックアップに含めるボリュームを特定する必要 があります。選択するボリュームは、何が回復できるかに影響します。次のオプ ションがあります。 ボリュームオプション 回復オプション 全サーバー(すべてのボリューム) 全サーバー(すべてのファイル、データ、アプリ ケーションおよびシステム状態)を回復したい場 合は、すべてのボリュームをバックアップします。 重要なボリューム オペレーティングシステムまたはシステム状態の みを回復できるようにしたい場合は、重要なボ リューム(オペレーティングシステムのファイル を含むボリューム)のみをバックアップします。 重要でないボリューム ボリューム上のファイル、アプリケーションまた はデータのみを回復できるようにしたい場合は、 個々のボリュームのみをバックアップします。 ストレージの場所の選択 作成したバックアップを保存するには、場所を指定する必要があります。指定す るストレージのタイプによって、次の問題に注意してください。 ストレージタイプ 詳細
ストレージタイプ 詳細 DVD、その他の光学メディア、ま 光学メディアまたはリムーバブルメディアにバック アップを保存する場合、アプリケーションや個別の ファイルではなく、ボリューム全体としての回復の みが可能になります。それに加え、空き領域が 1 GB 以下のメディアへのバックアップはサポートされま せん。 ローカルハードディスクドライブ バックアップを内蔵ハードディスクに保存すると、 次が可能になります。 • ファイル、フォルダ、アプリケーションおよびボ リュームの回復。 • 使用するバックアップに重要なボリュームすべて が含まれている場合、システム状態およびオペ レーティングシステムのリカバリを実行。 たはリムーバブルメディア しかし、ひとつ、または複数の重要なボリュームが 存在する物理ディスクと同じディスクにバックアッ プがあると、オペレーティングシステムのリカバリ は実行できません。 また、選択したローカルディスクが定期的バック アップの保存専用になっており、Windows Explorer で表示されない場合も同じです。 外付けハードディスク バックアップを外付けハードディスクに保