Users Guide
34 CHAP 使用したセキュアな iSCSI 接続の設定
iSCSI ターゲットの設定
本項で説明されている設定を行う前に、少数の
iSCSI
ターゲットと仮想ディスク
が作成済みであることと、仮想ディスクがターゲットに割り当てられていること
を確認します。
1
iSCSI
ターゲットで、
PowerVault NAS Management Console
(
PowerVault NAS
管理コンソール)
→
Microsoft iSCSI Software
Target
(
Microsoft iSCSI
ソフトウェアターゲット)
→
iSCSI Targets
(
iSCSI
ターゲット)
→
<
ターゲット名
>
と進み、右クリックで
Properties
(プロパティ)を選択するか、
Actions
(アクション)
ペイン
→
More Actions
(その他のアクション)
→
Properties
(プロ
パティ)と移動します。
<
ターゲット名
> Properties
(プロパティ)ウィンドウが表示されます。
ターゲット名
は、現在
iSCSI
設定を行っている
iSCSI
ターゲットの名前です。
2
Authentication
(認証)タブで、
Enable CHAP
(
CHAP
の有効化)の
チェックボックスを選択し、ユーザー名(イニシエータの
IQN
名)を入力
します。
IQN
を手動で入力するか、または
Browse
(参照)オプションを
使用してリストから
IQN
を選択します。
3
Secret
(シークレット)を入力し、
Confirm Secret
(シークレットの確
認)に同じ値を再入力し、
OK
をクリックします。シークレットに使用でき
る文字数は
12
~
16
です。
メモ : IPSec を使用しない場合、イニシエータとターゲットの CHAP シーク
レットはどちらも
12 バイト以上 16 バイト以下にしてください。IPsec を使
用する場合、イニシエータとターゲットのシークレットは
2 バイト以上 16
バイト以下にしてください。
iSCSI イニシエータの設定
1
Discovery
(検出)タブに進みます。
2
iSCSI Initiator Properties
(
iSCSI
イニシエータのプロパティ)
→
Targets
(ターゲット)タブ
→
Log On...
(ログオン
...
)の順にクリック
して、
CHAP
を有効にしたターゲットにログインします
(
34
ページの
「
iSCSI
ターゲットの設定」
を参照してください)。
3
Log On to Target
(ターゲットへログオン)ウィンドウで、
Advanced
(詳細)を選択します。
4
Advanced Settings
(詳細設定)ウィンドウで、
CHAP logon information
(
CHAP
ログオン情報)のチェックボックス
を選択します。
User name
(ユーザー名)フィールドにイニシエータの
IQN
が自動的に
表示されます。