Dell PowerVault Network Attached Storage(NAS) システム 管理者ガイド
メモ、注意、警告 メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明してい ます。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2012 Dell Inc. 本書に使用されている商標:Dell™、Dell のロゴ、Dell Precision™、OptiPlex™、Latitude™、PowerEdge™、PowerVault™、PowerConnect™、 OpenManage™、EqualLogic™、Compellent™、KACE™、FlexAddress™、Force10™ および Vostro™ は Dell Inc. の商標です。Intel®、 Pentium®、Xeon®、Core® および Celeron® は米国およびその他の国における Intel Corporation の登録商標です。AMD® は Advanced Micro Devices, Inc.
目次 メモ、注意、警告.......................................................................................................................2 章 1: 概要........................................................................................................................................5 iSCSI 展開................................................................................................................................................................5 サポートされる Dell のハードウェアおよびソフトウェア....................................
メッセージブロック共有の変更.......................................................................................................................15 NFS 共有................................................................................................................................................................15 Windows 2003 ドメインコントローラをアイデンティティマッピングのソースにする....................16 Windows 2008 ドメインコントローラをアイデンティティマッピングのソースにする....................16 アイデンティティマッピングソースとしてのユーザー名マッピングサーバー................................
概要 1 Dell ネットワーク接続ストレージ(NAS)システムは、以下のユーザーインタフェースを提供する Microsoft Windows Storage Server 2008 R2 オペレーティングシステムを実行します。 • 初期システム設定 • 統合ストレージアプライアンス管理 • 簡略セットアップ • ストレージおよび共有フォルダの管理 Windows Storage Server 2008 R2 は、NAS の性能を最適化するため特別に調整されています。 共有およびスト レージ管理シナリオだけでなく、ストレージアプライアンス管理コンポーネントと機能の統合も強化します。 Windows Storage Server 2008 R2 は、マネジメントインタフェースを結合することにより、効率的で統合された 管理を実現します。 これには、次の特徴と機能が含まれます。 • • • • • ファイルサーバーリソースマネージャ(FSRM) は、追加の管理タスクを実行するためのサポートを 提供します。 共有およびストレージ管理では、サーバーメッセージブロック (SMB) と Service
サポートされる Dell のハードウェアおよびソフトウェア • • Dell PowerVault NX3200 は、Microsoft Windows Storage Server 2008 R2、Standard Edition、x64 With SP1 をサ ポートします Dell PowerVault NX3300 は、Microsoft Windows Storage Server 2008 R2、Enterprise Edition、x64 With SP1 を サポートします お使いのシステムに事前インストールされた役割およびサー ビス設定 • • • ファイルサービス — 共有フォルダを管理し、ネットワークからお使いのシステム上のファイルへの アクセスをユーザーに許可します。 FSRM — ユーザーがレポートを生成、クォータを設定、およびファイルスクリーニングプロパティを 定義することを可能にします。 SIS — ストレージシステムの重複するファイルを統合することによってストレージ領域を縮小しま す。 メモ: Windows Storage Server 2008 R2 Workgrou
2 NAS システムを管理するためのアプリケー ション NAS システムの初期設定 NAS システムの設定を行うには、次の手順を実行してください。 1. NAS システムを適切なネットワークに接続します。 ケーブル配線は、システムと同時に購入したネット ワーク インターフェイスカード (NIC) によって異なります。 NX3300 システムは、適切なネットワークに クラスター化されたシステム最低 2 つに展開する必要があります。 メモ: Windows Storage Server 2008 R2 SP1 と Windows Server 2008 R2 SP1 の Microsoft クラスターサービス 設定の手順は似ています。 詳細に関しては support.dell.com/support/edocs/systems/clusters を参照してく ださい。 2. 電源ケーブルの一端を NAS システムに接続し、もう一方の端を電源に差し込みます。 3. キーボード、モニタ、およびマウスを NAS システムに接続します。 4. 電源ボタンを押して、NAS システムの電源を入れます。 5.
• インストールされた役割および機能 Server Manager メインウィンドウの Resources and Support(リソースおよびサポート)エリアには、最新マニ ュアルおよびダウンロードへのリンクが含まれており、Microsoft Windows Storage Server 2008 R2 の将来のバー ジョンの改善に役立つ、フィードバックプログラムへの参加が可能です。 Server Summary(サーバーサマリ)エリアでは、システム名、ネットワークアドレスおよびシステムで実行 されているオペレーティングシステムの製品 ID など、トラブルシューティング中に特に便利なサーバーの詳 細情報が表示されます。 Server Summary(サーバーサマリ)エリアから、ネットワーク接続の表示および変更、システムプロパティ の変更、およびリモートデスクトップの設定が可能です。 Server Manager の役割および機能 Server Summary(サーバーサマリ)エリアには、折り畳み可能のサブセクションがある 4 つの主なセクション も含まれています。 表 1.
Roles Summary(役割のサマリ)セクションで役割の名前をクリックして、その役割のホームページを開きま す。 Share and Storage Management(共有とストレージの管理) Share and Storage Management(共有とストレージの管理)は、ネットワークで共有されているフォルダおよ びボリュームの集中管理の場を提供します。 • • サーバーメッセージブロック (SMB) 共有を作成するには、 「サーバーメッセージブロック共有の作成」 を参照してください。 NFS 共有を作成するには、「NFS 共有の作成」を参照してください。 メモ: ボリューム操作は、仮想ディスクサービス (VDS) ハードウェアプロバイダがソリューションにイン ストールされている場合にのみ可能です。 VDS は、この NAS システムでサポートされません。 ファイルサーバーリソースマネージャ FSRM は、Windows Storage Server 2008 R2 用のツールで、システムに保管されているデータの量とタイプにつ いて管理者が理解、制御、および管理することができます。 FSR
Server Manager(サーバーマネージャ)ウィンドウが表示されます。 2. Add Role Services(役割サービスを追加)を探してクリックします。 あるいは、Files Services(ファイルサービス)を右クリックして、 Add Role Services(役割サービスを追 加)をクリックします。 Add Role Services(役割サービスを追加)ウィンドウが表示されます。 3. Distributed File System(分散ファイルシステム管理)を選択してウィザードを完了します。 名前空間 DFS 名前空間では、異なるファイル サーバー上にある共有フォルダを 1 つまたは複数の論理的に構造化され た名前空間に集約します。 各名前空間は、ユーザーに対して一連のサブフォルダを格納した単一の共有フォ ルダとして表示されます。 ただし、名前空間以下の構成には、複数のサイトにある異なるサーバー上の多数 の共有フォルダが含まれることがあります。 名前空間の作成 名前空間を作成するには、次の手順を実行します。 1.
Add Role Services(役割サービスを追加)ウィンドウが表示されます。 3.
のアクセス制御 (RBAC)、認証、および業界標準の Secure Sockets Layer (SSL) 暗号化により、管理接続のセキ ュリティが確実に保護されます。 Server Administrator(サーバー管理者)ホームページ Server Administrator(サーバー管理者)ホームページは、LAN、ダイヤルアップサービス、またはワイヤレス ネットワーク経由の管理ノードまたはリモートホストから、Web ブラウザベースのシステム管理を実現しま す。 NAS システムが管理ノードにインストールおよび設定されていれば、サポートされる Web ブラウザと接 続があるシステムからリモート管理機能を実行できます。 Server Administrator(サーバー管理者)ホームペー ジにはさらに、総合的な状況依存ヘルプも組み込まれています。 Server Administrator Instrumentation Service Instrumentation Service は、業界標準システム管理エージェントによって収集された故障と性能についての詳 細情報への迅速なアクセスを提供します。 ま
次の機能のいずれかを使用して、管理用リモートデスクトップでサーバーにリモートにログオンすることが できます。 • リモートデスクトップ接続 • リモート Web 管理 • Microsoft Windows Server リモート管理アプレット 詳細に関しては、Windows Server 2008 R2 ヘルプでも利用可能な、管理用リモートデスクトップを参照してく ださい。 メモ: セキュアな接続には、サーバー用の証明書を取得し、HTTPS 接続を使用して Winodws Storage Server 2008 R2 に接続することをお勧めします。 リモートデスクトップの接続を作成し保存するには 管理者は、リモートデスクトップ接続を使って、Windows ベースのコンピュータから Windows Storage Server 2008 R2 を実行中のコンピュータを完全に管理できます。 アクセスを可能にするため、管理者はリモートデス クトップ接続を作成して、管理用に使用するコンピュータのデスクトップに保存することができます。 Windows Storage Server 2008 R2 にリモ
NAS オペレーティングシステムの再インストール 注意: NAS オペレーティングシステムを再インストールする前に、お使いのシステムの内蔵ディスクド ライブをバックアップすることをお勧めします。 1. 『Dell PowerVault NAS Operating System Reinstall 』(Dell PowerVault NAS オペレーティングシステム再イン ストール)リソースメディアを挿入し、システムをシャットダウンします。 2. NAS システムを再スタートし、リソースメディアから起動します。 メモ: NAS システムを起動すると、デフォルトでリソースメディアに接続します。 以前にこれが変更さ れた場合は、起動順序を変更しなければならない場合があります。 エラーが発生しない限り、オペレーティングシステムの再インストールは、ユーザーが干渉しなくても 開始・進行します。 このプロセスは約 30~45 分間かかります。 エラーが発生した場合、デバイスの前 面パネル LCD にフラグがつきます。 問題を解決するには、Dell サポート Web サイト (support.dell.
NAS システムの使い方 3 サーバーメッセージブロック共有の作成 サーバーメッセージブロック(SMB)プロトコルは Microsoft Windows ベースのファイルシステム用のアクセ ス制御で、個々のユーザーおよびグループに許可を与えることによって実装されます。 Server Manager を使用して SMB 共有 を作成するには、次の手順を実行します。 1. Start(スタート) → Programs(プログラム) → Administrative Tools(管理ツール) → Share and Storage Managementt(共有とストレージの管理)をクリックします。 または、 Server Manager → Roles(役割) → File Services(ファイルサービス) → Share and Storage Management(共有とストレージの管理)にアクセスします。 Share and Storage Management (Local)(共有とストレージの管理(ローカル))ウィンドウが表示されま す。 2.
NFS 共有を作成する前に、管理者はアイデンティティマッピングを設定する必要があります。 アイデンティ ティマッピングソースは次のいずれかです: • Microsoft Active Directory ドメイン名サーバー(Microsoft Windows Server 2003 ドメインコントローラま たは Microsoft Windows Server 2008 R2 ドメインコントローラ) • User Name Mapping(UNM)サーバー • Active Directory Lightweight Directory Services (AD LDS) 4 つの利用可能なオプションから適切なオプションを選択し、アクションを実行して設定手順に進み、その 後 NFS 共有を作成する手順に進みます。 Windows 2003 ドメインコントローラをアイデンティティマッピングのソースにす る 1.
9. Start(スタート) → Programs(プログラム) → Administrative Tools(管理ツール) → Services for Network File System(NFS)(NFS 用のサービス)とクリックします。 10. Services for NFS(NFS 用サービス)を選択してから、Properties (プロパティ) → Active Directory ドメイ ン名 を右クリック をアイデンティティマッピングのソース とし、Windows 2008 ドメイン名 を入力 して Apply(適応)をクリックします。 アイデンティティマッピングソースとしてのユーザー名マッピングサーバー ユーザー名マッピングをインストールして設定するには、次の手順を実行します。 1. NAS システムで、Start(スタート)→ Administrative Tools(管理ツール)→ Services for Network File System (NFS)(NFS 用のサービス)とクリックします。 2.
アイデンティティマッピングソースとしての AD LDS AD LDS は、ユーザーマッピングをサポートするための Active Directory のない環境で Windows Server 2008 R2 を 実行するのに使用されます。 AD LDS マッピングを開始する前に次を実行します。 • • • Windows ベースのコンピュータのユーザーおよびグループにマップする必要のある UNIX ベースコン ピュータのユーザーおよびグループを判定。 各 UNIX ユーザーに UID と GID 、および各 UNIX グループには GID を取得。 マップされる各 UNIX ユーザーおよびグループに対し、Windows ベースのコンピュータにユーザーま たはグループを作成。 メモ: UID と GID それぞれに固有のマッピングが必要です。 一対多または多対一のマッピングは使用で きません。 NFS 用サービスのための AD LDS 設定 NFS 用サービスのために AD LDS を設定するには次の手順を実行する必要があります。 1. AD LDS サーバーロールをインストール。 2.
6. Confirm Installation Selections(インストールの選択を確認)ウィンドウで情報メッセージをすべて読んで から、Install(インストール)をクリックします。 7. Installation Results(インストール結果)ウィンドウを確認し、インストールが正常に行われたことを確か めます。 Close(閉じる)をクリックしてウィザードを終了します。 8. Active Directory Lightweight Directory Services (AD LDS) ノードは、コンソールツリーの Roles(役割)ノード に作成されます。 新規 AD LDS インスタンスの作成 AD LDS インスタンスを作成するには次の手順を実行します。 1. Start(スタート) → Administrative Tools(管理ツール) → Active Directory Lightweight Directory Services Setup Wizard(AD LDS サービスセットアップウィザード)とクリックします。 2.
14. Ready to Install(インストールの準備ができました)ウィンドウの Selections(選択)で、リストされた選 択を確認し、Next(次へ)をクリックします。 15. Finish(完了)をクリックしてウィザードを終了します。 アクティブな AD LDS インスタンスが存在するかどうかを検証するには、Services.msc を起動します。 各 AD LDS インスタンスが一覧表示されます。 Add/Remove Programs(プログラムの追加/削除)を使っても、 AD LDS が存在していることがわかります。 NFS ユーザーマッピングのサポートのための AD LDS スキーマの拡張 NFS マッピングをサポートするため AD LDS スキーマを拡張するには、次の手順を実行します。 1. Start(スタート)をクリックし、Command Prompt(コマンドプロンプト)を右クリックしてから Run as administrator(管理者として実行)をクリックして高度なコマンドプロンプトを開きます。 2. C:\WINDOWS\ADAM ディレクトリに移動し、次のコマ
Active Directory スキーマの拡張 Active Directory スキーマをアップデートするには次の手順を実行します。 1. Start(スタート)をクリックし、Command Prompt(コマンドプロンプト)を右クリックしてから Run as administrator(管理者として実行)をクリックして高度なコマンドプロンプトを開きます。 2. C:\WINDOWS\ADAM ディレクトリに移動し、次のコマンドを入力します。 regsvr32 schmmgmt.dll このコマンドは Active Directory プラグイン schmmgmt.dll を有効化します。 3. Start(スタート) → Run(ファイル名を指定して実行)をクリックし、MMC と入力して Microsoft Management Console(MMC)を起動します。 4. File(ファイル)メニューで、 Add/Remove Snap-in(スナップインの追加 / 削除)をクリックします。 5.
UNIX ベースのコンピュータから、Windows ベースのコンピュータにユーザーおよ びグループアカウントマップを追加 この処理には次の手順が含まれています。 • • • 識別名、またはネーミングコンテキストへの接続。 この手順に従って、デフォルトのネーミングコン テキストを設定し、UNIX から Windows オペレーティングシステムへのアカウントマッピングを保持 するコンテナを作成します。 ユーザーアカウントマップの追加。 この手順に従って CN=Users コンテナにユーザークラスオブジェ クトを作成し、uidNumber、gidNumber、および sAMAccountName の属性をマップします。 グループアカウントマップの追加。 この手順に従って CN=Users コンテナにグループクラスオブジェ クトを作成し、gidNumber および sAMAccountName 属性をマップします。 識別名、またはネーミングコンテキストへの接続 識別名のネーミングコンテキストへ接続するには、次の手順を実行します。 1.
3. Create Object(オブジェクトの作成)ダイアログボックスで、User(ユーザー)クラスを選択し、Next (次へ)をクリックします。 4. Value(値)テキストボックスでユーザー名を入力し、Next(次へ)をクリックします。 メモ: ユーザー名は Windows または UNIX ユーザーとは関連しておらず、ランダムに入力できます。 5.
マッピングソースの設定 マッピングソースを設定するには、次の手順を実行します。 1. Start(スタート)をクリックし、Command Prompt(コマンドプロンプト)を右クリックしてから Run as administrator(管理者として実行)をクリックして高度なコマンドプロンプトを開きます。 2. が AD LDS インスタンスが作成されたコンピュータの名前で、 が AD LDS インスタンス の使用するポートである次のコマンドを実行します。 nfsadmin mapping config adlookup=yes addomain=: メモ: たとえば、次のコマンドを入力します。 nfsadmin mapping config adlookup=yes addomain=server1:389 3.
メモ: 共有を作成中、特定の許可で新規作成されたグループ詳細を追加するよう NTFS 設定を変更しま す。 (これにより、そのグループに含めたすべての新規ユーザーが追加されます)。 5. NFS 共有が作成される前、Review settings and Create Share(設定の確認および共有の作成)では、共有設 定を実際に作成する前に、NFS 共有への変更を行うことができます。 6. Create(作成)をクリックして続行します。 7. 確認画面を閉じます。 8.
3. Quota(クォータ)をクリックし、右クリックするか、右ペインからの Create Quota(クォータの作成) を使用します。 ウィザードに従って、パス(クォータを作成するボリュームまたはフォルダ)を選択し、 適切な Quota Properties(クォータプロパティ)を設定して Create(作成)をクリックします。 4. 新しく作成されたクォータが中央のペインに表示されます。 5.
• Disk Management(ディスクの管理)では、システムを再起動したり、ユーザーの操作を中断せずに最 もディスク関連タスクを実行できます。 ほとんどの設定変更は、即座に有効化されます。 ボリュームの拡張 既存のプライマリパーティションと論理ドライブを、同じディスクの隣接した未割当の領域まで拡大するこ とにより、領域を増やすことができます。 基本ボリュームを拡大するには、NTFS ファイルシステムで生また はフォーマット済みである必要があります。 Windows インタフェースを使用したベーシックボリュームの拡張 メモ: ディスクに未割り当て領域がない場合、ボリュームを拡張する前に Dell OpenManage Server Administrator を使用して LUN を拡張します。 Windows インタフェースを使用してベーシックボリュームを拡張するには次の手順を実行します。 1. Disk Management(ディスクの管理)で、拡張するベーシックボリュームを右クリックします。 2. Extend Volume…(ボリュームの拡張)をクリックします。 3.
Volume # Letter Label File System Type Size Status Volume 4 H 3TB NTFS Partition 2877 GB Healthy DISKPART> select volume 4 Volume 4 is the selected volume. DISKPART> extend size=30000 DiskPart successfully extended the volume. ボリュームの縮小 プライマリパーティションと論理ドライブを、同じディスクの隣接かつ連続した領域まで縮小することによ り、領域を減らすことができます。 例えば、パーティションを追加したいのだが余分なディスクがないこと がわかった場合、ボリュームの終わりから既存のパーティションを縮小して、新しいパーティションに使用 できる未割当の領域を作成します。 ボリュームを縮小するには、次の手順を実行します。 1. Disk Manager で、縮小する Basic Volume(ベーシックボリューム)を右クリックします。 2.
ボリュームを削除する際の追加情報 ディスクの管理の新機能には以下のようなものがあります。 • • • よりシンプルなパーティションクリエータ—Volume(ボリューム)を右クリックすると、ベーシック パーティション、スパンされたパーティション、またはストライプされたパーティションをメニュー から直接選択できます。 ディスク変換オプション—ベーシックディスクに 4 つ以上のパーティションを追加すると、ディスク を動的または GUID パーティションテーブル(GPT)のパーティションスタイルに変換するプロンプト が表示されます。 パーティションの拡張および縮小—パーティションを Windows インタフェースから直接拡張および 縮小することができます。 ボリュームにおける SIS の有効化または無効化 SIS は、重複したファイルを管理するためのソリューションです。 これにより、ボリュームに格納された冗 長データの量を減らすことによりディスク領域を回復します。 重複したファイルを SIS 共通ストアのファイ ルへのリンク(ポインタ)に置換する一方、同じファイルを識別して SIS 共通ストアのファイルの単一コピ
共有フォルダのシャドウコピーの有効化および設定 デフォルト値を使っているボリュームで Shadow Copies of Shared Folders(共有フォルダのシャドウコピー) を有効化すると、タスクが 7:00 A.M.と正午にシャドウコピーを作成するようスケジュールされます。 デフォ ルトのストレージ領域は同じボリュームにあり、そのサイズは使用可能容量の 10% です。 共有フォルダのシャドーコピーは、ボリュームごとでのみ有効化できます。ボリューム上の特定の共有フォ ルダおよびファイルをコピー、またはコピーしないという選択はできません。 メモ: シャドウコピーの作成は通常のバックアップを作成する代替にはなりません。 注意: ボリュームあたりのシャドウコピーは 64 個に制限されています。 この制限またはストレージ領 域制限に達した場合、一番古いシャドウコピーが削除されます。 削除されたシャドウコピーは取得でき なくなります。 1. Server Manager → Disk Management(ディスクの管理)を開きます。 2.
重要なボリューム オペレーティングシステムまたはシステム状態のみを回復できるようにし たい場合は、重要なボリューム(オペレーティングシステムのファイルを含 むボリューム)のみをバックアップします。 重要でないボリューム ボリューム上のファイル、アプリケーションまたはデータのみを回復できる ようにしたい場合は、個々のボリュームのみをバックアップします。 ストレージの場所の選択 作成したバックアップを保存するには、ロケーションを指定する必要があります。 指定するストレージのタ イプによっては、次の問題について注意する必要があります。 ストレージタイプ 詳細 共有フォルダ リモート共有フォルダにバックアップを保存した場合、新しいバックアップを 作成するたびにバックアップが上書きされます。 一連のバックアップを保存 する場合は、このオプションを選択しないでください。 すでにバックアップを含む共有フォルダに対してバックアップを作成しよう としている間にバックアッププロセスに失敗した場合、バックアップせずに終 了した可能性があります。 これを回避するには、共有フォルダにサブフォルダ を作成してバックアップを