Administrator Guide
14. Ready to Install(インストールの準備ができました)ウィンドウの Selections(選択)で、リストされた選
択を確認し、Next(次へ)をクリックします。
15. Finish(完了)をクリックしてウィザードを終了します。
アクティブな AD LDS インスタンスが存在するかどうかを検証するには、Services.msc を起動します。 各
AD LDS インスタンスが一覧表示されます。 Add/Remove Programs(プログラムの追加/削除)を使っても、
AD LDS が存在していることがわかります。
NFS ユーザーマッピングのサポートのための AD LDS スキーマの拡張
NFS マッピングをサポートするため AD LDS スキーマを拡張するには、次の手順を実行します。
1. Start(スタート)をクリックし、Command Prompt(コマンドプロンプト)を右クリックしてから Run as
administrator
(管理者として実行)をクリックして高度なコマンドプロンプトを開きます。
2. C:\WINDOWS\ADAM ディレクトリに移動し、次のコマンドを入力します。
ldifde -i -u -f MS-AdamSchemaW2K8.LDF -s localhost:389 -j . -c
"cn=Configuration,dc=X" #configurationNamingContext
このコマンドは MS-AdamSchemaW2K8.LDF ファイルをインポートします。
メモ: この例では、AD LDS インスタンスにデフォルト LDAP ポート番号を使用しています。 ストリング
"cn=Configuration,dc=X" および #configurationNamingContext は変更できません。
AD LDS インスタンスにデフォルトのインスタンス名を設定
AD LDS インスタンスにデフォルトのインスタンス名を設定するには、次の手順を実行します。
1. Start(スタート) → Administrative Tools(管理ツール) → ADSI Edit(ADSI 編集)をクリックして ADSI
Edit(ADSI 編集)を開きます。
2. コンソールツリーで ADSI Edit(ADSI 編集)を右クリックして Connect to(接続)をクリックします。
これで Connection Settings(接続設定)ダイアログボックスが開きます。
a. Connection Point(接続ポイント)で、Select a well known Naming Context(周知のネーミングコンテ
キストの選択)オプションを選択し、ドロップダウンメニューから Configuration(設定)選択しま
す。
b. Computer(コンピュータ)で、Select or type a domain or server option(ドメインまたはサーバーオプ
ションを選択または入力)を選択し、テキストボックスに localhost:389 と入力します。
メモ: この例では、デフォルト LDAP ポート番号 389 が使用されています。 Active Directory Lightweight
Directory Services Setup (AD LDS) ウィザード, で異なるポート番号を指定した場合、代わりにその値を使
用します。
3. OK をクリックします。ADSI Edit(ADSI 編集)がリフレッシュされ、新規接続が表示されます。
4. 表示されたツリーの Configuration (設定)ノードで、CN=Configuration、CN=Sites、CN=Default-First-Site-
Name、CN=Servers、CN=server1$ nfsadldsinstance、CN=NTDS Settings をクリックします。
5. CN=NTDS Settings を右クリックし、Properties(プロパティ)をクリックします。
6. Properties(プロパティ)ダイアログボックスで、msDs-DefaultNamingContext をクリックし、Edit(編集)
をクリックします。
7. String Attribute Editor(ストリング属性エディタ)の Value(値)テキストボックスで、 CN=nfsadldsinstance,
dc=server1 と入力し、OK をクリックします。
8. ADSI Edit(ADSI 編集)を閉じます。
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