Dell PowerVault NX3500 システム ハードウェア オーナーズ マニュアル 規制モデル：E07S シリーズ、 DELL500WLV、および DELL500WHV 規制タイプ：E07S002
メモ、注意、警告 メモ：コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意：手順に従わない場合は、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性があ ることを示しています。 警告：物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 ____________________ 本書の内容は予告なく変更されることがあります。 © 2011 すべての著作権は Dell Inc. および Eaton Corporation にあります。 Dell Inc. および Eaton Corporation の書面による許可のない複製は、いかなる形態においても厳重に禁 じられています。 本書で使用されている商標：Dell™、DELL のロゴ、および PowerVault™ は、Dell Inc.
目次 1 ソリューションについて . 概要 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . Dell PowerVault NX3500 前面パネル機能および インジケータ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . LCD パネルの機能 ホーム画面 9 10 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14 14 15 セットアップメニュー . 表示メニュー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ハードディスクドライブステータス インジケータ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . PowerVault NX3500 背面パネル機能および インジケータ . 9 . . .
警告メッセージ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 47 診断メッセージ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 47 . . . . . . . . . . . . . . . . . 47 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 48 アラートメッセージ . その他の情報 2 システム部品の取り付け . 奨励するツール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 49 システムの内部 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 49 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 51 前面ベゼル . . . . . . . 52 システムカバーの取り外し . . . . . . . . . . . システムカバーの取り付け . . . . . . . . . . .
冷却用エアフローカバー . . . . . . . . . . . . . . . 61 冷却用エアフローカバーの取り外し . . . . . 冷却用エアフローカバーの取り付け . . . . . 61 63 . . . . . . . . 63 内蔵ストレージコントローラカード 内蔵ストレージコントローラカードの 取り外し . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 63 内蔵ストレージコントローラカードの 取り付け . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 64 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 65 システムメモリ メモリモジュール取り付けの ガイドライン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 65 65 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 67 メモリモジュールの交換 冷却ファン . . . . . . . .
コントロールパネルアセンブリ . . . . . . . . . . . . . 79 コントロールパネルボードアセンブリと コントロールパネルディスプレイ モジュールの取り付け . . . . . . . . . . . . . . 82 . . . . . . . . . . . . . . . . . 82 SAS バックプレーン . SAS バックプレーンの取り外し SAS バックプレーンの取り付け 配電基板 . . . . . . . . . 82 84 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 84 . . . . . . . . 配電基板の取り外し . . . . . . . . . . . . . . . 配電基板の取り付け . . . . . . . . . . . . . . . 84 86 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 86 システム基板 システム基板の取り外し . . . . . . . . . . . .
. . 94 . . . . . . . . . 94 システム冷却問題のトラブルシューティング . ファンのトラブルシューティング . . . . . 95 . . . . . 97 システムメモリのトラブルシューティング 光学ドライブのトラブルシューティング ハードディスクドライブのトラブルシュー ティング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 98 拡張カードのトラブルシューティング . . . . . . . 99 プロセッサのトラブルシューティング . . . . . . システムが濡れた場合のトラブルシュー ティング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4 システム診断プログラムの実行 . 組み込みシステム診断プログラムの機能 . . . . システム診断プログラムのテスト オプション . . . . . . . . . . . . . . . . . . 103 . . . 103 . . . . . . . . 104 . . . .
5 ジャンパとコネクタ . . . . . . . . . . . . . . 107 システム基板のジャンパ . . . . . . . . . . . . . . 107 システム基板のコネクタ . . . . . . . . . . . . . . 108 パスワードを忘れたとき . . . . . . . . . . . . . . 110 6 困ったときは . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 111 デルへのお問い合わせ . . . . . . . . . . . . 111 索引 . 8 目次 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
ソリューションについて 概要 このソリューションは、2 台の Dell PowerVault NX3500 システムと 1 台の Dell バッ クアップ電源装置（BPS）で構成されています。2 台の PowerVault NX3500 システム は、本書でコントローラ 0 およびコントローラ 1 とも呼ばれています。本書の情報は、 PowerVault NX3500 システムと BPS の両方に適用されます。 図 1-1 ソリューション概要 ソリューションについて 9
Dell PowerVault NX3500 前面パネル機能および インジケータ 図 1-2 1 前面パネルの機能およびインジケータ 2 3 4 5 6 7 9 8 10 11 1 2 3 4 1 EST 2 3 項目 インジケータ、ボタン、 アイコン またはコネクタ 説明 1 電源インジケータ、電 源ボタン 電源オンインジケータは、システムの電源 が入っている時に点灯します。 電源ボタンによってシステムへの直流電源 の供給を制御します。システムベゼルを取 り付けると、電源ボタンにアクセスできな くなります。 メモ：システムに搭載されているメモリ の容量によっては、システムに電源を入れ てからビデオモニタに画像が表示されるま でに数秒から 2 分以上かかる場合があり ます。 メモ：ACPI 対応の OS では、電源ボタン を使ってシステムの電源を切っても、シス テムの電源が切れる前にシステムが正常な シャットダウンを行うことができます。 メモ：緊急時にシャットダウンを強制す る場合は、常にユーザーインタフェースを 使用するようにしてください。コントロー ラ
項目 インジケータ、ボタン、 アイコン またはコネクタ 説明 4 LCD パネル システム ID、ステータス情報、システム エラーメッセージが表示されます。 LCD パネルの詳細については、12 ページ の「LCD パネルの機能」を参照してくだ さい。 メモ：システムが AC 電源に接続されて いる状態でエラーが検知されると、LCD は システムの電源がオンになっていてもいな くても橙色に点灯します。 5 システム識別ボタン システム識別モードのオン / オフを切り替 えます。 前面パネルと背面パネルの識別ボタンは、 ラック内の特定のシステムの位置を確認 するために使用します。これらのボタンの 1 つを押すと、前面の LCD パネルと シャーシ背面パネルのシステムステータス インジケータは、ボタンの 1 つをもう一度 押すまで青色に点灯を続けます。 6 システムステータス インジケータ 通常のシステム動作中は青色に点灯しま す。問題が発生してシステムの点検が必要 なときは橙色に点灯します。 7 USB コネクタ（2） USB デバイスをシステムに接続するとき に使用します。ポー
LCD パネルの機能 システムの LCD パネルには、システム情報と、システムが正常に動作している場合、ま たはシステムに注意が必要な場合を示すステータスおよびエラーメッセージが表示されま す。特定のステータスコードについては、22 ページの「LCD ステータスメッセージ」を 参照してください。 LCD バックライトは、正常な動作状態では青色に、エラー状態では橙色に点灯します。 システムがスタンバイモードのとき、LCD バックライトはコンピュータを操作しない時 間が 5 分間続くと消灯しますが、LCD パネルの選択ボタンを押すと点灯します。BMC または iDRAC ユーティリティ、LCD パネル、またはその他のツールを使用して LCD メッセージをオフにしている場合、LCD バックライトは消灯のままです。 12 ソリューションについて
図 1-3 LCD パネルの機能 1 2 4 3 項目 ボタン 説明 1 左 カーソルが後方に 1 つ分移動します。 2 選択 カーソルによってハイライト表示されているメ ニュー項目を選択します。 3 右 カーソルが前方に 1 つ分移動します。 メッセージのスクロール中に次の操作ができ ます。 • 1 回押すとスクロールが速くなります。 • 再び押すと停止します。 • もう 1 回押すとデフォルトのスクロールに戻り ます。 • もう 1 回押すと同じ操作が繰り返されます。 4 システム識別 システム識別モードのオン（LCD パネルが青色 に点滅）とオフを切り替えます。 すばやく押してシステム識別のオン / オフを切り 替えます。POST 中にシステムがハングした場合 は、システム識別ボタンを 5 秒以上押し続けて BIOS プログレスモードに入ります。 ソリューションについて 13
ホーム画面 ホーム画面には、ユーザーが設定可能なシステム関連情報が表示されます。この画面は、 ステータスメッセージやエラーメッセージがない通常のシステム動作中に表示されます。 システムがスタンバイモードになると、エラーメッセージがなければ、コンピュータを操 作しない時間が 5 分間続くと、LCD バックライトが消灯します。3 つのナビゲーション ボタン（選択、左、右）のいずれかを押すとホーム画面が表示されます。 が表示されるまで上 別のメニューからホーム画面に移動するには、ホームアイコン を選択し続け、次にホームアイコンを選択します。 矢印 セットアップメニュー オプション DRAC 説明 ネットワークモードを設定するには、DHCP または Static IP（静的 IP）を選択します。Static IP（静的 IP） を選択すると、使用可能なフィールドは IP、サブネット （Sub）、およびゲートウェイ（Gtw）です。DNS を有効 にしてドメインアドレスを表示するには、Setup DNS （セットアップ DNS）を選択します。2 つの別々の DNS エントリが使用できます。 メモ：デフォルト設定を
表示メニュー オプション 説明 DRAC IP iDRAC6 の IPv4 または IPv6 アドレスが表示されます。 アドレスには、DNS（Primary（プライマリ）および Secondary（セカンダリ））、Gateway（ゲートウェイ）、 IP、および Subnet（サブネット）があります（IPv6 には サブネットはありません） 。 MAC DRAC、iSCSIn、または NETn の MAC アドレスが表示さ れます。 メモ：システムに iDRAC6 Express カードが取り付けられ ていない場合、MAC オプションは BMC、iSCSIn または NETn の MAC アドレスを表示します。 Name システムの Host（ホスト）、Model（モデル）、または User String（ユーザーストリング）の名前が表示され ます。 Number システムの Asset tag または Service Tag（サービスタ グ）が表示されます。 Power システムの電力出力が BTU/ 時 またはワットで表示されま す。表示形式は、Setup（セットアップ）メニューの
ハードディスクドライブステータスインジケータ 図 1-4 ハードディスクドライブインジケータ 2 1 1 ドライブステータスインジケータ （緑色と橙色） 2 ドライブ動作インジケータ（緑色） ドライブステータスインジケータのパターン 状態 （RAID のみ） 1 秒間に 2 回緑色に点滅 ドライブの識別 / 取り外し準備中 消灯 ドライブの挿入または取り外し可 メモ：システム電源の投入後、すべての ハードディスクドライブの初期化が完了す るまで、ドライブステータスインジケータ は消灯しています。この間、ドライブの挿 入も取り外しもできません。 緑色、橙色に点滅し、消灯 ドライブ障害の予測 1 秒間に 4 回橙色に点滅 ドライブに障害発生 緑色にゆっくり点滅 ドライブのリビルド中 緑色の点灯 ドライブオンライン状態 緑色に 3 秒間点滅、橙色に 3 秒間点滅、 6 秒間消灯 リビルドが中断 16 ソリューションについて
PowerVault NX3500 背面パネル機能およびイン ジケータ 図 1-5 背面パネルの機能およびインジケータ 1 2 3 4 項目 インジケータ、ボタン、 またはコネクタ 1 iDRAC6 Enterprise ポート 5 6 アイコン 7 8 9 10 11 説明 iDRAC6 Enterprise カード専用の管理 ポート。 2 シリアルコネクタ シリアルデバイスをシステムに接続し ます。 3 ビデオコネクタ VGA ディスプレイをシステムに接続し ます。 4 USB コネクタ（2） USB デバイスをシステムに接続するとき に使用します。ポートは USB 2.
項目 インジケータ、ボタン、 またはコネクタ 8 アイコン システムステータスインジ ケータ 説明 通常のシステム動作中は青色に点灯し ます。 特定のシステムを識別するには、システ ム管理ソフトウェアとシステムの前面お よび背面にある識別ボタンのどちらも使 うことができます。青色のインジケータ の点滅でどのシステムか識別できます。 問題が発生してシステムの点検が必要な ときは橙色に点灯します。 9 システム識別ボタン システム識別モードのオン / オフを切り 替えます。 前面パネルと背面パネルの識別ボタン は、ラック内の特定のシステムの位置を 確認するために使用します。これらのボ タンの 1 つを押すと、前面の LCD パネ ルとシャーシ背面パネルのシステムス テータスインジケータは、ボタンの 1 つ をもう一度押すまで青色に点灯を続け ます。 10 電源装置 1（PS1） 400 W 11 電源装置 2（PS2） 400 W NIC インジケータコード 図 1-6 NIC インジケータコード 1 1 18 リンクインジケータ ソリューションについて 2 2 アクテ
インジケータ インジケータコード リンクおよびアクティビ ティインジケータが消灯 NIC がネットワークに接続されていません。 リンクインジケータが緑色 NIC が 1000 Mbps で有効なネットワークリンクに接続さ れています。 リンクインジケータが橙色 NIC が 10/100 Mbps で有効なネットワークリンクに接続 されています。 アクティビティインジケー ネットワークデータの送信中または受信中です。 タが緑色に点滅 電源インジケータコード 電源装置には、電力が供給されているか、または電源の障害が発生しているかを示すイン ジケータがあります。 • 消灯 — AC 電源が接続されていません。 • 緑色 — スタンバイモードでは、有効な AC 電源が電源装置トに接続され、 電源装置が稼動していることを示します。システムの電源が入っているとき は、電源装置がシステムに DC 電力を供給していることも示します。 • 橙色 — 電源装置に問題があることを示します。 • 緑色と橙色が交互に点灯 — 電源装置のホットアッド時にこのシグナルが出 た場合、電源装置がもう一台の電源装置と適
図 1-7 電源装置ステータスインジケータ 1 1 電源装置ステータス LED Dell バックアップ電源装置前面パネル機能 図 1-8 前面パネルの機能 1 2 1 20 LED ソリューションについて 2 電源ボタン
バックアップ電源装置インジケータ 表 1-1 および 表 1-2 では、起動時に発せられる可能性のある、視覚的および聴覚的に知 ることができる動作状態インジケータを説明しています。 表 1-1 視覚的動作状態インジケータ LED の色およびパターン * 状態 LED が消灯 コンセントへの接続に関係なく、BPS 電源モ ジュールがオフ 緑色の点灯 コンセントに接続されており、BPS 電源モジュー ルがオン 緑色の点滅 コンセントに接続されておらず、ユニットはバッ テリ駆動（バッテリの容量が少なくなる前） 橙色の点灯 アラームが作動中 橙色および緑色の点滅 フラッシュアップグレードが進行中、または BPS がブートローダーモード *LED の色およびパターンは、BPS の前面および背面にある LED に適用されます。 表 1-2 聴覚的動作状態インジケータ ビープ音またはブザー音 状態 音なし 作動中のアラームや通知がなく、BPS を起動す るためにオン / オフボタンが押されていない、ま たは作動中のアラームが消音されている * 継続的なブザー音 シャットダウン直前
バックアップ電源装置の背面パネル機能 図 1-9 背面パネルの機能 1 7 6 2 5 3 4 1 IEC 320 C-13 出力コンセント（2） 3 5 C-14 入力コネクタ用インターロックカバー（2） 4 6 RS-232 ポート（2） 2 7 LED（2) ファン（2） 接地ポート USB ポート（2） LCD ステータスメッセージ システムのコントロールパネル LCD には、システムが正常に動作している場合、または システムに注意が必要な場合を示すステータスメッセージが表示されます。 LCD の青色点灯は正常な動作状態、橙色点灯はエラー状態を示します。LCD には、ス テータスコードとその内容を説明するテキストで構成されるメッセージがスクロール表示 されます。LCD ステータスメッセージとその考えられる原因を次の表に示します。LCD メッセージは、システムイベントログ（SEL）に記録されたイベントに基づきます。SEL およびシステム管理設定の詳細については、システム管理ソフトウェアのマニュアルを参 照してください。 メモ：システムが起動しない場合は、LCD にエ
表 1-3 LCD ステータスメッセージ コード メッセージ 原因 対応処置 E1000 Failsafe 重大なエラーイベントがな システムの AC 電源を voltage error. いか、システムイベントロ 10 秒間切断し、システム を再び起動します。 グを確認します。 Contact support. 問題が解決しない場合は、 111 ページの「困ったと きは」を参照してくだ さい。 E1114 E1116 E1210 E1211 E1216 Ambient Temp 環境温度が許容範囲を超 えた。 exceeds allowed range. Memory disabled, temp above range. Power cycle AC.
表 1-3 LCD ステータスメッセージ （続き） コード メッセージ 原因 対応処置 E1229 CPU # VCORE Regulator failure. Reseat CPU. 表示されているプロセッサ プロセッサを抜き差ししま VCORE の電圧レギュレー す。100 ページの「プロ タに障害が発生した。 セッサのトラブルシュー ティング」を参照してくだ さい。 問題が解決しない場合は、 100 ページの「プロセッ サのトラブルシューティン グ」を参照してください。 E122A CPU # VTT Regulator failure. Reseat CPU. 表示されているプロセッサ プロセッサを抜き差ししま VTT の電圧レギュレータに す。100 ページの「プロ セッサのトラブルシュー 障害が発生した。 ティング」を参照してくだ さい。 問題が解決しない場合は、 111 ページの「困ったと きは」を参照してくだ さい。 E122C CPU Power Fault. Power cycle AC.
表 1-3 LCD ステータスメッセージ （続き） コード メッセージ E1310 Fan ## RPM exceeding range. Check fan. えている。 Fan module ## RPM exceeding range. Check fan. 表示されているモジュール 内の表示されているファン の RPM が想定動作範囲を 超えている。 E1311 E1313 原因 対応処置 表示されているファンの 94 ページの「システム冷 RPM が想定動作範囲を超 却問題のトラブルシュー ティング」を参照してくだ さい。 94 ページの「システム冷 却問題のトラブルシュー ティング」を参照してくだ さい。 Fan redundancy システムのファン冗長性が LCD をスクロールしてそ 失われた。もう 1 つのファ の他のメッセージを確認し lost. Check ンに障害が発生すると、シ ます。94 ページの「ファ fans.
表 1-3 LCD ステータスメッセージ （続き） コード メッセージ 原因 対応処置 E141C Unsupported プロセッサがサポートされ お使いのシステムの『はじ ていない構成になって めに』のプロセッサ仕様で CPU 説明されているタイプに一 configuration. いる。 致するプロセッサが使用さ Check CPU or れていることを確認し BIOS revision. ます。 E141F CPU # protocol システム BIOS によってプ システムの AC 電源を ロセッサプロトコルエラー 10 秒間切断し、システム error. Power を再び起動します。 が報告された。 cycle AC. 問題が解決しない場合は、 111 ページの「困ったと きは」を参照してくだ さい。 E1420 CPU Bus parity システム BIOS によってプ システムの AC 電源を ロセッサバスパリティエ 10 秒間切断し、システム error. Power ラーが報告された。 を再び起動します。 cycle AC.
表 1-3 LCD ステータスメッセージ （続き） コード メッセージ 原因 対応処置 E1618 Predictive オーバーヒート状態または 94 ページの「電源装置の 電源装置の通信エラーが原 トラブルシューティング」 failure on Power Supply # 因で、電源装置の障害発生 を参照してください。 が近いという予測的警告が (### W). 出された。 Check PSU. E161C Power Supply # (### W) lost AC power. Check PSU cables. E1620 Power Supply # 表示されている電源装置の 表示されている電源装置の AC 入力電源が許容範囲外。 AC 電源を確認してくださ (### W) AC い。問題が解決しない場合 power error. は、94 ページの「電源装 Check PSU 置のトラブルシューティン cables.
表 1-3 LCD ステータスメッセージ （続き） コード メッセージ 原因 E1710 I/O channel システム BIOS によって I/O チャネルチェックが報 check error. Review & clear 告された。 SEL. 対応処置 詳細をチェックしてから SEL をクリアします。シス テムの AC 電源を 10 秒間 切断し、システムを再び起 動します。 問題が解決しない場合は、 111 ページの「困ったと きは」を参照してくだ さい。 PCI parity error on Bus ## Device ## Function ##. システム BIOS によって、 バス ##、デバイス ##、機 能 ## の PCI 設定スペース にあるコンポーネントにつ いて、PCI パリティエラー が報告された。 PCIe 拡張カードを取り外 して装着しなおします。問 題が解決しない場合は、 99 ページの「拡張カード のトラブルシューティン グ」を参照してください。 PCI parity error on Slot #. Review & clear SEL.
表 1-3 LCD ステータスメッセージ （続き） コード メッセージ 原因 対応処置 E171F PCIe fatal error on Bus ## Device ## Function ##. システム BIOS によって、 バス ##、デバイス ##、機 能 ## の PCI 設定スペース にあるコンポーネントにつ いて、PCIe の致命的なエ ラーが報告された。 PCIe 拡張カードを取り外 して装着しなおします。問 題が解決しない場合は、 99 ページの「拡張カード のトラブルシューティン グ」を参照してください。 E1810 Hard drive ## fault. Review & clear SEL. 表示されているハードディ 98 ページの「ハードディ スクドライブに障害が発生 スクドライブのトラブル した。 シュー ティング」を参照し てください。 E1812 Hard drive ## 表示されているハードディ 情報表示のみです。 removed. Check スクドライブがシステムか ら取り外された。 drive.
表 1-3 LCD ステータスメッセージ （続き） コード メッセージ 原因 対応処置 E1A1D Control panel USB cable not detected. Check cable. コントロールパネルに USB ケーブルが取り付けられて いないか、またはケーブル が不良。 ケーブルを抜き差ししま す。問題が解決しない場合 は、ケーブルを交換し ます。 問題が解決しない場合は、 111 ページの「困ったと きは」を参照してくだ さい。 E2010 Memory not システム内にメモリが検知 メモリを取り付けるか、ま されなかった。 たはメモリモジュールを抜 detected. き差しします。95 ページ Inspect DIMMs. の「システムメモリのトラ ブルシューティング」を参 照してください。 メモリが検知されたが、構 95 ページの「システムメ 成不能。メモリ構成中にエ モリのトラブルシューティ ング」を参照してくだ ラーが検知された。 さい。 E2011 Memory configuration failure. Check DIMMs.
表 1-3 LCD ステータスメッセージ （続き） コード メッセージ 原因 対応処置 E2015 DMA Controller DMA コントローラの障害。システムの AC 電源を 10 秒間切断し、システム failure. Power を再び起動します。 cycle AC. 問題が解決しない場合は、 111 ページの「困ったと きは」を参照してくだ さい。 E2016 E2017 Interrupt 割り込みコントローラの 障害。 Controller failure. Power cycle AC. システムの AC 電源を 10 秒間切断し、システム を再び起動します。 問題が解決しない場合は、 111 ページの「困ったと きは」を参照してくだ さい。 Timer refresh タイマーリフレッシュのエ システムの AC 電源を 10 秒間切断し、システム failure. Power ラー。 を再び起動します。 cycle AC.
表 1-3 LCD ステータスメッセージ （続き） コード メッセージ 原因 E201A SuperIO SIO 障害。 failure. Power cycle AC. 対応処置 システムの AC 電源を 10 秒間切断し、システム を再び起動します。 問題が解決しない場合は、 111 ページの「困ったと きは」を参照してくだ さい。 キーボードコントローラ 障害。 システムの AC 電源を 10 秒間切断し、システム を再び起動します。問題が 解決しない場合は、 111 ページの「困ったと きは」を参照してくださ い。 E201B Keyboard Controller error. Power cycle AC. E201C SMI SMI（システム管理割り込 initialization み）の初期化障害。 failure. Power cycle AC. システムの AC 電源を 10 秒間切断し、システム を再び起動します。 Shutdown test BIOS シャットダウンテス failure. Power トエラー。 cycle AC.
表 1-3 LCD ステータスメッセージ （続き） コード メッセージ E2020 CPU プロセッサ構成エラー。 configuration failure. Check screen message. 画面で具体的なエラーメッ セージを確認します。 100 ページの「プロセッ サのトラブルシューティン グ」を参照してください。 E2021 Incorrect メモリの構成エラー。 memory configuration. 画面で具体的なエラーメッ セージを確認します。 95 ページの「システムメ モリのトラブルシューティ ング」を参照してくだ さい。 E2022 General failure during POST. Check screen message. E2110 Multibit Error スロット “##”のメモリモ 95 ページの「システムメ ジュールにマルチビットの モリのトラブルシューティ on DIMM ##. エラー（MBE）が発生 ング」を参照してくだ Reseat DIMM.
表 1-3 LCD ステータスメッセージ （続き） コード メッセージ 原因 対応処置 I1911 LCD Log Full. Check SEL to review all Errors. LCD オーバーフローメッ セージ。LCD には、最大 10 のエラーメッセージを 連続して表示できる。11 番目は、イベントの詳細を SEL で確認するようユー ザーに求めるメッセージ。 イベントの詳細について は、SEL を確認してくださ い。 システムの AC 電源を 10 秒間切断するか、また は SEL をクリアします。 I1912 SEL full. SEL がイベントでいっぱい イベントの詳細を SEL で Review & clear になり、これ以上記録でき チェックしてから SEL を ない。 クリアしてください。 log. I1920 iDRAC6 Upgrade iDRAC6 が正常にアップグ 情報表示のみです。 レードされた。 Successful. W1228 RAID Controller battery capacity < 24hr.
LCD ステータスメッセージの問題の解決 LCD のコードとテキストは故障の状態を正確に特定できることが多いので、修正が容易 に行えます。たとえば、コード E1418 CPU_1_Presence が表示されたときは、ソ ケット 1 にマイクロプロセッサが装着されていないことがわかります。 他方、関連するエラーが複数発生した場合にも、問題を特定できる場合があります。たと えば、複数の電圧障害を示す連続したメッセージが表示された場合、問題は電源装置の不 良であると判断することになります。 LCD ステータスメッセージの消去 温度、電圧、ファンなどセンサーに関する障害については、センサーが通常の状態に戻る と、LCD メッセージは自動的に消去されます。たとえば、コンポーネントの温度が許容 範囲を超えた場合、障害があることが LCD に表示されます。温度が許容範囲内に戻る と、メッセージは LCD から消去されます。その他の障害の場合、ディスプレイからメッ セージを消去する処置を行う必要があります。 • SEL のクリア — このタスクはリモートで実行できますが、システムのイ • 電源サイクル — システ
表 1-4 システムメッセージ メッセージ 原因 対応処置 Alert! iDRAC6 not 正常に機能していないか、ま システムが再起動するまで待 たは初期化が完了していない ちます。 responding. ために、iDRAC6 が BIOS 通 Rebooting. 信に応答していない。システ ムが再起動する。 Alert! iDRAC6 not responding. Power required may exceed PSU wattage. iDRAC6 がハングした。 システムの AC 電源を 10 秒 間切断し、システムを再び起 システムの起動中に iDRAC6 Alert! Power required exceeds PSU wattage. Check PSU and system configuration.
表 1-4 システムメッセージ （続き） メッセージ 原因 対応処置 BIOS MANUFACTURING MODE detected. MANUFACTURING MODE will be cleared before the next boot. System reboot required for normal operation. システムが製造モードになっ ている。 システムを再起動して製造 モードを解除します。 BIOS Update Attempt Failed! リモートでの BIOS のアップ デートに失敗した。 BIOS のアップデートをもう Caution! NVRAM_CLR jumper is installed on system board. Please run SETUP.
表 1-4 システムメッセージ （続き） メッセージ 原因 対応処置 Embedded NICx and NICy: OS NIC=, Management Shared NIC= OS の NIC インタフェースが BIOS で設定されている。 Management Shared NIC システム管理ソフトウェアま たはセットアップユーティリ ティで NIC の設定をチェック します。問題が示された場合 は、91 ページの「NIC のト ラブルシューティング」を参 照してください。 インタフェースが管理ツール で設定されている。 Gate A20 failure. キーボードコントローラまた 111 ページの「困ったとき はシステム基板に障害がある。 は」を参照してください。 Invalid configuration information please run SETUP program.
表 1-4 システムメッセージ （続き） メッセージ 原因 対応処置 Maximum rank count exceeded. The following DIMM has been disabled: x. メモリの構成が無効。システ メモリモジュールが有効な構 ムは使用できるが、表示され 成で取り付けられていること ているメモリモジュールが を確認します。65 ページの 無効。 「メモリモジュール取り付け のガイドライン」を参照して ください。 Memory Initialization Warning: Memory size may be reduced. メモリの構成が無効。システ メモリモジュールが有効な構 ムは使用できるが、物理的に 成で取り付けられていること 使用可能なメモリの一部が使 を確認します。65 ページの 「メモリモジュール取り付け 用されない。 のガイドライン」を参照して ください。 Memory set to minimum frequency.
表 1-4 システムメッセージ （続き） メッセージ 原因 No boot device available. 光学ドライブサブシステム、 起動可能な USB キー、光学 ハードディスクドライブ、ま ドライブ、またはハードディ たはハードディスクドライブ スクドライブを使用します。 サブシステムに障害があるか、 問題が解決しない場合は、 または取り付けられていない。 97 ページの「光学ドライブ または、起動可能な USB キー のトラブルシューティング」 および 98 ページの「ハード が取り付けられていない。 ディスクドライブのトラブル シュー ティング」を参照して ください。 No boot sector on セットアップユーティリティ の設定が正しくない。ハード hard drive. ディスクドライブにオペレー ティングシステム がインス トールされていない。 No timer tick interrupt.
表 1-4 システムメッセージ （続き） メッセージ 原因 対応処置 Quad rank DIMM メモリの構成が無効。 detected after single rank or dual rank DIMM in socket. Read fault. Requested sector not found. SATA Port x device not found.
表 1-4 システムメッセージ （続き） メッセージ 原因 The amount of メモリが追加されたか、取り system memory has 外されたか、またはメモリモ ジュールが不良の可能性が changed. ある。 The following DIMMs should match in geometry: x,x,...
表 1-4 システムメッセージ （続き） メッセージ 原因 対応処置 Thermal sensor not detected on x. 表示されているメモリスロッ トに熱センサーのないメモリ モジュールが取り付けられて いる。 メモリモジュールを交換しま す。65 ページの「システム メモリ」を参照してください。 Time-of-day clock stopped. バッテリまたはチップに障害 がある。 93 ページの「システムバッ Time-of-day not set - please run SETUP program. 時刻または日付が正しく設定 されていません。システム バッテリに障害があります。 Time（時刻）と Date（日 付）の設定を確認します。問 題が解決しない場合は、シス テムバッテリを交換します。 78 ページの「システムバッ テリ」を参照してください。 Timer chip システム基板に障害がある。 counter 2 failed.
表 1-4 システムメッセージ （続き） メッセージ 原因 対応処置 Unable to launch System Services image. System halted! System Services イメージが システムを再び起動し、 システムファームウェア内で 壊れているか、またはシステ ム基板の交換によって失われ たことが原因で、F10 キーを 押した後にシステムが停止 した。 Unified Server Configurator リポジトリを 最新のソフトウェアに更新し て、全機能を復元します。詳 細については、Unified Server Configuration の iDRAC6 Enterprise カードの ユーザーマニュアルを参照し フラッシュメモリまたは BMC てください。 SPI フラッシュが破損してい support.jp.dell.
表 1-4 システムメッセージ （続き） メッセージ 原因 Unsupported memory configuration. DIMM mismatch across slots detected: x, x,...
表 1-4 システムメッセージ （続き） メッセージ 原因 対応処置 Warning! Power required exceeds PSU wattage.Check PSU and system configuration.
表 1-4 システムメッセージ （続き） メッセージ 原因 Write fault. USB デバイス、USB メディ USB メディアまたはデバイス ア、光学ドライブアセンブリ、 を交換します。USB、SAS ハードディスクドライブ、ま バックプレーン、または たはハードディスクドライブ SATA ケーブルが正しく接続 サブシステムに障害がある。 されていることを確認し ます。 97 ページの「光学ドライブ のトラブルシューティング」 および 98 ページの「ハード ディスクドライブのトラブル シュー ティング」参照してく ださい。 Write fault on selected drive. 対応処置 メモ：この表で使用されている略語や頭字語の正式名については、 support.jp.dell.
その他の情報 警告：システムに付属のマニュアルで安全および認可機関に関する情報を参照し てください。保証情報は、このマニュアルに含まれている場合と、別の文書として 付属する場合があります。 • ラックソリューションに付属のマニュアルでは、システムをラックに取り付 ける方法について説明しています。 • 『はじめに』では、システムの機能、システムのセットアップ、および仕様 の概要を説明しています。 • support.jp.dell.com/manuals に掲載されている Dell システム管理ア • システムに付属のメディアには、OS、システム管理ソフトウェア、システ ムアップデート、およびシステムと同時に購入したシステムコンポーネント に関するものを含め、システムの設定と管理用のマニュアルとツールが収録 されています。 プリケーションのマニュアルでは、システム管理ソフトウェアのインストー ル方法と使い方を説明しています。 メモ：アップデートには他の文書の内容を差し替える情報が含まれている場 合がよくありますので、support.jp.dell.
システム部品の取り付け 警告：システムを移動する際には、システム購入時に使用されていた梱包剤を使 うなど、衝撃や振動による損傷を避ける措置を講じてください。 奨励するツール • システムキーロックのキー • #1 および #2 のプラスドライバ • 静電気防止用リストバンド システムの内部 注意：修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。 製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは テレホンサービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティング と簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理による損傷 は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全にお使いい ただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 システム部品の取り付け 49
図 2-1 システムの内部 1 11 2 3 10 4 9 5 8 7 6 1 冷却用エアフローカバー 2 電源装置ベイ（2） 3 拡張カードライザー 4 ヒートシンク / プロセッサ 5 メモリモジュール（6） 6 光学ドライブ 7 コントロールパネルボード 8 ディスプレイモジュール 9 ハードディスクドライブ（2） 10 11 電源装置エアフローカバー 50 システム部品の取り付け システム冷却ファン（5）
前面ベゼル 1 2 3 4 ベゼルの左端のキーロックを解除します。 キーロックの横にあるリリースラッチを押し上げます。 ベゼルの左端を前面パネルと反対の方向へ動かします。 ベゼル右端のフックを外し、ベゼルをシステムから取り外します。 図 2-2 前面ベゼルの取り外しと取り付け 3 2 1 4 1 リリースラッチ 2 キーロック 3 前面ベゼル 4 ヒンジタブ ベゼルを取り付けるには、ベゼル右端のフックをシャーシに掛けてから、ベゼ ルの開いている側をはめ込みます。キーロックでベゼルを固定します。図 2-2 を参照してください。 システム部品の取り付け 51
システムカバーの取り外しと取り付け 警告：システムを持ち上げる必要がある場合は、必ずだれかの手を借りてくださ い。けがを防ぐため、決してシステムを一人で持ち上げようとしないでください。 注意：修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。 製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは テレホンサービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティング と簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理による損傷 は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全にお使いい ただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 システムカバーの取り外し 1 システムの電源とシステムに接続されている周辺機器の電源を切って、シス 2 3 図 2-3 テムの電源ケーブルをコンセントから抜き、周辺機器に接続されているケー ブルも外します。 ラッチリリースロックを反時計方向に回してロック解除位置にします。 図 2-3 を参照してください。 ラッチリリースロックとくぼみを両手の親指で押しながら、カバーの両側を つかみます。カバーを
システムカバーの取り付け 1 カバーをシャーシの上に置き、カバー後端の 2 本のピンがシャーシ後端の対 応するスロットにはまるように、カバーをわずかにシステム後方にスライド させます。図 2-3 を参照してください。 2 所定の位置にカチッとはまるまで、カバーをシャーシの前方にスライドさせ ます。 3 ラッチリリースロックを時計方向に回してカバーを固定します。 光学ドライブ スリムライン DVD+/-RW 光学ドライブは、前面パネルに挿入し、システム基 板上の SATA コントローラに接続します。 メモ：DVD デバイスはデータ専用。 光学ドライブの取り外し 注意：修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。 製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは テレホンサービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティング と簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理による損傷 は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全にお使いい ただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 1 システムお
図 2-4 光学ドライブの取り外しと取り付け 1 3 2 4 7 5 6 54 1 データケーブル 2 電源ケーブル 3 光学ドライブ 4 リリースラッチ 5 金属製突起（2） 6 切り込み（2） 7 切り込みのある金属製突起（2） システム部品の取り付け
光学ドライブの取り付け 注意：修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。 製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは テレホンサービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティング と簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理による損傷 は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全にお使いい ただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 1 システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切り、システムを コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。52 ページの「システムカバーの取り外し」を 参照してください。 3 金属製突起の 2 つの切り込みをドライブ側面のスロットに合わせます。 4 ドライブを切り込みに挿入し、完全に固定されてリリースラッチがカチッと ロックするまで押し込みます。図 2-4 を参照してください。 5 電源ケーブルを接続します。 6 データケーブルをドライブの背面とシステム基板上の SATA コネクタに接続 します。 メモ：ケーブルが挟まれたり折れ
2 RAID 管理ソフトウェアを使用して、ハードディスクドライブを取り外す準 備をします。ハードディスクドライブキャリアのハードディスクドライブ インジケータが、ドライブを安全に取り外すことができるという信号を発 するまで待ちます。ホットスワップ対応ハードディスクドライブを取り外 す手順の詳細については、ストレージコントローラのマニュアルを参照して ください。 ハードディスクドライブがオンラインだった場合は、ハードディスクドラ イブの電源が切れる際に、緑色のアクティビティ / 障害インジケータが点 滅します。ハードディスクドライブインジケータが消灯したら、ハード ディスクドライブを安全に取り外すことができます。図 1-4 を参照してく ださい。 3 リリースボタンを押してハードディスクドライブキャリアリリースハンド ルを開き、ハードディスクドライブキャリアを取り出せる状態にします。 図 2-5 を参照してください。 4 ハードディスクドライブキャリアをハードディスクドライブベイから引き出 します。 注意：システムの正常な冷却状態を維持するために、空のハードディスクドライ ブベイすべてにドライブダミー
ハードディスクドライブキャリアの取り付け 注意：修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。 製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは テレホンサービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティング と簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理による損傷 は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全にお使いい ただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 注意：お使いのオペレーティングシステムがホットスワップ対応ドライブの取り 付けをサポートしていることを確認してください。オペレーティングシステムに付 属のマニュアルを参照してください。 注意：1 つのシステム構成内で SATA ハードディスクドライブと SAS ハードディス クドライブを組み合わせることはできません。 1 必要であれば、前面ベゼルを取り外します。51 ページの「前面ベゼル」を 参照してください。 2 ハードドライブキャリア前面のリリースボタンを押して、ハンドルを開き ます。 3 ハードディスクドライブキャリアのレバーを開
図 2-6 ハードディスクドライブの取り外しと取り付け 2 1 4 3 58 1 ネジ（4） 2 ハードディスクドライブ 3 SAS/SATA のネジ穴 4 ハードディスクドライブキャリア システム部品の取り付け
ハードディスクドライブのハードディスクドライブキャリアへの取り付け 1 コネクタ側を後部に向けて、ハードディスクドライブをハードディスクドラ イブキャリアに挿入します。図 2-6 を参照してください。 2 ハードディスクドライブのネジ穴をハードディスクドライブキャリアの後部 の穴に合わせます。 正しく揃うと、ハードディスクドライブの背面がハードディスクドライブ キャリアの背面と同一面に揃います。 3 4 本のネジを取り付けて、ハードディスクドライブをハードディスクドライ ブキャリアに固定します。 拡張 NIC カード お使いのシステムは、2 枚の PCIe 世代デュアルポート NIC をサポートします。 NIC はホットスワップ対応ではありません。 注意：適切な冷却を維持するため、2 枚の拡張カードのうち、消費電力が 15 W を 超えるものは 1 枚のみ（最高 25 W まで）使用可能です。 拡張 NIC カードの交換 注意：修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。 製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは テレホンサービスとサポートチ
図 2-7 拡張 NIC カードの取り付け 1 4 3 2 1 拡張カードラッチ 2 拡張 NIC カード 3 フィラーブラケット 4 拡張カードライザー 6 新しい NIC カードを梱包から出し、取り付けの準備をします。 手順については、カードに付属のマニュアルを参照してください。 7 拡張 NIC カードの両端を持って、カードエッジコネクタが拡張カードライ ザーの拡張カードコネクタと揃うようにカードを置きます。図 2-7 を参照し てください。 8 カードエッジコネクタを拡張カードコネクタにしっかりと挿入し、カードを 固定します。 9 拡張カードラッチを取り付けます。図 2-7 を参照してください。 10 拡張 NIC カードにすべてのケーブルを接続します。 11 システムカバーを閉じます。53 ページの「システムカバーの取り付け」を 参照してください。 12 システムおよびシステムに接続されているすべての周辺機器をコンセントに 接続し、電源を入れます。 60 システム部品の取り付け
冷却用エアフローカバー システム基板のエアフローカバーは、プロセッサ、ヒートシンク、およびメモ リモジュールをカバーし、これらのコンポーネントを通気によって冷却します。 また、冷却用エアフローカバーの真下にある冷却ファンモジュールによって通 気が促されます。また、冷却用エアフローカバーの真下にある冷却ファンモ ジュールによって通気が促されます。配電基板エアフローカバーは、電源装置 ベイの後ろにある配電基板を覆っています。 冷却用エアフローカバーの取り外し 警告：システム稼動中は、メモリモジュールおよびヒートシンクが非常に高温に なることがあります。メモリモジュールとヒートシンクに触れる前に十分に時間を かけ、温度が下がっていることを確認してください。 注意：修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。 製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは テレホンサービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティング と簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理による損傷 は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの
図 2-8 エアフローカバーの取り外しと取り付け 1 2 4 3 62 1 配電基板エアフローカバー 2 システム基板エアフローカバー 3 タブ（2） 4 ファンベイ番号 システム部品の取り付け
冷却用エアフローカバーの取り付け 注意：修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。 製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは テレホンサービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティング と簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理による損傷 は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全にお使いい ただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 1 番号付きのファンベイをガイドとして使い、冷却用エアフローカバーの向き を合わせます。 2 冷却用エアフローカバーポストをシステム基板上のスロットに合わせます。 3 前後左右がすべてシステム基板に固定されるまで、冷却用 エアフローカ バーを押し下げます。 4 システムカバーを閉じます。52 ページの「システムカバーの取り外しと取 り付け」を参照してください。 内蔵ストレージコントローラカード お使いのシステムには、ライザーに内蔵 SAS コントローラカード専用の拡張 カードスロットがあります。内蔵 SAS コントローラカードは、システムの内
図 2-9 内蔵ストレージコントローラカードの取り外しと取り付け 2 1 4 3 1 内蔵ストレージコントローラ カードコネクタ 2 内蔵ストレージコントロー ラカード 3 リリースタブ 4 位置合わせガイド（2） 内蔵ストレージコントローラカードの取り付け 注意：修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。 製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは テレホンサービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティング と簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理による損傷 は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全にお使いい ただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 1 システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切り、システムを コンセントから外します。 64 システム部品の取り付け
2 システムカバーを開きます。52 ページの「システムカバーの取り外し」を 参照してください。 3 拡張 NIC カードを取り外します。59 ページの「拡張 NIC カードの交換」を 参照してください。 4 カードの端を持って、位置合わせガイドに揃えます。 5 カードエッジコネクタをコネクタにしっかりと挿入し、カードを固定し ます。 6 システムカバーを閉じます。52 ページの「システムカバーの取り外しと取 り付け」を参照してください。 7 システムおよびシステムに接続されているすべての周辺機器をコンセントに 接続し、電源を入れます。 システムメモリ お使いのシステムは、1333 MHz DDR3 バッファなし ECC DIMM（UDIMM） をサポートします。 システムにはメモリソケットが 6 個あり、2 つの DDR3 チャネルに分かれてい ます。各チャネルの最初のソケットは、白色のリリースレバーが目印です。 メモリモジュール取り付けのガイドライン システムの最適なパフォーマンスを実現するには、システムメモリを構成する 際に以下の一般的なガイドラインに従ってください。 メモ：ガイドラインから外
1 システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切り、システムを コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。52 ページの「システムカバーの取り外し」を参 照してください。 3 冷却用エアフローカバーを取り外します。61 ページの「冷却用エアフローカ バーの取り外し」を参照してください。 4 メモリモジュールソケットの位置を確認します。図 5-1 を参照してください。 5 メモリモジュールがソケットから飛び出して外れるまで、ソケットの両側に あるイジェクタを押し開きます。図 2-10 を参照してください。 メモリモジュールはカードの端のみを持ちます。端以外の部分には絶対に触 れないでください。 図 2-10 メモリモジュールの取り付け 1 2 3 1 メモリモジュール 3 位置合わせキー 2 メモリモジュールソケットの イジェクタ（2） 6 メモリモジュールソケットの位置合わせキーに新しいメモリモジュールの エッジコネクタを合わせ、ソケットにメモリモジュールを差し込みます。 メモ：メモリモジュールソケットには位置合わせキーがあり、メモリモ ジュールは一方向に
7 親指でメモリモジュールを押し下げて、メモリモジュールをソケットにしっ かりはめ込みます。 メモリモジュールがソケットに適切に取り付けられると、メモリモジュール ソケットのイジェクタがメモリモジュールが装着されている別のソケットの イジェクタと同じ位置に揃います。 8 手順 5 ～手順 8 を繰り返して、残りのメモリモジュールを取り付けます。 9 冷却用エアフローカバーを取り付けます。63 ページの「冷却用エアフロー カバーの取り付け」を参照してください。 10 システムカバーを閉じます。53 ページの「システムカバーの取り付け」を 参照してください。 11 システムを起動し、 を押してセットアップユーティリティを起動し、 メインの システムセットアップ 画面の System Memory（システムメモ リ）設定を確認します。 システムは新しく増設したメモリを認識して値を変更済みです。 12 値が正しくない場合、1 枚または複数のメモリモジュールが正しく取り付けら れていない可能性があります。手順 2 ～手順 12 を繰り返し、メモリモジュー ルが各ソケットにしっかり装着されていることを
注意：修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。 製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは テレホンサービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティング と簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理による損傷 は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全にお使いい ただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 メモ：個々のファンモジュールの取り外し手順は同じです。 1 システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切り、システムを コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。52 ページの「システムカバーの取り外し」を 参照してください。 3 冷却用エアフローカバーまたは配電基板エアフローカバーが取り付けられて いる場合は、取り外します。61 ページの「冷却用エアフローカバー」を参 照してください。 4 ファンの電源ケーブルをシステム基板から外します。図 2-11 を参照してく ださい。 5 ファンを持ち、ファンアセンブリから引き出します。図 2-11 を参照し
図 2-11 ファンの取り外しと取り付け 1 2 1 ファン 2 電源ケーブル システム部品の取り付け 69
冷却ファンの取り付け 注意：修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。 製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは テレホンサービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティング と簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理による損傷 は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全にお使いい ただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 1 ファンの向きが正しいことを確認します。 電源ケーブルのある側がシステムの背面を向くようにファンモジュールを置 きます。 2 完全に装着されるまで、ファンをファンアセンブリに挿入します。図 2-11 を 参照してください。 3 ファンの電源ケーブルをシステム基板の電源コネクタに接続します。 4 冷却用エアフローカバーまたは配電基板エアフローカバーを取り外した場合 は、取り付けます。63 ページの「冷却用エアフローカバーの取り付け」を参 照してください。 5 システムカバーを閉じます。53 ページの「システムカバーの取り付け」を参 照してください。 6
5 カードの前端にある 2 つのタブをわずかに後方へ引き、カードの前端を保持 突起から注意深く外します。 カードが突起から外れると、カードの下のコネクタがシステム基板コネクタ から外れます。 6 RJ-45 コネクタが背面パネルから完全に離れるまで、システムの背面から カードを引き抜きます。 カードを持ち上げてシステムから取り出します。 7 RJ-45 コネクタが背面パネルの開口部に入る角度に新しいカードを傾けま す。図 2-12 を参照してください ÅB 8 システム基板上の iDRAC6 コネクタの横にある前側のプラスチック製保持 突起（2 つ）にカードの前端を合わせ、カードを挿入します。図 2-12 を参 照してください。 カードの前端が所定の位置に収まると、プラスチック製の突起がカードの前 端部にカチッとはまります。 図 2-12 iDRAC6 Enterprise カードの取り付け 4 3 1 2 1 VFlash メディアスロット 2 iDRAC6 Enterprise カードコネクタ 3 保持突起ポスト（2） 4 iDRAC6 Enterprise カード 9 必
プロセッサ プロセッサの取り外し 注意：修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。 製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは テレホンサービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティング と簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理による損傷 は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全にお使いい ただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 1 システムをアップグレードする前に、support.jp.dell.
図 2-13 ヒートシンクの取り外しと取り付け 2 1 1 ヒートシンク固定ネジ（4） 2 ヒートシンク 11 プロセッサシールドを上方向に持ち上げて、プロセッサが取り出せる状態に します。図 2-14 を参照してください。 12 プロセッサをソケットから取り外したら、ソケットに新しいプロセッサを取 り付けられるように、リリースレバーは立てたままにしておきます。 注意：プロセッサを取り外す際には、ZIF ソケットのピンを曲げないように気をつ けてください。ピンを曲げるとシステム基板が破損して修復できない場合があり ます。 システム部品の取り付け 73
図 2-14 プロセッサの取り外しと取り付け 1 6 2 3 4 5 1 プロセッサ 2 プロセッサの切り込み 3 ソケットキー 4 ZIF ソケット プロセッサシールド 6 ソケットリリースレ バー 5 74 システム部品の取り付け
プロセッサの取り付け 注意：修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。 製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは テレホンサービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティング と簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理による損傷 は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全にお使いい ただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 1 プロセッサをアップグレードする場合は、システムをアップグレードする前 に support.jp.dell.
12 システムカバーを閉じます。53 ページの「システムカバーの取り付け」を 参照してください。 13 システムおよびシステムに接続されているすべての周辺機器をコンセントに 接続し、電源を入れます。 14 を押してセットアップユーティリティを起動し、プロセッサの情報が新 しいシステム構成と一致していることを確認します。 15 システム診断プログラムを実行し、新しいプロセッサが正しく動作すること を確認します。 システム診断プログラムの実行の詳細については、103 ページの「システム 診断プログラムの実行」を参照してください。 電源装置 お使いのシステムは 400 W の電源装置モジュールをサポートします。 2 台目の電源装置により、ホットスワップおよび電源冗長性が提供されます。 冗長モードでは、効率を最大限に高めるために両方の電源装置に電力負荷が分 散されます。システムの電源が入った状態で 1 台の電源装置を取り外すと、も う 1 台の電源装置が電力負荷をすべて引き受けます。 電源装置の取り外し 注意：修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。 製品マニュアル
図 2-15 電源装置の取り外しと取り付け 1 2 3 1 電源装置 3 電源装置のハンドル 2 リリースラッチ 電源装置の取り付け 1 両方の電源装置のタイプと最大出力電力が同じであることを確認します。 メモ：最大出力電力（ワット数で表記）は電源装置ラベルに記載されてい ます。 2 新しい電源装置をシャーシに挿入し、完全に固定されてリリースラッチがカ チッとロックするまで押し込みます。図 2-15 を参照してください。 メモ：前の手順の 手順 2 でケーブルマネージメントアームのラッチを外した 場合は、再びラッチをかけます。ケーブルマネージメントアームの詳細につ いては、システムのラックに関するマニュアルを参照してください。 3 電源ケーブルを電源装置に接続し、電源ケーブルのプラグをコンセントに差 し込みます。 注意：電源ケーブルを接続する際には、ケーブルをベルクロストラップで固定し てください。 メモ：2 台の電源装置があるシステムに新しい電源装置の通常の取り付けや、ホッ トスワップまたはホットアッドによって交換または取り付けを行う際には、システ ムが電源を認識して状態を判断する
システムバッテリ システムバッテリの交換 警告：バッテリの取り付け方が間違っていると、破裂する恐れがあります。交換 用のバッテリには、製造元が推奨する型、またはそれと同等の製品を使用してくだ さい。詳細については、安全に関する注意事項を参照してください。 注意：修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。 製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは テレホンサービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティング と簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理による損傷 は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全にお使いい ただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 1 システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切り、システムを コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。52 ページの「システムカバーの取り外し」を 参照してください。 図 2-16 システムバッテリの交換 1 3 2 1 3 バッテリコネクタのプラス （＋）側 2 バッテリコネクタの
注意：バッテリの取り付け、取り外しの際には、バッテリコネクタが破損しない ようにしっかり支えてください。 4 バッテリを取り外すには、バッテリが飛び出すまで金属製タブをバッテリか ら外れる方向に押します。図 2-16 を参照してください。 5 新しいシステムバッテリを取り付けるには、「+」の側を上に向けてバッテリ を持ち、ソケットの金属製タブに合わせます。 6 所定の位置にカチッと収まるまでバッテリをソケットに押し込みます。 7 システムカバーを閉じます。53 ページの「システムカバーの取り付け」を 参照してください。 8 システムおよびシステムに接続されているすべての周辺機器をコンセントに 接続し、電源を入れます。 9 セットアップユーティリティを起動して、バッテリが正常に動作しているこ とを確認します。 10 セットアップユーティリティの Time（時刻）および Date（日付）フィー ルドで正しい時刻と日付を入力します。 11 セットアップユーティリティを終了します。 コントロールパネルアセンブリ メモ：LCD コントロールパネルアセンブリは、ディスプレイモジュールとコント ロールパネル回
4 コントロールパネルボードの背面にあるコントロールパネルケーブルを外し ます。図 2-17 を参照してください。 注意：コネクタを取り外す際にケーブルを引っ張らないでください。ケーブルが 損傷するおそれがあります。 a ケーブルコネクタの両端の金属製タブを押します。 b コネクタをソケットから注意深く外します。 c USB コネクタケーブル、ディスプレイモジュールケーブル、および電 源ケーブルを外します。 5 コントロールパネルボードをシステムシャーシに固定している 2 本のネジを 外し、ボードを取り外します。 これで LED コントロールパネルの取り外し手順は完了です。 6 ディスプレイモジュールをシステムシャーシに固定している 2 本のネジを外 し、ディスプレイモジュールをシャーシの切り欠きから取り外します。 80 システム部品の取り付け
図 2-17 コントロールパネルアセンブリの取り外しおよび取り付け 2 3 4 1 5 6 8 7 1 ディスプレイモジュールケーブル 2 コントロールパネルボード 3 コントロールパネルのデータケー ブル 4 内部 USB コネクタ 5 取り付けネジ 6 電源ケーブル 7 前面パネルのネジ（2） 8 LCD ディスプレイモジュール システム部品の取り付け 81
コントロールパネルボードアセンブリとコントロールパネルディスプレ イモジュールの取り付け 注意：修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。 製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは テレホンサービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティング と簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理による損傷 は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全にお使いい ただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 1 交換用のパネルをディスプレイモジュールの前面に取り付けます。 2 コントロールパネルボード内のスロットをシステムシャーシ上の突起に合わ せ、2 本のネジで固定します。図 2-17 を参照してください。LED コント ロールパネルの場合は、手順 4 を省略します。 3 ディスプレイモジュールケーブルをコントロールパネルボードに接続します。 4 USB およびコントロールパネルケーブルをコントロールパネルボードに接 続します。 5 システムカバーを閉じます。53 ページの「システムカバーの取
注意：後で同じ場所に取り付けることができるように、取り外す前に各ハード ディスクドライブの番号を書き留め、一時的にラベルを貼っておく必要があり ます。 3 すべてのハードディスクドライブを取り外します。55 ページの「ハード ディスクドライブキャリアの取り外し」を参照してください。 4 SAS バックプレーンから電源ケーブルを外します。 5 バックプレーンから SAS データケーブルを外します。図 2-18 を参照してく ださい。 6 光学ドライブケーブル、コントロールパネルケーブル、電源ケーブル、デー タケーブル、および USB ケーブルを外します。 7 SAS バックプレーンの左右にある 2 つの青色の固定ラッチを押し、バック プレーンを持ち上げて保持フックから取り外します。ボードの表面にあるそ の他のコンポーネントを損傷しないように注意してください。図 2-18 を参 照してください。 8 SAS バックプレーンを前面を下に向けて作業面に置きます。 図 2-18 SAS バックプレーンの取り外しと取り付け 1 2 3 4 5 1 バックプレーン固定ラッチ（2） 2 3 SAS A
SAS バックプレーンの取り付け 注意：修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。 製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは テレホンサービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティング と簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理による損傷 は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全にお使いい ただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 1 バックプレーンボード上のコンポーネントに損傷を与えないように注意しな がら、バックプレーンをシステムの中に入れます。 2 左右にある 2 つの青色の固定ラッチをシステム基板上のガイドポストに合わ せます。図 2-18 を参照してください。 3 カチッという感触があり、2 つの青色の固定ラッチが所定の位置に収まるま で、バックプレーンを押し下げます。 4 SAS バックプレーンに SAS データケーブルと電源ケーブルを接続します。 5 SAS バックプレーンを取り外すために他のデバイスのケーブルを外した場合 は、再接続します。 6 ハードデ
3 配電ケーブルをシステム基板から外し（86 ページの「システム基板」を参 照）、ファンケーブルコネクタを外します。 4 配電基板をシャーシに固定している 2 本のネジを外し、配電基板を持ち上げ て取り外します。図 2-19 を参照してください。 図 2-19 配電基板の取り外しと取り付け 1 6 2 5 4 1 3 ネジ（2） 2 電源装置ケーブル（2） 3 配電基板 4 突起（2） 5 ファンモジュールのケーブル コネクタ（2） 6 ファンモジュール電源ケー ブル（2） システム部品の取り付け 85
配電基板の取り付け 注意：修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。 製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは テレホンサービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティング と簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理による損傷 は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全にお使いい ただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 1 新しい配電基板アセンブリのパッケージを開きます。 2 配電基板をシャーシ上の突起に合わせます。 図 2-19 を参照してください。 3 配電基板をシャーシに固定する 2 本のネジを取り付けます。図 2-19 を参照 してください。 4 配電ケーブルをシステム基板に（86 ページの「システム基板」を参照）、 ファンケーブルコネクタを配電基板に（図 2-19 を参照）接続します。 5 エアフローカバーの両側にあるヒンジ式の内部留め具の位置を確認して、配 電基板エアフローカバーを合わせて装着し、エアフローカバーの上に倒しま す。63 ページの「冷却用エアフロー
注意：暗号化キーと共に TPM（信頼済みプログラムモジュール）を使用している 場合は、プログラムまたはシステムのセットアップ中にリカバリキーの作成を求め られることがあります。このリカバリキーは必ず作成し、安全に保管しておいてく ださい。このシステム基板を交換した場合は、システムまたはプログラムの再起動 時にリカバリキーを入力しないと、ハードディスクドライブ上の暗号化されたデー タにアクセスできません。 1 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切り、システムをコンセン トから外します。 2 システムカバーを開きます。52 ページの「システムカバーの取り外し」を 参照してください。 3 冷却用エアフローカバーを取り外します。61 ページの「冷却用エアフロー カバーの取り外し」を参照してください。 4 拡張 NIC カードを取り外します。59 ページの「拡張 NIC カードの交換」を 参照してください。 5 ヒートシンクとプロセッサを取り外します。72 ページの「プロセッサの取 り外し」を参照してください。 警告：動作中はヒートシンクが高温になることがあります。やけどをしないよう に、システム
図 2-20 システム基板の取り外しと取り付け 1 2 1 ネジ（9） 2 システム基板アセンブリ システム基板の取り付け 注意：修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。 製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは テレホンサービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティング と簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理による損傷 は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全にお使いい ただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 1 新しいシステム基板のパッケージを開きます。 2 プロセッサシールドからラベルを剥がし、システム前面のシステム識別パネ ルに貼り付けます。図 1-2 を参照してください。 3 システム基板の端を持ち、シャーシ内に下ろします。 88 システム部品の取り付け
注意：メモリモジュール、プロセッサ、その他のコンポーネントをつかんでシス テム基板を持ち上げないでください。 4 システム基板の前面をわずかに持ち上げ、完全に平らな状態に設置されるま で、システム基板をシャーシの底部に下ろします。 5 所定の位置に収まるまで、システム基板をシャーシの後方へ押し込みます。 6 システム基板をシャーシに固定する 10 本のネジを締めます。 図 2-20 を参照してください。 7 新しいシステム基板にプロセッサとヒートシンクを付け替えます。 72 ページの「プロセッサの取り外し」および 75 ページの「プロセッサの取 り付け」を参照してください。 8 すべてのメモリモジュールを取り付けます。65 ページの「メモリモジュー ルの交換」を参照してください。 9 ケーブルを下記の順序で接続します（システム基板上のコネクタの位置につ いては、図 5-1 を参照してください）。 • SATA インタフェースケーブル（該当する場合） • コントロールパネルインタフェースケーブル • 光学ドライブ電源ケーブル • コントロールパネル USB インタフェースケーブル • シス
システム部品の取り付け
システムのトラブルシューティング 作業にあたっての注意 注意：修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。 製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは テレホンサービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティング と簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理による損傷 は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全にお使いい ただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 システム起動エラーのトラブルシューティング 起動中、特に、オペレーティングシステムのインストールやシステムのハード ウェアの再構成を行った後、ビデオ出力の前にシステムが停止する場合は、メ モリ構成をチェックしてください。メモリ構成が無効な場合は、起動時にビデ オ出力がなく、システムが停止することがあります。65 ページの「システムメ モリ」を参照してください。 起動時に発生するその他すべての問題については、画面に表示されるシステム メッセージを書きとめておきます。詳細については、35 ページの「システム メッセージ」を参照して
• リンクインジケータが点灯しない場合は、すべてのケーブル接続を確認 します。 • アクティビティインジケータが点灯しない場合は、ネットワークドライ バファイルが損傷しているか、失われた可能性があります。 該当するドライバを削除してから、再インストールします。NIC のマ ニュアルを参照してください。 • 可能であれば、オートネゴシエイション設定を変更します。 • スイッチまたはハブの別のコネクタを使用します。 内蔵 NIC の代わりに NIC カードを使用している場合は、NIC カードのマ ニュアルを参照してください。 4 適切なドライバがインストールされ、プロトコルが組み込まれていることを 確認します。NIC のマニュアルを参照してください。 5 セットアップユーティリティを起動し、NIC ポートが有効になっていること を確認します。 6 ネットワーク上の NIC、ハブ、およびスイッチが、すべて同じデータ転送速 度に設定されていることを確認します。各ネットワークデバイスのマニュア ルを参照してください。 7 すべてのネットワークケーブルのタイプが適切で、最大長を超えていないこ とを確
• プロセッサとヒートシンク • メモリモジュール • ハードディスクドライブブラケット • 冷却用エアフローカバー 3 すべてのケーブルが正しく接続されていることを確認します。 4 システムカバーを閉じます。53 ページの「システムカバーの取り付け」を 参照してください。 5 電源ケーブルをコンセントに接続し、システムの電源を入れます。 6 システム診断プログラムでシステム基板のテストを実行します。103 ページ の「システム診断プログラムの実行」を参照してください。 テストが失敗した場合は、111 ページの「困ったときは」を参照してくだ さい。 システムバッテリのトラブルシューティング メモ：長い期間（数週間から数か月）システムの電源が切られていると、NVRAM からシステム設定情報が失われる場合があります。これはバッテリの不良が原因 です。 1 セットアップユーティリティで時刻と日付を再入力します。 2 システムの電源を切り、少なくとも 1 時間は電源ケーブルをコンセントから 外しておきます。 3 電源ケーブルをコンセントに接続し、システムの電源を入れます。 4 セットアップユ
電源装置のトラブルシューティング 注意：システムが動作するためには、電源装置を必ず 1 台は取り付けておく必要 があります。電源装置が 1 台しか取り付けられていないシステムを長時間使用する と、システムがオーバーヒートするおそれがあります。 1 電源装置をいったん取り外して取り付けなおします。76 ページの「電源装 置」を参照してください。 メモ：電源装置を取り付けたら、システムが電源装置を認識して正しく動作 していることを確認するまで数秒待ちます。電源インジケータが緑色に点灯 すれば、電源装置は正常に機能しています。 2 問題が解決しない場合は、障害のある電源装置を交換します。 電源装置を交換しても問題が解決しない場合は、111 ページの「困ったとき は」を参照してください。 システム冷却問題のトラブルシューティング 注意：修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。 製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは テレホンサービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティング と簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められてい
3 システムカバーを開きます。52 ページの「システムカバーの取り外し」を 参照してください。 4 ファンの電源ケーブルを抜き差しします。 5 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電源を入れ ます。 ファンが正常に動作する場合は、システムカバーを閉じます。53 ページの 「システムカバーの取り付け」を参照してください。 6 ファンが動作しない場合は、システムの電源を切り、新しいファンを取り付 けます。67 ページの「冷却ファン」を参照してください。 7 システムを再起動します。 これで問題が解決した場合は、システムカバーを閉じます。53 ページの 「システムカバーの取り付け」を参照してください。 交換したファンが動作しない場合は、111 ページの「困ったときは」を参照 してください。 システムメモリのトラブルシューティング 注意：修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。 製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは テレホンサービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティング と簡単な修理を行うようにしてく
4 セットアップユーティリティを起動して、システムメモリの設定を確認しま す。必要に応じて、メモリの設定を変更します。 メモリの設定が取り付けられているメモリと一致しているにもかかわらず、 エラーメッセージの表示が続く場合は、手順 12 に進みます。 5 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切り、システムをコンセン トから外します。 6 システムカバーを開きます。52 ページの「システムカバーの取り外し」を 参照してください。 7 メモリチャネルをチェックし、正しく装着されていることを確認します。 65 ページの「メモリモジュール取り付けのガイドライン」を参照してくだ さい。 8 各メモリモジュールをソケットに装着しなおします。65 ページの「メモリ モジュールの交換」を参照してください。 9 システムカバーを閉じます。53 ページの「システムカバーの取り付け」を 参照してください。 10 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電源を入れ ます。 11 セットアップユーティリティを起動して、システムメモリの設定を確認し ます。 問題が解決しない場合は、次の手順に進
18 システムの起動中に表示されるエラーメッセージ、およびシステム前面の Diagnostics（診断）インジケータを観察します。 19 メモリの問題が引き続き示される場合は、取り付けられている各メモリモ ジュールについて 手順 12 ～ 手順 18 を繰り返します。 すべてのメモリモジュールをチェックしても問題が解決しない場合は、 111 ページの「困ったときは」を参照してください。 光学ドライブのトラブルシューティング 注意：修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。 製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは テレホンサービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティング と簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理による損傷 は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全にお使いい ただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 1 別の CD または DVD を使用してみます。 2 セットアップユーティリティを起動し、ドライブのコントローラが有効に なっていることを確認します。 3
ハードディスクドライブのトラブルシュー ティング 注意：修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。 製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは テレホンサービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティング と簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理による損傷 は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全にお使いい ただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 注意：このトラブルシューティング手順を実行すると、ハードディスクドライブ に保存されたデータが損傷するおそれがあります。次の手順を実行する前に、ハー ドディスクドライブ上のすべてのファイルをバックアップしてください。 1 適切なオンライン Diagnostics（診断）テストを実行します。103 ページの 「システム診断プログラムの実行」を参照してください。 Diagnostics（診断）テストの結果に応じて、必要に応じて以下の手順に進 みます。 2 システムに RAID コントローラカードが搭載され、ハードディスクドライブ が
拡張カードのトラブルシューティング 注意：修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。 製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは テレホンサービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティング と簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理による損傷 は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全にお使いい ただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 メモ：拡張カードのトラブルシューティングを行う際には、オペレーティングシ ステムと拡張カードのマニュアルを参照してください。 1 適切なオンライン Diagnostics（診断）テストを実行します。103 ページの 「システム診断プログラムの実行」を参照してください。 2 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切り、システムをコンセン トから外します。 3 システムカバーを開きます。52 ページの「システムカバーの取り外し」を 参照してください。 4 拡張カードがコネクタに確実に装着されていることを確認します。59 ペー ジの「拡張
プロセッサのトラブルシューティング 注意：修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。 製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは テレホンサービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティング と簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理による損傷 は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全にお使いい ただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 1 適切なオンライン Diagnostics（診断）テストを実行します。103 ページの 「組み込みシステム診断プログラムの機能」を参照してください。 2 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切り、システムをコンセン トから外します。 3 システムカバーを開きます。52 ページの「システムカバーの取り外し」を 参照してください。 4 冷却用エアフローカバーを取り外します。61 ページの「冷却用エアフロー カバーの取り外し」を参照してください。 5 プロセッサとヒートシンクが正しく取り付けられていることを確認します。 72 ページの
3 システムから次のコンポーネントを取り外します。49 ページの「システム 部品の取り付け」を参照してください。 • ハードディスクドライブ • • USB メモリキー NIC ハードウェアキー VFlash メディア • 拡張カードと拡張カードライザー • iDRAC6 Enterprise カード • 電源装置 • ファン • プロセッサとヒートシンク • メモリモジュール • システムバッテリ • 4 システムを完全に乾燥させます（少なくとも 24 時間）。 5 手順 3 で取り外したコンポーネントを取り付けます。 6 システムカバーを閉じます。53 ページの「システムカバーの取り付け」を 参照してください。 7 電源ケーブルをコンセントに接続し、システムの電源を入れます。 システムが正常に起動しない場合は、111 ページの「困ったときは」を参照 してください。 8 システムが正常に起動する場合は、システムをシャットダウンして、取り外 した拡張カードを取り付けます。59 ページの「拡張 NIC カードの交換」を 参照してください 9 システムを再起動します。
システムのトラブルシューティング
システム診断プログラムの実行 システムに問題が発生した場合、テクニカルサポートに電話される前に診断プ ログラムを実行してください。診断プログラムを使うと、特別な装置を使用せ ずにシステムのハードウェアをテストでき、データが失われる心配もありません。 ご自身で問題を解決できない場合でも、サービスおよびサポート担当者が診断 プログラムのテスト結果を使って問題解決の手助けを行うことができます。 組み込みシステム診断プログラムの機能 システム診断プログラムは、特定のデバイスグループや各デバイス用の一連の テストメニューとオプションで構成されています。システム診断プログラムの メニューとオプションを使って、以下のことが行えます。 • テストを個別または全体的に実行 • テストの順序を制御 • テストの繰り返し • テスト結果の表示、印刷、または保存 • エラーが検知された場合にテストを一時的に中断、またはユーザーが指定す る最大エラー数に達したときにテストを終了 • 各テストとそのパラメータを簡潔に説明するヘルプメッセージを表示 • テストが問題なく終了したかどうかを知らせるステータスメッセ
システム診断プログラムのテストオプション Main Menu（メインメニュー）ウィンドウでテストオプションをクリックし ます。 テストオプション 機能 Express Test システムのクイックチェックを実行します。このオプ ションでは、ユーザーの応答を必要としないデバイステス トを実行します。 Extended Test システムを詳細にチェックします。このテストの実行には 1 時間以上かかる場合もあります。 Custom Test 特定のデバイスをテストします。 Information テスト結果が表示されます。 カスタムテストオプションの使い方 Main Menu（メインメニュー）ウィンドウで Custom Test（カスタムテス ト）を選択すると、Customize（カスタマイズ）ウィンドウでテストするデ バイスを選択できます。希望するテストオプションを選択して、テスト結果を 表示します。 テストするデバイスの選択 Customize（カスタマイズ）ウィンドウの左側にはテスト可能なデバイスの リストが表示されます。デバイスまたはモジュールの横にある（+）をクリッ クすると
診断オプションの選択 Diagnostics Options（診断オプション）領域で、デバイスに対して実行す るテストを選択します。 • Non-Interactive Tests Only（非インタラクティブテストのみ）— ユー ザーの操作を必要としないテストだけが実行されます。 • Quick Tests Only（クイックテストのみ）— デバイスのクイックテスト • Show Ending Timestamp（終了タイムスタンプの表示）— テストの • Test Iterations（テスト回数）— テストの実行回数を選択できます。 Log Output File Pathname（ログ出力ファイルのパス名）— テストを 記録したログファイルを保存するディスケットドライブまたは USB メモリ • だけが実行されます。 記録に時刻が記載されます。 キーを指定できます。このファイルをハードディスクドライブに保存するこ とはできません。 情報および結果の表示 Customize（カスタマイズ）ウィンドウの以下のタブを使って、テストとテ スト結果についての情報を表示することができます。
システム診断プログラムの実行
ジャンパとコネクタ 本項では、システムジャンパについて説明します。また、ジャンパとスイッチ についての基本的な情報を提供するとともに、システム基板上のコネクタにつ いても説明します。 システム基板のジャンパ システム基板上のジャンパの位置を 図 5-1 に示します。また、 表 5-1 には ジャンパ設定のリストを示します。 表 5-1 システム基板のジャンパ設定 ジャンパ PWRD_EN 設定 説明 （デフォルト） パスワード機能は有効です。 （ピン 2-4） パスワード機能は無効です。 （ピン 4-6） NVRAM_CLR （デフォルト） 構成設定がシステム起動時に保持され ます。（ピン 3-5） 構成設定は、次のシステム起動時にク リアされます。（ピン 1-3） ジャンパとコネクタ 107
システム基板のコネクタ 図 5-1 システム基板のコネクタ 1 2 3 4 20 19 18 17 16 15 14 13 5 12 11 108 ジャンパとコネクタ 10 9 8 7 6
項目 コネクタ 説明 1 PWRD_EN NVRAM_CLR パスワード有効ジャンパ 2 RISER2 拡張カードライザーコネクタ 3 RISER1 拡張カードライザーコネクタ 4 iDRAC6 Enterprise iDRAC6 Enterprise カードコネクタ 5 CPU プロセッサソケット 6 FAN1 システムファン 1 コネクタ 7 FAN2 システムファン 2 コネクタ 8 FAN3 システムファン 3 コネクタ 9 5 3 1 6 4 2 メモリモジュール（スロット 5） 10 12 V 4 ピン電源コネクタ 11 PWR_CONN 24 ピン電源コネクタ 12 CTRL_PNL コントロールパネルコネクタ 13 SATA_A SATA コネクタ A 14 SATA_B SATA コネクタ B 15 SATA_C SATA コネクタ C 16 SATA_D SATA コネクタ D 17 USB_CONN 内部 USB コネクタ 18 BATTERY バッテリソケット 19 HD_
パスワードを忘れたとき システムのソフトウェアセキュリティ機能には、システムパスワードとセット アップパスワード機能があります。パスワードジャンパを使って、これらのパ スワード機能を有効または無効に設定できるので、現在どのようなパスワード が使用されていてもクリアすることができます。 注意：システムに付属の安全にお使いいただくための注意で「静電気障害への対 処」を参照してください。 1 システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切り、システムを コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。52 ページの「システムカバーの取り外し」を 参照してください。 3 パスワードジャンパからジャンパプラグを取り外します。 システム基板上のパスワードジャンパ（「PWRD_EN」のラベル表示）の位 置は、図 5-1 を参照してください。 4 システムカバーを閉じます。53 ページの「システムカバーの取り付け」を 参照してください。 5 システムおよび周辺機器をコンセントに接続し、システムの電源をオンにし ます。 既存のパスワードは、パスワードジャンパプラグを取り外した状態でシステ ムを再起動す
困ったときは デルへのお問い合わせ 米国にお住まいの方は、800-WWW-DELL（800-999-3355）までお電話くだ さい。 メモ：お使いのコンピュータがインターネットに接続されていない場合は、購入 時の納品書、出荷伝票、請求書、またはデルの製品カタログで連絡先をご確認くだ さい。 デルでは、オンラインまたは電話によるサポートとサービスのオプションを複 数提供しています。サポートやサービスの提供状況は国や製品ごとに異なり、 国 / 地域によってはご利用いただけないサービスもございます。デルのセール ス、テクニカルサポート、またはカスタマーサービスへは、次の手順でお問い 合わせいただけます。 1 support.jp.dell.
困ったときは
索引 C S CD ドライブ トラブルシューティング , 97 CD/DVD ドライブ 光学ドライブを参照 D Diagnostics （診断） Advanced Testing オプション , 104 DIMM メモリモジュール（DIMM）を 参照 SAS コントローラカード 取り外し , 63 取り付け , 64 SAS ハードディスクドライブ ハードディスクドライブを参照 SAS バックプレーンボード 取り外し , 82 取り付け , 84 SATA ハードディスクドライブ ハードディスクドライブを参照 U USB デバイス 背面パネルコネクタ , 17 I iDRAC6 Enterprise カード , 70 iDRAC6 Express カード , 70 あ L 安全について , 91 LCD パネル メニュー , 14 機能 , 12 い アップグレード プロセッサ , 72 インジケータ NIC, 18 電源 , 19 N NIC 背面パネル , 17 インジケータ , 18 トラブルシューティング , 91 索引 113
か 拡張カード SAS コントローラ , 63 トラブルシューティング , 99 カバー 開く , 52 閉じる , 53 ガイドライン メモリの取り付け , 65 システムが損傷した場合 トラブルシューティング , 92 システムが濡れた場合 トラブルシューティング , 100 システム基板 ジャンパ , 107 取り外し , 86 取り付け , 88 システム診断プログラム の実行 , 103 システムメッセージ , 35 け ケーブル接続 光学ドライブ , 53 警告メッセージ , 47 こ 交換 システムバッテリ , 78 光学ドライブ 取り付け , 53 コントロールパネルアセンブリ LCD パネルの機能 , 12 取り外し , 79 シャーシイントルージョン スイッチ , 50 ジャンパ（システム基板） , 107 す スロット 拡張スロットを参照 て デル お問い合わせ , 111 デルへのお問い合わせ , 111 さ サポート デルへのお問い合わせ , 111 し 電源インジケータ , 19 電源装置 インジケータ , 19 トラブルシューティング , 94 取り付け , 7
と は トラブルシューティング CD ドライブ , 97 ハードディスクドライブ トラブルシューティング , 98 NIC, 91 システムが損傷した場合 , 92 システムが濡れた場合 , 100 システム冷却 , 94 ハードディスクドライブ , 98 プロセッサ , 100 メモリ , 95 外部接続 , 91 拡張カード , 99 電源装置 , 94 冷却ファン , 94 取り付け SAS コントローラ , 64 SAS バックプレーンボード , 84 システム基板 , 86 ハードディスクドライブ （ホットプラグ対応） , 57 プロセッサ , 75 光学ドライブ , 53 電源装置 , 77 冷却ファン , 70 冷却用エアフローカバー , 63 取り外し SAS コントローラ , 63 SAS バックプレーンボード , 82 カバー , 52 コントロールパネル アセンブリ , 79 システム基板 , 86 ハードディスクドライブ （ホットプラグ対応） , 55 プロセッサ , 72, 75 ベゼル , 51 冷却用エアフローカバー , 61 ハードディスクドライブ （ホットプラグ対
め メッセージ システム , 35 ステータス LCD, 22 警告 , 47 メモリ トラブルシューティング , 95 メモリモジュール（ DIMM ） 構成 , 65 れ 冷却ファン , 67 トラブルシューティング , 94 取り付け , 70 冷却用エアフローカバー 取り外し , 61 取り付け , 63 116 索引
