Administrator Guide
認証
Authentication(認証)エントリでは、Network Information Services(NIS)、Active Directory(AD)、Light-weight
Directory Access Protocol(LDAP)などの認証権限を設定できます。また、ローカルユーザーおよびグループ
の管理や、Windows SID から UNIX UID へのユーザー名のマッピングも可能です。
NAS cluster(NAS クラスタ)ソリューションは、次の設定モードをサポートしています。
• Active Directory 認証混合モードおよびネイティブモード
• NIS 認証のみ
• LDAP 認証のみ
• ローカル内部ユーザーのみ
• NIS または LDAP および Active Directory
ID 管理データベースの設定
ID 管理データベースを使用して、システムでユーザーレベルのアクセスコントロールを認証および管理でき
ます。このデータベースは、ユーザーとそのパスワード、グループ、およびユーザーとグループの関係を管
理します。
Active Directory ドメインに参加しているシステムは、ID 管理データベースとしても機能します。必要に応じ
て、追加の
UNIX データベースを定義することができます。
UNIX ID 管理データベースには NIS および LDAP が含まれ、これらはクライアントが NFS プロトコル(UNIX/
Linux クライアント)を使用してシステムにアクセスする場合のみ機能します。
お使いのネットワーク環境に応じて、次のオプションをいずれか 1 つ選択できます。
• NIS データベース経由でユーザー認証を有効にする
• LDAP データベース経由でユーザー認証を有効にする
• 外部 UNIX ID 管理データベースの使用を無効にする
NIS データベース経由でユーザー認証を有効にする
1. Cluster Management → Authentication → Identity Management Database(クラスタの管理 > 認証 > ID 管理デ
ータベース)と選択します。
Identity Management Database(ID 管理データベース)ページが表示されます。
2. Users and groups are defined in a NIS database (ユーザーとグループは NIS データベースで定義)を選択し
ます。
3. Domain name(ドメイン名)に、NIS データベースのドメイン名を入力します。
4. 任意の空白の NIS server(NIS サーバー)に、NIS サーバーの名前または IP アドレスを入力します。
5. 冗長性を実現するために NIS サーバーを追加するには、Add NIS server(NIS サーバーの追加)をクリッ
クします。
追加の NIS サーバーが NIS サーバーのリストに表示されます。
6. リストから NIS サーバーを削除するには、削除したい NIS サーバーを選択して、Delete NIS server(s)
(NIS サーバーの削除)をクリックします。
7. 変更の承諾を求められたら、OK をクリックします。
8. 変更の保存 をクリックします。
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