Administrator Guide
ワークフォルダー
ワークフォルダーは、Windows Storage Server 2012 R 2 を使用しているファイルサーバー向けの役割サービ
スです。
ワークフォルダーは、ユーザーが個人のシステムまたは、個人のデバイス持参(bring-your-own-device、
BYOD) と呼ばれる、任意の場所からワークデバイスでファイルを保存したりアクセスすることを可能にし
ます。ワークフォルダーは、フォルダーリダイレクション、オフラインファイル、ホームフォルダの既存の
展開を含めて展開できます。ユーザーファイルは、
同期共有
と呼ばれるサーバー上のフォルダに保存されま
す。ワークフォルダーの詳細については、technet.microsoft.com/en-us/library/dn265974.aspx を参照し
てください。
ワークフォルダーのインストール
ワークフォルダーをインストールするには、次の手順を実行します。
1. サーバーマネージャー メニューバーで、管理 → 役割と機能の追加 とクリックします。
役割と機能の追加ウィザード が表示されます。
2. 次へ をクリックします。
メモ: 開始する前に ウィンドウで、インストールする役割と機能の対象サーバーとネットワーク環
境を確認してください。
3. インストールの種類の選択 ウィンドウで 役割ベースまたは機能ベースのインストール を選択して役割
または機能の全部分をインストール、または リモートデスクトップサービスのインストール を選択し
て、仮想マシンベースのデスクトップインフラストラクチャ、またはリモートデスクトップサービス用
のセッションベースのデスクトップインフラストラクチャのいずれかを選択し、次へ をクリックしま
す。
4. 対象サーバーの選択 ウィンドウで、サーバープールからサーバーを選択するか、Windows Storage
Server 2012 R2 がすでにインストールされているオフライン仮想ハードディスク(VHD)を選択し、次
へ をクリックします。
5. サーバーの役割の選択 ウィンドウで、 ファイル サービスおよびストレージ サービス → ファイル サー
ビスおよび iSCSI サービス → ワークフォルダー を選択します。
ワークフォルダーに必要な機能を追加しますか? というポップアップウィンドウが表示されます。
6. ワークフォルダーのインストールに追加機能が必要な場合は、機能の追加 をクリックして続行し、次へ
をクリックします。
7. ワークフォルダー ウィンドウで概要情報を確認し、次へ をクリックします。
8. インストールオプションの確認 ウィンドウで情報メッセージをすべて読み、インストール をクリックし
ます。
9. インストールの結果 ウィンドウを確認し、インストールが正常に行われたことを確認します。
10. 閉じる をクリックしてウィザードを終了します。
ワークフォルダー の役割は、 Server Manager → ファイル サービスおよびストレージ サービス フォル
ダ内に作成されます。
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