Administrator Guide

3. スコープ 参照 をクリックし、親ドメインを探します。
4. 名前空間の表示 をクリックし、親ドメイン上の名前空間を選択します。OK をクリックします。
DFS 管理に名前空間が \\parentdomain\rootname 形式で表示されます。
ディスプレイへのレプリケーショングループの追加
ディスプレイにレプリケーショングループを追加するには、次の手順を実行します。
1. サーバーマネージャー メニューバーで、ツールDFS の管理 とクリックします。
DFS の管理 ウィンドウが表示されます。
2. アクション で、ディスプレイへのレプリケーショングループの追加 をクリックします。
ディスプレイへのレプリケーショングループの追加 ウィンドウが表示されます。
3. 参照 をクリックして親ドメインを探します。
4. レプリケーショングループの表示 をクリックし、親ドメイン上のレプリケーショングループを選択しま
す。OK をクリックします。
DFS 管理にレプリケーショングループが \\parentdomain\rootname 形式で表示されます。
ファイルサーバーリソースマネージャ(FSRM
FSRM は、Windows Storage Server 2012 R2 用ツール群で、システム管理者がシステムに保存されたデータ
の量とタイプを把握、制御、および管理できるようにするものです。FSRM を使用することにより、システ
ム管理者は、フォルダとボリュームへのクォータの設定、アクティブなファイルスクリーン、および包括的
なストレージレポートの生成を行うことができます。この高度な機能の一式は、システム管理者による既存
のストレージリソースの効率的な監視だけでなく、将来的なポリシー変更の計画および実装にも役立ちます。
FSRM タスクには次が含まれます。
クォータ管理
ファイルスクリーニング管理
ストレージレポート管理
分類管理
マルチパス I/OMPIO
Microsoft マルチパス I/OMPIOは、Microsoft によって提供されるフレームワークで、ストレージプロバ
イダによるハードウェア固有の情報を含むマルチパスソリューションの開発を可能にします。これにはスト
レージアレイとの接続性を最適化することが必要です。これらのモジュールは Device-Specific Module
DSM と呼ばれます。MPIO はプロトコル非依存で、Windows Server 2008Windows Server 2008 R2
Windows Server 2012、および Windows Server 2012 R2 のファイバチャネル、インターネット SCSI
iSCSI、およびシリアルアタッチド SCSISAS)インタフェースで使用することができます。
MPIO は次の機能を提供します。
フェールオーバークラスタリングによるアプリケーションの高可用性
ストレージアレイに対する高可用性
SAS ディスク互換性
Windows PowerShell コマンドレットを使用して MPIO タスクを実行する機能
メモ: Microsoft 提供の DSM で作業するには、ストレージが SCSI Primary Commands-3 SPC-3
応である必要があります。
18