Administrator Guide
NFS ユーザーマッピングのサポートのための AD LDS スキー
マの拡張
NFS マッピングをサポートするため AD LDS スキーマを拡張するには、次の手順を実行します。
1. キーボードの Windows ロゴキーを押します。
2. CMD と入力します。
コマンドプロンプト アプリケーションが表示されます。
3. コマンドプロンプト を右クリックし、管理者として実行 を選択して管理者権限のコマンドプロンプトを
開きます。
4. C:\WINDOWS\ADAM ディレクトリに移動し、次のコマンドを入力します。
ldifde -i -u -f MS-AdamSchemaW2K8.LDF -s localhost:389 -j . -c
"cn=Configuration,dc=X" #configurationNamingContext
このコマンドは MS-AdamSchemaW2K8.LDF ファイルをインポートします。
メモ: この例では、AD LDS インスタンスにデフォルト LDAP ポート番号 389 が使用されています。
文字列 cn=Configuration,dc=X および #configurationNamingContext は変更しないよ
うにしてください。
AD LDS インスタンス用のデフォルトインスタンス名の設定
AD LDS インスタンスにデフォルトインスタンス名を設定するには、次の手順を実行します。
1. サーバーマネージャー メニューバーで、ツール → ADSI エディタ(Active Directory サービスインタフ
ェース) をクリックします。
ADSI エディタ コンソールが表示されます。
2. コンソールで ADSI エディタ を右クリックして 接続 をクリックします。
または、ADSI エディタコンソールでアクション → 追加アクション → 接続 と進む事もできます。
接続の設定 ダイアログボックスが表示されます。
a. 接続ポイント で、既知の名前付けコンテキストを選択する オプションを選択し、ドロップダウン
メニューから 設定 を選択します。
b. コンピューター で ドメインまたはサーバーを選択または入力 オプションを選択し、テキストボッ
クスに localhost:389 と入力します。
メモ: この例ではデフォルト LDAP ポート番号 389 を使用しています。Active Directory ライト
ウェイトディレクトリサービスセットアップウィザード で異なるポート番号を指定した場合は、
かわりにその値を使用します。
3. OK をクリックします。
ADSI エディタ が更新され、新規接続が表示されます。
4. 表示されたツリーの 設定 ノードで、CN=Configuration、CN=Sites、CN=Default-First-Site-Name、
CN=Servers、CN=server1$ nfsadldsinstance、CN=NTDS Settings をクリックします。
5. CN=NTDS Settings を右クリックし、プロパティ をクリックします。
6. プロパティ ダイアログボックスで msDs-DefaultNamingContext をクリックし、編集 をクリックしま
す。
7. 文字列属性エディタ の 値 テキストボックスに CN=nfsadldsinstance, dc=server1 と入力し、OK
をクリックします。
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