Owners Manual

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メモリソケット A1 A4 は無効になっており、メモリソケット A2A3A5A6 DIMM を装着できます。
メモ: アドバンス ECC でのミラーリングはサポートされていません。
Memory Optimized (Independent Channel)(メモリ最適化(独立チャネル))モード
このモードでは、使用するデバイス幅が x4 のメモリモジュールについてのみ SDDC がサポートされます。メ
モリ装着に関する特定の要件はありません。
メモリスペアリング
メモ: メモリスペアリングを使用するには、セットアップユーティリティでこの機能を有効にする必要が
あります。
このモードでは、各チャネルにつき 1 ランクがスペアとして予約されます。いずれかのランクで修正可能な
エラーが絶えず検知される場合、そのランクからのデータがスペアランクにコピーされ、障害の発生したラ
ンクは無効になります。
メモリスペアリングを有効にすると、OS が利用できるシステムメモリは各チャネルとも 1 ランク少なくなり
ます。たとえば、8 GB のデュアルランク DIMM 3 枚使用するシステムでは、利用可能なシステムメモリは
3DIMM× 8 GB = 24 GB とはならず、1/2(ランク / チャネル)× 3DIMM× 8 GB = 12 GB となります。
メモ: メモリスペアリングは、マルチビットの修正不能なエラーには対応できません。
メモ: Advanced ECC/Lockstep(アドバンス ECC/ ロックステップ)モードと Optimizer(オプティマイザ)
モードは、どちらもメモリスペアリングをサポートしています。
メモリミラーリング
メモリミラーリングは他のどのモードよりも DIMM の信頼性に優れており、修正不能なマルチビットのエラ
ーに対応する機能が向上しています。ミラーリング構成では、使用可能なシステムメモリの総量は取り付け
られた総物理メモリの
2 分の 1 です。取り付けられたメモリの半分は、アクティブな DIMM のミラーリング
に使用されます。修正不能なエラーが発生すると、システムはミラーリングされたコピーに切り替えられま
す。これにより、SDDC とマルチビットの保護が確保されます。
メモリ取り付けガイドライン:
メモリソケット A1 A4 は無効になっており、メモリソケット A2A3A5A6 DIMM を装着でき
ます。
白のリリースタブが付いているメモリソケットには同一の DIMM を取り付ける必要があります。黒
のリリースタブが付いているソケットについても、同様のルールが当てはまります。たとえば、ソケ
ット A1A2A3 には同一の DIMM を取り付ける必要があります。
メモリ構成の例
本項で説明したメモリのガイドラインに則したメモリの構成例を以下の表に示します。
メモ: 16 GB クアッドランク RDIMM はサポートされていません。
メモ: 以下の表で、1R 2R はそれぞれシングルランクとデュアルランクの DIMM を表します。
1. メモリ構成
システムの容量
GB
DIMM のサイズ
GB
DIMM の枚数 DIMM のランク、構
成、周波数
装着する DIMM
ロット
2 2 1 1Rx81333 MT/s A1
1Rx81600 MT/s
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