Dell PowerVault TL1000 テープ・オートローダー ユーザーズ・ガイド
注記 本書の情報は、予告なしに変更される場合があります。 本装置は、高調波電流規格 JIS C 61000-3-2 に適合しています。 本製品およびオプションに電源コード・セットが付属する場合は、それぞれ専用のものになっていますので他の電 気機器には使用しないでください。本体機器提供後に、追加で電源コード・セットが必要となった場合は、補修用 の取扱いとなります。 © 2017-2018 Dell Inc. All rights reserved. いかなる方法であれ、Dell Inc. の書面による許可を得ずに複製することは禁止されています。本書で使用される商標: Dell、DELL ロゴおよび PowerVault は、Dell Inc. の商標です。 この文書で使用されているその他の商標やトレード名は、マークと名前に対する権利を主張する企業またはその製品を 参照しています。Dell Inc.
iv Dell PowerVault TL1000 テープ・オートローダー: ユーザーズ・ガイド
はじめにお読みください Dell の連絡先 米国内のお客様は、800-WWW-DELL (800-999-3355) に連絡することもできます。 注: アクティブなインターネット接続がない場合、連絡先情報を仕入れ送り状、パッキング・スリップ、請 求書、または Dell 製品カタログで見つけることができます。 Dell は、オンラインおよび電話によるサポートおよびサービス・オプションを提供しています。 サービス が利用可能かどうかは国および製品によって異なり、一部のサービスはお客様の地域でご利用になれない場 合があります。 営業、テクニカル・サポート、またはカスタマー・サービスに関する Dell への問い合わ せ手順は次のとおりです。 1. http://dell.com/support にアクセスします。 2. ページ下部にある「国・地域の選択」メニューでお客様の国または地域を確認します。 3. ページの左側にある「お問い合わせ」をクリックします。 4. 必要に応じて適切なサービスまたはサポート・リンクを選択します。 5.
vi Dell PowerVault TL1000 テープ・オートローダー: ユーザーズ・ガイド
目次 注記 . . . . . . . . . . . . . . . . iii はじめにお読みください . . . . . . . . v Dell の連絡先 . . . . . . . . . . . . . . v 図 . . . . . . . . . . . . . . . . . ix 表 . . . . . . . . . . . . . . . . . xi 安全と環境に関する注意 安全上の注意 . . . . レーザーの安全および準拠 安全検査手順の実行 . . ラックの安全性 . . . . . . . . . . . . . . xiii . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . xiii . xiv . xiv . . xv まえがき . . . . . . . . . . . . . . xvii 製品説明 . . . . . . . . . . . . . . . 1 フロント・パネル. . . . . . . . . . . . .
ドライブ診断手順の実行 . . . . . . . . 74 Web ユーザー・インターフェース. . . . . . . 74 ライブラリーのモニター . . . . . . . . . 76 システムの要約 . . . . . . . . . . . 76 ライブラリー・マップ . . . . . . . . . 77 ライブラリーの管理 . . . . . . . . . . 79 カートリッジの移動 . . . . . . . . . 79 ドライブのアンロード . . . . . . . . . 80 ドライブの手動クリーニング . . . . . . 81 ライブラリーをオンラインおよびオフラインに する . . . . . . . . . . . . . . . 81 ライブラリー・インベントリーの実行 . . . 82 カートリッジ・マガジンのアンロック . . . 82 ライブラリーの構成 . . . . . . . . . . 83 ユーザー・アクセスの管理 . . . . . . . 83 物理ライブラリー設定および論理ライブラリー 設定の構成 . . . . . . . . . . .
図 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30. 31. 32. 33. 34. 35. 36. 37. 38. 39. 40. 41. 42. 43. 44. 45. 46. TL1000 テープ・オートローダー . . . . . . 1 フロント・パネルのコンポーネント . . . . . 3 カートリッジ・マガジン . . . . . . . . 4 カートリッジ・マガジン (上から見た図) . . . 4 背面パネルのコンポーネント . . . . . . . 5 Ultrium ハーフハイト磁気テープ・ドライブ 8 位置座標 . . . . . . . . . . . . . 10 オペレーター・パネルのコンポーネント 13 「Library ready (ライブラリー作動可能)」画 面 . . . . . . . . . . . . . . . .
97. 98. 99. 100. 101. 102. 103. 104. 105. 106. 107. 108. x SNMP トラップ設定 . . . . . . . . SNMPv3 ユーザー設定. . . . . . . . 「Certificate (証明書)」画面 . . . . . . 新規証明書 . . . . . . . . . . . . Cookie を使用した構成の保存/復元 . . . 構成の保管 . . . . . . . . . . . ライブラリー・ログの表示画面 . . . . ログのダウンロード画面 . . . . . . . ライブラリーおよびドライブのリセット画面 ファームウェアの更新画面 . . . . . . 使用統計画面 . . . . . . . . . . LTO Ultrium データ・カートリッジ . 96 . 97 . 98 . 99 . 100 . 100 . 101 . 102 103 . 103 . 105 107 109. Ultrium データ・カートリッジと WORM テ ープ・カートリッジ . . . . . . . . . 110.
表 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. クラス I レーザー製品 . . . . . . . . xiv データ容量および記録フォーマット . . . . . 2 フロント・パネルのコンポーネントの説明 3 背面パネルのコンポーネントの説明 . . . . . 5 Ultrium データ・カートリッジと Ultrium テー プ・ドライブとの互換性 . . . . . . . . 9 物理仕様 . . . . . . . . . . . . . 10 電気の仕様 . . . . . . . . . . . . . 10 環境仕様 . . . . . . . . . . . . . 11 操作仕様 . . . . . . . . . . . . . 11 騒音仕様 . . . . . . . . . . . . . 11 オペレーター・パネルのコンポーネントの説明 13 場所の基準 . . . . . . . . . . . . . 21 デフォルトのライブラリー構成設定 . . . . 32 カートリッジのタイプおよび色 .
xii Dell PowerVault TL1000 テープ・オートローダー: ユーザーズ・ガイド
安全と環境に関する注意 本製品の安全上の注意および環境に関する注意が記載されています。 安全上の注意 本製品を使用する際には、安全上の注意を守ってください。安全上の注意には、危険および注意の注記が含 まれています。注記には、安全に対する重大度を示すシンボルが付けられている場合があります。 ほとんどの危険または注意の注記には、参照番号 (Dxxx または Cxxx) が付いています。 この後のセクションでは、各タイプの安全上の注意を定義し、その例を示します。 危険の注記 危険の注記は、人体に対して致命的またはきわめて危険な可能性のある状態について注意を喚起するもので す。稲妻のシンボルは常に危険の注記と一緒に記されていて、電気的に危険な状態を表します。危険の注記 の例を以下に示します。 危険: 電源コンセントの配線が正しくないと、システムまたはこのシステムに接続されたデバ イスの金属部分に危険な電圧がかかることがあります。電源コンセントの配線および接地を正 しく行って感電を防止する作業は、お客様の責任で行ってください。(D004) 注意の注記 何らかの状態が存在しているために人体に危険な損傷を与える可能性
シンボル 意味 この部品または装置は重量がありますが、重さは 18 kg より小さい値です。 この部品または装置を持ち上げたり、取り外しや取り付けを行う際は注意し てください。(C008) 装置の静電気の放電の感受性に起因する危険な状態。 レーザーの安全および準拠 表 1. クラス I レーザー製品 このライブラリーには、米国食品医薬品局によって設定されたクラス I レーザー製品の性能規格に準 拠したレーザー・アセンブリー部品が入っています。 クラス I レーザー製品は危険なレーザー放射を 発生しません。このライブラリーは、保護のための必要な格納ケースおよびスキャン防護手段を備えて おり、操作中にレーザー放射の影響がないように、あるいはレーザー放射がクラス I の規制値内に収 まるようにしてあります。このライブラリーは、外部の安全検査機関による検査の結果、適用される最 新基準を満たしていることが承認されています。 安全検査手順の実行 ユニットのサービスを行う前に、以下の手順に従って安全性検査を行ってください。 1. ホストとライブラリーのテープ・ドライブ間のすべてのアクティビティーを停止します。 2.
ラックの安全性 すべてのラック・マウント・デバイスについて、以下に示す一般的な安全上の注意を適用してください。 危険 v ラック・キャビネットのレベル・パッドを常に下げてください。 v ラック・キャビネットにスタビライザー・ブラケットを常に取り付けておいてください。 v 機械的負荷が均等でないために起きる危険な状態を回避するため、最も重いデバイスは、 常にラック・キャビネットの最下部に取り付けてください。 サーバーとオプション・デバ イスは常に、ラック・キャビネットの下部から取り付けてください。 v ラック・マウント・デバイスは、棚代わりや作業スペースとして使用しないでください。 ラック・マウント・デバイスの上に物体を置かないでください。 v 各ラック・キャビネットに複数の電源コードが使われている場合があります。ラック・キ ャビネットにあるデバイスの保守をするときは、保守の前にラック・キャビネットの電源 コードをすべて外してください。 v ラック・キャビネットに取り付けるデバイスはすべて、同じラック・キャビネットに取り 付けられた電源機構に接続してください。 あるラック・キャビネットに取り付けたデバイ スの電
注意: ラックを再配置する際は、ラック・キャビネットの上部からコンポーネントを取り外すと、ラ ックの安定度が向上します。 同じ室内または建物内で、装置を取り付けてあるラック・キャ ビネットを再配置する場合は、これらの一般ガイドラインに従ってください。 v ラック・キャビネットの最上部から順番に装置を取り外して、ラック・キャビネットの重 量を軽減します。 可能であれば、ラック・キャビネットを受け取ったときの元の構成に戻 します。 その構成が分からないときは、以下の手順を実行する必要があります。 – 32U より上の位置にあるすべてのデバイスを取り外します。 – 最も重いデバイスがラック・キャビネットの一番下に取り付けられていることを確認し ます。 – 32U レベルより下のラック・キャビネットに取り付けられたデバイス間に空の U レベ ルがないことを確認します。 v 再配置するラック・キャビネットが一組のラック・キャビネットの一部である場合は、該 当のラック・キャビネットをその組から切り離します。 v 予定している経路を点検して、潜在的な危険を取り除きます。 v 選択した経路が、装置を取り付けたラッ
まえがき 本書には、Dell™ PowerVault™ TL1000 テープ・ライブラリーのセットアップ、操作、および保守に必要 な情報および手順が記載されています。 xvii
xviii Dell PowerVault TL1000 テープ・オートローダー: ユーザーズ・ガイド
製品説明 3 ページの『フロント・パネル』 4 ページの『カートリッジ・マガジン』 5 ページの『背面パネル』 6 ページの『バーコード・リーダー』 6 ページの『SAS ホスト・インターフェース』 6 ページの『暗号化』 7 ページの『サポートされるインターネット・プロトコル』 7 ページの『Simple Network Management Protocol (SNMP) メッセージング』 8 ページの『Network Time Protocol』 8 ページの『Ultrium テープ・ドライブ』 9 ページの『メディア』 9 ページの『論理装置番号 (LUN) のスキャン』 10 ページの『位置座標およびエレメント・アドレス』 10 ページの『ライブラリーの仕様』 11 ページの『製品の環境』 a29z0176 12 ページの『サポートされるデバイス・ドライバー』 図 1.
されており、この位置にはライブラリーしかアクセスできません。ライブラリーのデータ・ストレージ容量 は、ハードウェア圧縮を使用することによってさらに増やすことができます。 TL1000 テープ・オートローダーでサポートされるテープ・カートリッジについて詳しくは、表 2 を参照 してください。 以降の場合は WORM もサポートされます。 表 2. データ容量および記録フォーマット タイプ ネイティブのデータ容量 記録フォーマット Ultrium 8 12 TB (2.5:1 圧縮時 30 TB) 一度に 32 トラックずつ、6656 トラ ックのデータの読み取りおよび書き込 みを行います。 Ultrium M8 9 TB (2.5:1 圧縮時 22.5 TB)1 一度に 32 トラックずつ、3584 トラ ックのデータの読み取りおよび書き込 みを行います。 Ultrium 7 6 TB (2.5:1 圧縮時 15 TB) 一度に 32 トラックずつ、3584 トラ ックのデータの読み取りおよび書き込 みを行います。 Ultrium 6 2.5 TB (2.5:1 圧縮時 6.
フロント・パネル 図 2. フロント・パネルのコンポーネント 表 3.
カートリッジ・マガジン 図 3. カートリッジ・マガジン ▌1▐ ライブラリー・マップに示されるカートリッジ 位置。 注: これらのラベルは参照用であり、マガジン 上には表示されません。 ▌2▐ ▌3▐ カートリッジ・マガジン マガジン・ハンドル 図 4 は、カートリッジ・マガジン上にあるカートリッジの位置ラベル ▌1▐ とルーラー ▌2▐ を示していま す。ルーラーは、マガジンを開いたり引いたりする際に、マガジンがライブラリーの前端からはずれるまで のマガジン末端までの距離を示します。マガジンを落とさないように、ライブラリーの前面の端からマガジ ンを取り出す前に、マガジンの両端を支えてください。 2 a29z0057 1 図 4.
背面パネル 5 4 1 2 6 a29z0003 3 図 5. 背面パネルのコンポーネント 表 4.
バーコード・リーダー バーコード・リーダーは、ライブラリー・アクセサーの一部です。バーコード・リーダーは、ライブラリー に取り付けられたカートリッジ・マガジンおよび磁気テープ・ドライブのタイプを識別する、各カートリッ ジのバーコード・ラベルを読み取ります。また、ホスト・アプリケーション、オペレーター・パネル、およ び Web ユーザー・インターフェースに、インベントリーのフィードバック情報も提供します。ライブラ リーは、カスタマイズされたインベントリー・データをメモリーに保管します。ライブラリー・ファームウ ェアは、テープ・カートリッジのバーコード・ラベルの 6 文字または 8 文字のボリューム通し番号 (VOLSER) をサポートします。 SAS ホスト・インターフェース 以降のハーフハイト磁気テープ・ドライブは、シリアル接続 SCSI (SAS) インターフェースをサポートし ます。 Ultrium 5 以降のテープ・ドライブ上の SFF-8088 SAS コネクターは、SAS-1 ケーブルまたは SAS-2 ケーブルと互換性があります。 SAS (シリアル接続 SCSI) インターフェースを備えたドラ
サポートされるインターネット・プロトコル TL1000 テープ・オートローダーは、以下のインターネット・プロトコルをサポートします。 v IPv4 v IPv6 IPv4 について詳しくは、http://www.iana.org/ にアクセスしてください。IPv6 について詳しくは、 http://www.ipv6.org/.
Network Time Protocol NTP は、コンピューター・ネットワーク内のコンピューター・クロック時刻の正確な同期化を確実に行う インターネット標準プロトコルです。 NTP は、コンピューター上で連続したバックグラウンド・クライ アント・プログラムとして実行され、定期的に時刻要求をサーバーに送信し、サーバーのタイム・スタンプ を取得し、このタイム・スタンプを使用してクライアントのクロックを調整します。 Ultrium テープ・ドライブ TL1000 テープ・オートローダーは、以降のハーフハイト磁気テープ・ドライブをサポートします。 a80hh015 以降のハーフハイト磁気テープ・ドライブは、シリアル接続 SCSI (SAS) インターフェースをサポートし ます。Mini-SAS (SFF-8088) コネクターを 1 つ使用します。 図 6.
メディア TL1000 テープ・オートローダーは、Ultrium 8 テープ・ドライブの場合は最大 12 TB のネイティブ容量 (2.5:1 のハードウェア・データ圧縮時は最大 30 TB) を提供する、Ultrium テープ・カートリッジを使用し ます。 ネイティブ・データ容量について詳しくは、 2 ページの表 2 を参照してください。 表 5. Ultrium データ・カートリッジと Ultrium テープ・ドライブとの互換性 磁気テー プ・ドラ イブ LTO8 LTO7 LTO6 LTO Ultrium データ・カートリッジ 12 TB 9 TB 6 TB 2.5 TB 1.
位置座標およびエレメント・アドレス TL1000 テープ・オートローダーは 特許取得済み高密度 (HD) スロット・テクノロジー取り込んでおり、 これによって、複数のカートリッジを層構造内に保管することを可能にしています。高密度スロットにおけ るカートリッジ位置の深さは「Tier」と呼ばれます。高密度スロットは、複数のカートリッジを Tier 1 お よび Tier 2 に入れるように設計されています。 注: 各列にはバネ仕掛けのメカニズムが 1 つあり、これによってテープ・カートリッジ (その列にこのカ ートリッジしかない場合) が押されて Tier 1 に入れられます。 1 つの列に単一のカートリッジがある場 合、そのカートリッジは、物理的に Tier 1 に入れられている場合でも、Tier 2 のエレメント・アドレス をとります。 図 7.
取り付け仕様について詳しくは、 21 ページの『取り付けおよび構成』を参照してください。 表 8.
保守アクセス用のスペースを確保するために、ライブラリーは、あらゆる障害物から最低でも 0.
ユーザー・インターフェース 『オペレーター・パネル』 17 ページの『Web ユーザー・インターフェース』 このライブラリーには、ローカル・インターフェース、オペレーター・パネル、およびリモート Web ユ ーザー・インターフェースがあります。 オペレーター・パネルはライブラリーの前面にあり、ユーザーはライブラリーでローカルに作業を行うこと ができます。 Web ユーザー・インターフェースにより、ユーザーおよび管理者はリモート・サイトから 一部のライブラリー機能を表示および実行できます。 オペレーター・パネル 6 8 7 1 9 2 4 3 5 a29z0177 オペレーター・パネルは、ライブラリーの前面ベゼル上にあります。オペレーター・パネルには、ライブラ リー情報とメニュー・コマンドが表示されます。メニュー・コマンドは、LCD ディスプレイの右側にある 制御キーに対応してライブラリー管理機能を実行するために使用されます。 図 8. オペレーター・パネルのコンポーネント 表 11.
表 11.
フロント・パネルの LED すべての LED は、パワーオンおよびリセット・シーケンス中に変化します。 パワーオンまたはソフトウ ェアのリセット時に、POST が許可するとすぐにすべての LED が点灯します。初期化が開始されるとす べての LED がオフになり、作動可能/アクティビティー LED がサイクル当たり約 2 秒の速度で明滅し ます。機械的な初期化が完了すると、作動可能/アクティビティー LED は明滅を停止し、点灯します。 ライブラリー障害が起こると、作動可能/アクティビティー LED はオフになり、エラー LED が点灯しま す。オペレーター・パネルにも該当するエラー・コードが表示され、障害の識別に役立ちます。 以下は、LED の動作に関する詳細です。 v 作動可能/アクティビティー LED ( 13 ページの図 8 の ▌6▐) は、装置がパワーオンされ、機能してい るときは、必ず点灯します。作動可能/アクティビティー LED は、ライブラリーがある場合は明滅しま す。また、この LED は、ライブラリーがオフラインのときも明滅します。 v ドライブのクリーニング LED ( 13 ページの
数値の入力 ネットワーク・アドレス、パスワード入力、および、その他の構成項目には数値の入力が必要です。 1. メニュー項目にナビゲートすると、現行値が表示され、カーソルが、変更できる値の最初の桁を強調表 示します。 2. 値の中の変更する各桁で、次のようにします。 a. プラス・キーおよびマイナス・キーを使用して、数字を増分または減分します。 b. Enter を押して、次の編集可能な数字を強調表示します。 3. 項目全体を適用するには、最後の数字で Enter を押します。編集プロセス全体を取り消して元の値を 維持するには、取り消しを押します。 ログイン a29z0028 パワーオンまたはソフトウェア・リセットで、POST 初期化が正常に完了すると、「Library ready (ライ ブラリー作動可能)」画面が表示されます。 図 9. 「Library ready (ライブラリー作動可能)」画面 a29z0029 オペレーター・パネルにログインするには、Enter キーを押します。「Password entry (パスワード入 力)」画面が表示されます。 図 10.
オペレーター・パネルは、各画面にメニュー項目を 1 つ ( 16 ページの図 11 の ▌1▐) 表示します。現在 表示されている項目の上または下にその他のメニュー項目がある場合は、画面の右側に矢印で示されます ( 16 ページの図 11 の ▌2▐)。 a29z0032 「Configuration (構成)」メニューでは、画面の右側に、現行構成設定がアスタリスク ( 16 ページの図 11 の ▌3▐) によって示されます。例えば、 16 ページの図 11 では、この入出力装置は使用可能になっていま す。構成設定を変更すると、確認画面 (図 12) が表示されます。 Enter を押して確認するか、「Cancel (取消)」を押して直前の画面に戻ります。 図 12.
アカウント特権については、 20 ページの『ユーザー特権』を参照してください。 共通ヘッダー・エレメント すべての Web ユーザー・インターフェース・ウィンドウ (ログイン画面を除く) には、ヘッダーに以下の 共通エレメントが表示されます。 v Logoff (ログオフ) - Web ユーザー・インターフェースからログアウトする場合はこれをクリックして ください。 v Help (ヘルプ) - 関連ページのコンテキスト・ヘルプを読み取る場合はこれをクリックしてください。 Web ユーザー・インターフェースで使用可能なメニュー 図 14 はユーザー・アカウント用の Web ユーザー・インターフェース・ウィンドウを示し、 19 ページ の図 15 はスーパーユーザー・アカウント用のウィンドウを示し、さらに、 20 ページの図 16 は管理者ア カウント用のウィンドウを示します。 図 14.
図 15.
図 16.
取り付けおよび構成 『場所の選択』 22 ページの『環境順化』 22 ページの『ラックへの取り付け』 29 ページの『アクセサー・ロックねじの取り外し』 29 ページの『サーバーへのライブラリーの取り付け』 33 ページの『Web ユーザー・インターフェ ースを使用したライブラリーの構成』 33 ページの『Web ユーザー・インターフェースへのログイン』 34 ページの『ファームウェア・レベルの確認』 35 ページの『ライブラリー設定の構成』 37 ページの『ネットワーク設定の構成』 39 ページの『日付と時刻の設定の構成』 41 ページの『暗号化設定の構成』 43 ページの『E メール通知の構成』 44 ページの『トラップ通知の構成』 46 ページの『ユーザー・アクセスの管理』 50 ページの『ライブラリー構成の保存』 50 ページの『オペレーター・パネルを使用し たライブラリーの構成』 50 ページの『オペレーター・パネルへのログイン』 50 ページの『ネットワーク設定の構成』 52 ページの『ライブラリー設定の構成』 54 ページの『ライブラリーへのカートリッジの装着』 55 ページの『ライブラ
表 12.
ラック内のライブラリーの位置を決める際には、オペレーター・パネルに小さい LCD 画面があることを 考慮してください。ライブラリーは見やすい位置に置く必要があります。ライブラリーの背面は、電源スイ ッチやその他の背面パネル・コンポーネントに容易にアクセスできるように、障害物が何もないようにする 必要があります。 注: ラックへのライブラリーの取り付けを始める前に、 xv ページの『ラックの安全性』の安全上の注意を お読みください。また、ライブラリーの底面にデスクトップの足が付いていないことも確認してください。 ラックにライブラリーを取り付けるには、次のようにします。 ラック・キットに、必要な内容物がすべて入っていることを確認します。 2. ラック内のライブラリーを取り付ける位置を決めます。鉛筆を使用して、ラック内の前面垂直レール (図 17) および背面垂直レール ( 24 ページの図 18) の位置にマークを付けます。 a29z0014 1. 図 17.
a29z0015 図 18. 背面垂直レールのラック・マウントのねじ位置 3. ねじ ▌11▐ を左右のブラケットに取り付けます。 図 19. 前面ブラケットのねじ 4.
8 3 a29z0185 4 11 8 図 20. ライブラリー・シャーシへの前面ブラケットの取り付け 5. 各サイドに丸頭ねじ ▌10▐ を 2 個使用して、左方 ▌1▐ および右方 ▌2▐ 背面ブラケットを左方 ▌5▐ および右方 ▌6▐ 前面レールに取り付けます (図 21)。 12 1 2 5 6 a29z0019 10 図 21. レールへの背面ブラケットの取り付け 重要: ねじは完全に締めないでください。 6.
a29z0018 7 図 22. レール・アセンブリーの作成 7.
9 a29z0020 9 図 23. レール・アセンブリーの取り付け 8.
a29z0186 図 24. ラックへのライブラリーの前面の固定 9. 各後部ブラケットに丸頭ねじ ▌10▐ を使用して、ライブラリーの後部をラックに固定します (図 25)。 他方の後部ブラケットのねじを締めて、ライブラリーをラックに固定します。 10 a29z0022 10 図 25. ラックへのライブラリーの背面の固定 10.
a29z0023 12 図 26. ライブラリーの背面のケーブル 注: ライブラリーの変換および再配置については、 133 ページの『取り外しと取り替えの手順』 を参 照してください。 アクセサー・ロックねじの取り外し 重要: アクセサー・ロックねじは、配送中にライブラリーのアクセサーが移動しないようにするものであ り、ライブラリーの電源をオンにする前に取り外す必要があります。 1 a29z0102 ライブラリーの背面パネルにある、アクセサー・ロックねじ (図 27 の ▌1▐) を取り外します。 図 27.
注: SAS インターフェース・ケーブルを接続する前に、関連するサーバーをシャットダウンして、電源を オフにすることをお勧めします。関連するサーバーは、SAS インターフェース・ケーブルがライブラリー およびサーバーに接続され、ライブラリーの電源がオンにされ、ライブラリーの初期化が完了した後で、電 源をオンにします。 2 3 a29z0100 1 図 28. インターフェース・ケーブルの接続 1. イーサネット・ケーブルをイーサネット・ポート (図 28 の ▌1▐) に接続 注: ラック・マウントの取り付けでは、ケーブルを右方背面ブラケットのマジックテープ・ファスナ ー・ストラップに通します。 2. SAS ケーブルのホスト終端をドライブの SAS コネクター (図 28 の ▌2▐) に接続します。ドライブへ の取り付けに必要な SAS コネクターのタイプについては、 6 ページの『SAS ホスト・インターフェ ース』を参照してください。 注: ラック・マウントの取り付けでは、ケーブルを右方背面ブラケットのマジックテープ・ファスナ ー・ストラップに通します。 3.
ーザー・インターフェースを使用してライブラリーにアクセスする前に、オペレーター・パネルを 使用して、ライブラリー・ネットワーク設定値を入力する必要があります。 電源コードの接続 注: この製品は、それを使用する特定の地理的領域で承認済みの電源コードでしかご使用になれません。未 承認の電源コードを使用すると、以下のような結果を招きます。 v 各国特有の安全上の要件が満たされない v オーバーヒートが起こり、身体傷害または資産損傷につながる可能性がある v 亀裂が生じることにより、内部の接続部分が露出して、ユーザーが感電するおそれがある。 電源コードを接続するには、次のようにします。 1. 電源コードまたはラック PDU 電源コードの一方の端を、ライブラリーの背面パネルの電源コネクター ( 30 ページの図 28 の ▌3▐) に接続します。 注: ラック・マウントの取り付け時に、ラックの PDU 電源コードを右方背面ブラケットの面ファスナ ー・ストラップに通し、ストラップを締めます。ラック PDU 電源コードは、ラック電源ストリップに 接続される特殊な電源コードです。 2.
表 13 に、ライブラリー構成のデフォルトの設定値を示します。 表 13. デフォルトのライブラリー構成設定 構成項目 デフォルト設定 ネットワーク イーサネット・リンク速度 自動 SSL セキュリティー Disabled (使用不可) IPv4 設定 Enabled (使用可能) DHCP (動的ホスト構成プロトコル) Enabled (使用可能) 静的 IP アドレス Disabled (使用不可) IPv4 アドレス 0.0.0.0 サブネット・マスク 255.255.255.0 ゲートウェイ 0.0.0.0 IPv6 設定 Disabled (使用不可) DHCP (動的ホスト構成プロトコル) Enabled (使用可能) ステートレス自動構成 Enabled (使用可能) 静的 IP アドレス Disabled (使用不可) IPv6 アドレス 0:0:0:0:0:0:0:0 接頭部長さ 64 ゲートウェイ 0:0:0:0:0:0:0:0 DNS 設定 Disabled (使用不可) DNS IP アドレス 0.0.0.
表 13.
3. ブラウザーのアドレス・フィールドにライブラリーの IP アドレス URL を入力して、ブラウザー・ウ ィンドウで Web ユーザー・インターフェース・アプレットを始動します。例えば、 http://192.168.1.1 と入力します。 4. Web ユーザー・インターフェース・ログイン画面で、管理者ログイン・アカウント名とデフォルトの パスワードを入力します。 v アカウント: admin v パスワード: secure 図 29. Web ユーザー・インターフェース・ログイン画面 5.
図 30. システムの要約 ライブラリー設定の構成 物理ライブラリー設定 図 31. カートリッジ割り当ての設定 ライブラリー・カートリッジの割り当て設定を構成するには、以下の手順を実行します。 1. Web ユーザー・インターフェースの左側のナビゲーション・ペインにある「Configure Library (ライ ブラリーの構成)」メニューで、「Physical/Logical (物理/論理)」をクリックします。 2.
v Auto Cleaning (自動クリーニング) - ドライブからクリーニング要求があり、ライブラリーにクリ ーニング・カートリッジが存在するときに、ドライブを自動的にクリーニングします。自動クリー ニングは、ライブラリー内のマガジンに非アクティブ位置が少なくとも 1 つあるときにのみ使用可 能にできます。 注: ライブラリーの自動クリーニング機能を使用可能にするようお勧めします。 自動クリーニング 機能を使用可能にすると、ドライブ・クリーニングが自動的に行われます。自動クリーニングを使 用不可にするのは、バックアップ・アプリケーションに制御を持たせる必要がある場合のみにして ください。 v Bar code label length (バーコード・ラベルの長さ) - ホスト・コンピューターに報告するカートリ ッジ・バーコードの文字数を選択するために使用します。 3. 「Submit (実行依頼)」をクリックして設定を有効にします。 論理ライブラリー設定 図 32. 論理ライブラリー・モードの設定 論理ライブラリーにライブラリー・アクセス・モード設定を構成するには、次のようにします。 1.
ードはそのカートリッジのホーム・ポジションから開始されます。ただし、ホストがドライブに 対して巻き戻し・アンロード・コマンドを発行した場合を除きます。その場合には、次の順番の カートリッジがドライブにロードされます。 「Auto load (オートロード)」が「Enabled (有効)」ではない場合に「Sequential (順次)」モードを 開始するには、Move Cartridge (カートリッジの移動) コマンドを使用して、最初のカートリッジ をドライブにロードします。順次はそのカートリッジのホーム・ポジションから開始されます。カ ートリッジは、隣接するスロットに入っている必要はありません。 順次モードを停止するには、Move Cartridge (カートリッジの移動) コマンドを使用してドライブ をアンロードします。このコマンドは順次モードを取り消します。次の順番のカートリッジはロー ドされません。 順次モードを再開するには、Move Cartridge (カートリッジの移動) コマンドを再度使用してカー トリッジをロードします。ロードの順次はそのカートリッジのホーム・ポジションから再開されま す。
図 33. ネットワーク設定 ネットワーク設定を変更するには、次のようにします。 1. Web ユーザー・インターフェースの左側のナビゲーション・ペインにある「Configure Library (ライ ブラリーの構成)」メニューで、「Network (ネットワーク)」をクリックします。 2. イーサネットの「Link speed (リンク速度)」(二重モード) を選択します。 3. 「Security (セキュリティー)」で、「Enable SSL for Web (Web で SSL を使用可能にする)」を選 択して、Web ブラウザーとテープ・ライブラリー間でセキュアな通信が行われるようにします。 4.
構成』を参照してください。「Use static IP address (静的 IP アドレスを使用する)」が選択され ている場合は、以下のパラメーターを入力します。 v – IPv4 Address (IPv4 アドレス) - ネットワーク上のライブラリーの TCP/IPv4 アドレスを設定 します。 – Subnet Mask (サブネット・マスク) - ローカル・ネットワーク内のユーザーを定義し限定しま す。 – Gateway (ゲートウェイ) - ローカル・ネットワークの外へのアクセスを許可します。 IPv6 settings (IPv6 設定) - 「Use IPv6 (IPv6 を使用)」を選択して IPv6 インターネット・プロ トコルを使用可能にします。該当するボタンまたはチェック・ボックスを選択して、IP アドレスを 自動的に取得するか (DHCP)、ステートレス自動構成を使用して IP アドレスを取得するか、また は静的 IP アドレス設定を使用します。「Use static IP address (静的 IP アドレスを使用する)」 が選択されている場合は、次のパラメー
注: ライブラリーの電源を入れ直すときは、電源をオフにして 10 秒待ってから、再度電源をオンにしま す。 オペレーター・パネルでネットワーク設定を入力した後は、Web ユーザー・インターフェースを使用して 現行日時を変更できます。 TL1000 テープ・オートローダーは、以下の条件で NTP サーバーと通信します。 v クライアント/サーバー・ベースの操作 v NTP サーバーにアクセスする UDP (ユーザー・データグラム・プロトコル) v 認証キーを使用しない v 12 時間ごとのライブラリー・ポーリング 日時設定を変更するには、次のようにします。 1. Web ユーザー・インターフェースの左側のナビゲーション・ペインにある「Configure Library (ライ ブラリーの構成)」メニューで、「Date and Time (日付と時刻)」をクリックします。 2.
暗号化設定の構成 図 35.
図 36. 暗号化使用可能設定 暗号化設定を変更するには、次のようにします。 1. Web ユーザー・インターフェースの左側のナビゲーション・ペインにある「Configure Library (ライ ブラリーの構成)」メニューで、「Encryption (暗号化)」をクリックします。 2. 「Encryption method: (暗号化方式:)」ドロップダウン・メニューで、「Application Managed (アプ リケーション管理)」または「Library Managed (ライブラリー管理)」を選択して、ライブラリーでの 暗号化を使用可能にします。これ以上の構成手順は不要です。 注: ライブラリーで暗号化がライセンス交付されている場合、「ライブラリー管理」暗号化と「アプリ ケーション管理」暗号化がサポートされます。ライブラリーで暗号化がライセンス交付されていない場 合は、「アプリケーション管理」暗号化のみサポートされます。 3.
E メール通知の構成 図 37. E メール通知 注: この手順はオプションです。 ライブラリー・イベントの E メール通知をセットアップするには、次のようにします。 1. Web ユーザー・インターフェースの左側のナビゲーション・ペインにある「Configure Library (ライ ブラリーの構成)」メニューで、「SMTP」をクリックします。 2. 「Send server (送信サーバー)」設定を構成します。 v SMTP server address (SMTP サーバー・アドレス) - SMTP メール・サーバー・アドレス。IPv4 および IPv6 アドレスがサポートされています。ネットワーク設定に DNS サーバーが指定されて いる場合、数値の IP アドレスの代わりにホスト名を入力できます。 v Sender address (送信側アドレス) - メール・ヘッダー情報。 v Subject (件名) - メール・ヘッダー情報 3.
トラップ通知の構成 図 38. トラップ通知 注: この手順はオプションです。「SNMP Enabled (SNMP 使用可能)」チェック・ボックスを選択してい ない限り、SNMP 通知は使用可能になりません。 SNMP 通知を使用不可にするには、「SNMP Enable (SNMP 使用可能)」チェック・ボックスをクリアして、「Submit (実行依頼)」をクリックします。 TL1000 テープ・オートローダーでサポートされているトラップは、 152 ページの『トラップ定義 (タイ プ)』にリストされています。 SNMP サーバーのトラップ通知をセットアップするには、次のようにします。 1. Web ユーザー・インターフェースの左側のナビゲーション・ペインにある「Configure Library (ライ ブラリーの構成)」メニューで、「SNMP」をクリックします。 2. 「SNMP Enabled (SNMP 使用可能)」チェック・ボックスを選択します。 3.
v Community (コミュニティー) - ライブラリーが所属する SNMP コミュニティー名。 v Name (名前) - システムの固有の SNMP 名。 v Location (場所) - システムの物理的な場所。 v Contact (連絡先) - 連絡先の個人名。 v SNMPv3 engine ID (SNMPv3 エンジン ID) - SNMPv3 エンジンを識別するための読み取り専用 属性。 4. 「Trap List (トラップ・リスト)」ボックスで「modify (変更)」ボタンをクリックして、イベントが発 生したときに通知を受ける SNMP モニター端末の設定を入力します。 図 39.
v Privacy password (プライバシー・パスワード) - パスワードを入力します ( 49 ページの『パスワ ード規則の設定の構成』を参照)。 v Confirm (確認) - 確認のためにプライバシー・パスワードを再入力します。 5. 「Submit (実行依頼)」をクリックして、SNMP トラップ設定を保存します。前の手順を繰り返して、 それぞれのトラップ設定を変更します。 6. 「SNMPv3 User List (SNMPv3 ユーザー・リスト)」ボックスで「modify (変更)」ボタンをクリック して、テープ・ライブラリーへのアクセスを許可される SNMPv3 ユーザーを入力します。 図 40.
1. Web ユーザー・インターフェースの左側のナビゲーション・ペインにある「Configure Library (ライ ブラリーの構成)」メニューで、「User Access (ユーザー・アクセス)」をクリックします。 図 41. ユーザー権限の設定 2. ユーザー・アカウントを追加、変更、または削除するには、以下のようにします。 v ユーザー・アカウントの追加: a. 「追加」をクリックします。 図 42. ユーザー追加ダイアログ・ボックス b. ユーザー名およびパスワードをダイアログ・ボックスに入力して、ユーザーの役割を割り当てま す。パスワードを「Confirm (確認)」に再入力します。 c.
d. – User (ユーザー) - ユーザー・アクセス権では、ユーザーはライブラリーをモニターできます が、ライブラリーに影響する機能は実行できません。 – Superuser (スーパーユーザー) - ユーザーは、スーパーユーザー・アクセス権で物理ライブ ラリーおよび論理ライブラリーを操作できますが、構成設定の変更はできません。 – Administrator (管理者) - 管理者権限では、ユーザーはテープ・ライブラリー機能の実行 と、構成設定の変更が許可されます。 「Submit (実行依頼)」をクリックして、新規ユーザーを保存します。 注: 新規ユーザーのパスワード状況は「Expired (期限切れ)」に設定されています。新規ユーザ ーには「Login failure (ログイン失敗)」メッセージが表示され、新規パスワードを作成する機 会が与えられます。 v ユーザー・アカウントの変更: a.
v ユーザー・アカウントの削除 a. 3. 「User Name (ユーザー名)」の横にある「Remove (削除)」をクリックして、そのアカウント をシステムから削除します。 173 ページの『付録 D.
ライブラリー構成の保存 図 44. 構成の保管 注: これは推奨手順です。 ライブラリーの構成を変更するたびに、構成を保存してください。この機能により、いくつかのライブラリ ー構成プロファイルも維持され、必要なときに Web ユーザー・インターフェースを使用してライブラリ ーに復元することができます。 ライブラリー構成を保管するには、次のようにします。 1. Web ユーザー・インターフェースの左側のナビゲーション・ペインにある「Configure Library (ライ ブラリーの構成)」メニューで、「Save/Restore (保存/復元)」をクリックします。 2. 「Save Library Settings (ライブラリー設定の保存)」ボックスで、「Save (保存)」をクリックして、 ご使用のライブラリーの構成ファイルをコンピューター上に作成します。 オペレーター・パネルを使用したライブラリーの構成 オペレーター・パネルを使用してライブラリーを構成するには、以下の手順を実行します。 1. 『オペレーター・パネルへのログイン』 2. 『ネットワーク設定の構成』 3.
1. トップ・メニュー画面で、マイナス・キーを押して「Configuration (構成)」を選択し、Enter を押し ます。 2. Link speed (リンク速度) (デフォルト: オートネゴシエーション) a. 「Configure Network Settings (ネットワーク設定の構成)」 > 「Configure Link Speed (リン ク速度の構成)」を選択します。 b. 必要な速度を選択して「Enter」を押します。 c. 再び「Enter」を押して設定を適用するか、「Cancel (取消)」を押して設定をリジェクトします。 ギガビット・イーサネット・ネットワークの場合、速度は「Set Auto Negotiation (オートネゴシ エーションの設定)」に設定する必要があります。 d. 3. メニュー階層をバックトラックするには「Cancel (取消)」を押します。 DHCP IPv4 (デフォルト: 使用可能) a.
7. IPv6 Prefix Length (IPv6 接頭部の長さ) (デフォルト: 64)。 DHCP IPv6 が使用不可の場合は、手 動で IPv6 接頭部の長さを設定します。 a. 「Configure Network Settings (ネットワーク設定の構成)」 > 「Change Subnet Mask (サブ ネット・マスクの変更)」 > 「Set Prefix Length (接頭部の長さの設定)」を選択します。 b. IPv4 接頭部の長さを入力します。 c. 再び「Enter」を押して設定を適用するか、「Cancel (取消)」を押して設定をリジェクトします。 d. 8. メニュー階層をバックトラックするには「Cancel (取消)」を押します。 IPv4/IPv6 Gateway (IPv4/IPv6 ゲートウェイ) (デフォルト: 0.0.0.0)。 DHCP が使用不可の場合 は、手動で IP アドレスを設定します。 a.
順次 (Sequential) - 順次モードでは、ライブラリーのファームウェアによりカートリッジの選択方 法があらかじめ定義されます。初期化後、ファームウェアによって、ライブラリーは (ライブラリ ーの最低位列/層位置から最高位カートリッジ位置までをカウントし) 最初に見つかった使用可能カ ートリッジを選択して、ドライブにロードします。 v Loop (ループ) - ループ・モードがオンの順次モードでは、最高位の列/Tier カートリッジ位置 のカートリッジにデータが書き込まれてホーム・ポジションに戻された後は、最低位の列/Tier カートリッジ位置のカートリッジがロードされます。この手順では、ユーザーとの対話なしでエ ンドレスなバックアップ操作を行うことができます。 v Autoload (オートロード) - オートロード・モードがオンの順次モードでは、ドライブが空の状 態でライブラリーの電源がオンまたはリセットされると、最初の使用可能カートリッジ (カート リッジが入っている最低位の列/Tier カートリッジ位置) が自動的にロードされます。ドライブ に既にカートリッジが装填された状態でライブラリーの電
d. メニュー階層をバックトラックするには「Cancel (取消)」を押します。 ライブラリーへのカートリッジの装着 オペレーター・パネルを使用して、マガジンを開きます。 ライブラリーにデータ・カートリッジおよびクリーニング・カートリッジを装着するには、以下の手順を実 行します。 1. オペレーター・パネルのトップ・メニュー画面で、マイナス・キーを押して「Unlock Magazine (マガ ジンのアンロック)」を選択し、Enter を押します。あるいは、Web ユーザー・インターフェースで、 「Manage Library (ライブラリーの管理)」 > 「Unlock Magazine (マガジンのアンロック)」を選択 します。 2.
それぞれのカートリッジは、カートリッジ上面の先端の標識矢印がカートリッジ・マガジンの方を向く ようにして挿入します (図 47を参照)。 注: バーコード・ラベルが付いている場合でも、カートリッジの正しい方向を定める際にバーコード・ ラベルの方向に依存しないでください。バーコード・ラベルは、正しく取り付けられている場合、右側 が上です。 T O 1 2 3 L4 a29z0056 L 図 47. カートリッジの向き 自動クリーニング機能は、アクティブ・スロットの数が最大使用可能スロットの数より小さい場合にの み使用可能にできます。アクティブ・スロットは、常に、マガジン内の最小の数値のカートリッジ位置 番号から使用可能になります。この位置は、カートリッジ・マガジンのドライブ端にあります。クリー ニング・カートリッジは、自動クリーニング機能が使用できるように非アクティブ・カートリッジ位置 に入れます。 入出力装置が使用可能になっている場合は、データ・カートリッジまたはクリーニング・カートリッジ を入出力装置 (列 5、Tier 1) に保管しないでください。 3.
4. プロンプトが出されたら、お客様提供のスクラッチ・カートリッジを入出力装置に挿入してください。 スクラッチ・カートリッジがロードされると、バーコード・リーダーはカートリッジのバーコード・ラ ベルを読み取り、後で比較するためにそれを保管します。次に、カートリッジはテープ・ドライブに移 動し、ドライブが自身の書き込み/読み取り/検査テストを実行します。テストが完了すると、ライブラ リーはドライブにカートリッジを取り出すよう指示し、カートリッジは入出力装置に戻ります。バーコ ードは再度読み取られ、前に保管された値と比較されます。 5. プロンプトが出されたら、カートリッジを入出力装置から取り外します。 テストの結果がオペレーター・パネルに表示されます。 エラーが起こった場合は、エラー・コード番号をメモして、 135 ページの『付録 A. エラー・コー ド』 を参照してください。 6.
サポート通知への登録 サポート通知 (Support Notification) に登録すると、ファームウェア・レベルが更新されてダウンロード およびインストールが可能になったときに、E メールで通知が行われます。 173 ページの『付録 D.
58 Dell PowerVault TL1000 テープ・オートローダー: ユーザーズ・ガイド
操作 60 ページの『オペレータ ー・パネル』 ライブラリーのモニター 61 ページの『構成設定』 62 ページの『現行情報』 62 ページの『ファームウェア改訂』 ライブラリーの管理 62 ページの『入出力装置のアンロック』 63 ページの『カートリッジ・マガジンのアンロッ ク』 64 ページの『カートリッジの移動』 64 ページの『ドライブのアンロード』 65 ページの『ドライブの手動クリーニング』 65 ページの『ライブラリー・インベントリーの実 行』 65 ページの『ライブラリーをオンラインおよびオフ ラインにする』 66 ページの『ライブラリーの電源遮断』 66 ページの『ライブラリーの配送』 66 ページの『ドライブのリブート』 67 ページの『ライブラリーのリブート』 67 ページの『ライブラリーからのログアウト』 ライブラリーの構成 67 ページの『自動クリーニングの構成』 68 ページの『アクティブ・スロット数の構成』 68 ページの『ライブラリー・アクセス・モードの構 成』 69 ページの『日付と時刻の設定の構成』 70 ページの『ネットワーク設定の構成』 71 ページの『オペ
74 ページの『Web ユ ライブラリーのモニター ーザー・インターフェ ース』 ライブラリーの管理 76 ページの『システムの要約』 77 ページの『ライブラリー・マップ』 79 ページの『カートリッジの移動』 80 ページの『ドライブのアンロード』 81 ページの『ドライブの手動クリーニング』 81 ページの『ライブラリーをオンラインおよびオフライン にする』 82 ページの『ライブラリー・インベントリーの実行』 82 ページの『カートリッジ・マガジンのアンロック』 ライブラリーの構成 83 ページの『ユーザー・アクセスの管理』 87 ページの『物理ライブラリー設定および論理ライブラリ ー設定の構成』 89 ページの『ネットワーク設定の構成』 91 ページの『非暗号化ライセンス・ライブラリーの暗号化 設定の構成』 93 ページの『日付と時刻の設定の構成』 43 ページの『E メール通知の構成』 44 ページの『トラップ通知の構成』 98 ページの『SSL 証明書のアップロードおよび構成』 99 ページの『構成設定の保存と復元』 101 ページの『ライブラリ ー・ログ』 102 ページの『ログのダウ
図 48. オペレーター・パネルのトップ・メニュー ライブラリーのモニター 構成設定 図 49.
現行情報 図 50. 現行情報 「View Current Information (現行情報の表示)」を使用して、ネットワーク設定情報を表示します。 表示される設定には、以下のものがあります。 v ネットワーク設定 – ワールドワイド・ノード名 – IP アドレス・プロトコル・スタック – IP アドレス ファームウェア改訂 図 51. ファームウェア改訂 「Service (サービス)」 > 「View Firmware Revision (ファームウェア改訂の表示)」を選択して、ライ ブラリー・ファームウェアの現行バージョンを表示します。 ライブラリーの管理 入出力装置のアンロック 図 52.
a29z0024 図 53. アンロックされた入出力装置 入出力装置が閉じた後、ライブラリーがインベントリーを完了するのを待ってから、通常のライブラリー操 作を進めてください。 注: カートリッジ・マガジンの各列の左上隅の青色のリリース・ゲートによって、各カートリッジがマガジ ンの前面から落下しないようになっています。一方の手でゲートを手動でリリースするときは、もう一方の 手を列の開口部の前面に置いて、列の内部のばねによって排出されるカートリッジを保護してください。 カートリッジ・マガジンのアンロック 図 54.
カートリッジの移動 図 55. カートリッジの移動コマンド 「Commands (コマンド)」 > 「Move Cartridge (カートリッジの移動)」を選択して、入出力装置、スト レージ位置、および磁気テープ・ドライブの間で、データ・カートリッジおよびクリーニング・カートリッ ジを移動します。 以下のパラメーターを指定します。 v Source Slot (ソース・スロット) - カートリッジが入るソースを指定します。 v Destination Slot (宛先スロット) - 宛先を指定します。 Enter を押して、ソースから宛先にカートリッジを移動します。 注: このコマンドを使用してカートリッジをアクセサーに移動することはできません。ただし、例えば、テ ープがまだ取り出し装置に保持された状態でライブラリーの電源がオフにされた場合は、カートリッジをア クセサーから移動できます。 ドライブのアンロード 図 56.
ドライブの手動クリーニング 図 57. Clean Drive コマンド カートリッジ格納位置または入出力装置のいずれかにあるクリーニング・カートリッジを使用して、磁気テ ープ・ドライブを手動でクリーニングするには、「Commands (コマンド)」 > 「Clean Drive (ドライブ のクリーニング)」を選択します。 Enter を押して、クリーニング・カートリッジをドライブに移動し、ドライブ・ヘッドのクリーニングを開 始します。ドライブのクリーニングが終了すると、クリーニング・カートリッジはホーム・ポジションに戻 ります。 ライブラリー・インベントリーの実行 図 58.
ライブラリーの電源遮断 ライブラリーをパワーオフする前に、ライブラリーではアクセサーの機械的な動きがなく、すべてのデータ 操作 (例えば、バックアップ操作やログ・ファイルへのアクセス) が完了していて、アイドル状態になって いることを確認してください。そのような確認をした後で、ライブラリーの背面パネルの電源スイッチを使 用してライブラリーをパワーオフします。 重要: ライブラリーがアクセスされているときにライブラリーをパワーオフした場合、データが失われる ことがあります。 注: ライブラリーの電源を入れ直すときは、電源をオフにして 10 秒待ってから、再度電源をオンにしま す。 ライブラリーの配送 Commands Move to Ship Position 図 60.
ライブラリーのリブート Commands Reboot Library 図 62. Reboot Library コマンド 「Commands (コマンド)」 > 「Reboot Library (ライブラリーのリブート)」を選択して、強制的にライ ブラリーをリブートさせます。リブートの終了後にライブラリーをオンラインにするか、オフラインにする かも指定します。 Enter を押して、ライブラリーをリブートします。 ライブラリーからのログアウト Logout 図 63. Logout コマンド 「Logout (ログアウト)」を選択して、ライブラリーからログアウトします。次のユーザー用にログイン画 面が表示されます。 ライブラリーの構成 自動クリーニングの構成 Configuration Configure Auto Cleaning Enable Auto Cleaning Disable Auto Cleaning 図 64.
アクティブ・スロット数の構成 図 65. アクティブ・スロット数の設定 「Configuration (構成)」 > 「Configure Library (ライブラリーの構成)」 > 「Set Active Slots Count (アクティブ・スロット数の設定)」を選択して、論理ライブラリー内のアクティブ・データ・カートリッジ 位置の数を設定します。 アクティブ・スロットの数は、以下の設定を使用して構成します。 v Active Slots (アクティブ・スロット数) - 設定できるアクティブ・スロットの最大数は、入出力装置の 構成および自動クリーニングの設定によって異なります。 アクティブ・カートリッジ・スロットは、論理ライブラリーの最小値アドレスのカートリッジ位置から必ず 始まります。 ライブラリー・アクセス・モードの構成 図 66.
– Loop (ループ) - ループ・モードがオンの順次モードでは、最高位の列/Tier カートリッジ位置のカ ートリッジにデータが書き込まれてホーム・ポジションに戻された後は、最低位の列/Tier カートリ ッジ位置のカートリッジがロードされます。このモードでは、ユーザーとの対話なしでエンドレスな バックアップ操作を行うことができます。 – Autoload (オートロード) - オートロード・モードがオンの順次モードでは、ドライブが空の状態で ライブラリーの電源がオンまたはリセットされると、最初の使用可能カートリッジ (カートリッジが 入っている最低位の列/Tier カートリッジ位置) が自動的にロードされます。ドライブに既にカート リッジが装填された状態でライブラリーの電源がオンにされた場合、順次モードはそのカートリッジ のホーム・ポジションから開始されます (ホストが巻き戻し・アンロード・コマンドをドライブに発 行する場合を除く)。その場合は、次の順番のカートリッジがドライブにロードされます。 オートロードがオフの状態で順次モードを開始するには、Move Cartridge (カートリッジの移動) コ
ネットワーク設定の構成 図 68.
– IPv4 - IPv4 プロトコルを使用する DHCP を使用可能にするために選択します。 – IPv6 - IPv6 プロトコルを使用する DHCP を使用可能にするために選択します。 v IP Address (IP アドレス) - DHCP が使用不可の場合、ライブラリーの IP アドレスを手動で設定し ます。 – IPv4 - IPv4 プロトコルを使用するライブラリーの IP アドレスを入力するために選択します。 – IPv6 - IPv6 プロトコルを使用する 4 つのライブラリーの IP アドレスを入力するために選択しま す。 v Subnet Mask (サブネット・マスク) - DHCP が使用不可の場合、サブネット・マスクの IP アドレス を設定します。 – Subnet Mask (サブネット・マスク) - IPv4 プロトコルを使用するサブネット・マスク・アドレス を入力するために選択します。 – Prefix Length (接頭部の長さ) - IPv6 プロトコルの接頭部の長さを入力するために選択します。 v Gateway (ゲートウェイ) - DHCP が使用不可の場合、
Web GUI 設定の構成 ./ ユーザー・アカウントの アンロック a29z0206 WEB GUI 01の./ 図 70. Web GUI 設定の構成 「Configuration (構成)」 > 「Configure Web GUI Settings (Web GUI 設定の構成)」 > 「Unlock a User Account (ユーザー・アカウントのアンロック)」を使用して、ユーザー・アカウントをアンロックし ます。 「Unlock a User Account (ユーザー・アカウントのアンロック)」によってアンロックされたユーザーの パスワードは、自動的に secure に変更されます。 ライブラリーを出荷時のデフォルト値に設定 図 71.
エラー状況を表示したいコンポーネントは、以下のように選択します。 v Library (ライブラリー) - ライブラリーのエラー状況をチェックします。 v Drive (ドライブ) - テープ・ドライブのエラー状況をチェックします。 エラーが発生した場合は、Enter を押して具体的なエラー情報を表示します。エラー・コードの意味は、 135 ページの『付録 A. エラー・コード』で確認できます。 ライブラリー検査用診断手順の実行 図 73.
ドライブ診断手順の実行 図 74. ドライブ診断手順 「Service (サービス)」 > 「Diagnostics (診断)」 > 「Drive Diagnostics (ドライブ診断)」を選択して、 さまざまなドライブ関連の診断テストを実行します。 ドライブ診断テストを実行するには、次のようにします。 1. 「Drive Diagnostics (ドライブ診断)」を選択して、Enter を押します。 診断テストのいずれかを選択 し、表示される指示に従います。 2.
システムのモニター ライブラリーの23 ライブラリーのBC ライブラリーのサービス システムの)* カートリッジの78 ユーザー・アクセス XパスZ[ ライブラリー・マップ ドライブのアンロード G3/H3 ライブラリー・ログの\] ドライブ・クリーニング ネットワーク ログのダウンロード ライブラリーの?@ KLM ライブラリー/ドライブのリセット インベントリー NOとQR ファームウェアのcd マガジンのアンロック SMTP ef?ghi STU kl/mn a29z0225 SNMP 図 75.
ライブラリーのモニター システムの要約 図 76.
– アクティブ・スロット内のカートリッジの数; アクティブ・スロットの数 – クリーニング/非アクティブ・スロット内のカートリッジの数; クリーニング/非アクティブ・スロッ トの数 – 使用可能になっているときの入出力装置のカートリッジの数 (0 または 1); 入出力装置スロットの数 – 予約済みスロット内のカートリッジの数; 予約済みスロットの数 v ライブラリー・ファームウェアのバージョン v ライブラリーのシリアル番号 v ドライブ・ファームウェアのバージョン v サービス・タグ番号 ライブラリー・マップ 図 77.
v Library Settings (ライブラリーの設定) – 入出力装置 (使用可能または使用不可) – 自動クリーニング (使用可能または使用不可) – ライブラリー・モード (ランダムまたは順次)。順次モードでは、ループおよび自動ロード・モードも 表示される。 – バーコード・ラベルの長さ v イーサネット情報 – 状況 (OK) – リンク速度 (自動) – MAC アドレス (MAC address) – ライブラリー WWNN (ワールド・ワイド・ノード名) v TCP/IP 設定 – プロトコル (IPv4 のみ) – Web 用の SSL (有効にする、または無効にする) v IPv4 設定 – IPv4 アドレス – サブネット・マスク – ゲートウェイ・アドレス – DHCPv4 (使用可能または使用不可) v 列 n、Tier n の情報 – スロット・タイプ (ストレージ、入出力装置、またはクリーニング) – エレメント・アドレス v ドライブ情報 – 状況 (OK、劣化、障害)。ドライブ状況には、ドライブが空いている、メディアのロード中、またはド ライブ内のメディアがイジェクト/ア
– 書き込み保護 (はいまたはいいえ) 注: 書き込み保護状況は、カートリッジがドライブに入っている場合のみ検出され、表示されます。 v アクセサー情報 – 状況 (OK、劣化、障害) ライブラリーの管理 カートリッジの移動 図 78.
- スロット・タイプ (ストレージ、入出力装置、またはクリーニング/活動停止) – ドライブ情報 - 状況 (OK または空) – カートリッジ情報 - メディア状況 (OK、劣化、障害) - カートリッジ・ラベル - ストレージ・カートリッジの暗号化機能 (不明、暗号化、または暗号化されていない) - 書き込み保護 (はいまたはいいえ) 注: 書き込み保護状況は、カートリッジがドライブに入っている場合のみ検出され、表示されま す。 - クリーニング・カートリッジの残存使用回数。 クリーニング・カートリッジがライブラリー (入 出力装置またはクリーニング・スロット) に追加された場合、残存使用回数は 50 と表示されま す。実際の残存使用回数は、クリーニング・カートリッジが磁気テープ・ドライブにロードされ たときに更新されます。 111 ページの『クリーニング・カートリッジ』を参照してください。 v Destination (宛先) – ライブラリーにおけるドライブまたは位置の座標 (列、Tier) ([Cn,Tn]) – 列 n、Tier n の情報 - エレメント・アドレス
動します ( 79 ページの『カートリッジの移動』を参照)。テープ・カートリッジをドライブから他の場所 に移動すると、一度のアクションでカートリッジのアンロードと移動の両方が行われます。 順次モードのライブラリーでは次のようにアンロードされます。ドライブ内のカートリッジはテープ・ヘッ ド機構からアンロードされて、カートリッジのホーム・ポジションに戻されます。 ドライブの手動クリーニング 図 80. ドライブのクリーニング画面 「Manage Library (ライブラリーの管理)」 > 「Clean Drive (ドライブのクリーニング)」を選択して、 ドライブを手動でクリーニングします。 1. ドライブが空であることを確認してください。 (カートリッジをドライブから移動するには、 79 ペー ジの『カートリッジの移動』を参照してください。) 2. 使用するクリーニング・カートリッジを (マガジンまたは入出力装置から) 選択します。 3.
ライブラリー・インベントリーの実行 図 82. インベントリー画面 「Manage Library (ライブラリーの管理)」 > 「Inventory (インベントリー)」を選択して、ライブラリー にカートリッジ・マガジン、アクセサー、および磁気テープ・ドライブのインベントリーを強制的に実行さ せ、ライブラリー・マップを更新します。「Start (開始)」ボタンをクリックして、インベントリーを実行 します。インベントリー進行状況表示バーにアクションの進行が示されます。操作が終了するまで待ってか ら、通常のライブラリー操作を再開してください。 図 83. インベントリーの進行状況表示バー インベントリーは、電源が最初にオンにされたときまたはカートリッジ・マガジンが挿入されたときに、自 動的に実行されます。 カートリッジ・マガジンのアンロック 図 84.
ライブラリーの構成 ユーザー・アクセスの管理 図 85. ユーザー・アクセス画面 「Configure Library (ライブラリーの構成)」 > 「User Access (ユーザー・アクセス)」を選択して、管 理者、スーパーユーザー、およびユーザーのアカウントの追加、変更、または削除、およびパスワードの変 更を行います。Web ユーザー・インターフェースで 7 ユーザーまで構成できます。 Web ユーザー・インターフェースを使用して、ライブラリーにアクセスできるユーザーの追加、変更、ま たは削除を行うには、以下のようにします。 1.
図 86. ユーザー権限の設定 2. ユーザー・アカウントを追加、変更、または削除するには、以下のようにします。 v ユーザー・アカウントの追加: a. 「追加」をクリックします。 図 87. ユーザー追加ダイアログ・ボックス 84 b. ユーザー名およびパスワードをダイアログ・ボックスに入力して、ユーザーの役割を割り当てま す。パスワードを「Confirm (確認)」に再入力します。 c.
– d. Administrator (管理者) - 管理者権限では、ユーザーはテープ・ライブラリー機能の実行 と、構成設定の変更が許可されます。 「Submit (実行依頼)」をクリックして、新規ユーザーを保存します。 注: 新規ユーザーのパスワード状況は「Expired (期限切れ)」に設定されています。新規ユーザ ーには「Login failure (ログイン失敗)」メッセージが表示され、新規パスワードを作成する機 会が与えられます。 v ユーザー・アカウントの変更: a.
173 ページの『付録 D. ライブラリーの構成フォーム』のライブラリー構成記入用紙にすべてのユーザー ID とパスワードを記入してください。 「Submit (実行依頼)」をクリックしてライブラリーに設定を送信します。設定が正常に更新されるとダイ アログ・メッセージが表示されます。 パスワード規則の設定の構成 図 89.
v Minimum number of days before password can be changed (パスワードを変更できるようになる までの最小日数) - パスワードを変更できるようになるまでの最小日数を選択します。0 を選択した場合 は、パスワードを直ちに変更できます。 v Number of password changes before an old password can be used again (古いパスワードを再使 用できるようになるまでのパスワード変更回数) - パスワードを再使用できるようになるまでに必要なパ スワード変更の回数を選択します。0 を選択した場合は、パスワードを直ちに再使用できます。 「Submit (実行依頼)」」をクリックして、すべての情報を保存します。 物理ライブラリー設定および論理ライブラリー設定の構成 物理ライブラリー設定 「Configure Library (ライブラリーの構成)」 > 「Physical/Logical (物理/論理)」を選択して、物理ライ ブラリー設定を構成します。 図 90.
論理ライブラリー設定 「Configure Library (ライブラリーの構成)」 > 「Physical/Logical (物理/論理)」を選択して、論理ライ ブラリー設定を構成します。 「Logical Settings (論理設定)」ボックスに、ライブラリー・アクセス・モードおよびアクティブ・カート リッジ・スロットの数の設定があります。以下の操作を実行してください。 v Library mode (ライブラリー・モード) - ライブラリー・モードはランダムまたは順次に設定できま す。 – ランダム (Random) - ランダム・モードのライブラリーでは、サーバー (ホスト) のアプリケーショ ン・ソフトウェアは、任意の順序で任意のデータ・カートリッジを選択できます。 – 順次 (Sequential) - 順次モードでは、ライブラリーのファームウェアによりカートリッジの選択方 法があらかじめ定義されます。初期化後、ファームウェアによって、ライブラリーは (ライブラリー の最低位列/Tier 位置から最高位カートリッジ位置までをカウントし) 最初に見つかった使用可能カ ートリッジを選択して、ドライブ
自動クリーニング機能は、マガジンに非アクティブ位置が少なくとも 1 つある場合にのみ使用可能にで きます。自動クリーニングが使用可能になっている場合、非アクティブ位置がクリーニング・カートリ ッジ位置になります。 「Submit (実行依頼)」をクリックしてライブラリーに設定を送信します。設定が正常に更新されるとダイ アログ・メッセージが表示されます。 ネットワーク設定の構成 図 91.
以下の設定を使用してネットワークを構成します。 v イーサネット - リンク速度二重モード (自動、10Base-T フル、10Base-T ハーフ、100Base-TX フル、 100Base-TX ハーフ) を選択します。 v Security (セキュリティー) - 「Enable SSL for Web (Web で SSL を使用可能にする)」 を選択し て、Web ブラウザーとテープ・ライブラリー間でセキュアな通信が行われるようにします。 v TCP/IP settings (TCP/IP 設定) - IPv4、IPv6、およびデュアル・スタック IPv4/IPv6 がサポートされ ます。デュアル IPv4/IPv6 プロトコルを使用可能にするには、「Use IPv4 (IPv4 を使用)」および 「Use IPv6 (IPv6 を使用)」の両方を選択し、両方のパラメーターを入力します。 v IPv4 Setting (IPv4 設定) - 「Use IPv4 (IPv4 を使用)」を選択して IPv4 インターネット・プロトコ ルを使用可能にします。IP アドレスを自動的に取得する (DHCP)
非暗号化ライセンス・ライブラリーの暗号化設定の構成 図 92.
図 93. 暗号化ライセンス設定画面 注: 非暗号化ライセンス・ライブラリーにおけるオプションは、「Application Managed Encryption (アプ リケーション管理の暗号化)」だけです。 暗号化設定を変更するには、次のようにします。 1. Web ユーザー・インターフェースの左側のナビゲーション・ペインにある「Configure Library (ライ ブラリーの構成)」メニューで、「Encryption (暗号化)」をクリックします。 2. 「Encryption method: (暗号化方式:)」ドロップダウン・メニューで、「Application Managed (アプ リケーション管理)」または「Library Managed (ライブラリー管理)」を選択して、ライブラリーでの 暗号化を使用可能にします。これ以上の構成手順は不要です。 3.
日付と時刻の設定の構成 図 94. 日付と時刻の設定画面 日時の設定を、3 つの方式 (すなわち、ネットワーク上のリモート NTP タイム・サーバーによる自動設 定、ホスト・コンピューター上のクロックによる自動設定、または手動設定) のいずれかを使用して構成し ます。 注: 日時を手動で設定する場合は、ライブラリーの電源を入れ直した後およびライブラリーの再設定後に、 日時を再設定する必要があります。 注: ライブラリーの電源を入れ直すときは、電源をオフにして 10 秒待ってから、再度電源をオンにしま す。 オペレーター・パネルでネットワーク設定を入力した後は、Web ユーザー・インターフェースを使用して 現行日時を変更できます。 TL1000 テープ・オートローダーは、以下の条件で NTP サーバーと通信します。 v クライアント/サーバー・ベースの操作 v NTP サーバーにアクセスする UDP (ユーザー・データグラム・プロトコル) v 認証キーを使用しない v 12 時間ごとのライブラリー・ポーリング 日時設定を変更するには、次のようにします。 1.
v 定期的なインターバルでライブラリーをホスト・コンピューターのクロックと同期させるには、 「Load PC date time (PC 日時のロード)」をクリックします。 3. 「Submit (実行依頼)」をクリックして設定を更新します。 E メール通知の構成 図 95. E メール通知 注: この手順はオプションです。 ライブラリー・イベントの E メール通知をセットアップするには、次のようにします。 1. Web ユーザー・インターフェースの左側のナビゲーション・ペインにある「Configure Library (ライ ブラリーの構成)」メニューで、「SMTP」をクリックします。 2.
トラップ通知の構成 図 96. トラップ通知 注: この手順はオプションです。「SNMP Enabled (SNMP 使用可能)」チェック・ボックスを選択してい ない限り、SNMP 通知は使用可能になりません。 SNMP 通知を使用不可にするには、「SNMP Enable (SNMP 使用可能)」チェック・ボックスをクリアして、「Submit (実行依頼)」をクリックします。 TL1000 テープ・オートローダーでサポートされているトラップは、 152 ページの『トラップ定義 (タイ プ)』にリストされています。 SNMP サーバーのトラップ通知をセットアップするには、次のようにします。 1. Web ユーザー・インターフェースの左側のナビゲーション・ペインにある「Configure Library (ライ ブラリーの構成)」メニューで、「SNMP」をクリックします。 2. 「SNMP Enabled (SNMP 使用可能)」チェック・ボックスを選択します。 3.
v Community (コミュニティー) - ライブラリーが所属する SNMP コミュニティー名。 v Name (名前) - システムの固有の SNMP 名。 v Location (場所) - システムの物理的な場所。 v Contact (連絡先) - 連絡先の個人名。 v SNMPv3 engine ID (SNMPv3 エンジン ID) - SNMPv3 エンジンを識別するための読み取り専用 属性。 4. 「Trap List (トラップ・リスト)」ボックスで「modify (変更)」ボタンをクリックして、イベントが発 生したときに通知を受ける SNMP モニター端末の設定を入力します。 図 97.
v Privacy password (プライバシー・パスワード) - パスワードを入力します ( 49 ページの『パスワ ード規則の設定の構成』を参照)。 v Confirm (確認) - 確認のためにプライバシー・パスワードを再入力します。 5. 「Submit (実行依頼)」をクリックして、SNMP トラップ設定を保存します。前の手順を繰り返して、 それぞれのトラップ設定を変更します。 6. 「SNMPv3 User List (SNMPv3 ユーザー・リスト)」ボックスで「modify (変更)」ボタンをクリック して、テープ・ライブラリーへのアクセスを許可される SNMPv3 ユーザーを入力します。 図 98.
SSL 証明書のアップロードおよび構成 図 99. 「Certificate (証明書)」画面 このライブラリーは、証明書の内容と鍵の内容を 2 つの別個の .pem ファイルに取り込みます。このライ ブラリーで証明書を変更または更新する場合、ブラウザーの再始動またはライブラリーの電源リセットが必 要になります。 1. 「Configure Library (ライブラリーの構成)」 > 「Certificate (証明書)」を使用して、SSL 証明書の アップロードを行います。 2. 「Import (インポート)」ボックスで、「Browse... (参照...)」ボタンをクリックして、インポートする 証明書ファイルおよび秘密鍵ファイルにナビゲートします。 3. 証明書および秘密鍵のファイルを選択したら、「Import (インポート)」ボックスで「Import (インポ ート)」をクリックします。 4. メッセージ・ボックスで「OK」をクリックして、証明書のインポートを開始します。 5.
図 100. 新規証明書 7.
図 101. Cookie を使用した構成の保存/復元 Web ユーザー・インターフェースを使用した手動による構成の保存および復元 図 102.
ライブラリー構成を保管するには、次のようにします。 1. Web ユーザー・インターフェースの左側のナビゲーション・ペインにある「Configure Library (ライ ブラリーの構成)」メニューで、「Save/Restore (保存/復元)」をクリックします。 2. 「Save Library Settings (ライブラリー設定の保存)」ボックスで、「Save (保存)」をクリックして、 ご使用のライブラリーの構成ファイルをコンピューター上に作成します。 ライブラリー構成を復元するには、次のようにします。 1. 「参照」をクリックして、保存した構成ファイルにナビゲートし、そのファイルを選択します。 2. 設定をファイルからロードするには、「Restore (復元)」をクリックします。 ライブラリーの保守 ライブラリー・ログ 図 103.
テープ・ライブラリーからエラー・ログを読み取るには「Refresh (最新表示)」をクリックします。 エラーに関する詳細を調べるには、エラー・メッセージの索引で「詳細」をクリックします。 エラーに関して表示される情報は、以下のもので構成されます。 索引 エラー・リストの索引番号。 日時 エラーのタイム・スタンプ チェック・コード ライブラリー・エラー・コード。エラー、および問題を解決するアクションについての説明は、 135 ページの『付録 A.
2. 確認した後、ライブラリーはオフラインになり、ダウンロードが始まります。 3. ダイアログ・ボックスで「Save File (ファイルの保存)」をクリックして、ファイルを保存します。 結果の zip ファイルには、強制メモリー・ダンプ・データ (ForceDriveLog.dmp) および通常のメモリ ー・ダンプ・データ (NormalDriveLog.dmp) が入っています。 ライブラリーおよびドライブのリセット 図 105.
注: ライブラリーおよびドライブのファームウェアを最新レベルに維持することはお客様の責任で行ってく ださい。 最高のパフォーマンスと信頼性を確保するために、以下の推奨事項を考慮してください。 v テープ・ライブラリーおよびデバイスには、最新バージョンのマイクロコードをインストールする必要 があります。 v 特別な指示がない限り、必ずライブラリー・コードを最初に更新してください。この処置により、その ドライブのライブラリー・コードに導入された変更や、そのリリースのドライブに行われた変更がすべ てサポートされるようになります。 v これらのファームウェア更新の目的は、全体的な信頼性の向上、テープ処理の改善、データ・エラーの 可能性の削減、および診断機能の向上です。 現行ドライブと現行バージョンを確認するには、「Drive Firmware Update (ドライブ・ファームウェア 更新)」ボックスで設定を調べてください。 注: 現行ドライブと現行バージョンは、「Monitor System (システムのモニター)」 > 「Library Map (ラ イブラリー・マップ)」にナビゲートして調べることもできます
使用状況統計 図 107.
106 Dell PowerVault TL1000 テープ・オートローダー: ユーザーズ・ガイド
メディア 108 ページの『データ・カートリッジ』 110 ページの『Write once, read many (WORM) カートリッジ』 111 ページの『クリーニング・カートリッジ』 111 ページの『バーコード・ラベル』 113 ページの『ライト・プロテクト・スイッチ』 114 ページの『カートリッジの手入れと取り扱い』 117 ページの『テープ・カートリッジの環境および配送時の仕様』 ご使用の Ultrium テープ・ドライブが、信頼性を確保するための Dell 仕様を確実に満たせるように、 LTO Ultrium テープ・カートリッジのみをご使用ください。 その他の LTO 認定データ・カートリッジ を使用することもできますが、Dell が確立した信頼性の基準を満たしていない場合があります。 LTO Ultrium データ・カートリッジは、他の LTO Ultrium 磁気テープ以外の製品で使用されるメディアと交 換して使用することはできません。 図 108 は、 LTO Ultrium データ・カートリッジおよびそのコンポーネントを示しています。 ▌1▐ ▌2▐ ▌3▐ LTO カートリッ
データ・カートリッジ 世代の異なる Ultrium データ・カートリッジは、次のように色で識別されます。 表 14.
表 15.
テープ・カートリッジは、適合する磁気テープ・ドライブで初めてロードされたときに初期化され、テープ 開始点から ISV アプリケーションによってデータが書き込まれます (「テープのラベリング」または 「BOT からの書き込み」と呼ばれることもある)。その後で、磁気テープ・ドライブがメディアの密度を設 定します。 未初期化 M8 カートリッジが、それをサポートするテープ・ライブラリーで初期化されない場合、バーコ ード・ラベルに「M8」であることが示されていても、そのカートリッジは L7 密度 (つまり、6 TB ネイ ティブ容量) で、誤って暗黙のうちに初期化される可能性があります。この動作は、TL1000 以外のテー プ・オートローダー、スタンドアロン LTO7 磁気テープ・ドライブ、スタンドアロン LTO8 磁気テー プ・ドライブ、初期の LTO8 磁気テープ・ドライブ・ファームウェア、初期の TL1000 テープ・オートロ ーダー・ファームウェア、または初期の ISV ソフトウェア (このソフトウェアは、M8 カートリッジが LTO8 磁気テープ・ドライブ以外にはマウントできないことを認識しない) を使用し
WORM メディアのデータ・セキュリティー 次のような標準装備のセキュリティー対策により、WORM カートリッジに書き込まれたデータの漏えいが 防止されます。 v Ultrium 4 以降の WORM テープ・カートリッジのフォーマットは、標準の読み取り/書き込みメディ アとは異なります。この独自のフォーマットにより、WORM 対応ファームウェアがインストールされ ていないドライブでの WORM テープ・カートリッジへの書き込みが防止されます。LTO 8 では、ネ イティブ・データ容量は 12 TB であり、圧縮データの容量は 30 TB です。 v WORM カートリッジであることをドライブが検知した場合、ファームウェアによってユーザー・デー タの変更が禁止されます。ファームウェアは、テープの最後の追加可能ポイントを追跡します。 WORM メディア・エラー WORM メディア・エラーは以下の条件で発生します。 v テープのサーボ製造元ワード (SMW) の情報が、カートリッジ内のカートリッジ・メモリー (CM) モジ ュールにある情報と一致していること。一致しない場合、メディア・エラー・コード 7 が、ド
注: LTO ドライブでは、カートリッジにバーコード・ラベルが付いている必要はありません。特定のライ ブラリー・タイプまたはモデルでは、カートリッジにバーコード・ラベルが付いていることが必要な場合が あります。 バーコードは、ライブラリーのバーコード・リーダーによって読み取られると、カートリッジの VOLSER をライブラリーに対して識別します。 また、バーコードは、ライブラリーに対してカートリッジがデー タ・カートリッジまたはクリーニング・カートリッジのどちらであるか示します。さらに、バーコードには 2 文字のメディア・タイプ識別子または M8、または Lx が記載されています。ただし、x は 1、2、3、4、5、6、7、または 8 のいずれかです。文字 L はそのカートリッジを LTO カートリッジとし て識別し、数字はそのカートリッジ・タイプのカートリッジ世代を表します。 113 ページの図 110 は、 LTO Ultrium テープ・カートリッジのバーコード・ラベルの例を示します。 テープ・カートリッジは、付属のラベルまたはカスタム・ラベルでオーダーすることができます。 表 17.
L T O 1 2 3 L8 a69i0365 LT0123L8 図 110.
可能な場合、ライト・プロテクト・スイッチを手動で設定するのではなく、サーバーのアプリケーション・ ソフトウェアを使用してカートリッジをライト・プロテクトにしてください。このアプリケーションによっ て、サーバーのソフトウェアは、もはや最新データが含まれていないために、スクラッチ (ブランク) デー タ・カートリッジとして使用できるカートリッジを識別できます。スクラッチ (ブランク) カートリッジは ライト・プロテクトにしないでください。磁気テープ・ドライブが新しいデータを書き込めなくなります。 1 a67e0026 ライト・プロテクト・スイッチを手で設定しなければならない場合は、右または左にスライドして希望の位 置に合わせてください。 図 111. ライト・プロテクト・スイッチの設定 表 18.
v データのリカバリー手順を定義し、その手順を要員に徹底してください。 正しいパッケージの確認 このタスクについて v カートリッジの配送には、元のパッケージまたはより優れたパッケージを使用してください。 v カートリッジの配送または保管は、必ず、保管ケースを使用してください。 v 輸送中にカートリッジが保管ケース内に安全に保持される、推奨される配送コンテナーのみを使用して ください。 v カートリッジを市販の配送用封筒に入れて配送しないでください。 必ず、箱またはパッケージに入れて ください。 v ボール箱または頑丈な材質の箱でカートリッジを配送する場合は、以下のことを守ってください。 – カートリッジをポリエチレン・プラスチックのラップまたは袋に入れて、ほこり、湿気、および他の 汚染物質から保護してください。 – カートリッジは、移動しないように、きちんと梱包してください。 – カートリッジを二重ボックスに入れて (カートリッジを 1 つのボックス内に入れ、次にそのボック スを配送用ボックス内に入れる)、さらに、2 つのボックスの間に詰め物を入れてください (図 112 を参照)。 図 112.
v 117 ページの『テープ・カートリッジの環境および配送時の仕様』で説明する条件を守ってください。 徹底的な検査の実行 このタスクについて カートリッジの購入後、使用する前に、以下の手順を実行してください。 v カートリッジの梱包を調べて、乱暴に扱われた可能性がないことを確認します。 v カートリッジを検査するときは、カートリッジ・ドアのみを開きます。カートリッジ・ケースの他の部 分は開けないでください。ケースの上部と下部は、ねじでしっかりと留められています。上部と下部を 分離すると、カートリッジは破壊されて使用できなくなります。 v カートリッジを使用または保管する前に、カートリッジを検査して損傷の有無を調べます。 v カートリッジの背面 (テープ・ロード・コンパートメントに最初にロードする部分) を検査して、カート リッジ・ケースの継ぎ目 継ぎ目にすき間がある場合 (図 113 を参照) は、先行ピンが外れている可能性 があります。 図 113.
v カートリッジの外側に出ているテープに手を触れてはなりません。 テープに触ると、テープの表面や端 が損傷し、読み取りや書き込みの信頼性が損なわれるおそれがあります。カートリッジの外側に出てい るテープを引っ張ると、カートリッジ内のテープとブレーキ機構を損傷するおそれがあります。 v カートリッジは 7 個以上積み重ねないでください。 v 再使用する予定のカートリッジを消磁してはなりません。 消磁すると、テープは使用できなくなりま す。 カートリッジ問題の例 このタスクについて 例: カートリッジ・ケースの分離 ( 116 ページの『徹底的な検査の実行』 を参照) カートリッジのケースが損傷しています。メディアが損傷している可能性が高く、損失が発生しているおそ れがあります。以下の手順を実行します。 手順 1. カートリッジの取り扱いミスがあるか探します。 2. 先行ピン再取り付けキット (部品番号 08L9129) を使用して、ピンを正しい位置に収めます 。続い て、直ちに、データ・リカバリー手順を使用して、データが失われる可能性を最小限に抑えます。 3.
表 19. LTO Ultrium テープ・カートリッジの稼働時、保管時、および配送時の環境 環境の仕様 環境要因 操作 10 - 45°C (50 113°F) 温度 相対湿度 (結露なし) 最大湿球温度 稼働用の保管1 保存用の保管2 16 - 32°C (61 - 90°F) 16 - 25°C (61 - 77°F) -23 から 49°C 10 - 80% 20 - 80% 20 - 50% 5 - 80% 26°C 26°C 26°C 26°C 注: 1. 短期保管環境 (操作保管環境) は最大 6 カ月の保管期間の場合です。 2.
トラブルシューティング 『ライブラリーによる問題の報告方法』 120 ページの『ライブラリーのエラー・メッセージの内容』 121 ページの『問題の診断』 125 ページの『問題の分離』 127 ページの『取り付けおよび構成の問題』 128 ページの『フロント・パネル LED の解釈』 129 ページの『ケーブルの再取り付け』 129 ページの『ログの E メール送信』 TL1000 テープ・オートローダーはお客様交換可能ユニット (CRU) です。ライブラリーのセットアップと 保守はお客様の責任で行っていただきます。 TL1000 テープ・オートローダーの保証交換が必要な場合 は、古い装置を新しい装置で取り替えることによって行われます。サービス契約が締結されていない場合 は、オンサイト・サービスの費用がかかります。 ライブラリーの作動中にエラーが発生すると、ライブラリーは現行操作を停止し、オペレーター・パネルに エラー・コードを表示します。特に断りのない限り、ライブラリーの電源をサイクルし、最後の操作を再試 行することにより、問題を解決するようにしてください。 注: ライブラリーの電源を入れ直すときは、電源
多くの場合、単純な問題であれば、 121 ページの『問題の診断』に記載された情報を利用してお客様自身 で解決することができます。問題がリカバリー不能な場合、お客様は Dell 技術サポートに連絡を取る必要 があります ( 132 ページの『Dell テクニカル・サポートへの連絡』を参照)。 ライブラリーのエラー・メッセージの内容 ライブラリーでイベントが発生すると、そのイベントはライブラリー制御ボードのフラッシュ・メモリーに 記録されます。 オペレーター・パネルで「Service (サービス)」 > 「View Error Status (エラー状況の表示)」を選択する と、ライブラリー・エラー・ログが表示されます。このログには、最新のものから始まって、すべてのライ ブラリー・エラー・メッセージが発生順にリストされます。 Web ユーザー・インターフェースで「Service Library (ライブラリーのサービス)」 > 「Operator Interventions (オペレーター介入)」を選択すると、発生した情報、警告、およびエラー・イベントのロ グ・ヒストリー要約を表示できます。要約にフィルターをか
問題の診断 問題の分野 発生した内容 対策 カートリッジ カートリッジがドライブから取り 出せない。 1. ドライブのアンロードを試行します (オペレーター・ パネル: 「Commands (コマンド)」 > 「Unload (ア ンロード)」)。 2. ライブラリーの電源を入れ直します。 3. カートリッジがドライブから取り出せない場合は、 132 ページの『Dell テクニカル・サポートへの連絡』 を参照してください。 カートリッジ・ケースまたはカー トリッジ内のテープが損傷してい る。 テープ・カートリッジを取り替えます。 クリーニング・カートリッジの有 効期限が切れている。 クリーニング・カートリッジを取り替えます。 バーコード・ラベルをバーコー ド・リーダーが読み取ることがで きない。 1. 疑わしいカートリッジをライブラリーから取り出しま す。 2. バーコード・ラベルが損傷していない、または欠落し ていないことを確認します。必要な場合は、バーコー ド・ラベルを取り替えます。 3. ライブラリーにカートリッジを入れて戻します。 4.
問題の分野 発生した内容 対策 カートリッジ・マガ オペレーター・パネルから Unlock 1. ライブラリーの電源を入れ直します。 ジン Magazine コマンドを実行してもマ 2. マガジンのアンロックを再試行します (オペレータ ガジンがアンロックしない。 ー・パネル: 「Unlock Magazine (マガジンのアンロ ック)」、または Web ユーザー・インターフェース: 「Manage Library (ライブラリーの管理)」 > 「Unlock Magazine (マガジンのアンロック)」)。 a. マガジンがアンロックしない場合は、 133 ページ の『手動によるカートリッジ・マガジンのアンロ ック』を参照してください。 b. マガジンがアンロックした場合は、通常のライブ ラリー操作を再開します。 マガジンをライブラリーから部分 的にしか取り外せない。 マガジンが、ライブラリー内部の なにかに詰まっているようだ。 1. ライブラリーに、入出力装置 (使用可能にしていた場 合) だけでなくマガジン全体をアンロックするように 要求したことを確認して、操作を再試行します。 2.
問題の分野 発生した内容 対策 暗号化 テープ・ドライブがデータをテー プに書き込んでいたとき、または テープからデータを読み取ってい たときに問題が起こった場合、ド ライブが暗号化操作に関連したエ ラーを検出すると、暗号化エラー が表示される。 1. ホスト・アプリケーションを調べて、ホスト・アプリ ケーションが正しい暗号鍵を提供していることを確認 します。 a. 暗号化操作に関して戻されるセンス・データを参 照してください。 b. ホスト・アプリケーションの問題が解決された後 で、暗号化操作を再試行してください。 2. ドライブをリセットします。 a. ドライブはリセットされたが POST が失敗した場 合は、オペレーター・パネルに表示されるエラ ー・コードを参照してください。 b. ドライブがリセットされて POST がエラーなしで 完了した場合には、暗号化操作を再試行してくだ さい。 3.
問題の分野 発生した内容 エラー・コードまた ライブラリーがエラー・コードを は TapeAlert フラ 発行した。 グ E メール通知を介して (使用可能 な場合) エラー・メッセージを受 け取った。 対策 1. エラー・コードをメモします。 2. ライブラリーの電源を入れ直します。 a. エラーが再発する場合は、 135 ページの『付録 A. エラー・コード』を参照してください。 b. エラーが再発しない場合は、通常のライブラリー 操作を再開してください。 TapeAlert フラグを受信した。 1. TapeAlert フラグをメモします。 2. ライブラリーの電源を入れ直します。 a. TapeAlert が再発する場合は、 155 ページの『付 録 B. TapeAlert フラグ』を参照してください。 b. TapeAlert が再発しない場合は、通常のライブラ リー操作を再開してください。 エラー・コードがリカバリー不能 エラーを表している。 132 ページの『Dell テクニカル・サポートへの連絡』を 参照してください。 エラーを繰り返す。 1.
問題の分野 発生した内容 取り付けおよび構成 ライブラリーの取り付けまたは構 成の際の問題 ITDT-DCR パフォーマンス・テストの所要時 間が変わります。 対策 127 ページの『取り付けおよび構成の問題』を参照して ください。 テストの所要時間に影響する項目は、次のものです。 v アダプター・デバイス・ドライバーのレベル v ご使用のアダプターのモデルおよびタイプ ライブラリーがブー オペレーター・パネル/表示がブラ トしない ンク。 アクセサーが動かない。 初期化時に、ディスプレイの表示 が長時間変わらない。 ログ ライブラリー・ログまたはドライ ブ・ログをダウンロードする必要 がある。 15 分以内にオペレーター・パネルにログイン画面が表示 されない場合、ブートアップ・プロセスが完了していない ことを示します。 1. ライブラリーを電源オフし、少なくとも 1 分待ってか ら電源オンして、問題のリカバリーを図ります。 2.
3. 電源コンセントおよび電源コードは正常に作動するが、電源機構にまだ障害がある場合は、ライブラリ ーを取り替えます。 4. 電源機構がライブラリーに電力を供給しているように思われるが、ライブラリーの背面にある電源機構 の冷却ファン・グリルから空気が流れ出ていない場合は、ライブラリーを取り替えます。 ドライブ問題の切り分け 1. ドライブ・ファームウェアが最新レベルであることを確認します (http://www.dell.com/support に アクセスしてください)。 2. ライブラリーの電源を入れ直します。 3. ドライブに一時的または永続的エラーが発生している場合、あるいは、ライブラリーのフロント・パネ ルに Clean LED が点灯している場合は、ドライブをクリーニングします。 4. 「Library Verify (ライブラリー検査)」を実行します。 a. テストが失敗した場合は、ライブラリーを取り替えます。 5.
ホスト接続インターフェース問題の切り分け 126 ページの『ドライブ問題の切り分け』を正常に実行した後 (より具体的には、オペレーター・パネル (「Service (サービス)」 > 「Library Verify (ライブラリーの検査)」から 73 ページの『ライブラリー検 査用診断手順の実行』を実行した後)、ホスト・バス・アダプター (HBA) への接続を適切に確立するため に障害を切り分けるのに役立つ、以下の手順を実行することをお勧めします。 1. ITDT-DCR ユーティリティーを使用して、HBA から配線を介したドライブへの接続を評価します。 ITDT-DCR には個別のデバイス・ドライバーは不要であるため、オペレーティング・システムは、接 続されているすべての LTO デバイスをスキャンして検出することができます。 a. ITDT-DCR が LTO ドライブを見つけられない場合は、ケーブル接続または HBA の問題を疑 い、ステップ 4 にスキップします。 b.
21 ページの『取り付けおよび構成』の情報を検討して、間違えたり、読み間違えたりしたステップがあっ たかどうかを判別してください。 ライブラリーの取り付けまたは構成にまだ障害がある場合は、 132 ページの『Dell テクニカル・サポート への連絡』を参照してください。 重要: ライブラリーを分解しないでください。 Dell 技術サポートの承認なしにライブラリーを分解した 場合は、ライブラリーの保証は無効になります。 フロント・パネル LED の解釈 ライブラリーのフロント・パネルの発光ダイオード (LED) は、特定のライブラリー・コンポーネントの状 況を目で見て判断できるようにするものです。 LED は、オペレーター介入ができないときに、問題が存在 することを知らせることができます。 図 114. フロント・パネルの LED ▌1▐ ▌2▐ 作動可能/アクティビティー LED クリーニング LED ▌3▐ ▌4▐ アテンション LED エラー LED 表 20.
表 20.
サービス担当員から要求があった場合、ライブラリーおよびドライブの現行ログをダウンロードします。現 行ログを E メールで送信するには、次のように行います。 1. アプリケーションにアクセス中のライブラリーがないことを確認します。ライブラリー操作が進行中の 場合、操作が終了するまで待ってから、ログの生成を試みます。 2. Web ユーザー・インターフェースから現行ライブラリー・ログをダウンロードするには、「Service Library (ライブラリーのサービス)」 > 「Download Library Logs (ライブラリー・ログのダウンロ ード)」を選択し、「Refresh (最新表示)」をクリックして、「Download (ダウンロード)」をクリック します。 3.
サービス手順 『ITDT-SE』 132 ページの『Dell テクニカル・サポートへの連絡』 ITDT-SE ITDT-SE は、多機能なツールで、迅速、便利、かつ効率的な方法でドライブ・ファームウェアを更新しま す。またドライブ・ダンプの取得にも役立ちます。 このツールの機能の一部を以下に示します。 v 磁気テープ・ドライブのクイック診断手順または拡張診断手順を実行します。ライブラリーが、このツ ールが存在するサーバー/ホストでオンラインになっている場合、ITDT-SE は、このライブラリーを通 じてドライブと通信し、テスト・カートリッジをロードおよびアンロードします。 v 磁気テープ・ドライブおよびライブラリーからファームウェア・メモリー・ダンプを取得します。 v 磁気テープ・ドライブまたはライブラリーのファームウェア更新を実行します。ライブラリー・ファー ムウェア更新に関する注記を参照してください。 v カートリッジの書き込みおよびパフォーマンス測定を完全に行うことにより、環境のパフォーマンスを テストします。 v カートリッジ情報を取得して表示します。 v 暗号化環境を検証します。 v 特別なデバイ
Dell テクニカル・サポートへの連絡 米国内のお客様は、800-WWW-DELL (800-999-3355) に連絡することもできます。 注: アクティブなインターネット接続がない場合、連絡先情報を仕入れ送り状、パッキング・スリップ、請 求書、または Dell 製品カタログで見つけることができます。 Dell は、オンラインおよび電話によるサポートおよびサービス・オプションを提供しています。 サービス が利用可能かどうかは国および製品によって異なり、一部のサービスはお客様の地域でご利用になれない場 合があります。 営業、テクニカル・サポート、またはカスタマー・サービスに関する Dell への問い合わ せ手順は次のとおりです。 1. http://www.dell.com/support にアクセスします。 2. ページ下部にある「国・地域の選択」メニューでお客様の国または地域を確認します。 3. ページの左側にある「お問い合わせ」をクリックします。 4. 必要に応じて適切なサービスまたはサポート・リンクを選択します。 5.
取り外しと取り替えの手順 『必要なツール』 『障害のあるカートリッジ・マガジンの交換』 『手動によるカートリッジ・マガジンのアンロック』 必要なツール ライブラリーのラック・マウント・キットまたはデスクサイド・キットの取り付けまたは再配置には、以下 のツールが必要です。 v #2 プラス・ドライバー 障害のあるカートリッジ・マガジンの交換 交換用のカートリッジ・マガジンを受け取った後、以下の手順を実行して、障害のあるカートリッジ・マガ ジンを取り替えてください。この手順では、ライブラリーをパワーオフする必要はありません。 手順 1.
手順 1. フロント・パネルで、オペレーター・パネルの左方にあるカートリッジ・マガジン・ロック解放機構用 のアクセス・ホール (図 115 の ▌1▐) を見つけます。 図 115. カートリッジ・マガジンのロック・リリース・アクセス・ホール 2. まっすぐに伸ばした用紙クリップの先端 (または、類似のもの) を、ロック・リリース・アクセス・ホ ールに挿入します。ロック機構を慎重に押してロックを解放し、カートリッジ・マガジンを排出しま す。 3. 入出力装置が使用可能になっている場合は、ロック機構を 2 回押すか、またはカートリッジが十分奥 に引っ込んで入出力装置のロックから離れるまで、ロック機構を押したまま保持します。 4. カートリッジ・マガジンをライブラリーの前面から取り外します。マガジンがライブラリー内で詰まっ て取り出せない場合は、 132 ページの『Dell テクニカル・サポートへの連絡』を参照してください。 5.
付録 A. エラー・コード 『ライブラリー・エラー・コード』 147 ページの『ドライブ・エラー・コード』 147 ページの『Web ユーザー・インターフェースのエラー・メッセージ』 152 ページの『トラップ定義 (タイプ)』 ライブラリーの作動中にエラーが発生すると、ライブラリーは現行操作を停止し、オペレーター・パネルに エラー・コードを表示します。特に断りのない限り、ライブラリーの電源をサイクルし、最後の操作を再試 行することにより、問題を解決するようにしてください。 注: ライブラリーの電源を入れ直すときは、電源をオフに切り替えて 10 秒待ってから、再度電源をオンに します。 ライブラリー・エラー・コード 表 21.
表 21. ライブラリー・エラー・コード (続き) コード (H) 説明 パネル表示 必要なアクション 1. アクセサー・ロックねじを取り外します。 29 ペー ジの『アクセサー・ロックねじの取り外し』を参照 してください。 2. 電源機構をサイクルして再度試行します。 0009 アクセサー・ロックねじが取り外され ていない。 v CHK 0009 問題が解決された場合、通常のライブラリー操 作を再開する前に、ライブラリー検査を実行し てください。 v 問題が解決しない場合は、 132 ページの『Dell テクニカル・サポートへの連絡』を参照してく ださい。 1. LED を監視してください。 128 ページの『フロ ント・パネル LED の解釈』を参照してください。 2. DHCP サーバーの設定を確認します。 3. すべてのケーブルを敷きなおします。 129 ページ の『ケーブルの再取り付け』を参照してください。 0010 DHCP サーバーからの情報取得に失敗 した。 - 4.
表 21. ライブラリー・エラー・コード (続き) コード (H) 説明 パネル表示 LDI I/F エラー。 0020 送信データの異常が検出された (NAK 受信)。 1. LED を監視してください。 - 受信タイムアウトが検出された (ACK/NAK 受信)。 - 3. 電源機構をサイクルして再度試行します。 v 応答パケット受信タイムアウトが検出 された。 - v ENQ 受信タイムアウトが検出され た。 問題が解決しない場合は、 132 ページの『Dell テクニカル・サポートへの連絡』を参照してく ださい。 LDI I/F エラー。 0023 問題が解決された場合、通常のライブラリー操 作を再開する前に、ライブラリー検査を実行し てください。 LDI I/F エラー。 0022 128 ページの『フロ ント・パネル LED の解釈』を参照してください。 2.
表 21. ライブラリー・エラー・コード (続き) コード (H) 説明 パネル表示 LDI I/F エラー。 002C ACK IU イベント・タイムアウトが検 出された。 電源機構をサイクルして再度試行します。 - 応答 IU イベント・タイムアウトが検 出された。 v 問題が解決された場合、通常のライブラリー操作を 再開する前に、ライブラリー検査を実行してくださ い。 LDI I/F エラー。 002D 必要なアクション v - 問題が解決しない場合は、 132 ページの『Dell テ クニカル・サポートへの連絡』を参照してくださ い。 LDI I/F エラー。 002E 転送作動可能 IU イベント・タイムア ウトが検出された。 - LDI I/F エラー。 002F 未定義エラーが検出された。 1. カートリッジがライブラリー内のドライブと互換性 があることを確認してください。 109 ページの 『カートリッジの互換性』を参照してください。 0040 挿入時にドライブ・メディア・エラー が検出された。 CHK 0040 2.
表 21. ライブラリー・エラー・コード (続き) コード (H) 説明 パネル表示 0053 バーコード・リーダーから応答確認エ ラーを受信した。バーコード・リーダ ーのケーブル接続に問題があると思わ れる。 CHK 0053 0056 バーコード・リーダーから受信デー タ・チェックサム・エラーを受信し た。バーコード・リーダーのケーブル 接続に問題があると思われる。 CHK 0056 必要なアクション 1. インベントリーを開始します。 65 ページの『ラ イブラリー・インベントリーの実行』 (オペレータ ー・パネル) または 82 ページの『ライブラリ ー・インベントリーの実行』 (Web ユーザー・イ ンターフェース) を参照してください。 2.
表 21. ライブラリー・エラー・コード (続き) コード (H) 説明 パネル表示 必要なアクション 1. アクセサーからカートリッジをアンロードしてみて ください。 64 ページの『カートリッジの移動』 (オペレーター・パネル) または 79 ページの『カ ートリッジの移動』 (Web ユーザー・インターフ ェース) を参照してください。 0070 アクセサーにメディアがあるため調整 が失敗した。中央揃えセンサーに問題 があると思われる。 CHK 0070 2.
表 21. ライブラリー・エラー・コード (続き) コード (H) 説明 パネル表示 007D PUT コマンドの 200 秒以内にドライ ブが MOUNT 状態にならない。ドラ イブまたは X モーターに問題がある と思われる。 CHK 007D 007E PUT コマンドの 3 秒以内にドライブ が SET 状態にならない。ドライブま たは X モーターに問題があると思わ れる。 CHK 007E 必要なアクション 電源機構をサイクルして再度試行します。 v 問題が解決された場合、通常のライブラリー操作を 再開する前に、ライブラリー検査を実行してくださ い。 v 問題が解決しない場合は、 132 ページの『Dell テ クニカル・サポートへの連絡』を参照してくださ い。 1. すべてのケーブルを敷きなおします。 129 ページ の『ケーブルの再取り付け』を参照してください。 2.
表 21. ライブラリー・エラー・コード (続き) コード (H) 説明 パネル表示 必要なアクション 1. マガジンが閉じているか確認します。 2. 電源機構をサイクルして再度試行します。 008F X 作動時に、カートリッジ・マガジン が取り出された。マガジンの設定セン サーに問題があると思われる。 v CHK 008F 問題が解決された場合、通常のライブラリー操 作を再開する前に、ライブラリー検査を実行し てください。 v 問題が解決しない場合は、 132 ページの『Dell テクニカル・サポートへの連絡』を参照してく ださい。 1. メディアに互換性があるか確認します。 2.
表 21. ライブラリー・エラー・コード (続き) コード (H) 説明 パネル表示 アクセサー・エラー #1。 00B8 リバース REV 位置 (PP1) エラー (ア クセサーの原点が検出されなかった か、FWD 位置が検出された)。P 原点 センサー、FWD センサー、または P モーターに問題があると思われる。 必要なアクション 1. アクセサー・ロックねじを確認して、取り付けられ CHK 00B8 ている場合は取り外してください。 29 ページの 『アクセサー・ロックねじの取り外し』を参照して ください。 2.
表 21. ライブラリー・エラー・コード (続き) コード (H) 説明 パネル表示 中央揃え調整エラー #1。 00C8 中央揃え調整時に、中央揃えセンサー OFF 状態を検出できなかった。中央揃 えセンサーまたは P モーターに問題 があると思われる。 電源機構をサイクルして再度試行します。 v 00C9 00D0 ファームウェアの更新中にチェックサ ム・エラーが検出された。 問題が解決された場合、通常のライブラリー操作を 再開する前に、ライブラリー検査を実行してくださ い。 CHK 00C8 v 中央揃え調整エラー #2。 中央揃え調整時に、中央揃えセンサー ON 状態を検出できなかった。中央揃 えセンサー、X モーター、または P モーターに問題があると思われる。 必要なアクション 問題が解決しない場合は、 132 ページの『Dell テ クニカル・サポートへの連絡』を参照してくださ い。 CHK 00C9 CHK 00D0 1. ファームウェア・ファイルのバージョンを確認しま す。 2.
表 21. ライブラリー・エラー・コード (続き) コード (H) 説明 パネル表示 必要なアクション 1. インベントリーを開始します。 65 ページの『ラ イブラリー・インベントリーの実行』 (オペレータ ー・パネル) または 82 ページの『ライブラリ ー・インベントリーの実行』 (Web ユーザー・イ 00DD バーコード・リーダーのファームウェ アの検査時に、エラーが検出された。 バーコード・リーダーのケーブル接続 に問題があると思われる。 ンターフェース) を参照してください。 CHK 00DD 2.
表 21.
ドライブ・エラー・コード 表 22. ドライブ・エラー・コード コード (H) 0200 説明 パネル表示 ドライブに無効データが 送信された。 CHK 0200 NAK が検出された。 ドライブが応答を待機中 にタイムアウト・エラー が発生した。 CHK 0201 0203 ドライブが切断された。 CHK 0203 0205 ドライブが使用中。 CHK 0205 0206 ドライブがマウントされ ていないので、コマンド が実行できない。 CHK 0206 020E ドライブ・エラーが検出 された。 CHK 020E 020F サポートされないドライ ブが検出された。 CHK 020F 0222 ドライブが Prevent Medium Removal 状態 になっているためにメデ ィアを取り出せない。 CHK 0222 0201 必要なアクション 1. すべてのケーブルを敷きなおしま す。 129 ページの『ケーブルの再 取り付け』を参照してください。 2.
表 23. Web ユーザー・エラー・メッセージ (続き) タイトル パラメーター・エラー メッセージ 発行パネル Login failure. (ログインに失敗。) ログイン Unsupported update file. (サポート されない更新ファイル) Firmware Update (ファームウェアの 更新) Invalid parameter found in [***]. (無効なパラメーターが [***] に検出 された。) Configure Library (ライブラリーの構 成) Please input parameter of [***]. ([***] のパラメーターを入力する。) Configure Library (ライブラリーの構 成) Password parameter error. (パスワ ード・パラメーター・エラー) User Access (ユーザー・アクセス) User name parameter error.
表 23. Web ユーザー・エラー・メッセージ (続き) タイトル コマンド・エラー メッセージ Move command execution failure. (Move コマンド実行障害。) (Code:"****" (コード:"****")) 発行パネル Move Cartridges (カートリッジの移 動) Unload execution failure:[****]. (アン Unload Drive (ドライブのアンロー ロード・コマンド実行障害: [****]。) ド) Drive not ready. (ドライブが作動不 能。) Unload Drive (ドライブのアンロー ド)、Download Drive Logs (ドライ ブ・ログのダウンロード)、Firmware Update (ファームウェアの更新) Medium not present. (メディアが存 在しない。) Unload Drive (ドライブのアンロー ド) Online execution failure:[****].
表 23. Web ユーザー・エラー・メッセージ (続き) タイトル クリーニング・コマンド・エラー メッセージ 発行パネル Illegal medium. (正しくないメディ ア。) ドライブ・クリーニング Source element empty. (ソース・エ レメントが空。) ドライブ・クリーニング Destination element full. (宛先エレ メントがフル。) ドライブ・クリーニング Drive failure. (ドライブの障害。) ドライブ・クリーニング Prevent medium removal. (メディア ドライブ・クリーニング の排出が妨げられた。) During import/export element access. (インポート/エクスポート時 のエレメント・アクセス。) ドライブ・クリーニング Gap detected. (すき間が検出され た。) ドライブ・クリーニング Not loaded. (ロードされていない。) ドライブ・クリーニング Expired medium.
表 23. Web ユーザー・エラー・メッセージ (続き) タイトル ネットワーク・エラー メッセージ 発行パネル *** command transmission failure. (*** コマンドの伝送に失敗。) Manage Library (ライブラリーの管 理) *** information access failure. (*** 情報アクセス障害。) All (すべて) Library logs download failure.(ライ ブラリー・ログのダウンロードの失 敗。) Download Library Logs (ライブラリ ー・ログのダウンロード) Retry download. (ダウンロードを再 試行してください。) Email submit failure. (E メールの発 信に失敗。) Notifications (通知) SNMP trap submit failure. (SNMP トラップの発信に失敗。) Notifications (通知) Log data access failure.
トラップ定義 (タイプ) TL1000 ライブラリーは次のタイプの SNMP トラップをサポートします。 表 24.
表 24. トラップ・リスト (続き) トラップ ID 101 イベント・タイプ 通知 説明 v インベントリ ーの開始 v ライブラリー 動作モードの 変更 v メディア移動 の開始 v メディア移動 の完了 v ライブラリー/ ドライブが作 動不能 v ライブラリー/ ドライブがオ ンライン v マガジンのア ンロック操作 v 入出力装置の アンロック操 作 (ドライブ) 102 (ライブラリー) ドライブ・クリー ニング LED アテンション LED エラー LED - - - 付録 A.
154 Dell PowerVault TL1000 テープ・オートローダー: ユーザーズ・ガイド
付録 B. TapeAlert フラグ 『ライブラリーでサポートされる TapeAlert フラグ』 157 ページの『Ultrium テープ・ドライブでサポートされる TapeAlert フラグ』 テープ・ライブラリーおよび磁気テープ・ドライブに関する追加情報が読者に提供されます。エラー・コー ドおよび診断情報はすべて、ライブラリーのオペレーター・パネルからはアクセスできません。ただし、オ ペレーター・パネルは、問題が発生すると、別のライブラリー・エラー・コードおよびドライブ・エラー・ コードを表示します。オペレーター・パネルのエラー・メッセージのリストについては、 135 ページの 『付録 A.
表 25. ライブラリーでサポートされる TapeAlert フラグ (続き) フラグ番号 フラグ名 04 ライブラリー・ ハードウェア D (Library Hardware D) 06 説明 必要なアクション ライブラリーの機構 1. で、構造関連ではな 2. いハードウェア障害 が発生した。リカバ リーするため電源の サイクルが必要。 電源機構をサイクルして再度試行します。 ライブラリー・ ライブラリーがイン 1. インターフェー ターフェース障害を ス (Library 識別した。 2. Interface) 3.
表 25. ライブラリーでサポートされる TapeAlert フラグ (続き) フラグ番号 フラグ名 説明 必要なアクション タイプ1 16 ライブラリーの 入出力装置 (Library I/O station) 17 ライブラリーの 入出力装置に機械的 ライブラリーの入出力装置に機械的な問題があ メールスロット な問題がある。 る。 (Library Mailslot) C 18 ライブラリーの ライブラリーのマガ ライブラリーはマガジンなしでは作動しませ マガジン ジンが存在しない。 ん。 (Library 1. ライブラリーにマガジンを挿入する。 Magazine) 2.
表 26.
表 26.
表 26.
表 26. Ultrium テープ・ドライブでサポートされる TapeAlert フラグ (続き) フラグ番号 フラグ名 説明 必要なアクション 52 Tape system area write failure (テー プ・システム領域の 書き込み障害) 前にアンロードしたテープ・カート データを別のテープ・カートリッジ リッジがシステム領域を正常に書き にコピーし、古いテープ・カートリ 込めなかった可能性がある場合に立 ッジを廃棄します。 てられる。 53 Tape system area read failure (テー プ・システム領域の 読み取り障害) ロード時にテープ・システム領域を データを別のテープ・カートリッジ 正常に読み取れなかった可能性があ にコピーし、古いテープ・カートリ る場合に立てられる。 ッジを廃棄します。 55 Load failure (ロー ド障害) ハードウェアの誤動作のためにテー テープ・カートリッジがドライブに プ・カートリッジがドライブにロー ロードしない場合: ドできなかったか、テープ・カート 1.
表 26. Ultrium テープ・ドライブでサポートされる TapeAlert フラグ (続き) フラグ番号 56 フラグ名 Unload failure (ア ンロード障害) 説明 必要なアクション ドライブ・ハードウェア・エラーの 1. オペレーター・パネルまたは ためにテープ・カートリッジがテー Web ユーザー・インターフェ プ・ドライブからアンロードできな ースを使用してカートリッジを かったか、テープ・カートリッジが ドライブからアンロードしま ドライブ内で詰まっている場合に立 す。 てられる。 2. ライブラリー全体の電源を入れ 直します。この手順によってド ライブがリセットされ、電源が 復元したときに、巻き戻し・ア ンロードを試みます。カートリ ッジがアンロードしたらライブ ラリーから取り外して、検査し ます。損傷している場合は廃棄 します。 3. オペレーター・パネルまたは Web ユーザー・インターフェ ースを使用して、再び、ドライ ブからカートリッジをアンロー ドしてみます。 4.
付録 C. センス・データ 『センス・キーの定義』 『ライブラリー・センス・データ』 165 ページの『磁気テープ・ドライブのセンス・データ』 センス・キーの定義 表 27.
表 28.
磁気テープ・ドライブのセンス・データ 表 29.
表 29.
表 30.
表 30.
表 30.
表 30.
表 30.
9. ボリューム・ラベル・フィールド有効 (VolValid) ビット (バイト 21、ビット 0) は、報告されたボ リューム・ラベルが有効な場合にセットされます。 10. ボリューム・ラベル・フィールド (バイト 22 から 28) は、カートリッジがドライブにロードされ、 ボリューム・ラベル・フィールド有効がセットされている場合に、ボリューム・ラベルを報告しま す。 11. 現在の折り返しフィールド (バイト 29) は、テープの物理的折り返しを報告します。最下位ビット (LSb) は、現在の物理的方向を示します。 A0h は、現在の方向が、テープの物理的先頭とは逆に向か っていることを示します。 A1h は、現在の方向が、テープの物理的先頭の方向に向かっていること を示します。 12. 相対 LPOS フィールド (バイト 30 から 33) は、テープの現在の物理的な位置を報告します。 13. SCSI アドレス・フィールド (バイト 34) は、ドライブの SCSI バス・アドレスを報告します。戻さ れる値は 00h から 0Fh の値です。 14.
付録 D.
DNS DNS IP アドレス NTP 日付/時刻サーバー NTP サーバー IP アドレス 時間帯 PC による自動調整 SMTP (メール) サーバー SMTP サーバー・アドレス 送信側アドレス 件名 メール宛先 01 メール宛先 02 メール宛先 03 メール宛先 04 メール・イベント・レベル SNMP サーバー コミュニティー 名前 場所 連絡先 トラップ宛先 01 トラップ宛先 02 トラップ宛先 03 トラップ宛先 04 ユーザー 1 ユーザー 2 ユーザー 3 ユーザー 4 トラップ・イベント・レベル ライブラリーおよびドライブのファームウェア ファームウェアのタイプ 現行ファームウェア・レベル ライブラリー ドライブ ユーザー・アカウント 管理者 (admin) パスワードを 175 ページの表 31 の表にリストしてください。作成された追加の管理 者、スーパーユーザー、およびユーザーの名前とパスワードの変更および追加を行います。ユーザー名とパ スワードには、大/小文字の区別があります。 174 Dell PowerVault TL1000 テープ・オートローダー: ユーザーズ
表 31. User Accounts (ユーザー・アカウント) ユーザー名 アクセス・レベル パスワード admin 管理者 secure サポート通知 ユーザー名 パスワード 付録 D.
176 Dell PowerVault TL1000 テープ・オートローダー: ユーザーズ・ガイド
付録 E. アクセシビリティー アクセシビリティー機能は、運動障害または視覚障害など身体に障害を持つユーザーが、お客様用資料の HTML 版を快適に使用できるように支援します。 機能 以下の機能は、「Dell PowerVault TL1000 テープ・オートローダー ユーザーズ・ガイド」の HTML 版の 主なアクセシビリティー機能です。 v 読み上げソフトウェアおよびデジタル音声合成器を使用して、画面に表示されるものを聞くことができ ます。 読み上げソフトウェア WebKing および Window-Eyes はテスト済みです。 v すべての機能を、マウスの代わりにキーボードを使って操作することができます。 キーボードによるナビゲート キーおよびキーの組み合わせを使用して、操作を実行し、マウスの操作でも行える多くのメニュー操作を開 始することができます。 「Dell PowerVault TL1000 テープ・オートローダー ユーザーズ・ガイド」の HTML 版のヘルプ・システムをキーボードからナビゲートすることができます。以下のキーボードの組み 合わせを使用してください。 v http://www.
178 Dell PowerVault TL1000 テープ・オートローダー: ユーザーズ・ガイド
用語集 この用語集では、本書で使用している特別な用語、省略語、および頭字語について定義しています。探して いる用語が見つからない場合は、索引、または「 Dictionary of Computing 」(1994) を参照してください。 数値 2:1 圧縮 (2:1 compression) 圧縮した場合に保管できるデータ量と、圧縮しない場合に保管できるデータ量との間の関係。 2:1 圧縮は、圧縮なしで保管するデータ量に比べ、圧縮したほうが 2 倍の量のデータを保管できるこ とを表す。 A A アンペア (ampere)。 ac 交流 (alternating current)。 アクセス方式 (access method) 主ストレージと入力装置または出力装置との間でデータを移動する技法。 アクセサー (accessor) このコンポーネントには、ライブラリー・ロボットおよびバーコード・リーダーが入っている。ア クセサーは、入出力装置、保管スロット、および磁気テープ・ドライブとの間でカートリッジを移 動する。 アダプター・カード (adapter card) コンピュータに機能を加える回路ボード
アンペア (A) (ampere (A)) 1 クーロン (C)/秒の流れ、または 1 オームの抵抗に 1 ボルトをかけたときに生成される電流に 等しい、電流の計測単位。 ANSI 米国規格協会 (American National Standards Institute)。 アプリケーション管理の暗号化 (application-managed encryption) アプリケーションによって管理されるテープの暗号化。 アーカイブ (archive) ファイルを収集して指定の場所に保管すること。 ASCII 情報交換用米国標準コード (American National Standard Code for Information Interchange)。 制御文字と図形文字で構成される 7 ビットのコード化文字セット (パリティー・チェックを含めて 8 ビット)。 デバイスを割り当てる (assigning a device) デバイスと、実行中のタスク、プロセス、ジョブ、またはプログラムとの関係を確立すること。 割り当て (assignment) 機能を実行するために特定のデバイスを指名すること。 非同
BOM または bill of materials (BOM or bill of materials) 特定のジョブまたは特定の量の出力を生成するために使用が予想される、直接材料の具体的なタイ プおよび量を示すリスト。 Border Gateway Protocol (BGP) BGP は、インターネットの中核となるルーティング・プロトコルである。IP ネットワークのテー ブルつまり自律システム (AS) 間でのネットワーク到達性を指定する「プレフィックス」を維持す ることにより機能する。 BRMS Backup Recovery and Media Services。 ブラウザー (browser) Web サーバーへの要求を開始し、サーバーが戻す情報を表示するクライアント・プログラム。 バッファー (buffer) デバイスから別のデバイスにデータを転送する際の、データ・フロー速度やイベント発生時刻の差 違を補正するために使用されるルーチンまたはストレージ。 バス (bus) 2 つのエンドポイント間にある複数のデバイス間でデータを転送するための機能で、指定された時 点において 1 つのデバイスしか送信
チャネル・コマンド (channel command) データ・チャネル、制御装置、またはデバイスに、1 つの操作または一連の操作を実行するように 指示する命令。 char 文字 (Character)。 CHK チェック (Check)。 クリーニング・カートリッジ (cleaning cartridge) テープ・ドライブのヘッドをクリーニングするために使用するテープ・カートリッジ。 データ・ カートリッジ (data cartridge) と対比。 Capacity On Demand。 COD コマンド (command) あるアクションまたは一連のアクションの最初のアクションを開始させる制御信号。 コンパクト・ディスク (CD) (compact disc (CD)) 通常は直径 4.
データ (data) 意味を割り当てる、あるいは意味を割り当てることのできる、文字やアナログ数量などの任意の表 記。 データ・バッファー (data buffer) コントロール・ユニット内のストレージ・バッファー。 このバッファーは、コントロール・ユニ ットとチャネル間のデータ転送速度を上げるために使用される。 データ・カートリッジ (data cartridge) データの保管専用のテープ・カートリッジ。「クリーニング・カートリッジ (cleaning cartridge)」 と対比。 データ・チェック (data check) 無効データまたは誤ったデータ配置が原因で生じる状態を同期的または非同期的に表示すること。 dc 直流 (direct current)。 DCS 指定クリーニング・スロット。 消磁 (degauss) テープの磁気を中和する電流が流れている電気コイルを使用して、磁気テープの磁気を消すこと。 消磁装置 (degausser) 磁気テープの磁気を消すデバイス。 機能低下 (degradation) 出力またはスループットの品質の低下、またはマシン・エラー率の増加。 機能低下状
差動型 (differential) 「高電圧差動型 (HVD) (High Voltage Differential (HVD))」を参照。 直接アクセス・ストレージ (direct access storage) アクセス時間がデータの位置によって変わらないストレージ・デバイス。 ディスプレイのコントラスト (display contrast) オペレーター・パネルのディスプレイの輝度。 DLL ダイナミック・リンク・ライブラリー (Dynamic Link Library)。共用ライブラリー概念の Microsoft での実装。これらのライブラリーは通常、ファイル拡張子として dll、ocs (ActiveX コ ントロールを使用するライブラリーの場合)、または drv (レガシー・システム・ドライバーの場 合) を持つ。 DNS ディレクトリー・ネーム・システム (Directory Name System)。これにより、ライブラリーは、数 値 IP アドレスの代わりにテキスト・ベースのアドレスを認識できる。 ダウンロード (download) コンピューターから接続デバイス (一般的にはパー
EIA 単位 (EIA unit) 米国電子工業会が設定した計測単位。44.45 ミリメートル (1.
FE 技術員 (Field engineer または customer engineer)、あるいはサービス担当者 (service representative)。 基準 (fiducial) ロボットに物理位置をティーチングするときに使用する目標。 現場交換可能ユニット (FRU) (field replaceable unit (FRU)) そのいずれかのコンポーネントで障害が起きた場合に、全体が交換されるアセンブリー。 ファイル (file) 1 つの単位として保管または処理されるレコードの、名前の付いた集合。データ・セットともい う。 ファイル保護 (file protection) ファイルへの無許可アクセス、またはファイルの汚染や削除を阻止するように設計された、情報シ ステム内で確立済みのプロセスおよび手順。 ファイル転送プロトコル (FTP) (file transfer protocol (FTP)) インターネットのプロトコル・スイートにおけるアプリケーション層プロトコルで、TCP および Telnet のサービスを使用してマシンまたはホスト間で大量データ・ファイルを転送する。 ファー
GBIC ギガビット・インターフェース・コンバーター (Gigabit Interface Converter)。 Gbs ギガビット/秒 (gigabits/second)。 Gbi ギガビット (gigabit)。 ギガビット (Gbit) (gigabit (Gbit)) 1 000 000 000 ビット。 ギガバイト (GB) (gigabyte (GB)) 1 000 000 000 バイト。 ギガビット・インターフェース・コンバーター (GBIC) (Gigabit Interface Converter (GBIC)) 銅インターフェースから光インターフェースへの変換を行う。 gnd アース (Ground)。 H HBA ホスト・バス・アダプター (Host Bus Adapter)。 HD スロット・テクノロジー (HD Slot Technology) 高密度 (HD) スロット・テクノロジー。複数のカートリッジを層構造内に保管することを可能にす る。 ヘルツ (Hz) (hertz (Hz)) 周波数の単位。1 ヘルツは 1 サイクル/秒に相当。 hex 16 進数
荷時設定の復元または VPD で発生する。 このメッセージが出されるのはライブラリーの構成に 時間がかかるためであり、実際には問題ではない。 初期マイクロプログラム・ロード (IML) (initial microprogram load (IML)) 外部ストレージから書込可能制御ストレージにマイクロプログラムをロードする操作。 イニシエーター (initiator) コマンドを実行するコンポーネント。イニシエーターは、ホスト・システムまたはテープ・コント ロール・ユニットの場合がある。 インストール (Installation)。 INST インターフェース (interface) 共有境界。 インターフェースは、2 台のデバイスをリンクするハードウェア・コンポーネントの 場合、または 2 つ以上のコンピューター・プログラムがアクセスするストレージやレジスターの 一部分の場合がある。 インターネット・プロトコル・バージョン 4 (IPv4) (Internet Protocol Version 4 (IPv4)) IPv4 を参照。 インターネット・プロトコル・バージョン 6 (IPv6) (Inte
継プロトコル。IPv6 による主要な改善点は、ネットワーク接続デバイスが使用できるアドレス数 の増加であり、これにより、例えば、携帯電話や携帯電子機器が個別に独自の固有アドレスを持て るようになる。 ISV 独立ソフトウェア販売会社 (Independent software vendor)。 ITST アイドル時間自己診断テスト (Idle-time self-test)。 K Kerberos Kerberos 認証は、標準 (RFC 1510) の第三者認証プロトコルであり、分散コンピューティング環 境に対してエンドツーエンドのセキュリティーを提供する。 キログラム (kg) (kilogram (kg)) 1000 グラム (約 2.
ロード可能 (loadable) ロードできること。 LME ライブラリー管理の暗号化 (Library Managed Encryption)。 LTO カートリッジ・メモリー (LTO-CM) (LTO cartridge memory (LTO-CM)) それぞれの LTO Ultrium データ・カートリッジ内にある組み込みエレクトロニクス・インターフ ェース・モジュールであって、カートリッジの使用のヒストリーやその他の情報を保管したり、取 り出すことができるもの。 LUN 論理装置番号 (Logical Unit Number)。 LVD SCSI バス低電圧差動型 (SCSI Bus Low Voltage Differential)。 M MAC アドレス (MAC address) コンピューター・ネットワーキング・デバイスのメディア・アクセス制御アドレス。 磁気テープ (magnetic tape) 磁気記録によってデータを保管できる磁化表面層を持ったテープ。 MAP 保守分析手順 (Maintenance analysis procedure)。 マスク (mask) 別の
インプリメントされる、命令セット中の命令を表すコード。 (3) 1 つ以上のマイクロ命令を設計、 作成、およびテストすること。 (4)「マイクロプログラム (microprogram)」も参照。 マイクロ診断ルーチン (microdiagnostic routine) 通常、現場交換可能ユニットを識別するために、監視プログラムの制御の下で実行されるプログラ ム。 マイクロ診断ユーティリティー (microdiagnostic utility) 技術員がマシンをテストするために実行するプログラム。 マイクロ命令 (microinstruction) 基本的または単純なマシン命令。 マイクロプログラム (microprogram) マイクロ命令のグループで、これを実行すると、計画された機能が行われる。 「マイクロプログラム」という用語は、特定の機能を実行する場合に、その実行用として 1 つ以 上のマイクロ命令グループが動的に配置または選択されたものを表す。「マイクロコード」は、プ ロセッサーまたはその他のシステム・コンポーネントの特定の機能をインプリメントするために、 配線した回路に代わるものとして、製品内で使用
O エルステッド (oersted) 有理化されていないセンチメートル - グラム - 秒 (cgs) 電磁気システムにおける磁気フィールド の強さの単位。エルステッドは、軸の長さ 4π センチメートル当たり 1 絶対アンペアの巻き線の 線形電流密度で励磁される、細長い均一巻きのソレノイド内部の磁場の強さ。 オフライン (offline) コンピューターによる継続的な制御が行われない、機能単位の動作を示す。 「オンライン (online)」と対比。 オンライン (online) コンピューターによる継続的な制御の下にある、機能単位の動作を示す。「オフライン (offline)」 と対比。 OPER 操作 (Operation)。 ov 過電圧 (Over voltage)。 オーバーラン (overrun) 送信された速度で受信側のデバイスがデータを受信できないためにデータが失われること。 過締め付け (overtightening) きつく締めすぎること。 P パラメーター (parameter) 指定されたアプリケーションに関して定数値が与えられている変数で、場合によってはそのアプリ ケーションを示
Portable Document Format (PDF) 文書の電子配布のために Adobe Systems, Incorporated で指定された規格。 PDF ファイルはコ ンパクトで、(E メール、Web、イントラネット、または CD-ROM を介して) グローバルに配布 することができる。また、Adobe Systems のホーム・ページから無料でダウンロードできる Adobe Systems のソフトウェア Acrobat Reader を使って表示できる。 秘密鍵 (Private key) メッセージの復号に使用する暗号鍵。 PROM プログラマブル読み取り専用メモリー (Programmable read only memory)。 PS 電源機構 (Power supply)。 PTF プログラム一時修正 (Program temporary fix)。お客様がインストールできる形式で配布される単 一のバグ修正またはバグ修正グループ。 PWR 電源 (Power)。 R ラック (rack) ライブラリーなどのストレージ・サブシステムのコンポーネントを収納するユニット。 ラ
RID タグ (RID tag) 修理識別タグ。 RML ラック・マウント・ライン (Rack Mount Line)。 ロボット (robot) 取り出し装置。 ロボット装置 (robotics) 取り出し装置アセンブリー。 ルート CA 証明書 (root CA certification) 暗号化において、認証局 (CA) からのルート証明書。 RPQ 特注機構 (Request for price quotation)。 RSA 鍵 (RSA key) 暗号鍵のタイプ。 R/W 読み取り/書き込み (read/write)。 S s 時刻の秒。 SAC サービス・アクション・コード (Service Action Code)。ハードウェアの修理で取り替え用に使用 できる FRU (1 つ以上) を示すために作成されたコード。 SAN ストレージ・エリア・ネットワーク (Storage area network)。 SAS シリアル接続 SCSI (Serial Attached SCSI)。直接接続ストレージ・デバイスのためのコンピュータ ー・バス・テクノロジーおよびシリアル
サーボ (servo, servos) サーボ機構の何らかの部分または性質を限定するときに使用する形容詞。 サーボ機構 (servomechanism) システム信号の少なくとも 1 つが機械的な動作を表している、フィードバック制御システム。 署名 (signature) 認証確認を行うために、暗号化において一方の当事者の識別に使用されるデジタル署名。 スロット・ブロッカー (slot blocker) スロット・ブロッカーは、データ・セルを制限/閉鎖してデータ・カートリッジを挿入できないよ うにするために使用される。 Small Computer Systems Interface (SCSI) コンピュータ (サーバー) に周辺装置 (テープ・ドライブ、ハード ディスク、CD-ROM プレイヤ ー、プリンタ、スキャナーなど) を接続するため、コンピュータの製造元によって使用される規 格。 「スカジー」と読む。 SCSI インターフェースのバリエーションとして、標準のシリアルお よびパラレル・ポートよりも高速のデータ伝送速度を実現するものがある (最大 320 MB/秒)。バ リエーションには次のものがある
センス (Sense)。 SNS 特殊機構 (special feature) 製品の能力、記憶容量、またはパフォーマンスを拡張するために発注できるが、製品の基本的な動 作に不可欠ではない機構。 SPI セキュリティー・パラメーター・インデックス (Security Parameters Index)。 SR サービス担当者 (Service representative)。「CE」も参照。 SRAM 静的ランダム・アクセス・メモリー (Static random access memory)。 状況の保管 (Status store)。 SS SSL (Secure Sockets Layer) インターネット上におけるセキュア通信のための 1 群の暗号プロトコルで、Web ブラウズ、E メ ール、インターネット・ファクシミリ送信、インスタント・メッセージや、その他のデータ転送に 使用できる。 SSL を使用すると、アプリケーションは、盗聴、改ざん、およびメッセージの偽造 を防ぐように設計された方法でネットワークを介して通信できる。 SSP シリアル SCSI プロトコル (Serial
TCP/IP TCP/IP。 TCU テープ・コントロール・ユニット (Tape control unit)。 TDT テープ診断ツール (Tape Diagnostic tool)。 TH 温度 (Thermal)。 スレッド/ロード操作 (thread/load operation) テープ・パスに沿ってテープを配置する手順。 TM テープ・マーク (Tapemark)。 トランスポート・モード (transport mode) エンドポイント・コンピューターがセキュリティー処理を実行するエンドツーエンドの通信セキュ リティー。 トラステッド認証 (trusted certification) 暗号化において、認証局に登録されていない信頼できる証明書。 トンネル・モード (tunnel mode) セキュリティーが単一ノードによって複数のマシンに提供される、ポート・ツー・ポートの通信セ キュリティー。 U UART 汎用非同期送受信器 (Universal asynchronous receiver/transmitter)。 UL 保険会社研究所 (Underwriter's Lab
重要プロダクト・データ (Vital product data)。 テープ・ドライブの機能領域で使用される不揮発 性ストレージを必要とする、そのドライブ内に含まれる情報、また、製造、RAS、およびエンジニ アリングに必要な情報。 VPD W ワード (word) 1 つのエンティティーとして見なされる、ある目的に合った文字ストリング。 ワールドワイド・ノード名 (WWNN) (World Wide Node Name (WWNN)) ファイバー・チャネル・ホスト・バス・アダプター (HBA) を識別する固有の文字ストリング。 WORM Write Once Read Many。 Write Write コマンド。 WT ワールド・トレード (World trade)。 WWCID ワールドワイド・カートリッジ識別子 (Worldwide Cartridge Identifier)。 WWN Worldwide Name。 WWNN ワールドワイド・ノード名 (Worldwide Node Name)。 WWPN ワールドワイド・ポート名 (Worldwide port name)。 X XR
索引 日本語, 数字, 英字, 特殊文字の 順に配列されています。なお, 濁 音と半濁音は清音と同等に扱われ ています。 オペレーター・パネル 3, 13, 50, 52, 55, 66, 67, 68, 69, 70, 71, 72, 73, 74 移動、カートリッジの 64 カートリッジ・マガジンのアンロック 63 現行情報 62 [ア行] 設定の表示 61, 72 ドライブのアンロード 64 アカウント・タイプ 17 アクセサー 105 ドライブの手動クリーニング 65 入出力装置のアンロック 62 アクセサー統計、表示 105 アクセサー統計の表示 105 ファームウェア改訂 62 メニュー 60 アクセサー・ロックねじ 5 取り外し 29 ライブラリーをオンラインおよびオフ ラインにする 65 アクセサー・ロックねじの取り外し 29 ライブラリー・インベントリー 65 アクセシビリティー 上下移動ボタンの反復率 177 キーボード 177 ショートカット・キー 177 オペレーター・パネルの設定 71 折り返しテスト 74 音声 71 オンライン 65 アクセス・モード
[タ行] タイプ 152 タイム・サーバー 39, 93 ダウンロード、ドライブ・ログの 102 チャネル調整 8 ツール、必要な 133 通信情報の表示 61 通知の設定 43, 44, 94, 95 通知の設定、E メール 43, 94 データ・カートリッジ 9 テープ・アラート・フラグ 155, 157 低温における手順 22 デバイス・ドライバー、サポートされる 12 デフォルト設定 31 デフォルトの設定値 72 電圧 10 電気の仕様 10 電源管理 8 電源機構 5 電源コード、接続 29 電源コネクター 5 電源ソケット 5 電源ボタン 5 電力使用量 10 トップ・メニュー 60, 74 ドライブ 147 リブート 66 ドライブ診断 74 ドライブのアンロード 80 ドライブのクリーニング 81 ドライブのリブート 66 ドライブ・クリーニング 65 ドライブ・クリーニング LED 13 ドライブ・ログ、ダウンロード 102 トラップ通知 構成 44, 95 トラップ定義 152 トラブルシューティング 119 取り外し、インストール時の 133 取り付け 11, 21, 23, 29,
ループ 35 ループ・アクセス・モード 52 レーザー 安全性 xiv 準拠 xiv ログ、E メール送信 130 ログイン 17 Web ユーザー・インターフェース 33 ログの E メール送信 130 論理装置番号 (LUN) のスキャン 9 C CE ログ、ダンプ 103 M M8 データ・カートリッジ 109 N Network Time Protocol (NTP) 8 NTP 8 NTP アドレス 39, 93 NTP サーバー 93 構成 39 R RAID 9 D DHCP 37, 50, 70 S DNS サーバーの IP アドレス 37, 50 SAS 29 E E メール 43, 94 E メール送信 130 E メール通知 43, 94 EKM 41 Encryption Key Manager (EKM) 41 I IP アドレス 37, 50, 70 SAS インターフェース 5 SAS ホスト・インターフェース 6, 29 SCSI ID 9 SNMP 44, 95 メッセージング 7 SNMP 通知 44, 95 SNTP サーバー 70 SSL 37,
202 Dell PowerVault TL1000 テープ・オートローダー: ユーザーズ・ガイド
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