Users Guide

論理ライブラリー設定
Configure Library (ライブラリーの構成) > Physical/Logical (物理/論理)」を選択して、論理ライ
ブラリー設定を構成します。
Logical Settings (論理設定)」ボックスに、ライブラリー・アクセス・モードおよびアクティブ・カート
リッジ・スロットの数の設定があります。以下の操作を実行してください。
v Library mode (ライブラリー・モード) - ライブラリー・モードはランダムまたは順次に設定できま
す。
ランダム (Random) - ランダム・モードのライブラリーでは、サーバー (ホスト) のアプリケーショ
ン・ソフトウェアは、任意の順序で任意のデータ・カートリッジを選択できます。
順次 (Sequential) - 順次モードでは、ライブラリーのファームウェアによりカートリッジの選択方
法があらかじめ定義されます。初期化後、ファームウェアによって、ライブラリーは (ライブラリー
の最低位列/Tier 位置から最高位カートリッジ位置までをカウントし) 最初に見つかった使用可能カ
ートリッジを選択して、ドライブにロードします。 10 ページの『位置座標およびエレメント・アド
レス』を参照してください。
Loop (ループ) - ループ・モードが「Enabled (有効)」の順次モードでは、最高位の列/Tier カート
リッジ位置のカートリッジにデータが書き込まれてホーム・ポジションに戻された後は、最低位の
/Tier カートリッジ位置のカートリッジがロードされます。このモードでは、ユーザーとの対話な
しでエンドレスなバックアップ操作を行うことができます。
Autoload (オートロード) - オートロード・モードが「Enabled (有効)」の順次モードでは、ドライ
ブが空の状態でライブラリーの電源がオンまたはリセットされると、最初の使用可能カートリッジ
(カートリッジが入っている最低位の列/Tier カートリッジ位置) が自動的にロードされます。ドライ
ブに既にカートリッジが装填された状態でライブラリーの電源がオンにされた場合、順次モードはそ
のカートリッジのホーム・ポジションから開始されます (ホストが巻き戻し・アンロード・コマンド
をドライブに発行する場合を除く)。その場合は、次の順番のカートリッジがドライブにロードされ
ます。
オートロードがオフの状態で順次モードを開始するには、Move Cartridge (カートリッジの移動) コマ
ンドを選択して、最初のカートリッジをドライブにロードします。順次はそのカートリッジのホーム・
ポジションから開始されます。カートリッジは、隣接するスロットに入っている必要はありません。
順次モードを停止するには、Move Cartridge (カートリッジの移動) コマンドを選択してドライブをア
ンロードします。このモードは順次モードを取り消します。次の順番のカートリッジはロードされませ
ん。
順次モードを再開するには、Move Cartridges (カートリッジの移動)コマンドを再度選択してカー
トリッジをロードします。ロード順序は、そのカートリッジのホーム・ポジションから再開されます。
v Number of active slots (アクティブ・スロットの数) - ライブラリー内で割り当てるアクティブ・スロ
ットの数を選択します。アクティブ・スロット数の選択により、ストレージ・スロット数、クリーニン
/非アクティブのスロット数、入出力装置を使用可能/使用不可にするかどうか、および自動クリーニ
ングを使用可能にするかどうかを定義します。
最初の桁はアクティブ・ストレージ位置 (468、または 9) の数を構成します。 2 番目の桁は、マガ
ジンの列 5Tier 1 を入出力装置として構成します (使用不可のときは 0、使用可能のときは 1)
88 Dell PowerVault TL1000 テープ・オートローダー: ユーザーズ・ガイド