Users Guide

ラックの安全性
すべてのラック・マウント・デバイスについて、以下に示す一般的な安全上の注意を適用してください。
危険
v ラック・キャビネットのレベル・パッドを常に下げてください。
v ラック・キャビネットにスタビライザー・ブラケットを常に取り付けておいてください。
v 機械的負荷が均等でないために起きる危険な状態を回避するため、最も重いデバイスは、
常にラック・キャビネットの最下部に取り付けてください。 サーバーとオプション・デバ
イスは常に、ラック・キャビネットの下部から取り付けてください。
v ラック・マウント・デバイスは、棚代わりや作業スペースとして使用しないでください。
ラック・マウント・デバイスの上に物体を置かないでください。
v 各ラック・キャビネットに複数の電源コードが使われている場合があります。ラック・キ
ャビネットにあるデバイスの保守をするときは、保守の前にラック・キャビネットの電源
コードをすべて外してください。
v ラック・キャビネットに取り付けるデバイスはすべて、同じラック・キャビネットに取り
付けられた電源機構に接続してください。 あるラック・キャビネットに取り付けたデバイ
スの電源コードを、別のラック・キャビネットに取り付けた電源機構に接続してはなりま
せん。
v 電源コンセントの配線が正しくないと、システムまたはこのシステムに接続されたデバイ
スの金属部分に危険な電圧がかかることがあります。 電源コンセントの配線および接地を
正しく行って感電を防止する作業は、お客様の責任で行ってください。
注意:
v すべてのラック・マウント・デバイスについて、ラック内部の環境温度が、製造メーカー
が推奨する環境温度を超えるようなラックにユニットを取り付けないでください。
v 通気が悪いラックに、ユニットを取り付けないでください。 ユニット内の通気に使用され
るユニットのいずれの側面、前面、または背面でも通気が妨げられていないか、あるいは
低減されていないかを確認してください。
v 回路の過負荷のために供給配線や過電流の保護が損なわれないように、装置と電源回路と
の接続に配慮が必要です。ラックへの電源接続を正しく行うために、ラックの装置上にあ
る定格ラベルを参照して、電源回路の総消費電力を判別してください。
v (スライド・ドロワーの場合) ラックのスタビライザー・ブラケットがラックに接続されて
いない場合は、ドロワーまたは機構を引き出したり、取り付けないでください。複数のド
ロワーを同時に引き出さないでください。複数のドロワーを同時に引き出すと、ラックは
不安定になります。
v (固定ドロワーの場合) このドロワーは固定ドロワーです。製造メーカーに指示されない限
り、保守のために移動しないでください。ドロワーを部分的に動かしたり、ラックの外に
引き出そうとすると、ラックは不安定になったり、ドロワーがラックの外に落ちたりする
ことがあります。
(R001)
安全と環境に関する注意 xv