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表 11. オペレーター・パネルのコンポーネントの説明 (続き)
番号 コンポーネント 説明
▌6▐ 作動可能/アクティビ
ティー LED
この装置がパワーオンされると点灯する緑色の LED。この LED は、ライブラ
リーのアクティビティーがある場合、あるいはライブラリーがオフラインの場
合は明滅します。
▌7▐ ドライブ・クリーニ
ング LED
ドライブにクリーニングが必要になると点灯するこはく色の LED。この LED
は、ドライブが正常にクリーニングされるとオフになります。
▌8▐ アテンション LED カートリッジがドライブと非互換、限界、または無効のときに点灯するオレン
ジ色の LED。この LED は、メディアをドライブから取り外すとオフになりま
す。この LED は、電源機構に問題があるときも点灯する場合があります。
▌9▐ エラー LED リカバリー不能なライブラリー障害またはドライブ障害がある場合に点灯する
こはく色の LED。対応するエラー・メッセージは LCD ディスプレイに表示さ
れます。
オペレーター・パネルは、以下の 2 つの基本モードで作動します。
v ユーザー対話モード - ユーザーがオペレーター・パネルでキーを押しているときに使用されるモード。
v システム主導モード - ドライブの内部インターフェースから出されるコマンドに応答してオペレータ
ー・パネルが状況を表示する通常モードの操作。
オペレーター・パネルのキーを押して放すと、オペレーター・パネルは自動的にユーザー対話モードに変更
されます。ユーザー対話モードの継続時間は、ユーザーがキーを押すのを止めてから 3 分後まで、または
要求されたアクセサー・アクションが停止するまでの時間の、いずれか長い方となります。その後、オペレ
ーター・パネルはシステム主導モードに戻ります。
必要な場合、オペレーター・パネルは自動的にシステム主導モードに変更されます。この変更が発生する
と、ライブラリーは、表示モードが変更される前にユーザーが何を行っていたかを記憶します。
ホスト・インターフェースまたは Web ユーザー・インターフェースを介して受け取ったコマンドと、オ
ペレーター・パネルから入力されたコマンドとの間の操作上の競合は、先着順サービスに基づく予約メカニ
ズムによって回避されます。 オペレーター・パネル・コマンドは、オペレーター・パネルのログアウトま
たはタイムアウトによって取り消されます。
ライブラリーのファームウェアは、ユーザーが不可能な要求を選択しようとしても許可しません。これに該
当する状態には以下が含まれます。ただし、これらに限定されません。
v いずれかのソースから、別のカートリッジによって占められている位置に、カートリッジを移動する
v 空のカートリッジ位置からカートリッジを移動する
v いずれかのソースから満杯のドライブにカートリッジをロードする
v 空のドライブからカートリッジをアンロードする
ライブラリーまたはドライブ・コントローラーによって検出され、事前に決められたファームウェア・アル
ゴリズムを使用してリカバリーできないエラーは、リカバリー不能と見なされます。エラーが起こると、エ
ラー・コードがオペレーター・パネル・ディスプレイに表示され、エラー LED が点灯します。エラー・コ
ードは、キーが押されるまでオペレーター・パネルに残り、キーが押されるとオペレーター・パネルはホー
ム画面に戻ります。リカバリー不能エラーの場合は、数値エラー・コードが使用されます。それ以外の場合
は、テキストの状況メッセージが表示されます。
ライブラリーは、パワーオンになるかリセットされると、電源オン自己診断テスト (POST) という名前
の、内部的に制御されているいくつかの初期化プロセスのテストを受けます。
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