Users Guide

ーザー・インターフェースを使用してライブラリーにアクセスする前に、オペレーター・パネルを
使用して、ライブラリー・ネットワーク設定値を入力する必要があります。
電源コードの接続
: この製品は、それを使用する特定の地理的領域で承認済みの電源コードでしかご使用になれません。未
承認の電源コードを使用すると、以下のような結果を招きます。
v 各国特有の安全上の要件が満たされない
v オーバーヒートが起こり、身体傷害または資産損傷につながる可能性がある
v 亀裂が生じることにより、内部の接続部分が露出して、ユーザーが感電するおそれがある。
電源コードを接続するには、次のようにします。
1. 電源コードまたはラック PDU 電源コードの一方の端を、ライブラリーの背面パネルの電源コネクター
( 30 ページの図 28 3) に接続します。
: ラック・マウントの取り付け時に、ラックの PDU 電源コードを右方背面ブラケットの面ファスナ
ー・ストラップに通し、ストラップを締めます。ラック PDU 電源コードは、ラック電源ストリップに
接続される特殊な電源コードです。
2. 電源コードの他方の端を、適切に接地された最も近い電源コンセントに接続します。ラック・マウント
取り付けの場合、ラック PDU 電源コードの他方の端を最も近いラック PDU に接続します。
3. 電源機構上の電源スイッチを ON (|) 位置に切り替えて、ライブラリーをパワーオンします。
4. ライブラリーが初期化されるまで待ちます。
初期化中に、ライブラリーはパワーオン自己診断テスト (POST) を実行し、ライブラリーのハードウェ
アが機能することを確認します。ライブラリーは、内部バスを介して磁気テープ・ドライブとの通信テ
ストも行います。
: オペレーター・パネルが初期化されない場合は、すべてのケーブル接続を検査して、カートリッジ・マ
ガジンが閉じてロック位置にあることを確認します。また、電源機構のスイッチが ON 位置にあることを
確認します。それでもオペレーター・パネルが初期化しない場合は、 119 ページの『トラブルシューティ
ング』 を参照してください。
重要: ライブラリーからすべての電源を切断するには、電源スイッチを OFF 位置にし、次に電源コード
をコンセントから取り外します。電源スイッチはライブラリーおよびドライブの一部から電源を除去します
が、電源機構には、その入力にまだ AC 電源があります。
: ライブラリーの電源を入れ直すときは、電源をオフにして 10 秒待ってから、再度電源をオンにしま
す。
ライブラリーの構成
ライブラリーは、Web ユーザー・インターフェースまたはオペレーター・パネルを使用して構成できま
す。ライブラリーを構成するための推奨方式は、Web ユーザー・インターフェースを使用して行うことで
す。 50 ページの『オペレーター・パネルを使用したライブラリーの構成』および 33 ページの『Web
ユーザー・インターフェースを使用したライブラリーの構成』を参照してください。
オペレーター・パネルおよび Web ユーザー・インターフェースを使用した場合の、ライブラリー上で使
用可能な全機能の詳細については、 59 ページの『操作』を参照してください。
取り付けおよび構成 31