Users Guide
エラー状況を表示したいコンポーネントは、以下のように選択します。
v Library (ライブラリー) - ライブラリーのエラー状況をチェックします。
v Drive (ドライブ) - テープ・ドライブのエラー状況をチェックします。
エラーが発生した場合は、Enter を押して具体的なエラー情報を表示します。エラー・コードの意味は、
135 ページの『付録 A. エラー・コード』で確認できます。
ライブラリー検査用診断手順の実行
「Service (サービス)」 > 「Diagnostics (診断)」 > 「Run Library Verify (ライブラリー検査の実行)」
を選択して、ライブラリーとドライブのハードウェア、通信機能、およびライブラリーの読み取り/書き込
み機能をテストします。ライブラリーの検査は、最も重要で最も頻繁に使用されるテストです。ライブラリ
ーの正常なパフォーマンスを確保するために、すべての保守手順が終了した後で実行されます。
注: ホスト・アプリケーションによってドライブ内のテープ・カートリッジがまだアンロードされていない
場合は、ライブラリー検査用診断テストを実行します。
ライブラリー検査用診断テストを実行するには、次のようにします。
1. 「Run Library Verify (ライブラリー検査の実行)」を選択し、「Enter」を押します。画面に表示され
る手順に従います。ドライブ内にカートリッジがある場合は、ライブラリーはカートリッジをホーム・
ポジションに移動するか、ホーム・ポジションが見つからない場合は入出力装置に移動します。
2. プロンプトが出されたら、スクラッチ・カートリッジを入出力装置に挿入してください。
スクラッチ・カートリッジがロードされると、インベントリーが実行され、バーコード・リーダーはカ
ートリッジのバーコード・ラベルを読み取り、後で比較するためにそれを保管します。次に、スクラッ
チ・カートリッジはテープ・ドライブに移動し、ドライブが自身の書き込み/読み取り/検査テストを実
行します。テストが完了すると、ライブラリーはドライブにスクラッチ・カートリッジを取り出すよう
指示し、カートリッジは入出力装置に戻ります。バーコードは再度読み取られ、前に保管された値と比
較されます。
3. プロンプトが出されたら、スクラッチ・カートリッジを入出力装置から取り外します。
テストの結果 (パスまたはエラー・メッセージ) はオペレーター・パネルに表示されます。
4. エラーがないか、エラー・ログを調べます。
エラーがあれば、 135 ページの『付録 A. エラー・コード』を参照して問題の内容と場所を特定しま
す。
図 73. ライブラリー検査コマンドの実行
操作 73