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ドライブは LUN 0、ライブラリーは LUN 1 であるため、単一の ID でドライブとライブラリーをア
ドレッシングします。これらのモデルには、LUN スキャンをサポートする HBA が必要であり、LUN
スキャンを HBA で使用可能にする必要があります。 35 ページの『論理装置番号 (LUN) のスキャ
ン』 を参照してください。
v ケーブル接続:
ケーブルのピンは曲がっておらず、すべての接続はしっかりと固定されていることを確認します。
v ファイバー・チャネル・テープ・サポート:
ファイバー・チャネル・ドライブを搭載したライブラリーを取り付ける場合、HBA 上でファイバー・
チャネル・テープ・サポートが使用可能になっていることを確認します。
v SCSI ケーブルの長さ:
最大ケーブル長が、バス上の単一デバイスで 25 m、あるいは複数デバイスで 12 m を超えていないこ
とを確認します。 ライブラリーの内部 SCSI 長は、60.96 cm (2 ft) に相当します。
v SCSI 終端:
SCSI バスの両端が正しく終端していることを確認します。 56 ページの『ホスト・インターフェース・
ケーブルの接続』を参照してください。
v SAS ケーブル
SAS ケーブルが正しく接続されていることを確認します。 56 ページの『ホスト・インターフェース・
ケーブルの接続』を参照してください。
v バックアップ・アプリケーションのインストール:
インストールが適切に行われているか確認する方法の手順については、ご使用のバックアップ・アプリ
ケーション・ソフトウェアに付属の資料を参照してください。
v デバイス・ドライバーのインストール:
該当する場合は、ライブラリーに合った適切なデバイス・ドライバーがインストールされていることを
確認します。
: 多くのバックアップ・アプリケーションでは、ライブラリーとドライブ用に独自のドライバーを使
用します。 ドライバーをインストールする前に、ドライバーがソフトウェアと競合しないか確認してく
ださい。この情報については、バックアップ・アプリケーションのベンダーにお問い合わせください。
ライブラリー・リカバリーの問題判別
2U および 4U ライブラリー・ファームウェアは、通常、失敗した操作を最大 3 回再試行してから失敗を
通知してその操作を完了するか、場合によっては、代替方法で完了可能な操作を進めます。 もちろん、定
められた再試行カウント内で操作が正しく実行された場合、該当の再試行カウンターは更新され、再試行ロ
グに記録されて、次のライブラリー操作が始まります。
例えば、再試行カウントが使い果たされる前に、指定されたセルまたはドライブ位置へのカートリッジの出
し入れに失敗すると、操作は失敗し、該当するエラー・コードが表示されます。 ただし、特定のセルが欠
落または損傷しているために、セル・シェルフにあるプリズム基準を感知することにより特定のセル位置の
検出に失敗すると、最終的に、セル位置は、プリズム検出再試行カウントが使い果たされた後で、グリッパ
ー、バーコード・リーダー、および定位置エミッター・パルス・カウントが見つけ出します。 いくつかの
プリズムが欠落または損傷している場合、あるいはアクセサー・プリズム・センサー/エミッターが作動不
トラブルシューティング 189