Users Guide

6. Web ユーザー・インターフェースがやはり誤動作する場合は、ライブラリー・コントローラー・カー
ド CRU を交換します ( 228 ページの『ライブラリー・コントローラー・カードの交換』を参照)。
アクセサー・スキャナー問題の切り分け
サーバーが、バーコード・ラベルの読み取り不能に関連したインベントリー問題を報告した場合、あるい
は、一部またはすべてのカートリッジ・ラベルが Web ユーザー・インターフェース上に表示されない場
合、以下の手順を使用して、スキャナー (ライブラリー・エンクロージャー CRU) の交換が必要であるか
どうかを判別してください。
1. サポートされるバーコード・ラベル (1 つ以上のラベル) が使用されていることを確認します。
2. ライブラリーの電源をオフにしたまま、ライブラリー・コントローラー・カード CRU を装着し直して
( 228 ページの『ライブラリー・コントローラー・カードの交換』を参照) から、ライブラリーの電源
をオンにします。
3. オペレーター制御パネルから再インベントリーを実行 (「Control (制御)」 > 「Re-Inventory (再イン
ベントリー)」) し、Web ユーザー・インターフェースからインベントリーを表示 (「Monitor Library
(ライブラリーのモニター)」 > 「Inventory (インベントリー)」) して、ラベルが現在読み取り中であ
るかどうかを判断します。
4. それでもまだラベルを正しく読み取れない場合は、Dell テクニカル・サポートに連絡します。
ホスト接続インターフェース問題の切り分け
「ドライブ・スレッド問題の切り分け」、特にドライブの読み取り/書き込み診断を含むオペレーター制御
パネル (「Service (サービス)」 > 「Library Verify (ライブラリーの検査)」) での『ライブラリーの検
査』診断を正常に実行した後、障害を切り分けてホスト・バス・アダプター (HBA) への接続を適切に確立
するために、以下の手順を実行することをお勧めします。
1. ユーティリティーの ITDT を使用して、HBA から配線を介したドライブ (複数の場合あり) への接続
を評価します。 ITDT には別のデバイス・ドライバーが必要ないため、オペレーティング・システム
は、接続されているすべての LTO デバイスをスキャンして検出することができます。 ITDT が LTO
ドライブを見つけられない場合は、ケーブル接続または HBA の問題を疑い、ステップ 2 にスキップ
します。 ITDT が LTO ドライブを正しく見つけた場合は、ステップ 2 に進みます。 ITDT の要旨に
ついて、およびこのツールを Web からダウンロードする手順については、 217 ページの『ITDT フ
ァームウェア更新、ダンプ取得、およびドライブのテスト・ツールの使用』を参照してください。
2. ITDT が正常に LTO デバイスを見つけた場合、正しいアプリケーション・デバイス・ドライバーおよ
びバックアップ・アプリケーション・ソフトウェアが適切にインストールされていることを確認しま
す。
3. 必須または最新の入手可能なオペレーティング・システム・ファイルおよび/または更新 (dll、PTF な
ど) がインストールおよび適用されていることを確認してください。
不良カートリッジの識別
ライブラリーのフロント・パネルにあるこはく色のアテンション LED は、メディアの一部が不良、限界に
近い、または無効であることを示す障害が存在すると点灯します。 無効なカートリッジがすべてライブラ
リーからエクスポートされると、この LED は消えます。
注: こはく色の LED は、電源機構または電源機構ファンで障害が起こっている場合にも点灯することがあ
ります。 190 ページの『電源機構の問題の切り分け』を参照してください。
トラブルシューティング 195