Users Guide

Table Of Contents
1. 新しいドライブ・スレッドを取り付ける前に、ドライブ・スレッドのすべてのコネクターを検査してく
ださい。 コネクターが損傷していないこと、異物がないこと、また、接触部に割れ、変形、または曲
がりがないことを確認します。
2. ドライブ・スレッドの底面を支えながら、新しいドライブ・スレッドをドライブ・スロットにゆっくり
挿入します ( 225 ページの図 143 を参照してください)。必要であれば、黒のタブが引き伸ばされたま
まになっていることを確認します ( 223 ページの図 141 8)。ドライブ・スレッドの底面を支えな
がら、ドライブ ・スレッド・ハンドル ( 223 ページの図 141 10) を持って、きちんと収まるま
で押し込みます。
重要: この手順に従わないと、コネクター・ピンが損傷する可能性があります。
3. ドライブ・スレッドが固定するまで、拘束つまみねじ ( 223 ページの図 141 7) を締めます。
4. ESD スプリングなしのドライブ・スレッド ( 221 ページの図 139) を取り付ける場合、 225 ページの
144 に示されているように導電テープをスレッドに貼り付けます。
: 小さなグレイのマーカーは、ESD 保護のために導電テープを貼り付ける場所を示しています。
5. ライブラリーであいているすべてのドライブ・スロットにカバー・プレートを取り付けます。
6. ライブラリーの電源をオンにします。
7. Library Verify (ライブラリーの検査) テストを実行します (オペレーター制御パネル: Service (サー
ビス) > Library Verify (ライブラリーの検査)) このテストでは、スクラッチ (ブランク) カー
トリッジを使用する必要があります。
v テストが正常に完了した場合は、次のことを行います。
オペレーター制御パネル・ディスプレイでプロンプトが出され、I/O ステーションが開いたとき
に、テストに使用したカートリッジを取り外します。
Cancel (取り消し)」を押して、「Library Verify (ライブラリーの検査)」画面を終了します。
『磁気テープ・ドライブの構成』に進みます。
v テストが失敗した場合は、エラー・コードが表示されます。 エラーをメモしてから、追加の指示に
ついて、「Dell PowerVault TL2000 Tape Library and TL4000 Tape Library User's Guide」のトラブ
ルシューティングの章を参照してください。
磁気テープ・ドライブの構成
1. Web ユーザー・インターフェースにログオンします。
2. 最新バージョンのライブラリー・ファームウェアおよびドライブ・ファームウェアを実行中であること
を確認します。「Service Library (ライブラリーのサービス) > Upgrade Firmware (ファームウ
ェアのアップグレード)」でファームウェアをアップグレードします。
3. Web UI を使用して、論理ライブラリー (Configure Library (ライブラリーの構成) > Logical
Libraries (論理ライブラリー)) の構成およびドライブ (Configure Library (ライブラリーの構
) > Drives (ドライブ)) の構成を更新します。 87 ページの『操作』を参照してください。
必要とされる変更がない場合でも、「Configure Library (ライブラリーの構成) > Logical
Libraries (論理ライブラリー)Web ページで「Submit (実行依頼)」を選択します。 この処置によっ
て、ドライブのデータ転送エレメント (DTE) がリフレッシュされます。 DTE アドレッシングについ
ては、 247 ページの『付録 A. SCSI エレメント・タイプ、SCSI アドレスおよび物理構成』を参照し
てください。 Configure Library (ライブラリーの構成) > Logical Libraries (論理ライブラリ
)」によって DTE アドレスが適切にリフレッシュ/更新されない場合は、ステップ 3 とステップ 4
を実行してください。それ以外の場合は、ステップ 5 に進んでください。
4. オペレーター制御パネル (OCP) を使用してネットワーク設定を構成し、ライブラリーを再構成してか
ら、Web ユーザー・インターフェースを使用してライブラリー構成を完了します。
検査、調整、取り外し、および取り替え 227