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SCSI 規格では、SCSI エレメント・アドレス指定のギャップが許可されません。 規格に適合するように、
空のドライブ・スロットに対する特別な処理が必要です。 また、接続済みのホストおよびホスト・アプリ
ケーションで混乱が生じないように、一時的に取り外されているドライブもアドレスを保持する必要があり
ます。 一般的に、現在物理的に使用可能なドライブまたは一時的に取り外されているドライブのみが報告
されます。 下部または上部にある空 (未使用) スロットについては、「取り外し済み」状態の場合を除
き、報告されません。 ドライブが収容されておらず、使用中のスロットの間の位置にあるドライブ・スロ
ットは、SCSI エレメントとして報告される必要があります。 このスロットが使用可能でないことをホス
ト・アプリケーションにシグナル通知するために、その ACCESS ビットが無効になります。
: ライブラリー内のドライブ数を減らす場合は、論理ライブラリーの構成を更新してください。 これに
より、フロント・パネルのアテンション LED、およびドライブが欠落していることを示す「Home (ホー
)」画面の感嘆符が削除されます。
論理ライブラリーの構成を更新すると、ドライブのエレメント・アドレッシングおよびドライブの番号付け
も更新されます。 LTO ハーフハイト・ドライブをフルハイト・ドライブと交換するとき、ドライブのエ
レメント・アドレッシングおよびドライブの番号付けを正確に更新するために、「Restore Factory
Defaults (出荷時のデフォルト値の復元)」の実行が必要になる場合があります。 155 ページの
Configure Library: Save/Restore Configuration (ライブラリーの構成: 構成の保存/復元)』を参照して
ください。
SCSI エレメント スロット
4
3
2
1
SCSI エレメント スロット
4
3
2
1
257
256
257
256
258
FH 4U
( 1 )
ドライブのみを01した ユニット
67ライブラリー
FH HH 4U
( 1 )
および ドライブを01した ユニット
67ライブラリー
a77ug165
165. SCSI エレメント・アドレッシングの例
付録 A. SCSI エレメント・タイプ、SCSI アドレスおよび物理構成 253